生存 88 日目 天候:晴れ
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桜貝 を捨てました。 己を変える御守り を使用した! CPを 2 獲得! 己を変える御守り を使用した! CPを 1 喪失! 己を変える御守り を使用した! CPを 1 獲得! 己を変える御守り を使用した! CPを 1 獲得! 己を変える御守り を使用した! CPを 1 喪失! 己を変える御守り を使用した! CPを 1 獲得! 己を変える御守り を使用した! CPを 1 喪失! 己を変える御守り を使用した! CPを 2 獲得! 己を変える御守り を使用した! CPを 1 喪失! (何も食べずとも力が沸いてきます)
不良牧師(655) からメッセージ
アレナ(1586) からメッセージ
アレナ「また会えるといいね。その時はもっと馬鹿話しようね!」
魔力 を 27 上昇させました。(CP- 40 ) |
叫び声が聞こえる 蚰蜒(5) のシャウト! 蚰蜒「まぁ、なんだ、最後まで悪の華にもなれず、 救世主にもなれずに…半端者で悪かったな。」
いこま(10) のシャウト!
黒野(20) のシャウト!
イシュトル(21) のシャウト!
昼寝部由乃(50) のシャウト!
サファリング(52) のシャウト!
激☆蛸愛好家(56) のシャウト!
ロイド(71) のシャウト!
ベリー(74) のシャウト!
キュレス(88) のシャウト!
レイファス(116) のシャウト!
フェリン(134) のシャウト!
ハイン(143) のシャウト!
アーティ(150) のシャウト!
“鬼角”クシラ(159) のシャウト!
蒼悟(172) のシャウト!
アザミ(203) のシャウト!
カイゼル(208) のシャウト!
リーゼントなフル(221) のシャウト!
リーク(225) のシャウト!
スティード(255) のシャウト!
准尉さん(265) のシャウト!
ニャゴ(269) のシャウト!
あど(288) のシャウト!
りんご(306) のシャウト!
アフロなラディ(347) のシャウト!
みかん06(352) のシャウト!
禍を断つ業斧(353) のシャウト!
TiA(403) のシャウト!
一人と一匹で一人前(412) のシャウト!
ゆぅ(415) のシャウト!
ラディア(449) のシャウト!
由布(481) のシャウト!
リィル(492) のシャウト!
ランス・・・?(504) のシャウト!
欧月(549) のシャウト!
ミルワ(551) のシャウト!
Rs(ライズ)(552) のシャウト!
妖精さん(577) のシャウト!
あでんこo(585) のシャウト!
風真(595) のシャウト!
サトム(601) のシャウト!
遙(612) のシャウト!
雪(627) のシャウト!
ピープー(660) のシャウト!
きぃ(702) のシャウト!
シース(718) のシャウト!
ルウ(761) のシャウト!
るんぱ(774) のシャウト!
ウィル(775) のシャウト!
カナデ(796) のシャウト!
ピュセル(805) のシャウト!
Ivy(817) のシャウト!
ハル(819) のシャウト!
テラ(820) のシャウト!
シオン(821) のシャウト!
愛謝(826) のシャウト!
エレニア(838) のシャウト!
ごま(845) のシャウト!
疾風(886) のシャウト!
桂(906) のシャウト!
天神(made羊)(918) のシャウト!
プリム(926) のシャウト!
ラフィー(1022) のシャウト!
しおりん(1034) のシャウト!
歌姫カルラ♪(1040) のシャウト!
ラウラ(1056) のシャウト!
グレイ(1123) のシャウト!
精霊使いノア(1136) のシャウト!
五月野(1160) のシャウト!
キル(1174) のシャウト!
ルピ(1175) のシャウト!
まさじ(1190) のシャウト!
スピナー(1206) のシャウト!
リアラ(1212) のシャウト!
銀(1220) のシャウト!
ちこり(1240) のシャウト!
長老(1270) のシャウト!
いりえ(1288) のシャウト!
