ALIVE
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生存 96 日目 天候:晴れ



基本行動宣言成功
メッセージ送信 フレア(1)
エルティス(136)
Rs(ライズ)(552)
カトレア(690)
薫(1084)
ツヴァイ(1532)
ロジュ(1815)
ピュセル(805)




(何も食べずとも力が沸いてきます)


エルティス(136) からメッセージ
シオン「一応、お疲れ様。薄々予感はしてたけど最終回になっちゃったね」

ルシア「エピローグをどうするか、困ったものねぇ」

かつて空を駆けていた船(410) からメッセージ
かつて空を駆けていた船「・・・・ああっごめんなさいっ・゚・(ノД`)・゚・チキレにかまけてメッセ返信が滞っておりm ―(ノД`)→ ブホァ

かつて空を駆けていた船「・・・お別れの挨拶だけでもと参上です(T▽T)ノ ピュ殿には前振りに出させてもらったり出しちゃったりもーほんと感謝尽きませぬm(__)m 外見に反してネタ役でしたが(ぁぁぁぁ」

かつて空を駆けていた船「・・・最後の時間です・゚・(ノД`)・゚・どうぞ達者に生きられますよう。あと呪いとかもほどほどにされますよう(T▽T)ノ(ぉー」

わかめパーマな羽唯(461) からメッセージ
わかめパーマな羽唯「途中でメッセ途切れさせちゃったりしたけど、今まで有難うね〜!!」

わかめパーマな羽唯「ピュセルちゃんのその後の物語りもまた楽しみにしてるよヽ(´▽`)ノ(ぉ」

Rs(ライズ)(552) からメッセージ
Rs(ライズ)「短い間でしたが孤島同行ありがとうございましたっ!!」

Rs(ライズ)「結局最後のトドメはさせませんでしたが…、朝の決闘は厳しかったですね(ぁ」

Rs(ライズ)「それでは、またどこかで会いましたらよろしくお願いしますっ!!」

カトレア(690) からメッセージ
カトレア「永かったアライブもようやくの最終回、いままでありがとね」

カトレア「また来世、どこかの世界で会えるといいね〜 それじゃっ!」

ピュセル(805) は言った
ピュセル「ALIVE終了おつかれー!」

ピュセル「皆にメッセ送るのは無理なので、ここで御礼言っておくね。」

ピュセル「最後まで付き合ってくれた人含め、このゲームで出会えた皆、ありがとー!

(862) からメッセージ
「いやや、今回ちょっとマジメにエピローグ書いてみたけど…やっぱ書くのには経験が必要だなーって思ったよー orz」

「だから、ステキな文章書ける人はやっぱ尊敬だよ!ヽ(´▽`)ノ」

「それにしても、リトルグレイで終わりだったね。もうお別れなんて、ちょっと寂しいナァ…でもやっぱり、別れは笑顔でないとね!(にこ)」

薫(1084) からメッセージ
薫「そろそろ最後の時が近いようですね、今までお話し相手になって頂きありがとうございました」

薫「またどこかでお会いすることもあるかも知れませんが、その時はまたよろしうお願い致します」

十六夜「今まで薫の事を気にかけて頂きありがとうございました
ピュセル様に幸あらんことを願っております(ぺこり」

お好きに呼んでください(1280) からメッセージ
お好きに呼んでください「師匠、大好きです。これからもずっと…(MAのURL見てくださいですー)」

アフロなみるちゃん(1407) からメッセージ
アフロなみるちゃん「みるちゃんです☆
みるちゃんはキノコの森へゆくのです(予定)(>▽<」

アフロなみるちゃん「きっとどこかでお会いするのです☆
そうしたら、おいしいごはんをごいっしょするのです(>▽<」

ツヴァイ(1532) からメッセージ
ツヴァイ「前振りの続き、もしどこかで続けるようでしたら教えてくださいね。」




叫び声が聞こえる

蚰蜒(5) のシャウト!
蚰蜒「まぁ、なんだ、最後まで悪の華にもなれず、
    救世主にもなれずに…半端者で悪かったな。

いこま(10) のシャウト!
いこま「ありがとうと、ただ一言だけ。」

黒野(20) のシャウト!
黒野「みんなーーーーー!!!!
今までありがとーーーーーーーーーー!!!!!!

イシュトル(21) のシャウト!
イシュトル「皆はこの島での生活はどうだっただろうか?俺は目的は果たせなかったが楽しい事や、苦しい事、いろんな出会いもあった・・・なので十分満足できたと思う。これを読んでいるあんたはどうだっただろうか?」

昼寝部由乃(50) のシャウト!
昼寝部由乃「みんなありがとー!!」

サファリング(52) のシャウト!
サファリング「お疲れ様でした」

激☆蛸愛好家(56) のシャウト!
激☆蛸愛好家「しゃぎゃ!!」

ロイド(71) のシャウト!
ロイド「最後だしちょっとぐらい叫んでも良いよね…。皆さん、お疲れ様でした、っと」

ベリー(74) のシャウト!
ベリー「あえて最後に叫ぼう。楽しみはこれからだと!」

キュレス(88) のシャウト!
キュレス「今、帰る──!」

レイファス(116) のシャウト!
レイファス「島での生活もついに終わり、本当に長かったなぁ」 V「心から楽しめました! ありがとう皆の衆!」 エリス「えっと……お別れは寂しいですけど、でも……」アンニュイ「……また、いつか」 レイ「何処かの世界で出会えるように、儚い願いと謝辞を込めてっ!」 V「インフィニティクロスEx最終話!」
『終わりという名のプロローグ』

