生存 96 日目 天候:晴れ
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(何も食べずとも力が沸いてきます)
ユーリィー(29) からメッセージ
ユーリィー「途中からのお付き合いでしたが、その馬鹿ぢk…いえいえ、的確なぼうりょ…じゃなくて、ツッコミには楽しませて頂きましたーwでは、またどこかでー」
るみぃ(115) からメッセージ
しろー「わんわん(^O^)(ここまでるみぃに肩入れ出来たのも、この絵があればこそでした。ほんと感謝!なのです。」
るみぃ「またどこかで会おうね。それじゃひとまずばいばい!(^^)ノ」
架伊那(146) からメッセージ
アーティ(150) からメッセージ
空臥「元々あれだけボコボコにされてたんなら難しい話だけどもッ……何はともあれ、最後まで突っ走ることが出来たって事で――。」
アーティ「……まぁそうだけどさっ………ともあれ、次に会う時までには…もうちょい腕を磨いておくさ」
れりす(233) からメッセージ
れりす「そして終わっちゃった。……ラディアお姉様は何処に行くのかな?」
クラリス(248) からメッセージ
クラリス「…宝玉の伝説はデマでしたが、いいんです。さ、ラディア様。共に参りましょう! 私がエスコートしますから・・・社交界に返り咲いて、共にいい男、ゲットしに行きましょうではないですか!(何」
クラリス「ラディア様にいい人が見つかるまでは私が養って差し上げますよw(////」
クラリス「ただちょっと、ラディア様と私、どちらが戦士として強いか…確かめれなかったのが残念ですわ。島から抜け出しても、貴女とは良き関係を続けて行きたいと思いますの!(手を握り」
クラリス「では…また。今度あったときは負けませんですわよ!(涙ぐみ」
うさ(290) からメッセージ
十夜(334) からメッセージ
十夜「んー…正直なところ、ラディアほど作り甲斐のある相手がいなくなって本当に残念だけど…な。」
十夜「ま、縁があったらまた会おう。この後もオレ、ふらふらするかもしれねーし… そしたらラディアのいる場所に出てくることもありそうだからな(笑)」
十夜「だから、サヨナラって言葉は無しだ。 元気でな、早く御家復興がかなうのを祈ってるぜ!」
ゆぅ(415) からメッセージ
ゆぅ「本当でございましね。その調子で、百獣の王がぁる、を目指してほしいのでございましよぉ。」
ゆぅ「具体的には、こう!」
だめ「あるいは、こう!(・ェ´・@」
でん「まぁ、こんな感じで電柱たちは相変わらずッスよ。そっちも元気なままで、色々と頑張るッスよ。」
由布(481) からメッセージ
由布「ラディアちゃんは…まだこの島に残るのかしら…?私はもう家に帰る事にするわ…。」
由布「ラディアちゃんなら…いつの日かきっと家を復興させることが出来るはず…頑張ってね…。これ…私だと思って…おまもり…(取り出したのは呪いのワラ人形)」
ハルゼイ&アッシュ(第7213装甲戦闘工兵小隊コンビ)(659) からメッセージ
ハルゼイ&アッシュ(第7213装甲戦闘工兵小隊コンビ)「どういうことになるかは分かりませんが・・・御家再興かなう事を陰ながらお祈りいたしますよ」
ハルゼイ&アッシュ(第7213装甲戦闘工兵小隊コンビ)「私はこれから征かねばならないところがありますこの島よりなお厳しい戦いへと・・・」
ハルゼイ&アッシュ(第7213装甲戦闘工兵小隊コンビ)「またどこかでお会いできる事を楽しみにしていますよ!では失礼(敬礼」
電波「長い間ご苦労様でした!ハルゼイ隊長がここまでまともな(??)キャラになったのも偏にプロフ絵の賜物でございます」
電波「本当にありがとうございました(礼」
ウィル(775) からメッセージ
まさじ(1190) からメッセージ
PL「でも四月からはもう社会人さっ…。
まさじ「いよいよ、この島での生活も終わりを迎えますね…」
まさじ「宝玉にまつわる話が全部、嘘だったのは厳しいですが…大丈夫、貴女のバイタリティがあれば、お家復興だって夢では終わりませんよ、きっと」