セイハ(1307) のシャウト!
エリン(1389) のシャウト!
リヴ(1418) のシャウト!
みーか(1493) のシャウト!
フェリア(1523) のシャウト!
みあん(1525) のシャウト!
ツヴァイ(1532) のシャウト!
棗(1550) のシャウト!
ブゥ@進展美(1555) のシャウト!
かごめん(1573) のシャウト!
ナナイ(1584) のシャウト!
アレナ(1586) のシャウト!
イッシュ(1621) のシャウト!
ものかきさん(1638) のシャウト!
幽(1701) のシャウト!
風鬼(1769) のシャウト!
リン(1813) のシャウト!
野良兎らぴ(1820) のシャウト!
“永遠に咲く花”ジュディス(1849) のシャウト!
フェティ(1925) のシャウト!
ふうちゃん(1993) のシャウト!
オフロなイカちゃん(2013) のシャウト!
『虹』の射手(2014) のシャウト!
呪夢(2053) のシャウト!
リトピン@逆モヒカン(2071) のシャウト!
にゃんぷる(2077) のシャウト!
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創られた幻の島が、強い光を放ちつつ少しずつ消えていきます。 唯一残るのは島の本当の姿、小さな、ひとつの島。 そして貴方は想います、これからの自分の居場所・・・ 出会った人に再び会える道 セイハ「く……ぁ……」 動物には5万や6万、時には10万もダメージを与える凶悪な斧によって 私は近くにあった岩に跳ね飛ばされた 借り物の身体が壊れてしまうと思うほどの全身に激痛が走る。 彼女の斧技にはそれだけの威力がある スティード「クク…ケケケッ…コロス…コロス…ッ」 リスティスさんはあの孤島でおかしくなってしまった。 孤島には彼女の宿敵がいたから… 過去、彼女に宿敵を倒すという気迫で人斬りをしようと斧をひっそり研いでいたのを 見ていたという微妙な記憶がある気がする そんな彼女が孤島で近くにいた宿敵を感じて、破壊衝動に目覚めることは… 考えられなくはないことだった。 だから、私は彼女に決闘を挑んだ。 孤島まで連れて行ってしまった…私の責任として… 彼女の攻撃は威力が高い。…だから反射をされると彼女は手も足もでない… リスティスさんを倒すなら神剣の反射で十分…でも、私はこれを使う気持ちはなかった。 目的はあくまでもリスティスさんを止めることで、殺すことではなかったから。 リスティスさんを殺さないと決めた作戦が上手くいったのか… 彼女をギリギリまで追い詰めることができた…が… …アリオククレイムで凄い勢いで回復されてしまって形成が逆転 ……私の読みの甘さが敗因…… 彼女は……私が倒れた姿を見て正気を取り戻してくれるだろうか? それなら、この戦闘も無駄ではなかったといえるだろう。 だけど私も戦う者の一人、諦めて倒れるのを待つわけではない。 セイハ「おね…えさん…」 できるだけ…彼女に倒されないよう… セイハ「ここで引き下がるわけにはいかないっ」 もう技を撃ち出す力は残っていない… 剣で殴りながらリスティスさんに気がつかれないように罠を撒く リスティスさんは上手くかかってくれた。 力を振り絞り攻撃に当たらないよう凍結を与えるため ドグマティックパニッシュをリスティスさんに叩き込む …作戦は上手くいかず、リスティスさんの斧を受け止め スパイラルエッジを撃ち… 私は倒れた この世界とは違う次元の世界で一つの力が生まれた その力はその世界を滅ぼし、この世界へたどり着いた その力はこの世界に来て名前がついた…世界を滅ぼしたことから… 「ロスト」 その力は強く、人を生き返らせることも可能だが… 間違えたら全てを消滅させる…その警告を込めて 私は…死んだのだろうか…とうとう死ねたのだろうか…? リスティスさんの斧の威力は凄いからなぁ… 死ねない私でも…死ぬことができたのだろうか…? …それだったら…ちゃんと最後まで責任もてなかったけど… これはこれで嬉しいこと…かな? ???