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生存 70 日目 天候:晴れ



基本行動宣言成功
メッセージ送信 架伊那(146)
ラディア(449)
焔ノ舞姫(1537)




不細工脱出御守り を使用した!
  魅力 が永続的に 1 増加!

不細工脱出御守り を使用した!
  魅力 が永続的に 1 増加!

不細工脱出御守り を使用した!
  魅力 が永続的に 1 増加!


【食料消費】
料理判定に失敗…
食料364 を消費しました。

【食料消費】 PetNo.1 いくしーどおーびっと
料理判定に失敗…
食料消費を節約!(-4)
食料138 を消費しました。

【食料消費】 PetNo.2 わいるどらいふ・うり坊
料理判定に失敗…
食料消費を節約!(-6)
食料213 を消費しました。


ユーリィー(29) からメッセージ
ユーリィー「元々古代遺跡から発掘されたのですから得意ですよね?(何<ゲリラ発言」

ユーリィー「えー、純粋な踊り子なんですか?違うと思うんですよー?やっぱりフェイちゃんはえるぉぃ踊り子だと思うのですw」

ユーリィー「さて、今期も終了みたいですが…えるぉぃ踊り子を見ながらこの最後を見届けたいと思うのですよー。では、またねー」

ユーリィー「かーーごーめー、かーごーめーヽ(´▽`)ノ天然!では、お疲れ様ーw」

架伊那(146) からメッセージ
架伊那「長らくお世話になりなんした。修芸旅行のさいはお手伝いありがとうございんしたー。とても楽しくすごせなんしたよ。」

架伊那「島は崩壊いたしなんすが、人の縁は切れぬものだとおもいなんす。どうぞお元気で、またどこかでお会いできることを祈って★」

れりす(233) からメッセージ
れりす「フェイちゃんも副団長お疲れ様〜♪踊り子は育成できた?」

クラリス(248) からメッセージ
クラリス「(・ω・)ノシ  ですわ! でも、私もアルさんも、あなたの事はあきらめませんですわよw(何」

うさ(290) からメッセージ
うさ「フェイちゃん、今までありがとうございました〜ヽ(´▽`)ノ また会える日を楽しみにしてますっ」

十夜(334) からメッセージ
イヅナ「…踊り子の約束を果たせなくて申し訳ありません… いずれ、機会があれば…その時はこちらからお願いしてもよろしいでしょうか?」

十夜「イヅナの踊り子計画がこれからって時に…残念だったなフェイちゃん(笑) 本人もこういってるわけだし、いずれな。」

十夜「だから、サヨナラは無しって事でひとつよろしく。気が向いたら 縁があったらまた会おうぜっ(ぉぃ」

かつて空を駆けていた船(410) からメッセージ
かつて空を駆けていた船「お久しぶりでそしてお別れの挨拶という拙者をどうぞ許してください・゚・(ノД`)・゚・」

かつて空を駆けていた船「フェイ殿は踊られましたな(/▽`)酒場に行くたびに踊り子という職業勧誘に出会いましたこともいー思い出です。」

かつて空を駆けていた船「梁山泊は永遠に不滅ですっ・゚・(ノД`)・゚・ネタあるところ芸人あり!

ラディア(449) からメッセージ
ラディア「(ジ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜)」

ラディア「…まぁいいですわ。最後まで脅しかけていてもつまらないですもの。」

ラディア「本当にいきなりの終焉でかなり戸惑っているのだけれど…。私はこれで失礼致しますわ。御家再興、ここにいたんじゃ叶いそうにありませんもの。」

ラディア「フェイちゃんさんには色々お世話になったけれど…。感謝しておりますわ。」

ラディア「次にフェイちゃんさんが立ち寄られる場所にきっと私はいないけれど、私に近しい者が誰かいると思いますわ。その時はまたよろしくですの。それに…もしまた、私も会えたら。その時は、是非。よろしくお願い致しますわね。」

