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[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




 

 ――三度目。“あちら側”の記憶のフィードバック。

 膨大な情報量、感情の温度差に圧殺されるようなこの感覚に慣れることは、おそらく最後まで無いだろう。

 ……最後まで、“こちら”の自分が立っていればの話だが。


「――……、……ぉえっ……」


 滲んだ汗を拭う。


「(…………あぁ、水がほしい)」


 人の体とは現金なものだ。
 絶望の最中であろうと、知ったことかと飢えるし、乾く。






 妙な気分だった。

 紛れもない自分の記憶、自分の体験だというのに……いや、だからこそ、だろうか。

 こうしてうだうだと思い悩んでいる間にも、葛藤し、選択し、恐らくは“成長”していく自分自身に、置き去りにされているような感覚。



 ――誰も、俺に頼ることを遠慮しなくていい――


 ――誰も、『俺の頑張り』に、心を傷めなくていい――


 ――万事において綽々と。万難を前に悠然と笑って――



        ・・
「(――それは、今も?)」

 流石に、万事と言った中に、“この”現状は想定していないだろう。

 ……皮肉交じりに問うまでもない。あれだって、紛れもない自分自身なのだから。


「(当たり前だ)」


 俺の理想。

 俺の、欲望。



 ……絶望が目の前に横たわっている。

 俺の道を塞ぎ、視界を遮り、俺を見下ろしている。

 既に戦争は始まっている。俺の好きな人達が、必死に、真剣に、恐らくは似たような葛藤を抱えながらも、俺達の居場所を奪おうと戦っている。

 正しくはない。

 ……“正しさ”を説いて止まれるようなものなら、そもそも闘いなどしない。


「(あぁ、詰んでいる)」


 最善策、誰もを救える道など始めから存在しない。


 …………それを嘆くことは、もう十分に行った。




 相手に同情して敗けてやるには、譲れないものが多すぎた。

 どちらも等しく尊くて。

 どちらにも、傷ついて欲しくはなくて。

 ……あちらの俺とは事情が違う。要素は既に揃っているのに、“選択”から逃げ続けた。


 ――なんて、そもそもが筋違いの苦しみに、随分な時間を浪費した。




 “自分”を、自分でも気づかぬ内に、勘定に入れていなかった。


「(俺が、闘うと、決めること)」


 “自分が最も傷つく”選択。

 “尽力する側”を、“選ぶ”こと。

 “大切”に優劣をつけること。


 悩んでいるつもりで、苦しんでいるつもりで、詰まるところ逃避していた。


「痛い」


 胸が張り裂けそうだ。

 もう吐くモノもない、胃が引き攣るような感覚のみが起きて、苦い唾が溢れるのを吐き捨てる。


 ――何故、最初から、“どちらかを救う”前提でいたのだろう。


「……はっ」


 滑稽。


 最善策? “選べない”? 