フェリン(134) のシャウト!
フェリン「またいつかどこかで会えるよね?」

ハイン(143) のシャウト!
ハイン「さようなら、僕が生きたこの島よ…!」

アーティ(150) のシャウト!
アーティ「……終わり、かぁ」 空「ま、始まりがあれば終わりがあるもので」 楓「……終わりが有るから、始まりもある…ってね」 クー「じゃあ…帰ろっか、あたらしいハジマリのためにっ」

“鬼角”クシラ(159) のシャウト!
“鬼角”クシラ「さようならだ…。」

蒼悟(172) のシャウト!
蒼悟「特にやる事があるわけでもなし(´-`lll)」

アザミ(203) のシャウト!
アザミ「皆さん、御疲れさまでした。また御縁がありましたら、そのときは…」

カイゼル(208) のシャウト!
カイゼル「これが最後の叫びになるのか……思えば長い間この島にいたな……そして、私の力も島に来たばかりの頃に比べれば比べ物にならないぐらいに強くなった。だが、私はさらに強くならなければならない……リトルグレイのような者でも勝てるように……」

リーゼントなフル(221) のシャウト!
リーゼントなフル「ハチ男君、ナナちゃん・・・これで終わりなのかなぁ。楽しかったよ、ありがとう。」

リーク(225) のシャウト!
リーク「島で出合った全ての人に感謝を。さよならだ。」

スティード(255) のシャウト!
スティード「・・・・まっ、やるべき事はやった・・・・・だな」

准尉さん(265) のシャウト!
准尉さん「最後まで楽しめました。前フリも毎回楽しくやらせていただきました。今回、無事にキャラの話に決着をつけることができてよかったです。では、みなさん、ごきげんよう。」

ニャゴ(269) のシャウト!
ニャゴ「」゚□゚)」<みんなサヨナラなのニャ〜!!!

あど(288) のシャウト!
あど「今までお疲れ様でしたっ!

りんご(306) のシャウト!
りんご「今までありがとー」

アフロなラディ(347) のシャウト!
アフロなラディ「まぁ退屈はしなかったぜ・・・」

みかん06(352) のシャウト!
みかん06「うわーん、うれしいのに、どきどきなのにっ、なみだが、でてきたデシター!」

禍を断つ業斧(353) のシャウト!
禍を断つ業斧「最後ぐらいだ…俺の純粋な気持ちを叫んでも…罰は当たるまい…俺は、聖架を愛している…!これからも、宜しく頼む…!

TiA(403) のシャウト!
TiA「今までメッセに付きあってくれた方、ありがとうございます。それではまた逢う日まで……ごきげんよう。」

一人と一匹で一人前(412) のシャウト!
リディア「全員へ告ぐ。おつかれっしたー。」
(映ω映)「したー。」

ゆぅ(415) のシャウト!
だめ「間に合わないメー!!煤i・巴`・;@」

ラディア(449) のシャウト!
ラディア「いつか還るべき場所へ…。出会いは一生ものだけれど、別れは永遠ではありませんわ。またいつかどこかで。」

由布(481) のシャウト!
由布「名前リンクから……(黙)」

リィル(492) のシャウト!
リィル「最後の最後に技能63個目〜

ランス・・・?(504) のシャウト!
ランス・・・?「うがー!次だ次!!」

欧月(549) のシャウト!
欧月「最高に楽しかったよ。……さよなら、島の全て。」

ミルワ(551) のシャウト!
ミルワ「友よ。ここの思い出は……あたしの胸に刻む」

Rs(ライズ)(552) のシャウト!
Rs(ライズ)「エピローグではないけれども、そんな感じで…、皆さんありがとうございました、」

妖精さん(577) のシャウト!
妖精さん「今までありがとうございましたっ><」

あでんこo(585) のシャウト!
あでんこo「んけ先生、あたし、無事強くなれたんでしょうか・・・?」

風真(595) のシャウト!
風真「ドロンッ!」

サトム(601) のシャウト!
サトム「ホント、もう、ありがとうございました!」

遙(612) のシャウト!
遙「みんな、みんな、サヨナラなのさね!!」

雪(627) のシャウト!
雪「じゃあ、みんなばいばーい」

ピープー(660) のシャウト!
ピープー「最後になっちゃうし、叫んでおきまあす!とっても楽しかったでーす♪」

きぃ(702) のシャウト!
きぃ「お疲れサンでした〜♪♪ 粗相の多い野郎やったけど、こんな奴に構ってくれはった方々、おおきに〜♪」

シース(718) のシャウト!
シース「最後の最後に申し訳ありませんでした!」

ルウ(761) のシャウト!
ルウ「おしまい。栗鼠さんお疲れ様です&次も(場合によっては)宜しくです」

るんぱ(774) のシャウト!
るんぱ「みなさん、おつかれさまー」

ウィル(775) のシャウト!
ウィル「今までお疲れ様でしたぁ!

カナデ(796) のシャウト!
カナデ「ま、皆元気でな?」

ピュセル(805) のシャウト!
ピュセル「何とか前振りに幕を下ろせた…皆、おつかれー。」

Ivy(817) のシャウト!
Ivy「ほんとうにお別れ。 お世話になった方に多大なる感謝の気持ちをこめて・・・
ありがとうございましたー♪

ハル(819) のシャウト!
ハル「INORIを捧げよう。世界が終わる前に。」

テラ(820) のシャウト!
テラ「生きる事が主題のこの世界、皆様は自らの思い描く生を全う出来たでしょうか?全う出来た人も、また悔いの残る事となった人も、その全ての”これから”の生に祝福が在りますように…」

シオン(821) のシャウト!
シオン「今日で最後ですか…長いようで、短かったですね(苦笑)本当に楽しい日々を送らせていただきました、そして、皆様に出会えたこと、本当に幸せでした(微笑 今まで本当にありがとうございました(ぺこ」

