生存 27 日目 天候:晴れ
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【食料消費】 食料193 を消費しました。
死色の真紅(688) からメッセージ
風鬼(1769) からメッセージ
呪夢(2053) からメッセージ
銃 を訓練しました。(CP- 81 ) |
叫び声が聞こえる エリア(1094) のシャウト! ![]()
傭兵であり、料理人であり、タダのいちキャラである所の『多重運命奏者』ルクィ・リスティリューン(1181) のシャウト!
サキ(1275) のシャウト!
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創られた幻の島が、強い光を放ちつつ少しずつ消えていきます。 唯一残るのは島の本当の姿、小さな、ひとつの島。 そして貴方は想います、これからの自分の居場所・・・
相方の作った味噌汁を毎日食べれる森の中 ―――孤島が自らの運命に従い崩れていく。 その光景は、去るものになにを与えるのか…。 「結局、宝玉は取れなかったなぁ~。」 ポツリと、丸太にしがみついたままぼやく。 「…ルクィちゃん…。」 隣にいるはずの相方がいない。…脱出の際、はぐれたのだ。 エリアは視線を泳がせていた。 波に揉まれるがまま、びしょ濡れになって。 「どこにいるの…?」 大海に沈む島。…殆どの探索者達が今、海の上で浮かんでいる。 ―――この中にいる。 エリアはそう確信していた。 「あの娘はそんなにやわじゃないしね。」 島に来てたくさんのことがあった。 突然の出会い。 育まれる深い絆。 共に闘い、歩いた森、草原、砂漠、荒野…。 そして、対立。 「…アンタ、どうすんの?」 ふと、もう一人の自分に声を掛ける。 対立の原因でもある、呪われている自身の右眼に刻まれた「狩猟者の証(ハンティング・アームズ)」に。 ―「ドウモコウモナイナ。『現状維持』ッテヤツダナ。」― 「ま、そうでしょうね。…宝玉を手に入れてない以上、アンタを追い出すのは不可能みたいだし。」 慣れたように会話する。 すでに「エリア」という個体の中には「二つの人格」が存在し、共同生活している。 …表情がコロコロ変わるので傍から見ると変である。 人々は沈み行く島を見ている。 すでに崩れ去った岸壁はそのまま海へと沈み、小さな光の粒となり空に舞っていた。 「綺麗…。」 それは『島に掛かった魔法』が切れ、純粋な魔力として世界に還っていく姿だと、エリアは直感で理解した。 そんなとき、 ポワワァァァ… 「…?」 その、想いの欠片が目の前までやって来た。 『この度は本当に有り難う御座いました。』 「ぁ、いやぁ~、アタイはなーんも貢献してないですよ。」 島の守人の想いは深々おじぎをして、エリアにお礼をしている …ように見える。 『今は崩壊しているだけですが、いずれ元の姿にもどります。』 「…アンタの魔法ね?」 ふいに疑問を投げかける。 『…はい。災いをこの島のみに向けるために無理な術式をしたので、魔法が切れてしまいました。』 「…宝玉の効果って嘘?」 光の粒は困った顔を…してる感じで申し訳なさそうに、 『…すいません、皆さんをこの島に呼ぶために存在したものです。』 「…そっか。」 『…ぇ、怒らないんですか?』 ビックリした様子でエリアを見る。 「まぁね。悪気があったわけじゃないみたいだし、それに…」 『?』 「…それ以上に大事なものを見つけたし…ね。」 『…あなたのパートナーはまだ…』 「!!…まだいるのね、あそこに。」 思わずがっつく。 そんなエリアを見て、光の粒は 『…一度なら、あなたを飛ばせます。行きたいところへ…。』 少し悲しげな表情…をしてるのではないか?という調子で答えた。 「…確かに」 『?』 「確かに、村に帰りたいけどさ。…やっぱ気になるじゃない。」 『…一度しか出来ませんよ?…それでもいいのですか?』 そんなやりとりの最中でも、エリアは極上の笑顔を見せた。 「ま、なんとかなるでしょ!!」
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