 この葛藤こそが、およそどちらも貶めていたと、何故気付かなかったのだろう。


 誰もが。

 少なくとも、“当事者”として必死であったというのに。



 ――それが、俺の今の欲望です。



「……そうだ……それが」


 散々痛い思いをして。

 苦しい思いをして。

 恥をかいて。迷惑をかけて。心配をかけて。苦労をさせて。


 “俺”が、たどり着いた解。





「ねぇ、藤久くん」


 泣きそうな顔で走り去った彼は、今頃何処で、何をしているのだろう。

 露悪的な慟哭で全てを振り切って、戦っているのだろうか。

 俺のように嘆き、うずくまっているのだろうか。“どうして”、と。



「幸行…………」


 俺のこのザマを見たら、何を思うのだろう。

 俺はあの男の期待に背いただろうか。

 ……こんな有様すら、肯定してくれるのだろうか。




「……コメット」



 ――まあ、君のことだから大丈夫だろうとは思っているけど



 買いかぶりだ。

 俺はこんなところで、ずっとべそをかいていた。


 ……言わずとも知っているだろう。知っていようと、そう言っただろう。


 俺よりも、俺を信じている人。


 俺よりも、俺に期待している人。


 ……俺よりも、俺のことを、好きな人。



「俺は」


「――ああ。……“大丈夫”、だ



 嘘ではない。嘘はつかない。


 ……些細な誤りは、嘘とよく似ている。


 笑ってしまうような軽薄な強がりを、きっとお前は笑わないだろう。



 顔を上げる。前を見る。


 これから行う全ての行動が、俺の好きな人達に何をもたらすのか。


 勝てば、地獄に送り返す助力になる。

 負ければ、地獄へ堕とす道連れにしてしまう。


 考えるだけで膝が折れそうだ。だけど、目を逸らしてはならない。


 何をしても、しなくても、苦しいのなら。


 せめて、自分の意志で進んだ先で、苦しみたい。



「詰みなどで、あるものか」



 “何を悔いるか”の選択は、まだこの手の中に残っている。



「(せめて)」



 生き方は、選ぼう。





 選んだ先で、結果を呪うとしても。








ENo.102 安里杏莉? とのやりとり


その世界では、『名』は『総て』だと言う。

鈴がリンと鳴るようにからころ笑うその童女は、
己の形を『凛と在りたい』とそう定め、仮初の名を生み変えた。

そんな、童女にとって。
ハス
荷の名を冠すあなたは、一体どのような存在だっただろう?




…………ちりん。   




鈴の音が、聞こえた気がした。

それはあなたの持つ鈴だったかもしれないし、
他のなにかだったのかもしれない。

そもそもこの場にあるのはあなたの手のその鈴のみで
他にそのような音を立てるものがあるわけでもないのだ。

それでもその音は確かに、
あなたの耳へと、届いたのだろう。




──、…………





「──……、…………」










「…………あなたさまと、いう人は……」



澄みきった声。幼い、幼い、童女の声。
感情を押し殺すような。
声に似つかわしくない、背伸びをした口調。

けれどそこに滲んだ感情は、
再会を喜ぶあなたを見てもなお、『喜び』とはかけ離れていた。


童女
「……存じて、おりました。
 あなたさまならば、簡単に……そちら側に、堕ちてしまうのだろうと」

鳶色の瞳が、あなたを見据える。
青年と呼ぶにはお粗末に、ヒトの道を外れた、その姿を。

「つまりこれは私の責任にございます。
 ……本来の『役目』としては上々にございましょうか……?」

呟く言葉にやはり感情の色はない。
童女は感情を、押し殺し続けていた。

そう。

あなたを見上げる、その童女は。
黒く長い艶やかな髪と同じように、




……真っ黒な着物を、身にまとっていた。



童女
「……お久しぶり、にございます」

粛々と。
7つほどの見目の童女はそう告げる。

白い肌に形の整った唇に。
血色という僅かな“色味”をのせたその童女。

黒の和服に黒い髪、深い鳶色の瞳は
闇夜があればすぐに紛れてしまいそうだった。

「……私は」

そのままの声音で、あなたの言葉にこう続く。

「……斯様な姿のあなたさまには、お会いしとうございませんでした」

ほんの一瞬、その鳶色の瞳だけが
まるで不快そうに、ゆらり、光を揺らがせた。



ENo.253 コメット とのやりとり

──声が遠い。少女の顔は端末に写らない。
コメット
「……ああ、ごめん、少し遠かったね。これで聞こえるかな。」
流れる血を乱暴に手で拭う。隠してもきっと気づかれてしまうけれど。

でも彼は、『強がるのには理由がある』ことを、きっとわかってくれるはずだから。

だから、怪我の痕も、飴になった指先も見せない。
コメット
「連絡をくれて、ありがとう。声が聞けてよかった。」
コメット
「うん。……大変、だったね。」
本当は、こんなに軽々しく言える言葉ではない。
彼の苦しみは彼だけのもので、それを自分が肩代わりすることなどできない。


きっと、苦しんでいる。心が悲鳴を上げている。
コメット
「でも、忘れないで。君が愛した日常も、隣人も。……たとえ全てが偽物だったとしても、君が信じれば本物になる。」