ラディア「それでは、その時までごきげんよう!」

ミルワ(551) からメッセージ
ミルワ「細やかな心使いありがとうございました。ん?そんなつもりはない?それじゃあそれがフェイちゃんの人柄でしょう」

迷子の梁さん(663) からメッセージ
迷子の梁さん「遺跡、なくなっちゃいましたね…。
流されませんでした?」

迷子の梁さん「リトルグレイで打ち止めみたいですね<敵
いや、あんなのが沢山出てこられても困りますけどね(苦笑)」

迷子の梁さん「ぷろでゅーすΣ(≡≡;)
受けるといいんですが<白衣の踊り子+BR+いざとなったら白衣はなしで、普通に踊りの衣装を着て踊りますw;」

迷子の梁さん「白衣と衣装のひらひら具合がマッチすればいいんですが、
そういった姿が思い浮かびません(苦笑)」

迷子の梁さん「日々踊り子さん探しですか…。大変ですねぇ…。
候補は何人か見つかりました?」

迷子の梁さん「合格なんですかΣ<弓と銃
自分で言っておいてなんですが、+BR+酒場から出入り禁止貰っちゃいそうですよ」

迷子の梁さん「違う意味で新聞の一面になりそうです orz」

迷子の梁さん「舞台で踊るときは、普通の踊りを踊ることにします。」

迷子の梁さん「今回で、この島の冒険も一端終わりなんですね〜。」

迷子の梁さん「ギルド、冒険、色々とお疲れ様でした。構ってもらって有難うございました。
お疲れ様でした(礼)どうぞ、お気をつけて…。」

シース(718) からメッセージ
シース「今まで本当にありがとうございました。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした(ぺこぺこ)これからもどうぞ、お元気で」

ウィル(775) からメッセージ
ウィル「今までありがとうございましたなのでしたぁ!でもでもぉ、これからもよろしくなのですぅ(敬礼)また会える日を楽しみにしてるですぅ♪」

シオン(821) からメッセージ
シオン「フェイさん、今まで色々とありがとうございました(ぺこ フェイさんの踊り子衣装やステージ、いつも楽しみにしていましたvおそろいの衣装を着れなかったのは残念ですが…お話できてとても楽しかったです(微笑」

シオン「お別れなのは悲しいですが…また何時か何処かでお会いできたらと…本当にそう思います(微笑 今まで本当にお世話になりました(ぺこ どうかお元気で…(微笑」

しおりん(1034) からメッセージ
しおりん「じゃ、空ちゃんのことは任せた・・・(何いきなり」

しおりん「最初はあれだったっけど・・・おかげで楽しい島生活が送れたし」

しおりん「また、何か機会があったら私か、私の後輩がお世話になるかもしれないけど」

しおりん「その時は宜しくね・・・では、(後ろ向きに片手を上げて立ち去る)」

一振りの、刀(1217) からメッセージ
一振りの、刀「さて、ここで締めとなるので。今までのようなかけあいは無視して。挨拶で締めさせていただきますですよ。」

一振りの、刀「──本当に、おつかれさまでした。貴方が居なければ団長も、私も、恐らくは他のかたがたのかなりも。その時居た人間が居なかったこでしょう。」

一振りの、刀「私が今後、どのようにするかは結局迷ってますが。・・・なにはともあれ、あなた方が次に作り出すそちらに。幸多からんことを。ここに祈り、挨拶として締めさせて頂きます。」

みーか(1493) からメッセージ
みーか「最後にご挨拶を、と思いまして…。今までお相手してくださり、有難うございました。とても楽しかったです。踊り子衣装とかは…うん、まぁ、置いておきましても(ぇ)」

みーか「いただいた絵は大事にしますね♪これからもお元気で。だんちょーさん達とがんばってください(笑」

焔ノ舞姫(1537) は言った
焔ノ舞姫「島を去るのです(・・。 黙って出て行く私たちをお許しください。皆さんの旅路に幸せがありますように」

緋影(1737) からメッセージ
緋影「やぁ。フェイ殿。今日は別れの辞を述べに来た。」

緋影「島の踊り子人口は君の尽力で随分と増えたな。しかし本当にコレで良かったものか?(と思案顔/ぉ」

緋影「ともあれ、君には非常に世話になった。他の世界へと「跳ぶ」ようだが、元気でな(穏笑」

緋影「私は大陸へ還る。妻の墓参をするんだ。ずっと抛っておいたままだったから。詫びを、そして礼を彼女に伝えに。」

緋影「……では元気でな。君たち一行の未来に、光あらんことを。」

我が次なる戦場へ(1818) からメッセージ
我が次なる戦場へ「ふっふっふ・・・踊り子化の夢は潰えた!これからは「スク水」の天下だ!(ぇ…冗談ですよ?(ぉい」

呪夢(2053) からメッセージ
呪夢「今まで本当にありがとうございました!!

