生存 86 日目 天候:晴れ
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ひなた(877) から 月光墜牙 を受け取りました。 (何も食べずとも力が沸いてきます)
敏捷 を 34 上昇させました。(CP- 50 ) |
叫び声が聞こえる 蚰蜒(5) のシャウト! 蚰蜒「まぁ、なんだ、最後まで悪の華にもなれず、 救世主にもなれずに…半端者で悪かったな。」
いこま(10) のシャウト!
黒野(20) のシャウト!
イシュトル(21) のシャウト!
昼寝部由乃(50) のシャウト!
サファリング(52) のシャウト!
激☆蛸愛好家(56) のシャウト!
ロイド(71) のシャウト!
ベリー(74) のシャウト!
キュレス(88) のシャウト!
レイファス(116) のシャウト!
フェリン(134) のシャウト!
ハイン(143) のシャウト!
アーティ(150) のシャウト!
“鬼角”クシラ(159) のシャウト!
蒼悟(172) のシャウト!
アザミ(203) のシャウト!
カイゼル(208) のシャウト!
リーゼントなフル(221) のシャウト!
リーク(225) のシャウト!
スティード(255) のシャウト!
准尉さん(265) のシャウト!
ニャゴ(269) のシャウト!
あど(288) のシャウト!
りんご(306) のシャウト!
アフロなラディ(347) のシャウト!
みかん06(352) のシャウト!
禍を断つ業斧(353) のシャウト!
TiA(403) のシャウト!
一人と一匹で一人前(412) のシャウト!
ゆぅ(415) のシャウト!
ラディア(449) のシャウト!
由布(481) のシャウト!
リィル(492) のシャウト!
ランス・・・?(504) のシャウト!
欧月(549) のシャウト!
ミルワ(551) のシャウト!
Rs(ライズ)(552) のシャウト!
妖精さん(577) のシャウト!
あでんこo(585) のシャウト!
風真(595) のシャウト!
サトム(601) のシャウト!
遙(612) のシャウト!
雪(627) のシャウト!
ピープー(660) のシャウト!
きぃ(702) のシャウト!
シース(718) のシャウト!
ルウ(761) のシャウト!
るんぱ(774) のシャウト!
ウィル(775) のシャウト!
カナデ(796) のシャウト!
ピュセル(805) のシャウト!
Ivy(817) のシャウト!
ハル(819) のシャウト!
テラ(820) のシャウト!
シオン(821) のシャウト!
愛謝(826) のシャウト!
エレニア(838) のシャウト!
ごま(845) のシャウト!
疾風(886) のシャウト!
桂(906) のシャウト!
天神(made羊)(918) のシャウト!
プリム(926) のシャウト!
ラフィー(1022) のシャウト!
しおりん(1034) のシャウト!
歌姫カルラ♪(1040) のシャウト!
ラウラ(1056) のシャウト!
グレイ(1123) のシャウト!
精霊使いノア(1136) のシャウト!
五月野(1160) のシャウト!
キル(1174) のシャウト!
ルピ(1175) のシャウト!
まさじ(1190) のシャウト!
スピナー(1206) のシャウト!
リアラ(1212) のシャウト!
銀(1220) のシャウト!
ちこり(1240) のシャウト!
長老(1270) のシャウト!
いりえ(1288) のシャウト!
セイハ(1307) のシャウト!
エリン(1389) のシャウト!
リヴ(1418) のシャウト!
みーか(1493) のシャウト!
フェリア(1523) のシャウト!
みあん(1525) のシャウト!
ツヴァイ(1532) のシャウト!
棗(1550) のシャウト!
ブゥ@進展美(1555) のシャウト!
かごめん(1573) のシャウト!
ナナイ(1584) のシャウト!
アレナ(1586) のシャウト!
イッシュ(1621) のシャウト!
ものかきさん(1638) のシャウト!
幽(1701) のシャウト!
風鬼(1769) のシャウト!
リン(1813) のシャウト!
野良兎らぴ(1820) のシャウト!
“永遠に咲く花”ジュディス(1849) のシャウト!
フェティ(1925) のシャウト!
ふうちゃん(1993) のシャウト!
オフロなイカちゃん(2013) のシャウト!
『虹』の射手(2014) のシャウト!
呪夢(2053) のシャウト!
リトピン@逆モヒカン(2071) のシャウト!
にゃんぷる(2077) のシャウト!