コメット
「嘘なんかじゃ、ないよ。」
コメット
「だって、君が信じてくれたあたしが、嘘じゃなくここにいる。」
コメット
「……消えたりしない。なくなったりなんか、しないとも。」
コメット
──さあ、立って。
コメット
──一緒にがんばろう、燈史郎君。
穏やかで、慈しむような声。
世界で一番優しく厳しい激励の言葉を送る。
コメット
あたしは、大丈夫。
コメット
だから、君も大丈夫だ。
コメット
かっこいいところを見せてくれ、巽君。
コメット
「……それじゃあ、戦ってくるよ。『イバラシティのみんな』なら、きっとこの街が大切で、守ろうとしたはずだから。」
コメット
「あたしが愛したのは、そんなみんなだから。」
コメット
「……君が出す答えを、あたしは待ってるよ。」

コメット
「いつだってあたしは、君のことを信じているんだから。」
コメット
──君を愛しているよ、燈史郎君。……あたしの、特別。
コメット
だから、死なないで。…………約束だ。

縋るような、泣きそうな声を隠して。こういう時にこそ、自分の強がりは発揮される。
震えそうな手も脚も押さえつけて、前を向いた。
──これも、ひとつの空手形。

打ちのめされて消えそうな君を繋ぎとめるための、あたしの"凶器"。

君を傷つけて、困らせて……それでも、立ち上がらせるための"勇気"。
コメット
「余裕がある時でいい。また、声を聞かせてくれると嬉しいな。あたしは、きっとそれだけでまだ戦える。」


ENo.392 魔人王モロバ とのやりとり

モロバ

「巽ィーーーーーッ ! !

 巽 燈史郎 ! ! !

 呆けてんじゃねえ ! ! !

 テメェ ! ! “最強”になるんだろうが ! !

 あん時オレに言ったこたァ全部ウソだったってか ! ?  

 立て ! !

 立って闘え ! !

 巽 … 燈史郎ォーーーッ ! ! ! 」
 


ENo.437 晴太 とのやりとり

晴太
「……あぁ。お互い生き延びよう。必ずだ。」

伏砂
「たつみ〜〜!ハザマの川の水飲むとお腹を壊すから気をつけてくださいね。」

「あんな水飲むやつなんてお前しかいないだろ…。」

晴太の通話は無駄に騒がしかった。


ENo.513 十神 とのやりとり

十神
「……少しでも役に立てたかな。あ、いや……当然であろう! 神だからな!
 迷える人の子を導くのも神の役目……こほ、ン──けふっ……
 辛い思いをしたのだな……我で良ければ、話し相手になるぞ。」

十神
「……こんな、我でも──よければ、だけど……」

十神
「なぁ、巽くん! 何から、ゲホッ、話そうか。
 ……そうだ、高国くん! 高国くんとは会えたか?
 ゆっくり話をしよう。足を止めて、何もせず。
 時が過ぎるのを、こうして待とう……」


ENo.632 サフィア とのやりとり

砂火
「まあ、そうだね。この状況だ。キミならそういうだろうと思った。とはいえ、命に別条がない、という意味では無事そうだね。タツミも。」
砂火
「ひとまずは皆も無事そうだ。何人かは…『侵略者』だが……え?」
砂火
「くげくんが?
おかしいな。ボクが通信したときは大丈夫そうだった……というかむしろ敵は任せろ、なんて言ってたのだけれど……心配だね。ボクの方でももう一度通信試みてみるよ。」


ENo.633 ラザー とのやりとり

ラザー
「………………そっか。」

沈黙を破ったのは、ラザーの方から。

ラザー
「……そう、よね。なんだろ、ごめん。なんか、……安心した。」

ラザー
「本当は。巽を頼るつもりで掛けたから。完璧で、自分より完璧で、……必要なら、私の事も、『敵』って断ずる巽に掛けたから。……だから、なんだろ。安心しちゃった。」

ラザー
「……。

……聞いたわ、さっきの巽の叫び声。

……聞こえる? ……巽に向けての、あの叫び声。」

ラザー
「……ねぇ、『巽燈史郎』

……勝負しましょうよ。貴方と、私で。
貴方の大切な人達から貰ったもの全てと、私が大切な人達から受け取ったもの全てを競い合わせて、一つも取り溢すことなく、全て拾い集めて、狐と狸で化かし合う。……私達の大事な、元の世界の学校で。」