愛謝(826) のシャウト!
愛謝「!」

エレニア(838) のシャウト!
エレニア「皆様お世話になりましたっ♪」

ごま(845) のシャウト!
ごま「オレはもう一踏ん張りするとしよう。」

疾風(886) のシャウト!
疾風「とりあえず…帰ろうかな」

桂(906) のシャウト!
桂「さあ、冒険の始まり始まり。」

天神(made羊)(918) のシャウト!
天神(made羊)「皆さん今まで有り難うございましたーヽ(´▽`)ノ」

プリム(926) のシャウト!
プリム「…帰るにゃよ。ぷりむの、御家へ──……」

ラフィー(1022) のシャウト!
ラフィー「大団円!おつかれさまでした〜♪」

しおりん(1034) のシャウト!
しおりん「ご苦労様でした」

歌姫カルラ♪(1040) のシャウト!
歌姫カルラ♪「最後の叫びになるのね。。。叫ぶより、歌うわ♪」

ラウラ(1056) のシャウト!
ラウラ「やっぱ最後は・・・罠に栄光あれー!!

グレイ(1123) のシャウト!
グレイ「Good Bye!」

精霊使いノア(1136) のシャウト!
精霊使いノア「今までありがとう、雪ちゃんっ!」

五月野(1160) のシャウト!
五月野「今後も強き神が皆様と共にあらんことを願って…ゴーラム!

キル(1174) のシャウト!
キル「最後くらい叫んでやるぜー。1年半ちょいの間そこそこ楽しかったぜー」

ルピ(1175) のシャウト!
ルピ「『天魔の少女の物語 最終回!!!』 今までありがとうございましたなのぉw」

まさじ(1190) のシャウト!
まさじ「これまで私と接して下さった皆さん、本当に楽しかったです。ありがとう…」

スピナー(1206) のシャウト!
スピナー「榊さんを捕まえてやる!!

リアラ(1212) のシャウト!
リアラ「お疲れ様でしたー♪&新しい遺跡の探索頑張ってくださいー♪」

(1220) のシャウト!
「ふん」

ちこり(1240) のシャウト!
ちこり「今まで、ありがとーっ…! みんな、だいすきだよーぅ(´▽`*)ノシ」

長老(1270) のシャウト!
長老「もげらヽ(´▽`)ノもげらヽ(´▽`)ノもげらヽ(´▽`)ノ」

いりえ(1288) のシャウト!
いりえ「みんな、ばいばい。またいつか、ねv」

セイハ(1307) のシャウト!
セイハ「これで終りだよ!みんなお疲れー!もげらっ(><)ノ♪」

エリン(1389) のシャウト!
エリン「とうとう終わりかぁ。いろいろあったけど楽しかったー、みんな、ありがとー( ゜▽゜)ノ」

リヴ(1418) のシャウト!
リヴ「それでは、おさらば。そして―――またいつの日か」

みーか(1493) のシャウト!
みーか「本当にありがとう。そして…お疲れ様…」

フェリア(1523) のシャウト!
フェリア「急に終わっちゃったー! みんな元気でねー! またどこかで会おうねー!」

みあん(1525) のシャウト!
みあん「もげらヽ(´▽`)ノ

ツヴァイ(1532) のシャウト!
ツヴァイ「皆さんお疲れ様でした。またどこかでお会いしましょう。」

棗(1550) のシャウト!
棗「ハレンチ!!(*'ロ')σ

ブゥ@進展美(1555) のシャウト!
ブゥ@進展美「ふははははははははは〜。俺は満足だ〜。栗鼠たんごくろうさまー。あんがとー」

かごめん(1573) のシャウト!
かごめん「皆さん栗鼠さん今までありがとうございました(― x ―)」

ナナイ(1584) のシャウト!
ナナイ「みんなありがとう・・・楽しかったよ・・・」

アレナ(1586) のシャウト!
アレナ「今までお世話になった人全員にメッセ送信!」

イッシュ(1621) のシャウト!
イッシュ「……ボク達がいた島は偽りの存在。その島での出来事も全て幻だったのかもしれない。夢だったのかもしれない。だけど、そんなことは関係ない。ボク達は……少なくともここにいる皆は誰にも操られずに自分の意志でここまで来た。それはボクらがボクらであった証!   …この島で今まで出会った全ての方にありがとう。そして……これからは皆が自分自身の道を進む事になる。いつまでも今のままではいられない……だから……! 
さぁ!皆、進め!限りなき未来へ向かって!

ものかきさん(1638) のシャウト!
ものかきさん「長い間ありがとうございました。皆さんのこれからのご多幸をお祈り申し上げます。」

幽(1701) のシャウト!
幽「みんな・・・最後の最後でメッセ送れなくてごめんっ」

風鬼(1769) のシャウト!
風鬼「さらば、ALIVEよ!」

リン(1813) のシャウト!
リン「これで最後なのですねTT」

野良兎らぴ(1820) のシャウト!
野良兎らぴ「全部、終わったのかなぁ…? あの変なののお腹の中とかに飛ばされなくて、ほんと良かったのっ。」

“永遠に咲く花”ジュディス(1849) のシャウト!
“永遠に咲く花”ジュディス「長かったこの島での日々ももうすぐ終わろうとしている…。わたしに話し掛けてくれた人たち、ともに歩んでくれた人たち、取るに足らない話題も今となっては大切な宝物です。今まで助けてくれた数え切れない人たちへありがとう。永遠にこの日々が続けばいい…ふと、そんなふうに感じる事もありましたが…
でも、祭りはいつか終わるものですから。 さよならは笑顔で。またね!バイバイ!

