生存 42 日目 天候:晴れ
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【食料消費】 食料435 を消費しました。
リキ「でも、皆さんには本当に感謝しています。また、ギルド以外でも関わってくれた方々、ありがとうございました。」
リキ「最後の最後でチキンレース経験するとは・・6分すぎてる(汗」
リキ「そしてMA頑張ってみました。文章書くなんて慣れないので、読みにくい&無理やりな設定ですが、読んでいただけたら幸いです」
死色の真紅(688) からメッセージ
呪夢(2053) からメッセージ
体格 を 29 上昇させました。(CP- 43 ) |
叫び声が聞こえる Sui(80) のシャウト! Sui「お疲れ様でシタv」
レス(92) のシャウト!
ヴァル(94) のシャウト!
メイ(139) のシャウト!
リキ(175) のシャウト!
白夜(199) のシャウト!
アイ(202) のシャウト!
エルヴェ(276) のシャウト!
ペロ(357) のシャウト!
クリフ(366) のシャウト!
ι│ι│τ(432) のシャウト!
零華(450) のシャウト!
アフロなアフロなアフロなしま(520) のシャウト!
ハルゼイ&アッシュ(第7213装甲戦闘工兵小隊コンビ)(659) のシャウト!
ディー(669) のシャウト!
せぇな(* ̄▽ ̄) +(671) のシャウト!
ゼル(794) のシャウト!
しるふぃ〜(810) のシャウト!
フィリア(882) のシャウト!
陽気な外交官(915) のシャウト!
アリス(944) のシャウト!
天災姉妹『妹』(980) のシャウト!
かぶげ(1005) のシャウト!
アルバータ(1145) のシャウト!
U'night=Wishstar(1180) のシャウト!
特派員S(1393) のシャウト!
てぃあらん(1527) のシャウト!
ローグ(1633) のシャウト!
リオン(1690) のシャウト!
『疾風』の蒼雅(1696) のシャウト!
『追憶』の紫苑(1743) のシャウト!
やまねこ(1759) のシャウト!
ケイ(1766) のシャウト!
けろん(1856) のシャウト!
ニャンコなうるにゃん(1997) のシャウト!
良牙(2022) のシャウト!
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創られた幻の島が、強い光を放ちつつ少しずつ消えていきます。 唯一残るのは島の本当の姿、小さな、ひとつの島。 そして貴方は想います、これからの自分の居場所・・・ この場所 ギルド『月迷風華』 「リッ君なんかに、負けないんだから」 「俺だって、今度は負けないよ!」 砂地に対峙する小さな二つの影。 そして、砂地に似合わぬ、雑草が二つ リキは、左手の短剣を握りしめた。 一瞬の静寂。 舞い上がる砂塵・・次の瞬間、少女―華燐の視界からリキは消えていた。 「こっちだよ♪」 リキは素早く右の腰に付けられた容器の中から、布を取り出して短剣をさっとこする。 そして三人(・・・一人と二匹?)の間を駆け抜けた。 先ほどリキが短剣に塗った毒は、触れたものをあっと言う間に石と化すものだった。 リキが足を止めたとき、後ろには石化した歩行雑草が二匹。 「!?」 しかし、石になっているはずの華燐は呪文を詠唱していた。 先ほどの一撃はどうやら、彼女の魔石に当たって弾かれていたらしい。 すぐに態勢を立て直し、魔法に備えるリキ。 そのときにはもう、華燐の魔力によって作り出された、巨大な時空のゆがみが口を開けて待っていた。 抗うことの出来ない重力に飲み込まれるリキ。 その中で、彼はふと、昨日聞いたあの言葉を思い出していた。 崩れゆく風の遺跡で聞いた、あの不思議な会話を――― それはリキがロージィスペードと戦い、負けた直後の事だった。 敗戦の悔しさをかみしめながら、仲間と合流しようとしたその時。 不意に遺跡が崩れ始めたのだった。 音を立ててというわけではない。 周りの風景が、存在が少しずつ消えていく様な感覚。 そして何かに包まれていくような感覚。 そんなとき、遠くから声が聞こえてきたのだった。 「・・・消え・・・ます・・・」 「え?何?だ、誰?」 「『風の交差点』が消えようとしています」 「『風の交差点』?」 「そうです。この世界には、たくさんの風が集まり、通る場所がいくつか存在しているのです。貴方の故郷もその一つ。そこでは風の影響力が強く、風に関わる能力を持つ種族が生まれる事も有ります。そう、貴方のように。」 「そんなこと急に言われても・・遺跡は?みんなは?」 「今はそんな場合では有りません。