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創られた幻の島が、強い光を放ちつつ少しずつ消えていきます。 唯一残るのは島の本当の姿、小さな、ひとつの島。 そして貴方は想います、これからの自分の居場所・・・ ALIVE 蒼々とした海の見える綺麗な丘。 広がる辺り一面の花畑。 俺から見てもとても美しい所だった。 生前の主が最も好んでいた風景。 だからだろう。主が終わりを迎え、そして最後として望んだ場所も又此処だった。 シリウス・エピローグ。 何か春の陽気の様な暖かさに当てられ目を覚ます。 目に映ったのは辺り一面の花と言う花。 己が名前を分かる花は蒲公英程度しか無いが、それ以外にも多くの花が咲き乱れていた。 先ず思ったのは賞賛。この島にもこんな風情な場所があったらしい。 次に思ったのは困惑。今更ながら何故自分はこんな所にいるのだろうと。 自分はつい先程迄島の誰かが主催した祭り、トーナメントに出ていた筈だった。 その後も移動もしていないしこのような場所に移動する事も起こらなかった。 最後に思ったのは納得。そうか、これは夢なのだなと。 それならば納得がいった。目が覚めたら花畑、そして……後方から漂う嗅ぎ慣れた主の匂い。 こんな荒唐無稽で馬鹿な事があり得るならばそれは夢でしかない。 『…久しぶりかな?シィン君』 あぁ、ともうぅ、とも判別し難い呻きが口から零れる。 何度も思いを馳せるだけで一度も夢には出てきた事は無かった。 音に従い声の方へ首を捻る。目の前に居たのは確かに主の姿だった。 何故か死んだ時の老婆ではなくまだ主の夫と出会う前の、大体15〜6であろうぐらいの。 意を決して口を開く。懐かしき相手に。 「あぁ。久しぶりだな…」 そして初めまして。己の妄想よ。 今自分が見ているものは夢以外の何物でもなく、それ以上でもそれ以下でもない。 ならば目の前の相手は懐かしき主ではなく、それは自分が作り上げた都合の良い妄想と言えた。 故に久しぶりと言う言葉と共に初めましてと告げる。 想像の主は少し嫌そうな顔する。何度も見た顔だったが自分は器用だなと思った。 『むっ、その憎たらしい言い方。全然変わってないね昔とそっくり』 主は望んで逝った。寿命だからと。80年も生きれば十分だと。 主の夫は既に先立ち子供も既になく、残して逝くまだ若いと言える狼も俺ならば大丈夫だと。 あいつは俺を諭す為に出てきたりはしない。俺はそんな主だからこそ忠誠誓ったのだ。 想像の主は硬く無過ぎだと苦笑いをする。 「俺もいい加減年だからな」 傍目には俺の年など分からないだろうが、人間で言えば既に70を超えるかもしれない。 いつか見せられた書物の様に目的の誰かに諭されたから考え方を変えられる程若くはないつもりだった。 じゃあ私が出てきた意味ないじゃんと不満そうに機嫌を悪くした主に対して笑う。 機嫌を損ねるなよ、と。 口を開けば何処かの誰かの様に皮肉と罵倒しかないかもしれない俺が言うのもなんだが。 …が、此処で機嫌取る為に煽てるのも俺らしくないから続けた。にやりと笑いながら。 お前は婆の姿で思い出されるのが嫌だった、だから態々若い姿ででてきたんだと。 案の定主は怒り狂った。拳を振り上げ当たらない攻撃を仕掛けてくる。年を取った主では見ることが出来なかった姿だ。 とても心地よい時間だった。信じてもいない神に祈りを捧げ今だけ想像力のある自分に感謝した。 そんな他愛もないやり取りを続け時間は過ぎていく。 終わらない祭りは無い様にいずれは終わる仮初の時間と分かっていた。 暫くすると微かな眩暈が俺を襲った。時間だと、起きろと。 主の姿を確認しもう少しだけ、と思ったが。頭を振る。 いや、これでいいのだ。自分は此処の住人ではないと。 全身から力が抜け脱力感が身に降りかかる。きっとこれが現実へと戻る感覚なのだろう。 旗畑はだんだんと霧散し光の粒となり暗闇が周りを満たしてゆく。 そして最後に残ったのは苦笑かも判断つかない要に微笑む主と、それを見る自分だけ。 消え行く光景に最後に言う事はあるか、何か残す言葉はあるか。迷い決断できない俺に彼女は言った。 『絶対に諦める気は無いの?』 この何度も自分の中で繰り返した問答が最後の言葉になるのは嫌だった。 が、これは義務なのだろうから答える。はっきりと。 「無い。きっと何年経とうとも。無いな ……すまない。もうこの望みなしには俺は生きてはいけないんだ」 本当に馬鹿で間抜けで阿呆なんだからと泣かれた。 流石にそれは言いすぎだろうと思ったが、此処でつっこむ訳にはいかず押し黙る。 こんなのが最後の会話なのかと思い目を瞑ると想像の主が近づいてきた。 如何したのだろうと不審に思い目を開ける。あまりの光景に唖然とする 何故今まで気付かなかったのだろうと思うほど近づいてくる主の拳。