ラザー
「立ち上がれ、だなんて言わない。前を向け、とも言わない。

ただ。……私の敵に、壁になって頂戴、巽。

……私は、『貴方の敵』として。全部、拾ってみせるから。」

その声は、終始震えていた。


ENo.824 オルトロス とのやりとり

カチ、っと時計が進む。
彼女が偽っていた姿が解けた。

悪い魔女のお出ましのように。
黒を身にまとった魔狼の姿。

つまりはそう。
敏いあなたならば聞かなくても分かるのでしょう。


アレは侵略者なのだと。


けれど、その侵略者は貴方に何をするでもなく。
空虚なガラス玉の様な瞳で貴方を見つめたまま。

トン、っとその場に座って貴方を見上げた



「我らは今の所、お前に危害を加える気はない。
そも侵略に興味はない。」

だって、そうだ。
自分は貴方たち人間が。世界が生み出した

”責任転嫁”の末の姿。
そしてそれを飲み込む虚無の本体そのもので。
故に自分自身も何も持たないのだ。

だからこそ、攻撃された時の本能としての防衛以外に
あなた方に攻撃する気も、興味もない。

「だが。どうやら我はお前がそううつむいているのが気になるらしい。
…そうだ。コメットのことも気になっていると。

夢の世界の我がそう言っている。
だから、此度はその言葉を代弁する。
聞かなくともよい。我は勝手にしゃべるし行動し

そして他者の終わりを見つめるのみなのだから」


単調な機械の様に言葉を一息で告げ



巽。俺はお前がどうしたいかなんて知らないし。
それが、どう辛いのかも知らない。
でもお前はあの丘で俺に教えてくれた事を嘘にしないでくれ

俺は。あきらめないで進みたいっていったお前の言葉が好きだったんだ。
だから。




―――”俺【逃げ道】を使うなら、最後の最後に。走りきってから来い”」


「………。以上だ。
お前の返事は期待しない。

これで。この世界でのお前の知るヴォルフは死ぬ。
お前に伝えた残滓は好きにするといい。」

ヴォルフ
「その言葉の端に、―― 一抹のさみしさが混じっているかもしれない
けれど、時間が進んで得たばかりのソレが表に出ることもないかもしれない。

どちらにせよ。あきらめるなと告げたのは
今に居る少女ではなく。

貴方と話をした、あの不良少女の言葉は
確かにこの壊れた彼女から貴方に伝える事は出来た…のだろうか?」


ENo.1139 杉乃 とのやりとり

少女の声
「……ん、あたしは杉乃ベリスでもあるかもしれない。
 でも、あの子はあたしじゃない。
 あたしは、きちんと終わることが出来ずに停滞している、ただの屍、かな?」

 くすりと笑う。

「通話、出てくれてありがとう。
 ……絶叫が聞こえたから、少しだけ心配になって。
 たっつーの異能、強力だから大丈夫だろうなーとは思ってるけど」

 通話口から聞こえる声は、柔らかい。

「怪我してない? 誰かと合流出来てる?
 ハザマに居る子たちは強い子も多いみたいだから、
 もしひとりだけなら、あんまり無茶しないようにね?

 ───ここまでは、杉乃ベリスとしての言葉」


少女の声
「……あなたは、あなたの住む世界が〈否定の世界〉に狙われたことを、
 あたしたち侵略者を、恨んでいい。
 〈否定の世界〉の住人達が溶け込むように改変された〈響奏の世界/あの世界〉は、
 どちらが勝っても、きっと失われてしまうから。

 どんなに身体を張って防衛しても、あなたの知る世界は残らない。

 そうと知っていても、君は足を止めないんだろうね。
 だって、〈侵略/これ〉は───正しくないこと、だもの」



以下の相手に送信しました

ENo.17
サクマ
ENo.58
『高国藤久』
ENo.102
安里杏莉?
ENo.136
ティトリ
ENo.183
黒い兵士
ENo.229
神の力
ENo.256
ナガレ
ENo.298
避役
ENo.342
色蝕の塊
ENo.658
天弖
ENo.671
海の魔物
ENo.801
セオリ
ENo.844
エリィ
ENo.854
ルーシー
ENo.964
姿無きエリスロス
ENo.1072
フーコ
ENo.1104
刀崎 依良
ENo.1199
ハッチ
ENo.1286
ネン