フェティ(1925) のシャウト!
フェティ「もげらヽ(´▽`)ノ

ふうちゃん(1993) のシャウト!
ふうちゃん「みんなばいばーい、僕のこと忘れないでねー」

オフロなイカちゃん(2013) のシャウト!
オフロなイカちゃん「みっ…い〜っ…!(あのシマは、ボクたちには「ニセモノ」なんかじゃないよ〜…っ!友達とであって、思い出がいっぱいの、大切なところだよ〜!と言っている)」

『虹』の射手(2014) のシャウト!
『虹』の射手「此島での日々を、私は一生忘れません!!

呪夢(2053) のシャウト!
呪夢「これで・・・皆とお別れですね。」

リトピン@逆モヒカン(2071) のシャウト!
リトピン@逆モヒカン「47日間本当に楽しませて頂きありがとう〜 栗鼠様〜 続編を是非とも〜」

にゃんぷる(2077) のシャウト!
にゃんぷる「みんなありがとう(´ω`)」




ENo.805 ピュセル=フェザータップ
場所 X-8地上 宝玉 ○○ C P 13936470
H P 9579 / 9579

S P 1970 / 1970

食料 2575 / 4823

体格 328 敏捷 579 器用 21
魔力 614 魅力 451 幸運 473
使用可能技一覧 00 連勝 88684

= Equipment =
右手 ストームアイ
左手 虹の瞳
身体 血針衣
装飾 指輪 [keep wilo's hope alive]
= Profile =
種族 フェアリー
性別
年齢 14歳
記憶喪失のフェアリーの少女。
風を操ることを得意とし、魔石もそれに応じた風の力を持つ。
呪術にも造詣が深いようだが、本人もその理由は知らない。
喋るのが大好きで、誰とでもよく話す。
また、思念波を使って、遠距離の人間とも会話する事が可能。
羽根はなく、風を操って空を飛ぶ。

生存50日目において、フェザー覚醒。
ピュセルの身体を乗っ取り、なりすましている。
元の身体の持ち主であるピュセルは何処かに呪縛鎖によって
封印されているようだが…。

■ ピュセル・タップ
性格:お気楽/人懐っこい
判明していること:フェザーの双子の妹
設定上の呼称:『邪なるものの聖壷』(ヨコシマナルモノノセイコ)

■ フェザー・タップ
性格:打算的/人をからかうのが好き/残虐
判明していること:ピュセルの双子の姉
設定上の呼称:『闇天十二翼の欠片』(アンテンジュウニヨクノカケラ)
別世界では、青嵐の魔姫として恐れられた闇天十二翼の一人。
この島では大幅に能力が制限されているようで、本来の能力を
発揮できずにいる。

好きなもの:ふさふさしたもの。果物。
嫌いなもの:ぬめぬめしたもの。

No 技能 LV
1呪術25
2動物使役21
3動物知識15
4浮遊3
5指導9
6料理5
7攻魔作製3
8伝承知識5
9回魔作製3
10軽業10
11白魔術25
12効果付加10
13歌唱8
14霊学12
15怨霊降臨12
16楽器5
17効果装着1
18物質合成15
19儀式10
20舞踊5
21薬品調合6
22装備強化5
23能力指導3
24呪歌16
25神聖魔術20
26合成獣5
27いい気分4
Noアイテム(種類・強さ・効果1・効果2)
1ストームブリンガー
 ( 攻魔 / 668 / なし / なし )
2蟹の殻
 ( 他 / 3 / なし / なし )
3指輪 [keep wilo's hope alive]
 ( 装飾 / 413 / 滋養強壮 / 韋駄天LV4 )
4ストームアイ
 ( 聖石 / 676 / なし / なし )
5黒い玉
 ( 鉱物 / 10 / なし / なし )
6虹の瞳
 ( 回魔 / 166 / 緑術LV3 / 緑術LV3 )
7白砂
 ( 他 / 0 / なし / なし )
8鋭い牙
 ( 他 / 10 / なし / なし )
9
10
11大きな貝殻
 ( 他 / 10 / なし / なし )
12
13血針衣
 ( 防具 / 247 / なし / なし )
14輝石
 ( 鉱物 / 50 / なし / なし )
15
16
PetNo.1 うなー
種族 山猫 C P 262
H P 11233 S P 1745 親密 100 / 100

体格 672 敏捷 1044 器用 351
魔力 936 魅力 70 幸運 304
詳細 能力LV. 3
PetNo.2 ヴァプラ
種族 ライフストーカー C P 199
H P 4620 S P 1376 親密 100 / 100

体格 149 敏捷 313 器用 102
魔力 1081 魅力 65 幸運 41
付加
異形な容姿
PetNo.3 マルコキアス
種族 狼少年 C P 207
H P 3375 S P 836 親密 100 / 100

体格 112 敏捷 233 器用 55
魔力 411 魅力 246 幸運 162
詳細 能力LV. 3
付加
貫通LV5 拡大LV3 韋駄天LV3
PetNo.4 セーレ
種族 闇狐 C P 207
H P 2805 S P 499 親密 100 / 100

体格 128 敏捷 144 器用 116
魔力 220 魅力 125 幸運 90



創られた幻の島が、強い光を放ちつつ少しずつ消えていきます。
唯一残るのは島の本当の姿、小さな、ひとつの島。

そして貴方は想います、これからの自分の居場所・・・


うぃるおちゃん(1280)と共にある場所


島の上空を巡る星々からの侵略者の脅威が去り行く中、

ここに一つの終着が訪れようとしていた。

ここは、もう一つの、異世界からの脅威を呼び込む場所。

氷の、世界。


「あーあー。落ちたねえ」


マルコキアスは、氷の大地に墜落して行くゴーテを見ながら、肩を竦めた。


「いや……油断するな。来るぞ」


ヴァプラが黒い衣を翻すと同時に、墜落した戦艦から、

強力な魔力が解き放たれた。


「……やってくれるじゃない?」


周囲に球状の結界を張りながら、

落ちた戦艦の方からゆっくりと近付く影。


「……貴女でしたか」


ヴァプラは呟くと、擦れた笑い声をあげた。


「……今度という今度は、逃がさないわよ?

