生存 94 日目 天候:晴れ
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パオラ を野に放しました。 (何も食べずとも力が沸いてきます)
レイファス「あはは、お久しぶりだね、今日でお別れみたいだね、うん」
レイファス「色々お世話様だよー、色んな話をしたけど全部楽しかった、忘れないよー」
V「うわあああんっ、またっ、また何処かで会えるその日を夢見てますぞー! その日までまたね、ですぞー!」
レイファス「俺の台詞殆ど取りやがった……あはは、それじゃまた何時かっ!」
フェリン(134) からメッセージ
フェリン「意外と内容はシリアスなんだよねぃ(’’」
フェリン「そんなわけでAliveお疲れ様でした♪ヽ(´▽`)ノ」
架伊那(146) からメッセージ
かつて空を駆けていた船(410) からメッセージ
かつて空を駆けていた船「なんどかMAで弄らせていただきました(/▽`)ノ いい素材でした(マテ」
かつて空を駆けていた船「どうぞ健やかにそのままに(/▽`)ノ 萌は永遠です!(合言葉」
アフロなネル(442) からメッセージ
ウィル(775) からメッセージ
薬品調合 を訓練しました。(CP- 30 )
薬品調合により 食料10 を消費し、 グリーンガム を生成しました!
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叫び声が聞こえる 蚰蜒(5) のシャウト! 蚰蜒「まぁ、なんだ、最後まで悪の華にもなれず、 救世主にもなれずに…半端者で悪かったな。」
いこま(10) のシャウト!
黒野(20) のシャウト!
イシュトル(21) のシャウト!
昼寝部由乃(50) のシャウト!
サファリング(52) のシャウト!
激☆蛸愛好家(56) のシャウト!
ロイド(71) のシャウト!
ベリー(74) のシャウト!
キュレス(88) のシャウト!
レイファス(116) のシャウト!
フェリン(134) のシャウト!
ハイン(143) のシャウト!
アーティ(150) のシャウト!
“鬼角”クシラ(159) のシャウト!
蒼悟(172) のシャウト!
アザミ(203) のシャウト!
カイゼル(208) のシャウト!
リーゼントなフル(221) のシャウト!
リーク(225) のシャウト!
スティード(255) のシャウト!
准尉さん(265) のシャウト!
ニャゴ(269) のシャウト!
あど(288) のシャウト!
りんご(306) のシャウト!
アフロなラディ(347) のシャウト!
みかん06(352) のシャウト!
禍を断つ業斧(353) のシャウト!
TiA(403) のシャウト!
一人と一匹で一人前(412) のシャウト!
ゆぅ(415) のシャウト!
ラディア(449) のシャウト!
由布(481) のシャウト!
リィル(492) のシャウト!
ランス・・・?(504) のシャウト!
欧月(549) のシャウト!
ミルワ(551) のシャウト!
Rs(ライズ)(552) のシャウト!
妖精さん(577) のシャウト!
あでんこo(585) のシャウト!
風真(595) のシャウト!
サトム(601) のシャウト!
遙(612) のシャウト!
雪(627) のシャウト!
ピープー(660) のシャウト!
きぃ(702) のシャウト!
シース(718) のシャウト!
ルウ(761) のシャウト!
るんぱ(774) のシャウト!
ウィル(775) のシャウト!
カナデ(796) のシャウト!
ピュセル(805) のシャウト!
Ivy(817) のシャウト!
ハル(819) のシャウト!
テラ(820) のシャウト!
シオン(821) のシャウト!
愛謝(826) のシャウト!
エレニア(838) のシャウト!
ごま(845) のシャウト!
疾風(886) のシャウト!
桂(906) のシャウト!
天神(made羊)(918) のシャウト!
プリム(926) のシャウト!
ラフィー(1022) のシャウト!
しおりん(1034) のシャウト!
歌姫カルラ♪(1040) のシャウト!
ラウラ(1056) のシャウト!
グレイ(1123) のシャウト!
精霊使いノア(1136) のシャウト!
五月野(1160) のシャウト!
キル(1174) のシャウト!
ルピ(1175) のシャウト!
まさじ(1190) のシャウト!