剛拳 を訓練しました。(CP- 15 )
魔導流術 を訓練しました。(CP- 6 )

体格30 上昇させました。(CP- 36 )
器用19 上昇させました。(CP- 22 )
魅力28 上昇させました。(CP- 44 )
魅力29 上昇させました。(CP- 47 )

毛皮毒針 を合成し、 鋼樹 が出来上がりました!

鋼樹 を消費して、 舞姫之霊布 を強化しました!(+ 60 )
毒針 を消費して、 舞姫之霊布 を強化しました!(+ 4 )
生命の石 を消費して、 タンバリン を強化しました!(+ 42 )

技 パワーシフト を修得しました!





叫び声が聞こえる

レイシー(53) のシャウト!
レイシー「“ありがとう”今言いたいのは、ただこの平凡な言葉だけだけれど…。」

イングリッド(62) のシャウト!
イングリッド「あーあー、私は何もしませんでした。一体何をやってたんだろうねぇ〜。とか。きっと半数以上いるはz(もういい」

リャン(512) のシャウト!
リャン「この島に生けるもの達に幸が有らん事を。」

すず(737) のシャウト!
すず「みんなにありがとー♪」

アルフィン(1144) のシャウト!
アルフィン「ミーカたーん!アイカたーん!(しくしくしくしく」

マサキ(1310) のシャウト!
マサキ「答えは得た。大丈夫だよ。オレも、これから頑張っていくから」

YOKOYAMA11(1502) のシャウト!
YOKOYAMA11「これでいいのだ(´▽`)」

焔ノ舞姫(1537) のシャウト!
焔ノ舞姫「おつかれさまでした〜(^^」

カイ(1692) のシャウト!
カイ「みんな、今までありがとー!!ばらばらになっても、ずっと友達でいてね。」

ソウシ(1781) のシャウト!
ソウシ「………え?何がいつ終わったんだって?何処で?誰が?どうやって?(混乱」

そら(1792) のシャウト!
そら「さよなら〜☆」

ルルイエ(2005) のシャウト!
ルルイエ「……ふかんぜ、ん……ねんしょ、う……」




ENo.1537 フェンレイ=ガルフルード初期型
場所 Q-17地上 宝玉 ○○○○○○ C P 9714815
H P 10336 / 10336

S P 1865 / 1865

食料 1285 / 2150

体格 394 敏捷 410 器用 242
魔力 604 魅力 501 幸運 311
使用可能技一覧 00 連勝 737737

= Equipment =
右手 舞姫之霊布
左手 舞姫之神鉄扇
身体 舞衣装・乱れ桜
装飾 タンバリン
= Profile =
種族 歌って踊れるすちゃらか人口知能
性別 女性型(生体ユニット使用)
年齢 不明
歌って踊れるすちゃらか人口知能を搭載したロボット。

本体は脳なのでボディチェンジが可能。
男性型時(道化ロボ)……身長2.5m、体重153.2kg。
女性型時(芸者ロボ)……身長170cm、体重50kg。

とある世界の古代遺跡のゴミ箱に長年捨てられていた。
なぜ捨てられることになったのかはよく覚えていない。

男性型はメタリックボディだが、女性型は生体ユニットを使用。
どちらも右目に万能カメラが仕込んである。
性格は穏やかで、芸の他、料理を除く家事が得意。子守りもOK。
味覚機能障害で料理はドヘタ。
アルコール認識機能障害で酒好き&激弱。

戦闘ロボットとして造られたわけではないので戦いは不得手。
そのうえオプションのほとんどが失われている。
唯一残ったのは『じーぴーぜろすりーでんどろびうむ』と呼ばれた機体と同形の小型アームドベースのみ。武装も自分好みに改造しているうえエネルギー総量も低く、あっという間に燃料切れを引き起こすために全力攻撃時くらいにしか使用できない。

有線制御式兵器フェチでファンネルやビットが嫌い。
欲しいのものはリフレクターインコム。

踊り子として開眼。
最近色気を振り撒き過ぎとか言われてます。
でも本人はヲトメ心を理解しておらず無自覚です。

芸人梁山泊に所属。宿星は地楽星。

またもや架伊那さんからプロフ絵を!
ああありがたや、ありがたや orz←礼拝

*人口知能(非人工知能)とは!*
人口(ギャラリー)が増えれば増えるほど知能指数が高くなるよう造られた、芸人タイプロボットが使用する人工知能。逆に人口が少ないと能力が著しく低下する。