 その衣ごと地獄の劫火で焼き尽して瓶詰めにして

 濁流に放り込んでやるわ」


黒猫を肩に乗せた魔女は、近寄りがたい漆黒のオーラを

漂わせながら、ヴァプラと対峙する。


「さて……逃げはしませんが、どうですかな」


「ハハハ、怖いおねーさんだなあ。

 じゃあ、そっちはヴァプラに任せて、

 僕はこっちの相手をすればいいかな」


向き直るマルコキアスの方には、ヨル、うぃるお、黒鉄、羽唯。


「我々四人をまとめて相手すると? 大した自信だな」


サングラスの奥の目を細める黒鉄。

その横で、うぃるおと羽唯を護るように、

ヨルが大槌を構えて翼を広げる。


「……戦を司る魔人の力を甘く見ないでほしいね。

 自信じゃない。これは『絶対』だよ」


マルコキアスは、そう言って牙を剥き、凄惨な笑みを浮かべた。


「さぁ、始めようじゃないかッ!」


◆ ◇ ◆


「力が結集している……間違いない。衝突がおきておる」


フレアの肩に乗ったステラが、呟いた。


「さっき、物凄い音がしたけど…

 …他にも、私達以外に来ている人がいるという事ですか?」


「恐らく」


端的に応えるステラだが、その表情には余裕はない。

フレアとツヴァイ、セーレを倒した二人は、その後、

激しい地鳴りの聞こえた地域へと急いでいた。

そこは、最初にステラが力を感知した場所でもある。


「俄かには信じがたい話だが……この島にある何かを狙って、

 異世界の魔王がやってくる、か…」


ツヴァイは、先程フレアと共に、ステラから聞かされた話を

呟きながら、走る。


「正確には、島はどうでもよいのかもしれぬ。

 終焉の魔王は……ヴィクスは、縛鎖から逃れる術を

 模索した末、この島にフェザーを飛ばしたのだ。

 私やピュセル、フェザーの居た世界では己を縛る鎖からは

 逃れられぬと知ってな」


ピュセルとフェザーは元々、エステリアと呼ばれる

異世界において最初の風として創られた精霊であった。

だが、世界の管理者からの束縛を嫌い、フェザーは

エステリアの大地に大地の礎として封印されていた

魔王ヴィクスの意識と邂逅する。

結果、フェザーはヴィクスの尖兵たる闇天十二翼の一人として

エステリア世界に猛威を奮うのだが、

双子の姉妹ピュセルの同調意識干渉によって、

管理者にピュセルの意識の底に封印された。

その直後、最後のヴィクスの干渉によって、

フェザーを内包したピュセル毎、この島へと飛ばされたのだ。


「フェザーは、ヴィクスによって与えられたコマンドに

 よって、この島に魔王が降臨するための通路を開く役割を

 果たす……つまりは、脱出の梯子だ。

 …その前に、フェザーとピュセルを切り離さなければならぬ」


「その場合……フェザーさんはどうなっちゃうんですか?」


「……恐らく、意識毎、ヴィクスの待つ場所に

 引きずりこまれるであろう」


肉体と意識は別物。

ピュセルの身体は、フェザーによって憑依されているに過ぎない。

切れた縄梯子は、当然、下から登り来る者と共に、

奈落へと落ちていくしかない。


「……そんな」


フレアは、フェザーの事をよくは知らない。

自分がずっとピュセルだと思っていた人が、

途中から摩り替わっていた事にすら気付かなかった。

それくらい巧妙にフェザーはピュセルを演じていたため、

フェザー自身のことは分からなかったのだ。

だが、犠牲を伴う終わり方は、彼女にとって

後味の良いものではない。


「……時には、そういう覚悟も必要だ。

 とにかく、時間がない。判断はその場で出すしかないだろう」


俯くフレアを叱咤するように、ツヴァイは前を見ながら言った。



◆ ◇ ◆



「……ッ!」


氷樹ごと薙ぎ倒す強力な魔法に、ヴァプラの身体が

地面へと叩きつけられる。

過大な重力を伴った魔力塊が、黒衣の魔人を地面へと

縫い付けていた。


「そうよ……そうやって、私の前に跪きなさい!」


口許に笑みすら浮かべ、ハーマイオニーはヴァプラに向けた

手に魔力を更に込めた。

紫水晶の指輪が、彼女の魔力に呼応して妖しく光を放つ。


「く……ォォ……」


めきめき、と音を立てて、ヴァプラの身体を支える片腕が

軋みをあげる。


「さぁ、そろそろ終わりにするわよ…! 昇天なさい!」


最大級の魔力を込めた儀式を、対象に向かって解き放とうと

両手を掲げた刹那。

ハーマイオニーの眼前に、巨大な髑髏が迫った。


「!?」


「素晴らしい……結界内での私の魔力は貴女を凌駕している

 筈なのに、それでもこの私を圧倒するとは……!