「ちょいちょい。セイハちゃん。キミはまだ死んでないよ(笑」 セイハ「がーん……天からの使いが…」 ???「違うっ!違うって。……僕のこと……覚えてない……?」 かなり昔に聞いたことあるような気がする声… 目の前には青緑色の髪と瞳の少年がいた。この少年には…見覚えがない 記憶をどんどんさかのぼり、この声と同じ声を探す…… …遠い昔の記憶に彼と同じ声の「モノ」がいた… セイハ「……ッ!キ…きみは……っ」 …この声は… 私をこの状態に堕とした宝玉と同じ声だった なんで今この声に出会わなくてはいけない? 長い月日を経て、やっと…やっとこれから先も彷徨う覚悟が出来ていたというのに 剣で殴ろうと腰に手を延ばしたけれど、相手の姿は見えないし、 腰の剣がないことにも気がつく…そうだ。これは夢なんだ…… ???「くすっ…驚いてる驚いてる。まぁセイハちゃんを殺してから… それっきりだったんだもんね」 セイハ「…今更……何のつもりで……」 ???「そう怒らないでよ。…まずは自己紹介。僕の名前はロスト。 正確には僕の名前じゃなくて、…力の名前なんだけど」 セイハ「きみの名前なんてどうでもいいよっ!なんでこんなことにしたの! 私の子孫の事も叶えるって何をしたのっ…」 ロスト「それはセイハちゃんが望んだからでしょ。僕はそれを実行しただけ」 セイハ「私はそんなこと望んでなんかないっ…」 ロスト「アノ宝玉をおもちゃと勘違いしていたとはいえ、冗談で望みを言ったのは事実」 セイハ「………っ」 本当にかなえられるはずのない事だと思って… 兄の土産のおもちゃがかなえられるわけないと思って、宝玉に望みを伝えた… それは…確かに事実だ ロスト「それを僕が力を使ってかなえても仕方がないでしょ?」 セイハ「でもあれは…!おもちゃではないことを伝えてなかった…。 こうなることを言ってなかった」 ロスト「言っちゃったらダレも願いを託さないし、僕の仕事が仕事にならなくなる 僕の仕事は人に願いを言わせてそれを叶え、 それと引き換えに力を動かすための命を奪う。 そしてその命で力を存在させ続ける。 人が願いを持つ限り、そして力に願いを伝える全ての生き物が僕の獲物」 セイハ「私は生きていたよ…?」 ロスト「あなたの願いは特殊だったから。肉体的な命を奪って精神体にさせてもらった そして時空をばびゅーんと飛ばしてこの世ができたてほやほやな時間に飛ばした まぁモノに完全に触れられないようじゃ寂しいだろうから 死体に取り付けば触れられるようにできる精神体にした。 もう一つの願いもむちゃくちゃで、どうすうか悩んだけどね」 セイハ「そりゃ……適当だったから…冗談だったし」 …あの時私が宝玉に願ったものは… 1つは見てみたかった生き物が生まれる前の時代から生き物を見ていたい… だから私は大昔にたった一人で飛ばされた …これは長期間苦しむのは私だけだった…だからこれはマシなほうじゃないだろうか… ロスト「まぁ…それが子孫…お兄さんの子供やその子供や孫に影響するとは…ね」 セイハ「………。」 問題はもう一つの願いのほうだった。 自分の一族にもこの力を使えるように…と 昔私はよく本を読んだ。…物語の悪役が願いそうかなぁ…とふっと思いついて願ってみた 単純に1回だけ、自分だけじゃたぶん欲はつきないからね 欲まみれの人だったらまずこう願うんじゃないかと思った。 ……兄の家族にまで影響するとは…… ごめん。兄さん…… ロスト「まぁ、セイハちゃんもそうなることは… うすうす気づいていたかもしれないけど…さ」 セイハ「……気がついていた…かもね…」 ロスト「それを直視しなかったと…ダメだなぁ。