スピナー(1206) のシャウト!
リアラ(1212) のシャウト!
銀(1220) のシャウト!
ちこり(1240) のシャウト!
長老(1270) のシャウト!
いりえ(1288) のシャウト!
セイハ(1307) のシャウト!
エリン(1389) のシャウト!
リヴ(1418) のシャウト!
みーか(1493) のシャウト!
フェリア(1523) のシャウト!
みあん(1525) のシャウト!
ツヴァイ(1532) のシャウト!
棗(1550) のシャウト!
ブゥ@進展美(1555) のシャウト!
かごめん(1573) のシャウト!
ナナイ(1584) のシャウト!
アレナ(1586) のシャウト!
イッシュ(1621) のシャウト!
ものかきさん(1638) のシャウト!
幽(1701) のシャウト!
風鬼(1769) のシャウト!
リン(1813) のシャウト!
野良兎らぴ(1820) のシャウト!
“永遠に咲く花”ジュディス(1849) のシャウト!
フェティ(1925) のシャウト!
ふうちゃん(1993) のシャウト!
オフロなイカちゃん(2013) のシャウト!
『虹』の射手(2014) のシャウト!
呪夢(2053) のシャウト!
リトピン@逆モヒカン(2071) のシャウト!
にゃんぷる(2077) のシャウト!
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創られた幻の島が、強い光を放ちつつ少しずつ消えていきます。 唯一残るのは島の本当の姿、小さな、ひとつの島。 そして貴方は想います、これからの自分の居場所・・・ 闇に閉ざされた箱庭世界 大地から聞こえる声が…言った。 『”―――――想い描いてください、貴方の帰る先を。 この島の探索を続けるのならこの島を、そうでないのなら貴方の望む場所を。”』 あぁ、終わりが来たんだ…と、花の精霊は思った。 災いは消え、戦いは終った。 それは……花の精霊にとって、『生きる』ことが、終るという事だった。 『生きる』ことは、戦い。 そして…また、戦い続けるのが…精一杯『生きる』ことだったから。 災いは消え、戦いは終った。 島は来訪者達の手によって、その存在を永らえた。 けれども………花の精霊にとって、それは自分自身の終わりを意味していた。 * * * 赤い星が消え去って、穏やかな色になった空を仰ぐ。 共に戦った仲間達が、皆…思い思いの旅路を描き始める。 ひとしきり、それぞれの無事などを喜び合い、はしゃいだ後は… ペットとして暫くの間連れ歩いていた小象を、そっと野に放してやった。 小象は別れの挨拶をするかのように一声鳴き、自然の中へと戻っていく。 遠ざかり…消えていく小象の姿を見送ると、 いつものように騒がしく振舞う訳でも無く…… 花の精霊は一人、ただ空を眺めていた。 「……ご主人、様?」 「あぁ……コロネ。……どーしたでぃすか?」 コロネ、と名付けられていたペットの野兎が、主人の様子を心配そうに伺う。 その声に気付くと、花の精霊は微笑んで振り向いた。 本来は完全なる小さな兎の形態だが…主人の力によって変身し、 兎の耳と尻尾を持つ半獣人型を保っているコロネが、茶色の瞳で見詰める。 対する花の精霊は、優しく晴れた空の色を映したような色の双眸を…そっと、細めて。 「これから…どうするんですか?」 「んー、別に…どうもしないよーぅ。」 返答を聞くと、コロネは首を傾げる。 けれども、花の精霊はにこにこと微笑するだけ。 曇りの無いその笑顔に、コロネは…何処か、胸が締め付けられる感情を覚えた。 「…ご主人様は、この島に…残るんですか…?」 恐る恐る尋ねると、肯定とも否定ともつかないような表情で…主人が、口を開いた。 「ちこりは、何処かへ行く気は無いでぃすよ。」 「それじゃあ、また、島の探索を―――……」 そう言い掛けて、コロネは…初めて、自分の主人の足元が透けている事に気付く。 蜃気楼が揺らぐように、ぼんやりと…霞んで。 