 その力、戴きますよ」


人の何十倍もあろうかという大きさの髑髏が大口を開け、

ハーマイオニーを飲み込む。

成す術もなく、彼女の身体は巨大な髑髏に取り込まれた。


「マイ!マイ!」


腕を振り上げたまま、突如微動だにしなくなった

ハーマイオニーに、クロは必死で呼びかける。


「無駄ですよ……」


ヴァプラが、地面からゆらり、と幽鬼さながらに身を起こす。


「彼女は、終わらない悪夢に取り込まれたのです…

 …私の魔力全てを犠牲にした、最期の幻術のね」


ヴァプラの衣が端から風化するように塵となっていく。


「凄まじい……流石は異世界の魔女です。

 私が本当の力を取り戻していても、勝てる見込みは

 なかったでしょう」


塵へと還っていく自分の身体を見つめながら、

ヴァプラは空を仰いだ。


「ヴィクス様……この女性の魔力と魂は、

 解放されし貴方への贄に……」


呟きは、塵となって風の彼方へと消えていく。


「マイ!返事をしてよ!ねぇ!」


使い魔の必死の叫びと共に、彼方へと。



◆ ◇ ◆


「だらァァァッ!!」


鈍い音と共に、ヨルの鉄槌がマルコキアスの身体を

まともに痛打する。

吹き飛ばされた獣人の身体を黒鉄の持つナパーム砲が

正確に狙撃した。

爆発音と共に更に吹き飛ぶ小柄な身体。


「ど、どうだっ!」


「どうもこうもないね……」


煙幕の向こうに、立つ影。


「やる気あんの? 君達」


ぺっと血交じりの唾を吐き出し、マルコキアスは拳を鳴らした。


「そろそろ、終わり?僕、攻撃してもいいかな?」


言うや否や、マルコキアスは地面に両腕を叩きつける。

瞬時に地盤が歪み、黒鉄の足元から岩盤が吹き飛んだ。


「うおっ!」


吹き飛ばされた黒鉄は、何とか地面に叩きつけられる寸前で

受身をとり、転がる。

だが、そこに二連、三連と岩盤の間欠泉が襲い掛かる。


「調子に乗んなよ、お前っ!」


とびかかったヨルの鉄槌の一撃がマルコキアスの顔面を捉える。

が。


「温いって言うんだよっ!」


鉄槌ごと、樹木へと叩きつけられた。


「さぁーて……最後は、おねーさんと……あれ?」


うぃるおの姿を見つけられず、マルコキアスはきょろきょろと

辺りを見回す。


「……ま、いいか。とりあえず、おねーさん。覚悟してよね?」


マルコキアスのぎらりと光る目に、萎縮したように羽唯は

身を竦ませた。


(あああ……どうしよう……黒鉄さんもヨルくんも

 叶わないような相手に私が勝てるわけないわ…)


あたふたと翼を広げようとする羽唯。


「逃がさないよっ!」


跳躍一閃。


マルコキアスの身体が、羽唯の身体を地面へと組み敷いた。


「うあっ……」


「さーて……おねーさん、なかなかおいしそうだし…

 …その喉笛を齧らせてもらおうかな……ん?」



じりじり。



組み敷いた腕から、煙のようなものが立ち上る。


「うあっちゃーーーーー!!!!」


絶叫と共に、マルコキアスは羽唯を放り出した。


押さえる右手が酷い火傷を負ったようにただれている。


「お、お前ッ、何したあっ!!」


「え?え?」


訳が分からず、自分の身体を見回す羽唯。

マルコキアスが押さえた右手が掴んでいた場所。

すなわち、彼女の左手にあったもの。

それは、桜色をした腕輪だった。


(……!)