PL「そうそう、ラディア嬢のPL様っ、ウチのまさじのプロフ絵書いてくれてありがとねっ!! ホント気に入ってたさ、改めてベリーサンクスッ!!」
PL「今回でお別れだけど、今迄のラディア嬢とのおつきあい、楽しかったよっ!!」
まさじ「ええ、私も本当にお世話になりました。いつか、何処かでまた会えることを祈りつつ、お別れの挨拶とさせて頂きます」
まさじ&PL「それでは、お達者でっ!!」
一振りの、刀(1217) からメッセージ
一振りの、刀「そちらとは、カイナ殿もいれて、師匠としてNo1芸人の座を競い合わせていただきました。・・・傍から見ても本当に面白いロールで。」
一振りの、刀「イマイチ一本気なロールで応用性にかける自分と違って、パワーっていうか。勢いがあったなぁと。途中から顔文字によるロールをめんどくささ(滅)からある程度おさえるようになってからは特にそう思います。」
一振りの、刀「梁山泊に居なければとっくにALIVEやめてたとおもいますし、梁山泊に入る理由は究極的なところ「お二方がいらっしゃったから」につきます。こんな俺が此処までALIVE続けてるのも、ひとえにお二方の存在があったから、だと間接的にですが・・・いうことができます。」
一振りの、刀「ここまで、楽しませていただいて。ありがとうございました。ええ、本当に。ありがとうございました(ぺこり」
みーか(1493) からメッセージ
焔ノ舞姫(1537) からメッセージ
焔ノ舞姫「新たな梁山泊でもよろしくお願いしますのです(^^」
緋影(1737) からメッセージ
緋影「これでこの島とはサヨナラだな。それともラディア殿は残られるのかね?」
緋影「私は元いた大陸へと還る。妻の墓参をしようと思ってね(照笑」
緋影「君も家名の再興は大変だろうが、その気持ちを忘れぬ限り、いつか願いは叶うさ。」
緋影「黒馬の王子が見つかるかどうかは分からんがね?(笑」
緋影「ではこれにてサラバだ。君の進む道に光常に有らんことを。」
我が次なる戦場へ(1818) からメッセージ
“永遠に咲く花”ジュディス(1849) からメッセージ
“永遠に咲く花”ジュディス「ああああ…やっと最前線にいけたと思ったのに〜!」
“永遠に咲く花”ジュディス「今までお付き合いいただきありがとうございます! 島での生活は楽しかったけど、それももう終わりですね…」
“永遠に咲く花”ジュディス「お別れです。いつかまた、会えるといいな。 さようなら、どうかお元気で。」
ふうちゃん(1993) からメッセージ
ふうちゃん「あぅ、もう終わっちゃうんだ、お姉ちゃんとお別れなんて寂しいよー/必死と抱きついている」
ふうちゃん(1993) からメッセージ
呪夢(2053) からメッセージ
神聖魔術 を訓練しました。(CP- 21 )
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叫び声が聞こえる 蚰蜒(5) のシャウト! 蚰蜒「まぁ、なんだ、最後まで悪の華にもなれず、 救世主にもなれずに…半端者で悪かったな。」
いこま(10) のシャウト!
黒野(20) のシャウト!
イシュトル(21) のシャウト!
昼寝部由乃(50) のシャウト!
サファリング(52) のシャウト!
激☆蛸愛好家(56) のシャウト!
ロイド(71) のシャウト!
ベリー(74) のシャウト!
キュレス(88) のシャウト!
レイファス(116) のシャウト!
フェリン(134) のシャウト!
ハイン(143) のシャウト!
アーティ(150) のシャウト!
“鬼角”クシラ(159) のシャウト!
蒼悟(172) のシャウト!
アザミ(203) のシャウト!
カイゼル(208) のシャウト!
リーゼントなフル(221) のシャウト!
リーク(225) のシャウト!
スティード(255) のシャウト!
准尉さん(265) のシャウト!
ニャゴ(269) のシャウト!
あど(288) のシャウト!
りんご(306) のシャウト!
アフロなラディ(347) のシャウト!
みかん06(352) のシャウト!
禍を断つ業斧(353) のシャウト!
TiA(403) のシャウト!
