生存 96 日目 天候:晴れ
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(何も食べずとも力が沸いてきます)
ミルワ(551) からメッセージ
ハルゼイ&アッシュ(第7213装甲戦闘工兵小隊コンビ)(659) からメッセージ
ハルゼイ&アッシュ(第7213装甲戦闘工兵小隊コンビ)「これから如何なされるおつもりですかな?」
ハルゼイ&アッシュ(第7213装甲戦闘工兵小隊コンビ)「私は・・少し野暮用がありましてね(苦笑)そのため島を離れる事になりそうです」
ハルゼイ&アッシュ(第7213装甲戦闘工兵小隊コンビ)「カムゥラ君やユィリ君にもよろしく・・・と」
ハルゼイ&アッシュ(第7213装甲戦闘工兵小隊コンビ)「では!(敬礼)」
電波「長い間お疲れ様でした!」
マ・クベなルシア(1019) からメッセージ
しおりん(1034) からメッセージ
しおりん「でも・・・そもそも弱いんですね・・・私は」
しおりん「あの島にいるということは宝玉は無事に捕れた模様で・・・。」
しおりん「これに懲りずに次期は、技の実験台じゃなくてちゃんとした関係になれることを望んでます」
しおりん「では次回は幸あらんことを」
敏捷 を 44 上昇させました。(CP- 66 ) |
叫び声が聞こえる 蚰蜒(5) のシャウト! 蚰蜒「まぁ、なんだ、最後まで悪の華にもなれず、 救世主にもなれずに…半端者で悪かったな。」
いこま(10) のシャウト!
黒野(20) のシャウト!
イシュトル(21) のシャウト!
昼寝部由乃(50) のシャウト!
サファリング(52) のシャウト!
激☆蛸愛好家(56) のシャウト!
ロイド(71) のシャウト!
ベリー(74) のシャウト!
キュレス(88) のシャウト!
レイファス(116) のシャウト!
フェリン(134) のシャウト!
ハイン(143) のシャウト!
アーティ(150) のシャウト!
“鬼角”クシラ(159) のシャウト!
蒼悟(172) のシャウト!
アザミ(203) のシャウト!
カイゼル(208) のシャウト!
リーゼントなフル(221) のシャウト!
リーク(225) のシャウト!
スティード(255) のシャウト!
准尉さん(265) のシャウト!
ニャゴ(269) のシャウト!
あど(288) のシャウト!
りんご(306) のシャウト!
アフロなラディ(347) のシャウト!
みかん06(352) のシャウト!
禍を断つ業斧(353) のシャウト!
TiA(403) のシャウト!
一人と一匹で一人前(412) のシャウト!
ゆぅ(415) のシャウト!
ラディア(449) のシャウト!
由布(481) のシャウト!
リィル(492) のシャウト!
ランス・・・?(504) のシャウト!
欧月(549) のシャウト!
ミルワ(551) のシャウト!
Rs(ライズ)(552) のシャウト!
妖精さん(577) のシャウト!
あでんこo(585) のシャウト!
風真(595) のシャウト!
サトム(601) のシャウト!
遙(612) のシャウト!
雪(627) のシャウト!
ピープー(660) のシャウト!
きぃ(702) のシャウト!
シース(718) のシャウト!
ルウ(761) のシャウト!
るんぱ(774) のシャウト!
ウィル(775) のシャウト!
カナデ(796) のシャウト!
ピュセル(805) のシャウト!
Ivy(817) のシャウト!
ハル(819) のシャウト!
テラ(820) のシャウト!
シオン(821) のシャウト!
愛謝(826) のシャウト!
エレニア(838) のシャウト!
ごま(845) のシャウト!
疾風(886) のシャウト!
桂(906) のシャウト!
天神(made羊)(918) のシャウト!
プリム(926) のシャウト!
ラフィー(1022) のシャウト!
しおりん(1034) のシャウト!
歌姫カルラ♪(1040) のシャウト!
ラウラ(1056) のシャウト!
グレイ(1123) のシャウト!
精霊使いノア(1136) のシャウト!
五月野(1160) のシャウト!
キル(1174) のシャウト!