思い至って、羽唯は慌てて、倒れ伏した黒鉄の元へと

駆け寄った。


「黒鉄さん!起きて!これを……!」


何とか起き上がった黒鉄に、何かを渡す。


「これを…弾に?」


「はいっ、早く!」


それ以上は聞かず、黒鉄は、言われるままに羽唯から

渡されたものを、装填した。


「もう、許さないぞっ!! 死んじゃえ!」


地を蹴って、二人の方へと飛び掛るマルコキアス。

その爪が二人の身体を引き裂こうとする刹那、

黒鉄が構えた砲身が、火を噴いた。

弾けるような音と共に、煌く光がマルコキアスの身体を包む。


「が、あああーーーーーーッ!!」


絶叫と共に、周囲を煌く光の反射が覆った。


◆ ◇ ◆


「起きるのだ、小童」


ふと、そのような声が聞こえた気がして、

ヨルは朦朧としていた頭を振るった。


「くそっ……俺、あいつに投げ飛ばされて……?」


起き上がった拍子に、何かが懐から落ちた。

小さな瓶。

ヴァプラが落としていったものだ。

うぃるおから預かっていた、小瓶。

その瓶の蓋が、落ちた拍子に外れた。


「くぁーっ!」


気抜けのするような声と共に、瓶の中に入っていた人形が

飛び出す。


「な、な!?」


「ぼさっとしている時間はないぞ、小童! お前の友人が、

 一人でフェザーの元に行きおった。

 追わねばならん。無茶をする前にな」


銀髪の人形はそう言うと、ヨルの持つ鉄槌をぴたぴたと叩いた。


「わちの力を貸してやる。

 足りるかどうかは分からぬが……もとより一か八かじゃ!」


◆ ◇ ◆


周囲で様々な戦いが交錯する中、うぃるおは一人、

中央の拓けた場所へと向かっていた。

そこには、彼が追ってきた人がいる。

氷柱が光を乱反射する中、彼女は静かに空に浮かんでいた。

瞑想をするかのごとく、宙で何かを集中している。


「来たのね…」


ゆっくりと、彼女は目を開いた。


「師匠……いえ、フェザーさん……」


ぎゅっと帽子猫を握り締め、うぃるおは真っ直ぐに

彼女を見つめた。

彼が想いを寄せていた少女の姿を持つ、本人ではない女性。

その瞳は、以前にうぃるおが逢った時よりも深く、

虚空を見つめているように光を失っている。


「もう……止めて下さい。

 うぃるおは……フェザーさんにももう傷ついて欲しくないです」


搾り出すようにして、うぃるおはフェザーの前に立ち、訴えた。

自分の想い人であるピュセルを助け出すためにでも、

フェザーとは戦えない。

それは、ピュセルも望んでいない筈。

それが、うぃるおが出した結論だった。

だが、フェザーは静かに目を伏せると、

す、と指先をうぃるおに向ける。



ぱんっ



「あうっ!」


甲高い音と共に、うぃるおの小さな身体が空中で跳ねた。

その両手に、つう、と細く紅い筋が流れる。


「……帰りなさい。

 ここは覚悟を決めた者以外がいるべき場所じゃない」


指先をうぃるおの方に向けたまま、フェザーは目を細めた。


「今のは警告よ。次は……本気でやるわ」


その身体の周囲に、黒いオーラが纏わりつく。

呪術の、周囲を蝕む妖気が大気そのものをちりちりと焦がす。


「……フェザーさん……」


だが、フェザーを見返すうぃるおの瞳は、

転進の意を宿してはいなかった。


(二人とも……師匠もフェザーさんも……助けたい!)