特に何もしませんでした。















天体観測
ENo.282

ハザマに生きるもの
ちわわ
















天体観測
ENo.282

柳暗花明
ENo.1331
スオウ







命術LV10 DOWN。(LV20⇒10、+10CP、-10FP)
呪術LV5 DOWN。(LV5⇒0、+5CP、-5FP)

武術LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)
具現LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)
料理LV5 UP!(LV25⇒30、-5CP)

コメット(253) により ItemNo.9 花びら から装飾『レジンフラワーペンダント』を作製してもらいました!
 ⇒ レジンフラワーペンダント/装飾:強さ40/[効果1]祝福10 [効果2]- [効果3]-
コメット
「うん、かっこいいよ。」
コメット
「さ、行ってらっしゃい。お互い頑張ろうね。」

こがも(619) により ItemNo.8 白樺 から防具『違法改造EaCM』を作製してもらいました!
 ⇒ 違法改造EaCM/防具:強さ60/[効果1]活力15 [効果2]- [効果3]-
こがも
「どうぞ丸!」

ヒビキ(216) の持つ ItemNo.7 不思議な食材 から料理『携行食』をつくりました!
仙斗(123) の持つ ItemNo.7 不思議な食材 から料理『おかかおにぎり』をつくりました!

アリエス(1037) とカードを交換しました!

いのち (ライフリンク)


ストライク を研究しました!(深度0⇒1
ストライク を研究しました!(深度1⇒2
ストライク を研究しました!(深度2⇒3

ストライク を習得!
クリエイト:タライ を習得!
フロウライフ を習得!
クリエイト:シールド を習得!
アクアシェル を習得!
チャージ を習得!
召喚強化 を習得!
アクアブランド を習得!
サモン:ウォリアー を習得!
五月雨 を習得!

◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!






巽(282)花びら を入手!
巽(282) を入手!






チナミ区 F-13(山岳)に移動!(体調20⇒19
チナミ区 G-13(山岳)に移動!(体調19⇒18
チナミ区 H-13(草原)に移動!(体調18⇒17
チナミ区 I-13(道路)に移動!(体調17⇒16
チナミ区 I-14(道路)に移動!(体調16⇒15







>> これまでのあらすじ


―― ハザマ時間が紡がれる。

 


ノウレット
「またまたこんにちは―――ッ!!」

ノウレット
ショートの金髪に橙色の瞳の少女。
ボクシンググローブを付け、カンガルー風の仮装をしている。やたらと動き、やたらと騒ぐ。


 


白南海
「・・・っつぅ・・・・・また貴方ですか・・・
 ・・・耳が痛くなるんでフリップにでも書いてくれませんかねぇ。」

ノウレット
「はぁい!イヤですッ!!」

白南海
「Yesなのか、Noなのか・・・」


ため息をつく。

 


白南海
「それで、自己紹介の次は何用です?」

ノウレット
「はぁい!今回はロストに関する情報を持ってきましたよーッ!!」

白南海
「おぉそれは感心ですね、イルカよりは性能良さそうです。褒めてあげましょう。」

ノウレット
「やったぁぁ―――ッ!!!!」

白南海
「だから大声やめろおぉぉぉクソ妖精ッッ!!!」


 


ノウレット
「早速ですが・・・・・ジャーンッ!!こちらがロスト情報ですよー!!!!」


Cross+Roseにロスト7名の容姿と簡単なプロフィールが映し出される。

 

アンドリュウ
紫の瞳、金髪ドレッドヘア。
体格の良い気さくなお兄さん。
料理好き、エプロン姿が何か似合っている。

ロジエッタ
水色の瞳、菫色の長髪。
大人しそうな小さな女の子。
黒いドレスを身につけ、男の子の人形を大事そうに抱えている。

アルメシア
金の瞳、白い短髪。褐色肌。
戦闘狂で活動的な少女。
鎧を身につけハルバードを持っている。

ソージロウ
黒い瞳、黒いもじゃもじゃ頭。
常にダルそうな猫背で長身の青年。
デニムパンツにTシャツを着ている。

フレディオ
碧眼、ロマンスグレーの短髪。
彫りが深く、男前な老翁。
黒のライダースジャケットを身に着けている。

ミヨチン
茶色の瞳、桜色のロング巻き髪。
ハイパーサイキックパワーJK。
着崩し制服コーデ。

マッドスマイル
乱れた長い黒緑色の髪。
両手に紅いナイフを持ち、
猟奇的な笑顔の仮面をつけている。


 