ルピ(1175) のシャウト!
まさじ(1190) のシャウト!
スピナー(1206) のシャウト!
リアラ(1212) のシャウト!
銀(1220) のシャウト!
ちこり(1240) のシャウト!
長老(1270) のシャウト!
いりえ(1288) のシャウト!
セイハ(1307) のシャウト!
エリン(1389) のシャウト!
リヴ(1418) のシャウト!
みーか(1493) のシャウト!
フェリア(1523) のシャウト!
みあん(1525) のシャウト!
ツヴァイ(1532) のシャウト!
棗(1550) のシャウト!
ブゥ@進展美(1555) のシャウト!
かごめん(1573) のシャウト!
ナナイ(1584) のシャウト!
アレナ(1586) のシャウト!
イッシュ(1621) のシャウト!
ものかきさん(1638) のシャウト!
幽(1701) のシャウト!
風鬼(1769) のシャウト!
リン(1813) のシャウト!
野良兎らぴ(1820) のシャウト!
“永遠に咲く花”ジュディス(1849) のシャウト!
フェティ(1925) のシャウト!
ふうちゃん(1993) のシャウト!
オフロなイカちゃん(2013) のシャウト!
『虹』の射手(2014) のシャウト!
呪夢(2053) のシャウト!
リトピン@逆モヒカン(2071) のシャウト!
にゃんぷる(2077) のシャウト!
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創られた幻の島が、強い光を放ちつつ少しずつ消えていきます。 唯一残るのは島の本当の姿、小さな、ひとつの島。 そして貴方は想います、これからの自分の居場所・・・ 約束の場所へ それは多分――心弱きモノたちの物語。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 全てを、与えられていました。 不自由など無く。貧困など無く。苦渋など無く。挫折など無く。 憂鬱など無く。敗北など無く。災難など無く。そして涙さえ無く。 何もかもを、与えられていました。 ただ。 『私』という存在だけが、許されませんでした。 全てを得て、そして唯一を失う。 それがヤドリギに魅入られた者の、定められた運め。 世界を味方につけ。神に愛され。そして自らは失われる。 そんなヤドリギの子供たち、ミストルティン・チルドレン。 『私』ではなく。『私以外』でもなく。結局それは『私たち』でしかなく。 ただそれだけが、『私』ではない『私たち』の有り様でした。 だから、捨てました。 そして、失いました。 例えばそう、零さえ無くしてしまったように。 終わることを亡くした道化のように微笑むこともできず。 不自由を求めた彷徨子のように歩み続けることもできず。 全てを見つめてきた異端のように達観することもできず。 例えばそう、虚しい夜を駆け抜けたように。 後には、何も残されませんでした。 でも、大丈夫です。 まだ何も無いけれど、『私』はちゃんとここにいますから。 今はまだ、笑い方もわからないけれど―― ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 自分が嫌いです。 弱い自分が嫌いです。 嫌いな自分から目を逸らす自分が嫌いです。 ――私は、ここにいます。 ああ、誰か私を呼んでください。 憎しみだって構いません。罵声だって構いません。 ああ、誰か私を見てください。 一絡げにだけはしないように。花さえ無くとも無為ではないと。 ――私は、雑草なんかじゃ、無い。 わかっていますけど、ね。 結局どうにもならないことくらい。 雑草。 名があっても意味は無く。 私であっても理由は無く。 誰にも苦にされず誰にも必要とされず。 盛りも廃れも上の空に。 消えるために生まれ生まれるために消え。 そうしていつか、違う私がまた思うことでしょう。 ――私は、雑草なんかじゃ、無い。 ……ねえ、誰か。 私、泣いても、いいですか? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ くだらねぇ、くだらねぇ。 本気で生きて何の得がある? 自分をすり減らして何の意味がある? ――誰だって、信じたいものしか信じやしねえんだよ。 世界を見るなら斜めで上等。 世間を知るなら冷淡が適当。 