「……残念だわ」


不退転の決意を見て取り、フェザーは再度指先に魔力を

集中させた。

その指先から、高圧縮の風の刃が幾つも生み出され、

うぃるおへと矛先を向けた。

無数に迫る真空の刃に、うぃるおは身を護る術を持たない。

だが、それでもうぃるおはフェザーを見据え続けた。

まるで、それがフェザーを呪縛から救う術であるかのように。


「うぃるおっ!」


真空の刃がうぃるおの身体を切り刻むかの瞬間、

黒い影がうぃるおを攫った。


「……」


新たな侵入者に、フェザーは一瞥をくれる。

大槌を手にしたヨルが、反対の手でうぃるおを抱え、

空中でフェザーと対峙した。


「お前……今本気でうぃるおを狙いやがったな……」


ヨルの柳眉が吊上がり、牙を剥く。


「……警告はしたわ。

 邪魔をするならば、ここで血肉となってもらうしかないの」


「勝手な言い草をするなっ!」


大槌を振りかざし、ヨルはピュセルに飛び掛った。

槌が、ピュセルの小さな身体を襲う。


だが。


「…無駄よ」


がくん、とヨルの槌が、ある一点から先に進めなくなった。


「な……何だ……!?」


まるで、透明な壁があるかのように、

ピュセルの前で槌が微動だにしない。


『くッ……力が足りぬかッ』


ヨルの槌が、見えない壁を貫こうとする金属の刃のように

摩擦光を放つが、その一撃は届かない。


「力貸してくれるって言ったじゃないかよ…」


思わず悪態をつきかけるヨルだが、そんな余裕はない。

慌てて身をかわした傍を、真空の刃が切り裂いていく。


『せめて……わちらの力が揃えば』


『……揃うぞッ!』


突然、下方から声があがり、

二筋の白い光がヨルの前に集まった。


「な…?」


下を見ると、フレアとツヴァイが息を切らして立っていた。


『御前達……』


同じ姿形をした三つの白い少女達……ステラが宙で邂逅する。


『話しておる時間はないッ! 張るぞッ!』


フレアと共にあったステラが声高に叫ぶと、

三つの白い光が散開した。



『降臨 皇龍陣ッ!!』



「くっ!?」


三点に囲まれた位置にあったフェザーの胸元から、

白いもう一つの光が立ち昇る。

その光の中から現れた四人目のステラと、

三人の光がフェザーを縛り付けた。


『今の内にッ……誰ぞ、フェザーと接触せよっ!』


「−ッ!!」

白い光が眩く照らす中、うぃるおが何かを叫び、

フェザーの方へと飛び出した。


◆ ◇ ◆


誰かの声が聞こえた。

どれだけの時間が経ったのか、分からなかったけれど、

凄く久しぶりに、外からの呼びかけを聞いた気がする。

その言葉は、闇の合間を縫うひとすじの光のように、

あたしの許へと、滑り込んできた。


その瞬間、あたしの身体を覆っていた戒めが、

まるで氷が溶けるように消え去っていった。


「……!」「……!!」


やがて、呼ぶ声がだんだんと大きくなっていって。

あたしは、ゆっくりと、目を開いた。

射るような、光の奔流と共に、目に入ってきたのは、

あたしがこの島で逢った、そして、久しぶりに見た、

友達の顔だった。


「ししょーっ!!」


感極まって飛びついてきたうぃるおの身体を受け止め、

ピュセルは周りを見渡した。

フレア、ツヴァイ、ヨル、ユリカ、黒鉄、羽唯。

見知った顔を見つけ、ピュセルは一度、頭を振った。

長い眠りから覚めた頭を落ち着かせるかのように。


「―― ただいま、皆」


少し、はにかむ様に、風の精霊の少女は笑顔を浮かべた。


「……あーっ、何。もぅ…

 …一番おいしい場面に間に合わなかったじゃないッ」


悪態をつきながら、木々の陰からハーマイオニーが姿を現す。


「しょうがないじゃないかっ。

 マイを目覚めさせるためにどれだけ僕が苦労したと…」


「……その事については、

 後でゆーっくりと尋問させてもらうわ……」


じと目でクロを睨むハーマイオニーの顔には縦に

三本の線が走っている。


「あははははっ、ハーちゃん、変わってないねえ」


快活に笑い声をあげる、ピュセル。

その笑い声すら、久しぶりに聞くような気がして、皆も頬を緩めた。




◆ ◇ ◆ エピローグ ◆ ◇ ◆


数日後。

こね屋で大騒ぎのピュセルおかえり祝杯をあげた後、

うぃるおとピュセルは二人、

こね屋の屋根の上で夜空を見上げていた。


「久しぶりだね……こうやってうぃるおちゃんと空見ながら

 話すのも」


「久しぶり……じゃないです。初めてですよ」


少し苦笑しながら、うぃるおが答えた。

確かに、今迄はずっと夢の中でしか逢っていなかった。

実際に二人がこうして、並んで話をするのは、初めてだった。


「……あはは、そうだっけ」


「……」


暫くの無言の間の後、ピュセルはぽつり、と呟いた。


「ねぇ、うぃるおちゃん……フェザーの事……有難うね」


「お礼、言われるような事、うぃるおは何も出来ていません。

 結局、フェザーさんを助ける事も出来なかった……」


「……そんな事ないよ。だって、フェザーは……」


ここにいるもの、と言って、ピュセルは小さく丸めた手を

開き、うぃるおに見せた。

白く淡く光る、丸い儚げな光。

それは、精霊が精霊という形を象る前の存在。


「フェザーがフェザーという意識である限り、

 魔王はこの世界への足がかりを持っている事になる…

 …だから、フェザーは自ら、自分の意識を消し、

 こうして、精霊珠になることを望んだんだから」


うぃるおの掌に渡されたその光は、大人しくその中で静かに

浮遊している。


「もし、フェザーがあたしにとって代わった時のまま

 だったら……きっとそんな選択しなかったと思う。

 あたしから剥離した後も、何処かに行って魔王の呪縛を

 解くために暗躍し続ける事になったんじゃないかな…」


「でも、でも……」


こんなのって悲しすぎます。

そう呟きかけたうぃるおの頭を、ピュセルがぐっと引き寄せた。


「ね……あたしは、フェザーを元の姿に戻せる方法を探しに

 行こうと思うの。

 この島からももう、皆離れつつあるみたいだし…

 …他の場所に。

 うぃるおちゃんは……」


こつ、と小さく額を合わせ、ピュセルは続けた。


「一緒に、あたしと来て、くれるかな?」


その言葉に、うぃるおはゆっくりと、

だけど、しっかりと頷いた。


「うぃるおは、いつだって、師匠と一緒です…

 …一緒に、居たいです」


ピュセルは、目許を拭い、うぃるおを強く、抱き締めた。


「ありがとう……うぃるおちゃん」



空にかかる星々が、今日は落ちていく事はない。

明日からのそれぞれの行く路を照らすために、黒い空を

照らし続けている。

島から離れていくもの、残ろうとするもの、

また別の場所へと向かうもの。

その行く路が、何処に向かっていようとも、

今日だけは、この島の星は、島に居る者達の標だった。


そして、今日という日をもって、

この島に流れ着いた記憶喪失の風精霊の少女は、

この島を離れ、新しい目的を持って旅立っていく。

その横に、最も大切な人を伴って。



-----
◆ あとがき ◆

まずは、ALIVEお疲れ様でした。

第一回の参加より、折を見ては前振りを続けてきましたが、

最後の最後で急ピッチで何とか強引に幕引きをするエピローグを迎える事が出来ました。

これも、メッセで応援して下さった皆様のお陰です。

有難うございます。

前振りで登場して戴いたPCの方々には、ご迷惑をおかけしました。

「こんなの私のキャラじゃない!」と思った方多数だと思っています。

技量不足で本当、情けない限りです。

設定というか、妄想で膨らんでいったピュセル&フェザーの物語ですが、

特に、うぃるお(1280)さんの存在は、この物語内において大きな役割を果たしました。

改めて、御礼申し上げます。あなたが居なければ、ピュセルは路頭に迷う記憶喪失娘

でしかありませんでしたから。マジで。

毎回、感想と何とかしたいという想いを込めて下さったフレア(1)さん、

有難うございました。

キャラクターの雰囲気を損ねていなかったか、それだけが心配です。

同じく、前振りの次の回には必ず感想を下さったZwei(1532)さん、

寡黙で格好いいキャラは、描くのが大変でした。

私はシリアス向いてないのかも…。

ヨル(1476)さん。

やられ役っぽい感じになってしまって申し訳ありませんでした。

本来、もっとオイシイ役割にする予定だったのですが…

全て、筆不精の私の責任です。

ハーマイオニー(1107)さん。お船とのやりとりは、

書いていて凄く楽しかったです。

魔女らしさは、ちゃんと出せていたでしょうか?(汗)

羽唯(461)さん。

本当はうなーとの絡みとか、もっと書きたいネタ沢山あったんですが…。

なにぶん、実力も時間も足りませんでした。全くもって残念…。

黒鉄(1203)さん。もっと渋いキャラとして描きたかったですが…。

辛い戦いを表現するための出汁にしてしまった感があり、申し訳ない(汗)。

ゴーテ(410)さん。

今回でも、出番を出して、色々弄りたかったんですが、どうやら

タイムアウトの予感です。脳内補完で、お願いします(汗)。

そちらの前振りの終わり方も楽しみにしていますねー(´▽`)。<脅?

その他、これまでにメッセ下さった皆様方含め、有難うございました。

ALIVEは終わりですが、色々思い出に残るゲームとなったのは、皆様のお陰です。

そして、このような楽しいゲームを提供して下さった、栗鼠神様にも感謝を。

次期栗鼠ゲーにも参加の予定ですので、

何処かで見かけたら宜しくお願いしますね。






最後に、島内トーナメントおよびキャラクターランキングを実施します。
それらの詳細は
 島内トーナメントは こちら
 キャラクターランキングは こちら
を参照してください。

キャラクターランキングの方では感想も同時に募集しています。
どんな事でも結構ですので、よろしくお願いします。







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