一人と一匹で一人前(412) のシャウト!
ゆぅ(415) のシャウト!
ラディア(449) のシャウト!
由布(481) のシャウト!
リィル(492) のシャウト!
ランス・・・?(504) のシャウト!
欧月(549) のシャウト!
ミルワ(551) のシャウト!
Rs(ライズ)(552) のシャウト!
妖精さん(577) のシャウト!
あでんこo(585) のシャウト!
風真(595) のシャウト!
サトム(601) のシャウト!
遙(612) のシャウト!
雪(627) のシャウト!
ピープー(660) のシャウト!
きぃ(702) のシャウト!
シース(718) のシャウト!
ルウ(761) のシャウト!
るんぱ(774) のシャウト!
ウィル(775) のシャウト!
カナデ(796) のシャウト!
ピュセル(805) のシャウト!
Ivy(817) のシャウト!
ハル(819) のシャウト!
テラ(820) のシャウト!
シオン(821) のシャウト!
愛謝(826) のシャウト!
エレニア(838) のシャウト!
ごま(845) のシャウト!
疾風(886) のシャウト!
桂(906) のシャウト!
天神(made羊)(918) のシャウト!
プリム(926) のシャウト!
ラフィー(1022) のシャウト!
しおりん(1034) のシャウト!
歌姫カルラ♪(1040) のシャウト!
ラウラ(1056) のシャウト!
グレイ(1123) のシャウト!
精霊使いノア(1136) のシャウト!
五月野(1160) のシャウト!
キル(1174) のシャウト!
ルピ(1175) のシャウト!
まさじ(1190) のシャウト!
スピナー(1206) のシャウト!
リアラ(1212) のシャウト!
銀(1220) のシャウト!
ちこり(1240) のシャウト!
長老(1270) のシャウト!
いりえ(1288) のシャウト!
セイハ(1307) のシャウト!
エリン(1389) のシャウト!
リヴ(1418) のシャウト!
みーか(1493) のシャウト!
フェリア(1523) のシャウト!
みあん(1525) のシャウト!
ツヴァイ(1532) のシャウト!
棗(1550) のシャウト!
ブゥ@進展美(1555) のシャウト!
かごめん(1573) のシャウト!
ナナイ(1584) のシャウト!
アレナ(1586) のシャウト!
イッシュ(1621) のシャウト!
ものかきさん(1638) のシャウト!
幽(1701) のシャウト!
風鬼(1769) のシャウト!
リン(1813) のシャウト!
野良兎らぴ(1820) のシャウト!
“永遠に咲く花”ジュディス(1849) のシャウト!
フェティ(1925) のシャウト!
ふうちゃん(1993) のシャウト!
オフロなイカちゃん(2013) のシャウト!
『虹』の射手(2014) のシャウト!
呪夢(2053) のシャウト!
リトピン@逆モヒカン(2071) のシャウト!
にゃんぷる(2077) のシャウト!
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創られた幻の島が、強い光を放ちつつ少しずつ消えていきます。 唯一残るのは島の本当の姿、小さな、ひとつの島。 そして貴方は想います、これからの自分の居場所・・・ まだ見ぬ未開の大地 かれこれ三ヶ月以上前にこの島に来て以来、これほどに、一夜が長く…また短かったことがあるだろうか。 夜闇の中、ラディアはすっと身を起こす。 「ラディアちゃん…眠れないの…?」 そう問いかけるのは、由布麗子−この島で、最も世話になった相手。 相方として、共に宝玉を集め、そして時には未開の地に足を踏み入れ、強大な敵と相対し。 苦楽を共にしてきた相手。 「だって…眠れませんのよ!悔しいと思いませんこと!?全部…嘘だったなんて!」 地団太をふまんばかりに、ラディアは悔しがる。 島に来たのは、御家再興−それが目的だった。宝玉を集めたら願いが叶う…その言い伝えを信じ、雨の日も風の日も、この島で戦った。 「宝玉を揃えたら…神龍が出てきて願いを叶えてくれると信じていましたのに!」 