白南海
「ほぅほぅ、みな人間・・・のような容姿ですね。ハザマの様子的に意外なようでもあり。
 彼らの願望を叶えると影響力が上がり、ハザマでの力も高めてくれる・・・と。」

白南海
「どんな願望なのやら、無茶振りされないといいんですが。
 ロストに若がいたならどんな願望もソッコーで叶えに行きますがね!」

ノウレット
「ワカは居ませんよ?」

白南海
「・・・わかってますよ。」

白南海
「ところで情報はこれだけっすか?クソ妖精。」

ノウレット
「あだ名で呼ぶとか・・・・・まだ早いと思います。出会ったばかりですし私たち。」

白南海
「ねぇーんですね。居場所くらい持ってくるもんかと。」


 


白南海
「ちなみに、ロストってのは何者なんで?
 これもハザマのシステムって解釈でいいのかね。」

ノウレット
「ごめんなさい!私はCross+Roseの妖精なのでハザマのことはよくわかりません!!
 Cross+Roseに送られた情報を伝えることしか・・・・・」

白南海
「・・・まぁそーか。仕方ないが、どうも断片的っすねぇ。」


 

 


白南海
「そんじゃ、チェックポイントを目指しがてらロスト探しもしていきましょうかね。」

ノウレット
「レッツゴォォ―――ッ!!!!」


 

大きな打撃音と泣き声と共に、チャットが閉じられる――












天体観測
ENo.282

ハザマに生きるもの
大黒猫




666 233


1st
大黒猫


2nd


















天体観測
ENo.282

鬼子母神
ENo.819
十村蘇芳




611 655



2nd








ENo.282
巽燈史郎
●巽 燈史郎(タツミ トウシロウ)

 相良伊橋高校に通う一年生。身長179cm、体重66kg。座右の銘は『即断即決』。

 着崩さない制服、キビキビした挙動と絵に書いたような優等生。……であることに間違いはないのだが、時にその行動力は、自身の良心に沿って妙な方向に突き抜けることもある。
 後述する異能の関係もあり、成績は良好。特に数学、物理学に強い。
 趣味は天体観測である。

◆RPにより開示(ENo.58「高国藤久」を除き既知設定任意)
 前科一犯。6人の少年に暴行した事件で傷害罪、家庭裁判所で有罪判決を受ける。
 事件の状況から検察の求刑よりいくらか減刑され、家庭裁判所から保護観察処分を言い渡される。20歳までの期間であるため、現在も定期的に保護観察官と面会を行っている。

・異能:『地心天動』
 一言で言えば“天動説”。地球を中心に、あらゆる“衛星”が公転しているという仮想を現実に投影するもの。
 「対象を指定」「自分を中心に軌道を設定」「公転の方向・速度を決定」「発動」というプロセスを踏む。最も難解な二番目を「(その距離を半径とした)円状」とすることで大きく手順を短縮できるが、例えば自身に近づく、遠のくといった軌道は、公転の円を脳内で結ぶまでのタイムラグを要する。

 巽燈史郎はこの異能を利用し、事故、不意打ちへの対策として、『半径1m以内』『時速20km以上で進行する無機物』を対象として、『等速・円状の軌道での公転』を設定している。
 交通量が多い、人混み、会話の流れでそういった状態が発生しうる等、状況に応じての解除。或いは危険な場所での条件変更等例外はあるが、基本的には常時である。
 (PCの知覚任意) 

――――――――――◆―――――――――――








――――――――――◆―――――――――――

●間明 蓮(マギラ レン)