No 技能 LV
1格闘25
2忍び8
3攻魔作製3
4効果付加20
5黒魔術10
6舞踊12
7動物使役5
8物質合成17
9動物知識2
10楽器12
11装備強化16
12短剣10
13歌唱12
14呪術15
15伝承知識5
16化学12
17美学7
18軽業5
19呪歌16
20装飾作製10
21霊学12
22料理4
23楽器作製1
24怨霊降臨1
25剛拳6
26魔導流術3
Noアイテム(種類・強さ・効果1・効果2)
1不細工脱出御守り
 ( 万能 / 0 / なし / なし )
2
3黒い羽根
 ( 他 / 0 / なし / なし )
4
5タンバリン
 ( 楽器 / 433 / 滋養強壮 / ダミードール )
6舞衣装・乱れ桜
 ( 防具 / 322 / 緑護法LV2 / 炎舞LV3 )
7舞姫之神鉄扇
 ( 格闘 / 363 / 炎上LV3 / 紅術LV3 )
8
9舞姫之霊布
 ( 攻魔 / 386 / 魔力LV3 / 桜吹雪 )
10
11
12
13
14
15
16
17
PetNo.1 いくしーどおーびっと
種族 ライフストーカー C P 105
H P 3149 S P 568 親密 100 / 100

体格 142 敏捷 282 器用 108
魔力 315 魅力 63 幸運 50
PetNo.2 わいるどらいふ・うり坊
種族 ニンブルボア C P 86
H P 4162 S P 532 親密 100 / 100

体格 219 敏捷 325 器用 245
魔力 120 魅力 105 幸運 167
付加
韋駄天LV1 ゆらり



創られた幻の島が、強い光を放ちつつ少しずつ消えていきます。
唯一残るのは島の本当の姿、小さな、ひとつの島。

そして貴方は想います、これからの自分の居場所・・・


次元の狭間


島が救われた翌日、島の南東部。

「おい、準備はええのんか?」

「はぁ、あと少しなんですが……なんで私だけこんなに荷物が多いんですか?」

そこには島を去るため、荷造りを進める主従の姿があった。

従者・フェンレイは主が小袋しか持っていないのに対し、自分はまるで高山登頂制覇するかのような大荷物であることに不満そうに言った。

「それが従者の勤めっちゅーもんじゃよウフフ。んなことより荷物を落とすなよ。その中にはワシの命の次に大事な物が入っておる。何かあったらお前を1万回破壊しても許されんぞ」

「どうせ写真でしょうが!まったくもう、こんなに撮って!」

ブツブツ文句を言うが、主従の契約を交わしている以上どうにもならない。

嗚呼、なぜあの時自分を再起動したのがノエルでもなくプラムでもなくこの男だったのだろうでもアルフィンやルゥだったらある意味もっと苦労させられたかもしれないなぁと涙しつつ、フェンレイはせっせせっせと荷造りに励んだ。