若い子は」 セイハ「若い子って… だれかさんのおかげで大昔からずっと存在し続けるようになったけどね」 ロスト「そうだねぇ。。。直視して玉の持ち主と接触しようとしていたら 何か動いていたかもしれないよ…?」 私が生きていた時代に自分がいた場所に戻って… それからずっと家族を見張っていれば…確かに持ち主に接触することができたかも ……気がつかなかった…? セイハ「……そんなことできると思ったの? もうかなりの昔に失った。と諦めた家族のもとに… 私が……行けると思ってるのっ?」 もしかしたら気がつかないフリをしていたのかもしれない 自分がいなくなった後の家族を見たくなかった 自分がいなくなって悲しむ家族も、自分がいなくなって喜ぶ家族も… 見たくなかったのかもしれない ロスト「行ける、行けない関係ナシに… そこで勇気を振り絞って行ったら物事が動いたかもしれないよ」 セイハ「動くとは限らない…っ動いていたら逆に状態を悪くしていたかもしれない」 ロスト「でも…真実を伝えることはできたよ」 セイハ「伝えたことに何に…なる…?」 そう…こんな忌まわしい事を家族たちに知らせてどうする…? 伝えたことで…きっと何も変わらない 精神体の時の姿は誰にも見えない。 死体に入って話したとしても……きっと家族が知らない見知らぬ誰かの身体だろう そんな状態で…宝玉の話をしても 誰が信じる? 伝える必要はない…はず… ロスト「そうだね…少なくても玉の持ち主は内部じゃ悪魔扱いにされなかったし 妙な家風を作らなくて済んだと思うね」 セイハ「……?」 ロスト「はは…きっとキミと同じ手段で家族だけにとりついたと思ってるでしょ 一族だけじゃね…力を存在させつづけるためには足りなすぎるんだよ ちょうどいい機会だったからね…セイハちゃんの家族を利用させてもらって 更に力を存在させやすいように仕組みを変えてみたんだよ」 セイハ「…どういう意味…。」 …わけがわからない。 力を存在させ続けるために命が必要……? そしてその命を得るために人に願いを言わせてその願いを叶えるのと引き換えに… 命を奪う…? 私の2つ目の願いを叶えるために…そのやり方を変えた…? 更に存在させやすいように…ということは… 命を更に奪いやすいようにする…ということ…? ロスト「あぁ、そんな怯えて逃げないでよ。まだ話は終わってないし こんな半端なところで話をやめちゃったら セイハちゃんはあとで聞きたかったと怒るんじゃない?」 混乱していた私は無意識に後ずさりしていたらしい。 …何を言いたいのだろう。彼は 今更私に…何を伝えるつもりなのだろう。 私に命を奪わせて力を存在させるのに協力しろとでも言うのだろうか 更に力のために命を奪いように 彼…力…ロストは私に何をさせたい…? セイハ「で…用件は…?」 声が震えている さっきの考えは…流石にかなり怖い …そんなことがありえなくはない…以前私を殺すことをした人だから… ロスト「セイハちゃんを殺したあとの力の行方の話と そろそろキミの一族も途絶えそうだから… 気まぐれに解き放いてみようかな。なんて」 セイハ「…解き放つ…? 私を利用して更に力の存在を確立させるものじゃなくて…?」 ロスト「はは。そんな手段はとっくのとうに思いついてるし やるつもりならもっと早くに接触してるよ」 そういわれても納得いかない 相手が相手だから、また騙されるんではないかという疑う心が出てきてしまう 彼と初対面の時には無邪気に信じていたのだろうけどね… セイハ「そう言って…素直に言うこと聞かせようとでも? あれから長い時を彷徨ったんだよ…簡単に信じると思う?」 ロスト「そうだね…信じるわけないか… まぁせっかく死にかけになるほど気絶してるわけだし… 目が覚めるまで話聞いててよ。そんな無駄にはならないと思うよ」 セイハ「…わかった…とりあえず…話だけは聞くよ」 認めたくはないが…家族たちを確認しなかったから… 私の兄の子や孫たちがどんなことになっているのか知らなかった。 …だったら彼に聞くのがいいだろう…… 今私がいる島は…リトルグレイに壊されるか何かが起こるかしている… もしかしたら離れるかもしれないから …その時の道しるべになるかもしれない 開放というのが本当に目的なら、手伝うのもいいだろう。 ロスト「よかった… セイハちゃんを過去に飛ばしたあと… あの力の宝玉はセイハちゃんの遺品として片付けられた。 その間…どうやって一族がずっと使えるように…というのは難しかったからね いちいち命奪っていたらずっと使えるように…とは違うしね」 セイハ「ちょこちょこ使っていたらあっと言う間に家族滅びるよね……」 ロスト「うん。だから誰か一人をセイハちゃんのように一度殺し精神体にし、 その人の精神が壊れたり、存在させられるだけの力がなくなることを基準にして その人を「主」とし、力の使い手を決めて使ってもらっていた」 セイハ「それなら確かに、一度に絶滅させなくても済むけど… 力を存在させるための命は…?」 ロスト「あぁ、『殺さなくては生きられない』と主の人に言って命を奪わせてた」 セイハ「……。」 ロスト「まぁ、悲しいことかもしれないけど、生きてるものは何かを犠牲にして生きる 肉体から離れて精神だけになったら…食べ物はいらないし 存在するためには自分で命という食べ物を手に入れろと言って来たよ」 セイハ「……食べ物…ね…所詮他の命は…あなたたちにとっては食べ物なんだね」 ロスト「そうだよと言い切れないんだけど…まぁ僕の話は置いといて セイハちゃんが死んでからしばらくして主を作って それから主と共に放浪して、主がいなくなって セイハちゃんの一族の中から最適な人を選んで…主を作って… そんな風に仕事をしてきたよ。」 セイハ「ふぅん。。やらなくてもいいところを真面目にやるんだね。」 話はじめた時から口だけしか動かなかった彼が懐から青緑色の玉を出す ……私がおもちゃだと遊んだあの玉だ。 反射的に壊そうと動きそうな自分を永い時で作った自制心で押さえ込む …まだ、話は終わっていない…… アレを壊すのは…終わってからでもいい。 夢の中で壊してもそれが現実になるのかはわからないけれど… ロスト「ま、それが僕と…コイツ…この力の仕事と言うところだからね。 お互い存在し続けるためにはしなくちゃいけないことだから手を抜かない もう…それもそろそろ終りだけどね。」 セイハ「終り……?」 ロスト「あぁ、さっき言ったようにセイハちゃんの一族はもう少しで絶える 今の宝玉の持ち主が最後の一人…… ちょうどいいからね。…ここらへんで力に区切りをつける時なのかもしれない 今の主は…ちょっと変わりモノだからね… 命を奪う事無く存在し続け…精神を壊さない道を進むのかもしれない だから………」 セイハ「だから…セイハにその道に進むのを手伝ってほしいということ…?」 ロスト「うん。もしかしたら役はないかもしれないけれど、 物語の区切りを見届けるぐらいは…したいでしょ? さっきも言ったように今の主はちょっと変わりモノなんだ。 セイハちゃんの時代からかなりたった後…キミの家は回復魔法の家になったんだ …だから殺すことを拒んでも生きることを欲するから裏の顔では人を殺す そして、表の顔では人を癒す…そんな人間ばっかりだった」 セイハ「…表と裏の違い…殺す痛み…それを私が無理に味あわせていたってことか… アハハ…ただのおふざけが…ね… 私だけが苦しい目にあってただけではなく… 自分と同じ血が流れている人にまで苦しみを与えていた…とはね…」 狂ったような乾いた笑みが私の口からこぼれる …そんなことになっているとは思わなかった。 もしかしたら家族を確認しに行かなくて正解だったかもしれない。 