コロネは、ゴシゴシと自分の目を擦った。 …まさか。 ………まさか。 「あはー、冒険は…もう、出来ないよ。……終わりが来たから。」 コロネの心の中を読むかのように、花の精霊は淡々と告げて…笑う。 曇りの無い穏やかな笑顔。 それは……『覚悟している者』の顔だ、と野兎は思った。 ゆっくりと、ゆっくりと…足先から、姿が消えていく。 「ご主人様……だめ、ですよ、…そんなのっ……そんなの…!!」 「――ちこりの『時間』は、元々限られてたんだよ。」 精神具現体だった、花の精霊。 闇に閉ざされ、未来の無い世界に本体を残したまま…自分が生きる術を求め、 この島へと心を飛ばした、花の精霊。 本体が枯れれば、心も消える。 おそらく、箱庭世界では…今、まさに花の精霊の『本体』が枯れようとしている。 「でも……っ」 コロネが絞り出そうとした声が、掠れた。 それ以上は、最早…溢れる感情に任せてしか、言葉が出てこない。 「…この島には、まだ、『宝玉伝説』みたいなものがあるって…! ご主人様が、生き延びる方法があるかも知れないじゃないですか……!! ……だめですよ、…せっかく、災いも消えて…島も、平和でっ… これから、…皆………生きて行くのに……! …………っ…… ―――――――――………… …生き、て、っ………!」 涙で滲んだコロネの叫びを、やんわりと…花の精霊は制した。 「もう……良いんだ。私は…精一杯、『生きた』から。」 ありがとう。 「皆に、宜しく言っておいてくれないかなぁ?」 ありがとう。 「…特に、おーちゃんには……今まで、相棒で居てくれて有難う、って。」 だいすき、だよ。 「やだなぁ、コロネ……そんな風に泣かないでよ……。」 だいすき、だった、よ……。 紡がれていく主人の言葉を、ぼろぼろと大粒の涙を流しながら、コロネは 自分の胸に刻み付けて行く。 胸の中に。 …記憶の中に。 沢山の、思い出と共に。 「…っ、ご主人様……ごしゅじん、さまぁ…っ!!!!」 コロネは、必死で主人を呼び続ける。 力が入らず、その場から動く事すら出来ないのに、気持ちだけが先走って。 何度も何度も繰り返し…消え行く存在を、この場に留めようと。 自身の指先が薄らいだのを見やると、花の精霊は…そっと、静かに笑んだ。 「さよなら、だね」 それが、最後の言葉だった。 * * * 『……エレンシア』 「んー、…銀蘭? えへへー、ひっさしぶりだねぃv」 懐かしい声に呼ばれ、花の精霊は…『夢』の世界で目を開ける。 『……良いのですか?』 「―――…何がー?」 『私の力を分ければ、再びあの島で『願いを叶える』為の旅をする事も可能だったでしょう?』 「うん…そう、だね…」 今までも、あの島で具現化した身体を維持する事が出来なくなりそうな程に 消耗していた時は…時折、そうして意識を繋いできた。 花の精霊に、生きる力を分け与えて。 「でも、銀蘭の力を貰ったら、……森が死ぬのが、早くなっちゃうよ」 エレンシア、と呼ばれた花の精霊は悲しげに笑った。 銀蘭、と呼ばれた森の守護者は、苦笑いする。 花の精霊の本体が存在する世界には、未来が無い。 本体が生まれた場所である森は、今…守護者である銀蘭の力によって 破滅に向かう速度を制御されている。 ただし、それは…あくまで時間を遅らせているだけの事。 滅亡は必ずやって来る。 銀蘭の力が、花の精霊に向けられれば…当然、森を護る力も、薄らぐのだ。 『私は……それでも、貴方を助けたいと…思ってしまうんですけれどね。』 青年の姿を取る森の守護者が、自嘲めいた表情で呟く。 その様子を見やると、花の精霊は「ありがと」と穏やかに微笑んだ。 『もう、あの島へ戻る気は無いと?』 「………………」 「………………だって、ホラ、また…お別れする事になったら、辛いし。」 緩やかな動作で問いに頷き、花の精霊はそう言った。 『確かに…戻った所で、生き延びる術が確実に見つかる訳では無いでしょうが…』 「だから…もう、お別れ…してきたんだ…。」 えへへ、と乾いた笑い声。明らかに、無理をしているような。 