「なぁ女史」

ヨコヤマは煙草に火をつけながらフェンレイに呼びかけた。

「はい?」

顔も起こさず応じる。

「いろいろあったなぁ……」

「そですね」

「狩りしたり探索したり、大勢の美女にも出会ったし」

「そですね」

「写真もたくさん撮ったし、ギルドも作って人も集まった」

「そですね」

「辛いことも多かったが、楽しいこともたくさんあった」

「そですね」

「やりたいことがたくさんできて、充実した毎日だった」

「そですね」

「………………」

「………………」

「となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ」

「そですね」

「てめ、聞いてねーなコノヤロウ!」

最後まで手元に残ったアイテム・微光石がフェンレイの頭にすかんと命中した。

「いったいなー!物を投げないでくださいよ!」

「やかましい。人の話を聞かんからだ」

フェンレイは痛む頭を撫でながらぷーっと膨れた。

「だって、いつものことじゃないですか」

「あん?」

「もうこれでいくつめの世界を渡ってきたと思ってるんです?」

ヨコヤマは一瞬キョトンとしたが、すぐに指折り数え始めた。

「私が付き従っていない世界を含めると10超えてるんですよ?出会いも別れも、いい加減慣れっこでしょうに」

溜息を吐きながら、フェンレイは「できあがり」と呟き荷物をぽんぽんと叩いた。

「そんなことより」

「ん?」

「いいんですか?みんなに何も言わずに出て来ちゃって」

「あー、構わんよ。みんなお別れだよおつかれさまいままでよくがんばったね僕しゃんみんなのこと忘れないよウワァァンみたいなこと言うの、性に合わん」

ヨコヤマは肩を竦めながらワハハハと豪快に笑った。

「でも皆ともお別れなんですね。この島で会った人たちとは、もう二度と会うことも無い……」

フェンレイはしんみりしながら俯いた。

「それは違うな」

「え?」

「連中はワシにとって鮭だ」

「は?」

「ワシはこの島という大河に鮭を放ったんだよ。彼らは今まさに海に出て行こうとしているわけだ」

「はぁ……」

よく分からない例えだが、フェンレイは首をかしげながら黙って耳を傾けていた。

「鮭は厳しい海に出るが、生き延びた鮭はまた戻ってくる。どこに行っても、自分の戻るべき場所を求めて、元の大河に戻ってくる。だから何も心配することは無い」

「大河は梁山泊ってことですか?でも、同じ人は二度と戻っては来ませんよ。皆それぞれの道を進むって言うのに」

「それも心配ない。戻ってくるのは本人ではなく、その魂だ。魂を受け継いだものが戻ってくるんだよ」

「はぁ……なるほど」

「まぁ、ワシらは大河でただ待とうじゃないか。彼らが戻ってくるのを、そして新たな強者が生まれるのを」



「それまで、アシュフェイルドに退散ってわけ?」

声がするほうを振り向くと、すっかり荷物を纏めたアルフィンと空、そしてリーザが近づいてくるのが見えた。

「仕方ないやろ?あそこしか帰るところないし。次元の狭間通過して、あの世界に戻って次の旅までゴロゴロするわい」

新たな煙草に火をつけつつ、ヨコヤマは答えた。

「そう言う姐さんはいったん帰宅か?」

「そうねぇ。屋敷を長い間留守にしてるし。向こうに戻ったら一度様子を見に帰らないと」

何やら無念そうな顔のアルフィン。空を除く3人は瞬時にその顔の意味を知った。

「……愛人が碌に作れなかったのが、それほど無念か」

「え゛。べ、べつにそんなことおもってないわよおほほほほ」

渇いた笑いと棒読み言葉で意味の無いごまかしをするアルフィンに、ああやっぱりこの人は馬鹿なんだと3人は顔を背けてそっと涙を拭った。

「まぁ、馬鹿は置いておいて、だ」

「誰が馬鹿よ!」

顔を真っ赤にして起こるアルフィンを無視しつつ、ヨコヤマは空に顔を向けた。

「お前、ええのんか?お前はワシらと違って、じゃぽんな国が帰る場所やろ?無理してついて来なくてもえーんやぞ?」

空は少し考えている様子だったが、

「ううん、いいの。帰り方がよく分からないし、一人だと怖いし。おじちゃんたちに付いて行った方が楽しそうだし」

「付いて来るのは構わんがおじちゃんゆーな」

そしてリーザの方に顔を向ける……が、すぐに目を逸らすヨコヤマ。

「な、なんじゃ?なんじゃ長殿!我には何も聞かんのか?」

「いやー、お宅はどうせワシらに付いて来るんじゃろ?仕事も終わってないし、ワシに付いて来るしか選択肢はないし」

あっさり言うヨコヤマに、リーザは地面にのの字を書きながらいじけ始めた。

「あ、そろそろゲートが開くよ」

空が宙に発生し始めた次元の狭間を指差した。

「忘れ物ねーな?それじゃ、そろそろ行くぞ」

「名残惜しいわね……」

「そらは塾に戻って、ゆっくりお布団で寝たいの〜」

「我はこちらに来て日が浅いゆえ。もう少し食の旅をしたかったが……」

次元の狭間の向こうにあるギルドからこの島にやって来て、長くもあり、短くもあり。
それぞれがそれぞれの思いを抱いて、ここを発つ。

「ねぇ、ヨコヤマさん?」

「何かね?」

「また、みんなに会えるかな?」

「うむ。次元の狭間によって通じる世界は広大だ。またいずれどこかで会うこともあろうよ。きっとな」



彼らの旅は、歴史は終わらない。

ここからまた、新たな旅が始まるのだ。






最後に、島内トーナメントおよびキャラクターランキングを実施します。
それらの詳細は
 島内トーナメントは こちら
 キャラクターランキングは こちら
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キャラクターランキングの方では感想も同時に募集しています。
どんな事でも結構ですので、よろしくお願いします。







背景画像提供 **Fairy tail**