気付いた時には既に遅かった主の声。 「必殺ッ!!」 バキィと言う鈍く大きな音が響く。どうやらテンプルに一発いいのが入ったらしい。 脳がぐらぐらし、ぐむぅと呻く。 やはり先程の答えが拙かったのだろうか。分からずうろたえる。 「い、いったい。なに…を…」 「乙女に年のことで冗談を言うからよっ。私は永遠の15才と知りなさい!!」 そんな事でこめかみを殴られたのかと理不尽に思うと同時にこれが最後なんてさっきよりありえねぇだろと心の中で涙した。 だが、それでもやはり。自分に対して理不尽な彼女。それはいつか見た昔の少女らしいとも思った。 最後にポツリと言葉が聞こえたような気がした。 …ばいばい …またな、だ ハッと目が覚める。見回すとそこは確かに自分の見知った場所だった。 トーナメントが終わった後移動した島の砂地。 頭が少し痛むような気もしたが、それはあんな夢を見たせいだろう。 安心する反面矢張り気落ちするのがあったのも確かだった。 ふと、なにか違和感に襲われる。先程のような頭の痛みではなく。 はっきりとしてるようで妙な。…そう、頭に何かがくっつけられてるような。 かぶりを振り前足で頭の近くを振ってみると手に何かが引っかかる。 …コードだった。先に吸盤だろうものがついている。どうやらこれが俺の頭についていたらしい。 最初から疑問ばかりだなと思ったが、これは一体何なんだと思う。 すると声が聞こえた。今度も見知った声が。主ではないが嫌でも知ってる声だった。 「…ぁー、起きてしまいましたか」 赤い格好の無表情女ひなた。 この俺に対してこんな馬鹿な真似をするのは死者を除けばこいつぐらいだ。 絶対にこの野郎だ。証拠は無いが、確信した。 「何の真似だ。説明してくれると嬉しいんだがな」 はて、とはぐらかす様に首を傾げるがぽんと手を叩き一言。 「何って実験ですけど?」 「だ・か・ら。ナンノマネダト」 こめかみを引き攣らせ吠える。 これは一体何の実験で何故俺が実験体なのだと。 「文句多いですねぇ。これだから犬はいけません」 「さっさと、話せ!!」 やれやれと言わんばかりにひなたが大きくため息をつく。 無性に殴りたい衝動に駆られたが取り敢えず黙った。 「まず、これは安眠製造機。シリウスさんにも理解できるように言うと作動すると不眠症の人でも誰でも簡単に眠る事のできる機械ですね」 どうやら俺が眠っていたのはこの機械のせいらしい。 もしかしたらあの夢もこの機械の影響かと思うと、少し平静になった。 「…で、俺が実験体なのは?」 「修羅組の皆さんが居ないんですから、あなたしか居ないじゃないですかー…」 無い胸を張る事もなくそれが当然のように淡々と質問に答える。 既に怒る気も失せていた。 「分かった。もう良い……黙れ。口を開くな頭が痛くなる」 「犬と会話なんてこっちも真っ平ごめんなんですが、まだ実験が残ってるんですよねぇ、残念ながら。」 「機械の効能で夢を見たはずなんです、結果の参考にしますのでさっさと話してください」 誰が話すかとも思うが発言の一部が気になった。 確かにこいつは『機械で』と言った。少々癪だがやはりあの夢を見たのはひなたのおかげだったらしい。 それなら借りは返さねばならないが。それもやはり癪だった。こいつに詳細を話すのは。 「………主の夢だ。海の見える丘花畑での、な つまらん夢だ馬鹿みたいな場所で会話しただけのな」 「…ふぅん。海の見える丘ですか…」 もう話す事は無いとペタンと伏せる。 ひなたの方はと言えば何か思案しているらしい。きっとどうでも良い事なのだろう。 「…もし、ですね」 「あぁ?」 「もし、私が死んだらそんな所に埋めてもらいたいですねぇ もしその時はシリウスさん埋めてくれませんか?」 無表情で言う言葉ではない。とりあえず冗談だと受け取る事にした。 「お前が死ぬ所なんて想像できんな。そもそもお前は絶対俺より長生きする」 「…わんこの想像力がその程度なのは仕方ないですけどね」 冗談に伏したが。こいつにはさっきの恩がある。 例え実験だったとしても、だから。 「まぁ、いいさ。そん時は俺に任せろ。最高の場所を見つけてやる。絶対ありえんがな」 「さすがわんこ。ご主人様には忠実ですね」 …………。 後はどちらも話すことなく沈黙が響く。 「所で俺は狼なんだが?」 「…ん?犬でしょう?」 ………。 +大+「こんのっ、くそったれやろうがっ!俺は狼だ!!」+大+
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最後に、島内トーナメントおよびキャラクターランキングを実施します。 それらの詳細は 島内トーナメントは こちら キャラクターランキングは こちら を参照してください。
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