覚悟もなしに自分のせいでそんな状態になっている人を見ていたら… 私はどうしていただろう…? それを見て狂いでもしない限り、そんな人に危害を加えるつもりはないが、 ただ話しかけても、混乱してばっかりで更に彼らを傷つけていたかもしれない ロスト「まぁそれは過ぎたこと それを悔やんで今壊れても仕方がないでしょ 問題はこれからのこと」 セイハ「…あなたも当事者の一人のくせによくそんなあっさりと苦しんだ人のことを」 ロスト「だって気にしてたって仕方がないし 今の主は…それとは逆に近い…殺しがイヤなことには変わらないのだけど 元々から生はいらないと…。だから人を殺す必要はないと言う その主は若いうちから死んで放浪していたから…回復魔法も知らない 人を殺して人を癒す偽善者になれない」 セイハ「……元々から生はいらない…なんて……確かに変わりモノ…」 ロスト「生きることを放棄したほうが… 力を持ち続けやすいんじゃないかと思って…ね」 セイハ「そういう人に人を殺させる気なの? 力を持ち続けるなら、今までのあなたの話じゃ、殺さなくちゃいけないじゃない 放っておけという意味ではないけれど、無理させない方法はないの?」 ロスト「無理はしたくなくてもする事になるだろうね。 主の人は一人じゃないらしいから…周りをほうっておけないだろうから 無理しても進み続けるんじゃないかな いつかは殺しをしないでも力を存在させる手段を開発してくれるかもしれない」 そう言って彼は溜息をつく、 苦い言葉を吐き出すように話を続けているように思える。 本当は彼が自分でなんとかしたいのだろうか…? 主という人に任せたくない…。それだけ手段開発は…つらいものなのだろうか 彼にとって主というのはどういう存在…? 彼を信じてはいけないという命令を忘れかけてしまう… いけない…彼を信じてはいけない… でも…その今の主の話をして…彼はどうするつもりなの…? ロスト「今の主と…あなたは凄い関係があるんだ。だから…接触するだけでもしてほしい 接触だけでも新たな道が開ける可能性がある 永い時間放浪してきたセイハちゃんだから… 気の持ち方のアドバイスができるかもしれないし……… 話すだけでも主が…手段を思いつくかもしれない…」 セイハ「…そりゃ…原因を作ったのが私だから…ね」 ロスト「それだけじゃないっ…! 偶然なのかもしれない…もしかしたら力の何かの接触があったのかもしれない セイハちゃんがその体を使うとは思っていなかった。」 セイハ「…体…?」 ロスト「普通死んだものは埋葬されるか、火葬される… とある村で死神の娘…として人に殺された子供がいた。 彼女の名前はリュウ=クラウド」 セイハ「…な…殺され…た?」 ロスト「彼女を死なせるための一つの手段として僕が力で村人を怒らせていたら… なんだかあっさりと彼女のせいになって殺されちゃったんだよね…」 セイハ「…人を騙したりして殺すのがお好きなようですね…」 ロスト「殺された彼女の死体はちゃんとした葬式をするのも嫌がられ、 池に投げ込まれた」 セイハ「池……?」 ロスト「そう…きっと力の影響もあったのだろう… 池に投げ込まれた彼女の体は… 腐らず、壊れず…生きてる人間と同じように…成長していった そして…その死体の力に引かれたのか…そこに一人の精神体が寄った」 セイハ「…それが…私か…」 ロスト「…そう…これが偶然というのなら…奇跡が起こる前なのかもしれない 力が引き起こした偶然なら…セイハちゃんが関わる時期なのかもしれない どちらにしろ…どちらでもなくても… 僕はセイハちゃんとリュウを接触させたい。悪い方向で変わってるからね…」 セイハ「…………。」 ロスト「僕の話を信じる、信じないはセイハちゃんの自由… 放っておくならそれでもかまわない…」 そういうと彼は背を向ける。 …自分だけ話すだけ話したら…それで終りか 私の苦情など聞くつもりは全くないのか……。溜息をわざとらしく大きくつく ロスト「あぁ、そうだ… このまま出て行ってしまうとセイハちゃんは目が覚めたときに 夢だといってこの話を流してしまうかもしれない。 …とゆーわけで…」 彼は懐から割りと大きいような棍棒を取り出す セイハ「…は?」 ロスト「おやすみなさーい♪」 私は彼に頭を強打されて夢の中でも意識がなくなった …勝手なヤツだ…… ………道を開くには……私は…どうすれば……い…い? 力を発動させた者と 力を制御する者の見えない関わり 器というつながりは無意味なものかもしれないが 力を発動させたものの新たな道に…… スティード「おぃ…がきんちょ…大丈夫か?」 リスティスさんの声がする…あの狂った調子ではない… 全身はずきずきと痛かったけれど 安心して体から力が抜ける ……頭が…痛い…… ………意識がない間に…私は何か夢を見ていたような気がする …確か…ロストっていう子が出てきて… 私の今使ってる体の子の話をしたんだったんだよね・・・ それにしてもなぐらなくたっていーじゃん スティード「起きてるのか…?起きないのならまた斧で殴るぞっ!」 セイハ「は…ひゃい!?」 リスティスさんの気迫で反射的に体が動いてしまう ここまでできるようになっている…とは… もう…いつものリスティスさんだね。 スティード「…大丈夫か?気がついたら見たことない場所にいてお前が寝ていたんだが」 セイハ「うん。。ちょっとあっちこっちが痛いけど大丈夫だよ!」 スティード「そうか……」 セイハ「おねーさんももう大丈夫みたいだねー!よかったー! 本当に…よかったよ……」 この後嬉しくて抱きついてしまって 怒ったお姉さんに斧を投げつけられたのはオヤクソクとしよう ……この日の夜…リトルグレイが倒されたという話を聞いた 榊さんや島の守り神みたいな人からもう島はなくなるという話を聞いた 島がなくなるということは……皆別れたりするということ… なんだか不意打ちでやだなぁ… 私は……これから…どうしようか… おねーさんは実家に帰るらしい……他の冒険者たちはどうするのだろう…? ロストに提案されたようにリュウちゃんに接触をしてみる? …そういえばヤツからリュウちゃんがいるところ聞いてなかったなー でも主は放浪するものだみたいな感じで話していたから、 旅してればどこかであえるかなぁ…… 案外、島とは別にある今私がいる孤島…そこにある遺跡の噂を聞いたら… 来るかもねぇ… …でも遺跡か…冒険者の間では榊遺跡とか言われてるけど お互い不老不死だし、ちょっと寄り道も悪くはないよね… 遺跡にある何かを手に入れて先に進むのもいいかもしれない。 ……なんだか…道がいっぱいあるね ……道は一つとは限らない……… 私は私の道を行く… 私が望む道は出会った人との再会に繋がる道… そしてその中でこの器の持ち主に出会えればいい とりあえず…次へ進もう…目指すのは一番近い… 榊遺跡だよ …ここからは一人…… たぶんまた一人…ずっと一人かもしれないけど… でも…きっとここで会った人にまたどこかで会える それが今の私の支え END あとがき (p:実は初SS…もどき。文字数は1万文字に近くなるようがんばりました! そのお陰で自分で書いててわけわからないことになってますが まとまりなくってごめんなさい。わかりにくくってごめんなさい。 そして読んで下さったみなさん。セイハと関わってくれた皆さん セイハを見てくださった皆さん ありがとうございました!また別世界で会えたら会いましょう! そしてALIVEのGMの栗鼠さま、毎回の更新お疲れ様でした NEWゲーム楽しみにしています
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最後に、島内トーナメントおよびキャラクターランキングを実施します。 それらの詳細は 島内トーナメントは こちら キャラクターランキングは こちら を参照してください。
キャラクターランキングの方では感想も同時に募集しています。 |