「いえその思い込みは間違いなくラディアちゃんが悪いんだけれど」 きっぱりあっさり言われ、ラディアは砂浜で泣き濡れて蟹と戯れる。 そんな相方の姿を見て、由布はそのまま再び横になる。 「明日は早いのだから…早く休んだほうがいいわよ…」 「…ええ」 吐息して、ラディアは横になり、手に残ったたった二つの宝玉を見る。 それを集めるまでの悲喜こもごも。手に入れた時の喜び。 そんなことを思い出す。 アクアマリンとアメジストと思っていたそれも、きっと、島から出たらただの石なのだろう。 ただの−−不思議な石。 一瞬海に投げ捨てようとしたのを思いとどまったのは何故だったのか。 それを、そっと、袋に入れる。 この島から持ち帰るべきものが入った袋。 持ち帰る−そう、明日にはこの島を離れる。 であった人々。助けてくれた人々。時には敵対した人々。 そういう人々とも全て全て、離れるのだろう。 ”想い描いてください、貴方の帰る先を。この島の探索を続けるのならこの島を、そうでないのなら貴方の望む場所を。” あの不思議な声。そして言われた「帰る先」という言葉。 ラディアにそんな場所はない。求めて求めたものはあったけれど、手に入れられなければ、帰る場所などない。 まだ帰れない。 島にとどまろうか。 一瞬そんな考えも浮かんだ。 宝玉は嘘っぱちだったらしいが、それに順ずるものはあるらしい。榊とかいうエージェントも探すといっているではないか。 身の回りでも、何人かは、残るつもりだと聞いている。 島で出会った人々を思い出す。 特に−多くの人々との出会いのきっかけになった「芸人梁山泊」という場所のことを。 あそこは、居心地のいい場所だった。何人か、(一方的な)心の友、と呼べるべき相手とも出会えた。 あそこがあるなら−島に残れば、御家再興は出来なくても幸せに生きることができるのではないか。 そこまで考えて、ラディアは首をふりその考えを否定する。 芸人梁山泊は解散だ。ヨコヤマ団長をはじめ多くの人々は、自分もあるべきものを求め、旅立つという。 島に残る人々も、ずっとそのままではいられまい。 何より−「御家再興」これを否定することは、今までの自分を否定することだ。 自分を甘やかしている場合ではない。 しかし、ワープすべき場所。それが思いつかない。 どこに…どこへ。 一人で旅立てばいいというのか。 「くるっぽー…」 かれこれ2ヶ月以上一緒にいる、しもべその1こと大鳩エルリッヒが顔を覗き込む。 「ああ…一人じゃありませんでしたわね、そういえば」 そう言って、笑う。エルリッヒはびくり!としたようだが、それはラディアの知ったことではない。 「お前は…ついてきてくれますのよね?この私に」 エルリッヒはふるふる震えるが、ラディアに今逆らえるなら、最初から、しもべの位置に置かれていない。 諦めて、頷く鳩を撫でて、ラディアはそっと身を起こす。 横になっていても眠れないなら、今日はとことん起きていよう。そして考えよう。 時間はあまりに短いけれど、自分の行く末を…。 朝。由布が見たのは、晴れやかな顔をした相方だった。 「ラディアちゃん…。…どうしたいか、決まったの?」 「おはよう、黒魔術師さん。ええ、お蔭様で」 にっこりと、ラディアは笑う。 既に、様々な相手への電報を送り終えた後なのだろう。 手はガクガクで、声も微妙に枯れていたが、それでも彼女の顔は晴れやかだった。 ラディアがすっと由布を見据え、頭を下げる。 「今まで…黒魔術師さん−由布さんにはお世話になりましたわね…お礼申し上げますわ」 「ラディアちゃん…」 顔を上げ、ラディアが笑う。 「ふっ、まぁ今生の別れというわけではなくってよ! 私は−この島を離れるけれど、そして貴方も−この島を離れるのだろうけれど…。 世間は広くて狭いのですわ!会おうと思えば…いつでも会えますわ」 どこに去る、とはラディアは言わない。そして、相手にも問わない。 共に行くわけでない限り、帰る場所は違う。 けれど、どこに行こうと、会おうと思えばきっと会える。 由布が頷くのを見ると、ラディアは大鳩を肩に乗っけて、砂浜にすっくと立つ。 「それではお先に失礼致しますわね。 −またいつか、どこかで」 由布が微かに微笑ったような気がしたのは、ラディアの気のせいだろうか。 