 21歳。剣道道場『錬心舘』経営。身長176cm。体重97㎏。

 両親は逝去しており、一人で住むには広い武家屋敷と、質素に生きるなら十分な不労所得を有している。趣味は散歩、そして剣道。
 大会の類に出たことはなく、部内でもあまり試合をすることはなかった。出たいと思ったことも、試合を組むことを避ける節があった顧問への不満も無く、当時も今も、ただ『趣味』として稽古を続けている。
 ……しかし、ここ最近はその向き合い方にも変化があり。

・異能:――
 静止視力・動体視力・深視力から成る空間認識能力。
 筋力・平衡感覚から成る継続的・瞬発的な身体操作。
 それらを限りなく認識通り運用するための、神経伝達速度と心肺能力。

 彼に異能はなく、それら全て、人間が例外なく生まれ持つ、身体能力である。
――――――――――◆―――――――――――





































――――――――――◆―――――――――――
●小林 牡丹(コバヤシ ボタン)
 
 とある高校に通う三年生。

――――――――――◆―――――――――――

















●アルヴィン・リース=マイヤーズ

 顔怖い。
15 / 30
105 PS
チナミ区
I-14
行動順5【順応】AT・DF・DX・HL↑
5000
350







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4ジャケット防具30活力10
5頭痛薬武器30回復10【射程1】
6携行食(耐疫10)料理30器用10敏捷10耐疫10
7携行食(耐疫10/2)料理35器用10敏捷10耐疫10
8違法改造EaCM防具60活力15
9レジンフラワーペンダント装飾40祝福10
10花びら素材10[武器]混乱10(LV25)[防具]舞魅10(LV10)[装飾]祝福10(LV20)
11素材10[武器]束縛10(LV25)[防具]命脈10(LV25)[装飾]回復10(LV10)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術10身体/武器/物理
命術10生命/復元/水
具現10創造/召喚
料理30料理に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5050敵:攻撃
ピンポイント5050敵:痛撃
クイック5050敵:3連撃
ブラスト5050敵全:攻撃
ヒール5050味傷:HP増
ドレイン5050敵:攻撃&味傷:HP増
ペネトレイト5050敵貫:痛撃
スイープ5050敵列:攻撃
ストライク5050敵:攻撃+自:連続減
ウォーターフォール5050敵:水撃
カース5050敵:闇撃&束縛
クリエイト:タライ5050敵:攻撃&混乱
エチュード50120味全:DX増(4T)
リフレクション5050自:反射
プリディクション50120味列:AG増(3T)
フロウライフ5080自:MHP・DF増
クリエイト:シールド52200自:DF増+守護
ボロウライフ5070敵:闇撃&味傷:HP増
アクアシェル5050味傷:HP増+火耐性増
コールドウェイブ5080敵4:水撃&凍結+自:炎上
ヘイルカード50100敵5:粗雑水領撃
アイスソーン5070敵貫:水痛撃
ミラー&ミラー50100味傷:HP増+反射状態なら反射
決3チャージ50100敵:4連鎖撃
アクアヒール5070味傷:HP増+炎上を守護化
アクアブランド5150敵:水痛撃&味傷:HP増
サモン:ウォリアー55300自:ウォリアー召喚
アイシクルランス50150敵:水痛撃&凍結

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
猛攻550【戦闘開始時】自:AT・DX増
堅守550【戦闘開始時】自:DF・AG増
攻勢550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
守勢550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
献身550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
太陽550【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
隠者550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
精神変調耐性530【戦闘開始時】自:精神変調耐性増
瑞星530【クリティカル後】自:反射
召喚強化520【戦闘開始時】自:具現LVが高いほど自身の召喚するNPCが強化
五月雨540【スキル使用後】敵:3連水撃
水の祝福550【戦闘開始時】自:命術LVが高いほど水特性・耐性増
最大EP[20]




被研究カード名/スキルEPSP説明
おひるねのうた
(ヒール)
050味傷:HP増
鰐淵さん誘拐事件~洗濯編~
(アクアヒール)
070味傷:HP増+炎上を守護化
いのち
(ライフリンク)
050自従傷:HP増+HP譲渡





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 3 ]ストライク[ 3 ]オートヒール[ 3 ]イレイザー



PL / Lamb