『―――…このまま、貴方が消えたら…クロスは、泣きますよ?』 「うん、……分かってる。」 『それでも…もう、延命は必要無い、と。』 クロス、という名を聞くと…花の精霊は、僅かに表情を沈ませた。 胸に十字架を持つ、赤い髪をした魔狼の義兄弟。 彼が、悲しみに暮れる様は容易に想像出来た。 何故なら…彼は、花の精霊の未来を繋げる為に、異界へと飛び出して行ったから。 恐らく、今でもその術を求めて旅を続けているのだろう。 しかし…決意は、変わらない。 これ以上、別れの不安を抱えたままで過ごす事は、苦痛だった。 そして……実際に別離を経験する事も、これ以上と無い程の痛みで。 「わたしは、もう……充分、楽しかったから……。」 暫しの間を置いてから、花の精霊は囁いた。 その言葉に、銀蘭は頷き。 愛しい妹、『エレンシア』の名と姿を継ぐ…花の精霊を、 痛みから解放する事を決めた。 銀蘭は、ゆるゆると相手の額へと手を伸ばす。 『――――――おやすみなさい、チコリ・エレンシア・リーフィ………』 優しい声が響くと、花の精霊が目を閉じる。 銀蘭の翳した手から、暖かな光が溢れた。 そして……………花の精霊の意識は、其処で…途切れた。 同時に、森の精霊である義兄…銀蘭からの、精神干渉も途絶える。 闇に包まれた世界で、光を求めて彷徨った、小さな花の精霊は… 暖かな光に包まれ、眠るように………。 * * * ……………コロネは、いつも主人がしていたように…空を、仰ぐ。 主人である花の精霊は、平原の真ん中や山岳の上、果ては崩れた遺跡の隙間からも 虚空を仰いでいた。 その視線は遥か遠くを見詰めていて…コロネは、そんな主の横顔を眺めては、 『あぁ、この人は…この世界の空を通して、別の世界の空を見ているんだ』 と、良く思ったものだ。 コロネも、今はまさに自分の主人と同じ事をしている。 晴れ渡る青空を眺めていながらも、心は別の事を思い描いている。 風が、まるで生命の息吹のように大地を撫でて……彼女の髪を揺らした。 野兎である彼女の、茶色の毛並み……では無く、…長い髪を。 「ご主人様……………」 ぽつんと呟くと、傍らの植物がそよいだ。 小さな蕾をつけた花が…風に、揺れている。 『…………』 声が聴こえたような気がして、コロネはそっと微笑む。 ――本来ならば、力の源であった主人が消えた時点で、コロネは元の姿に 戻るはずであった。本来の形である、野兎の姿に。 花の精霊の魔力はそれほど強いものでは無かった。 継続的に野兎を人の姿として保ち続けているには、主人の『意思』が必要だった。 だが、この島から花の精霊が消えた今でも、彼女は人の形を保っていて。 「ご主人様……待っていて下さい…!」 再び空を仰ぐと、野兎は力強くそう言った。 彼女は、確信しているのだ。 主人は…今も、完全に消えては居ないという事を。 元の器に還り、眠っているだけなのだ……と。 だから、自分に注がれた力も消えなかったのだ、と。 「この島に宿る力で、きっと………」 主人を、呼び起こしてみせる。 存在する世界が違っても、主が何処かで生き続けているのなら。 ……完全なる終わりが来る前に、力を分け与えられた下僕としてその責を果たそう。 大切な主を、未来の無い世界から救い出そう。 野兎は、歩き出した。 歩調はゆっくりと、視線は…前を見据えて。 足元には、蕾をつけた植物。 其れが、やがて花開くように………… 必ず、願いを叶えてみせる。 ―――――この島で……生き抜いて、みせる。 自分の大切な人が『生きる』為に、戦い続けよう―――――………。 To Be Continued...?
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最後に、島内トーナメントおよびキャラクターランキングを実施します。 それらの詳細は 島内トーナメントは こちら キャラクターランキングは こちら を参照してください。
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