砂浜に立ち、瞳を閉じて、その時を待つ。島で出会った、数々の人が思い出される。 由布麗子…最も世話になった相手。無口な割りに、ツッコミが結構厳しい、クール系の黒魔術師。 ラディアの我侭にも平然と付き合ってくれる、度量の広い未亡人殿。 願わくば彼女が、子供たちのもとに戻っても幸せであらんことを。 架伊那…髪の妖怪。梁山泊に入る前も、入ってからも世話になった相手。友ではないかもしれないが、おそらく近しいノリをもっている者。 腹黒であるとラディア的には思っているけれど、いざという時のノリと気遣いはきちんとしていると認めざるを得ない。 ヨコヤマ様…芸人梁山泊の愛すべき団長殿。美形(多分)でありながら、その煩悩は常軌を逸する。 彼のそのとんでもないオーラに惹かれ、多くの猛者が集まった。ある種、やはりあれはカリスマ性というのだろう。 面と向かって言えば絶対調子に乗るから言わないけれど。 刀さん…梁山泊でおそらく最も多くの会話を交わした相手。強敵と書いて友と読まないライバル。 自分が芸人であることをラディアは絶対認めないが、もし認めたとして…彼だけは、自分より上であると、認めざるを得ないだろう。 これからも是非首が取れたり、お星様になったりしながら、島で出会う人々を楽しませ続けて欲しい。 フェイちゃんさん…梁山泊の副団長殿。踊り子ロボットさん。美女軍団仲間(ラディア認識) きっと彼女は、ヨコヤマ様とこれからもずっと共に歩いていくのだろう。 そのノリツッコミをもうラディアが見れないのは残念だけれど、きっとそれは多くの人を楽しませる。 クラリスさん…貴族仲間で美女軍団仲間(ラディア認識) 最初は苦労なく貴族として育った相手かと思えば、とんでもなく…ある種ラディアより破天荒な相手。 それでも、善意の彼女の行動には本当に助けられた。貴族として、これからもいつかどこかで友好を深められれば。そう思う。 でも胸勝負は負けないように頑張りたい(ぇ 所古…最近話せていないけれど、梁山泊でおそらく最初の友人。 モテモテっぷりにも悔しいながら納得が行く美貌でいい性格の友人。 龍族はラディアの知らない世界ではあるけれど、またどこかで友人として会えればいいと切に願う。 他にも、多くの…本当に多くの、島で出会った人々。 皆皆に…盛大に幸多からんことを。 体がすっと、不思議な感覚に包まれる。浮かび上がるような、不思議な感覚に。 そうして。ラディアは瞳を開き、新たな一歩を踏み出す。 −−−−−−−−その後。 20歳 ワープした先の未開の土地にて、島での経験を生かし、未だ主従関係を(強制的に)結んでいる大鳩エルリッヒと共に、モンスターを倒し、開拓を進める。 23歳 未開の土地にて、冒険者ディーン・ゼベールに出会い、強制的にしもべとする。 29歳 開拓を終え、その土地を含む一帯を持つ王から、領主の座を任される。 決して大きな、富める領地ではない、だが、「アルステイシア領」の名前に、ラディアは初めて涙する。 34歳 未だに主従関係を(一方的に)結んでいたディーン・ゼベールと遅い結婚。婿養子とする。 以下…未だ、ラディアの旅は終わらない。 「うちの領主サマ、大きなこと言うわりに、意外に扱いやすいよなぁ」 「んだんだ、最初あの高笑いを聞いた時は、越してきたのは間違いだったかと思ったべ」 「でも、年貢もぶつくさ言いながら待って下さるし」 「食べ物差し入れすると、憎まれ口叩きながらも物凄い喜ぶしねぇ」 「わかりやすい領主様だよねぇ、本当に」 領民たちにそんなことを話されているとは露知らず、アルステイシア領領主ラディア・フォン・アルステイシアは、今日も精力的に働いている。 そして今日も、アルステイシア領というとある小さな領地に、盛大な高笑いが響く。
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最後に、島内トーナメントおよびキャラクターランキングを実施します。 それらの詳細は 島内トーナメントは こちら キャラクターランキングは こちら を参照してください。
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