他人に期待して、それでどうなる? 本当の自分なんて、それがどうした? ――オレは、生まれながらの偽りなんだがね? だったらこうなるしかねぇだろう。 自分にかける期待なんざねぇだろう。 いいんだよ、適当で。 いいんだよ、皮肉で。 ――世界なんざ、所詮都合の良い奴の都合でしか動かねぇ、さ。 ……でも、よ。 一つだけ、オレの嘘を聞いてくれないか? いつだって構わない。今だって構わない。 たった一つの、下らない嘘さ。 救いも掬いも巣食いもしない。 舞っては落ちる、ただの戯言さ。 ――辛ぇよ……オレ。 フン。 嘘だよ、嘘。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 偶然は所詮は偶然。 けれど、それが意味ある偶然であるならば。 必然と呼びたくなるものまた、生きるモノのサガ。 心弱きモノたちは出会い、そして。 ほんの少しずつ、変わって、いきました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 虚しい夜を駆けるように。 逃げて、捨てて、失って。 零さえ無き身に、残ったモノは唯一の私。 それで良いと思っていたけれど。 それで充分と思っていたけれど。 どうにも、私は欲深い。 笑っていたいと、思うようになった。 笑ってあげたいと、思えるようになった。 知っているけれど。上手く出来ないということは。 けれど。それでも。 いつか出来ればと、思いたい。 いつか出来ると、思いたい。 今でも零は無いけれど。 代わりの大事が、出来たのだから。 一緒に歩こう、どこまでも。 皆で進もう、いつまでも。 自分で掲げた『自分』に至る。 そんな約束だけを胸にして。 いつか――世界とさえ、笑いあえる日がくると信じて。 「虚しい夜を姓と掲げ。無くした零を名と示す。 生きても死んでも私は私。それだけが私――虚夜 零無」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 力の無さを、ただ嘆くことは無くなったと思う。 ただ守られて。ただ悔しくて。ただがむしゃらに進んで。 そうして、ここまで来たのだけど。 時折、思う。 あのヒトは、私を支えてくれる。 私は、あのヒトを支えられているのだろうか? そもそもにおいて、 『私は私が守ります。だから、そこのあなたはあなたに任せます』 そういうヒト。ちょっと、優しさが冷たいヒト。 でも、嘘つきだ。 いつでも私は守られている。 それは多分、子が親に包まれているような。 見守っている、という種の温かな支え方。 悔しいな、と思う。 今なら、そう思える。だから。 私はきっと、もっと、前へ進める。 本当の意味で、肩を並べられるくらいにまで。 だから、もう少しだけ、待っていて下さいね。 あなたが独りで辛い時。 心があんまりにも重たくなったとき。 私がそこに、居ますから。 静かに支え、あなたの名前を呼びますから。 いつかの出会いの日、あなたが、そうしてくれたように―― 「唯なる私をその名と誇り。涙を刻みて強さと成す。 知られぬ草でも私は私。生き抜きましょう。私は――ユィリ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 多分、オレはとても恐れている。 はっきり言えば興味が無かった。 はっきり言うまでもなく意味が無かった。 はっきりわかるのは[偽]一文字の重さだけだった。 それをどうこうする気なんざ無い。 それがどうこうなるわけが無い。 それで終いでも文句は無い。 だが、それでも言いたい文句が出来た。 嘘のように軽くなった。 冗談のように笑えてきた。 洒落にもならない心地よさだった。 だが、それはオレ自身が勝ち取ったと言えるのか? 言えや、しねえよ。そんなもん。 思って、一度、逃げた。 おどけたままで、逃げた。 笑ったままで、逃げた。 いつも回りすぎるこの減らず口は。 さよならの形にだけは、動いちゃくれなかった。 でも、奴ら、きやがった。 あたりまえのように、しやがった。 いつものように、扱いやがった。 これほど嬉しいことが、あってたまるか。 その嬉しさが、たまに怖くなる。 あの優しさに、たまに怯える。 オレは弱い。果てしなく弱い。 手に入れた途端、失うことに怯えてやがる。 でも。だが。それでも、だ。 もう、逃げやしねえよ。 約束だ。 オレが、オレと、約束だ。 