さあ、早く故郷へお帰りなさい。早くしないと帰れなくなりますよ?」 「ど、どういう事?」 「仕方がありませんね。詳しく説明をしましょう。貴方は自分がどうしてこの島に来たか知っていますか?」 「どうしてって・・・俺が一人前じゃ無いから・・・だから間違った風に乗っちゃって・・」 「そうでは有りません。先ほども言いましたが、貴方の故郷は『風の交差点』の一つです。そしてここも。しかし、この島は元々普通の島でした。それが大きな力によって様々なものを引きつけるようにされたのです。それは風も例外では有りませんでした。つまりここは人工の『風の交差点』だったと言うわけです。」 「それと俺が来たこと、何か関係有るの?」 「貴方は誰よりも貴方の持つ能力を上手く扱えたのです。だから、遠いこの島の、急激に集められた風に乗ることが出来たのです。その風は、普段感じることの出来る風とは違います。それを捕まえることが出来るものを島の力が求めたのです。だから、貴方は未熟だからここに来たわけでは有りません。島が貴方を呼んだのです」 「う〜ん、じゃ、どうして今帰らないと行けないの?上手く乗れるなら、いつでも帰れるんじゃ無いの?」 「いいえ。今この島の『風の交差点』は消えようとしています。もし消えてしまえば、貴方の故郷とここをつないでいたその風が消えてしまうのです。そうなってしまったら、貴方は当てもなく世界中の『風の交差点』を巡り、故郷に帰る事の出来る風を探さなくてはならないのです。さあ、今なら間に合います。早くこちらへ」 「嫌だよ・・・帰りたくないよ。」 「し、しかしそれでは・・」 「最後にはみんな帰っちゃうのかも知れないけど・・でも俺はこの島でいろんな経験をして、友達もいっぱい出来たんだよ。だからもう少しここにいる。もしみんなが居なくなっちゃったときは・・その時は世界中を旅して、また友達たくさん作って、帰れる風を探すよ。だから今は帰らない」 「そうですか・・・本当にいいのですね・・?わかりました。あなたはここで本当に良い仲間を見つけた様ですね。それに一ヶ月あまりの期間でここまで成長するとは・・・最後には風と話が出来るくらいにまで・・」 「え?じゃあ君は・・・」 「もう時間がありません。私が話が出来るのは風の力を発揮出来る『風の交差点』に居る間だけ・・・そしてこの島ではこの風の遺跡がそうなのです。頑張りなさい。私はいつもあなた達の周りで吹き続けるでしょう・・・」 暗い穴の底・・・方向もわからぬ孤独な重力の世界 しかしリキには確かに風の感触が、音が、においが実感出来た。 (あと何日みんなと居られるかわからないんだもんね。頑張らなくちゃ・・・) リキは周りの風を掴み、それに飛び乗ると穴の外へ向かっていった わずかな光の射す方へ―― どのくらいの時が経っていたのだろう・・ 戻った砂地の世界、そして変わらずそよぐ風。 ただ一つ変わっているものはリキの心だけ。 残りの時間を楽しもう、そして時が来たらそれを受け止め、乗り越えようという意志。 いや、もう一つ変わっているものが有った。 そこに華燐の姿は無かった。 左右を見渡すリキ。 すると頭上から声が落ちてきた 「一発じゃさすがに死なないよね?なら、これならどう?」 先程までの暗闇と対照的に澄み渡った空の明るさに、そして空から舞い落ちる桜の花びらに目がくらむ。 グラビティブラスト!! 二つ重力の塊が襲いかかる。 必死でこらえようとするリキ (まずは落ち着かなきゃ・・) しかし華燐はその暇を与えはしなかった。 グラビティブラスト!! 二度目の重力の応酬 桜の花が舞い上がり、一陣の風が吹く 砂地に桃色の花びらが鮮やかに舞う 混在する悠久と刹那 勝者・華燐のもとに吹き抜ける淡い幻想――閃く刃――静寂・・・ 「やっぱり、強いや・・・」 リキは最後の力で桜吹雪と共に切り込んだのだった。 その時すでに勝敗は決していた。 彼を突き動かしたものは何だったのか・・・ ただ言えることは、彼がこの島で送った日々はこの先どんなことが有っても忘れることは無いだろう、そしてこれからもそんな日々が続けば良いと願っている・・・と言うこと。 その日々の記憶はいつも彼の・・・この島での生活を送った皆の心に―時には現実に―有り続けるだろう。 吹き止まぬ風の様に―
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最後に、島内トーナメントおよびキャラクターランキングを実施します。 それらの詳細は 島内トーナメントは こちら キャラクターランキングは こちら を参照してください。
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