奴らにゃ何にも言わねえけど、な。 「神さえ裏切る決意を掲げ。オレはオレだと世界に誇る。 [偽]も[本当]も知ったことか。活目しやがれ。オレはカムゥラだ!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そうして駆け抜けた日々。 出会いがあって。別れがあって。 その手に残ったのは、僅かな糧ですら無く。 例えば、そう。 何も無い心弱きモノたちが集った、あの日の夜のように。 目の前に道は無く。背中の後ろにも光明は無く。 ただそこに在る、というだけの、そんな光景でしたけれど。 唯の違いは、一つ。 それでも皆、微笑んでおりました。 寂しさでは無い強さで。 諦めでは無い優しさで。 静かに、確かに、圧倒的に。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 零無 「結局、宝玉伝説は嘘八百だったのですねえ」 ユィリ「構いませんよ、そんなの」 カムゥラ「欲しいモノは、伝説なんぞがくれやしねぇよ。 馬鹿みたいに当たり前の『生きること』だけが、 オレをオレとしてここに居させてる。違うかい?」 違いませんねと、零れる微笑。 零無 「……宝玉の皆さんは、知っていたのでしょうね」 カムゥラ「あー、だろーなー」 ユィリ「どんな気持ちだったのでしょうね。 自責でしょうか。それとも、責任感でしょうか」 どれも違いますよ、と零無が言う。 零無 「『毎日大変だ』で、きっと正解です。 結構、満足していなくなったのだと思いますよ」 そんなものでしょうね、と植物の少女が頷き。 笑えねぇよ、と皮膜の羽の妖精がそっぽを向きます。 そうして、ひとしきり話が続いた後。 ゆるりと、零無は切り出しました。 零無 「さて、これからどうします?」 しゃらしゃらと葉鳴りをさせ、植物の少女は言いました。 ユィリ 「あなたと共に、いけるところまで」 ひひひ、と皮肉げに笑い、皮膜の羽の妖精は言いました。 カムゥラ「あんたがいりゃあ、どこだって天国で地獄さ」 物好きなこと、と嘆息し。 やんわりと、零無は微笑みました。 微笑むことが、出来ました。 零無 「では参りましょうか」 ユィリ「はい!」 カムゥラ「応ッ!」 何かが終わり、何かが始まり。 それでも変わらないナニカもあって。 さあさ、また始めましょうか。 生きる――という、ただそれだけのことを。 たったそれだけのことで。 変わってゆけるモノもあるのですから。 どこまでも。いつまでも。ずうっと。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 零無たちからほんの数メートル離れた草むらにて。 トムラカ「……何やら、出て行きにくいですねえ」 カテミナ「満足していた、とか言われるとなおさら、に」 シャミナ「でもでも、このままじゃ置いていかれマス!」 カイザス「それも仕方ないのかもしれんぞ。 少なくとも、もうサポートは必要なさそうだ」 そうですかねえ、何て空気が広まりだしたころ。 ふと、トムラカが気づきました。 トムラカ「あれ……零無さんたち、何か足りないような……」 正答、と背後でぼそっと声がして。 トムラカとカテミナが、かぷっと噛まれました。 ともすれば、呪いがかかりそうな心地です。 カテミナ「……ツララクさんです、か」 ツララク「……御意。強制的に、連行する」 トムラカ「それは、零無さんの命令なのですか?」 怨霊犬は――本当に珍しいことに、鼻を鳴らして笑い、 ツララク「最初で最後の……独断専行だ。二人して、な」 はてな、と宝玉ズが首を捻ったところ。 シャミナとカイザスも、ひょいっと抱えられました。 シャミナ「綾螺さんデスか!?」 綾螺「あらあら〜、お忘れでしたか?」 カイザス「……装飾奪われたのに、どうして」 綾螺 「さあ……ひょっとしたら、宝玉の奇跡、でしょうかね?」 どこまでが本気か分からない口調で、そんなことを言うのでした。 ツララク「さて……諦めてもらおうか」 綾螺 「皆、ずっと、一緒ですよ〜♪」 もちろん、盛大な不満も上がりましたけれど。 それでも皆、笑っています。 さあ、向かいましょう。 笑顔と笑顔が酌み交わされる。 いつか約束した、そんな場所へ――。 ――――――開幕で、閉幕――――――
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