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安里杏莉? 「どーしたの?ナナ。元気ない?」 |
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安里菜々 「……別に。……ただ、ほら。ほんとに戦ってるの見ると ……あの赤いドロドロとは、また違うなって」 |
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安里杏莉? 「そりゃそーだよ!だって侵略戦争だもん。 敵はいるし、戦わなきゃだし、倒さなきゃなの!」 |
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安里菜々 「わかってるよ。……わかってる、つもりなんだけど」 |
視線を上げるとLOGINの文字。
異様な世界だ。空と言い、建物と言い。
先程の通信で届いた声こそが、ワールドスワップの使い手なのだろうか。
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安里菜々 「…………呪い、かあ……。 すごい力だよね。ワールドスワップ。制御出来ない……とか言ってたけど」 |
これだけの作用だ。
制御できてしまう方が問題な気もする。
どうやら少なくともイバラシティは、
悪意ある誰かの意思で侵略されているというよりは
事故的に巻き込まれたというのが正しいらしい。
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安里杏莉? 「……ふふっ、ばかだよねえ。 すごい能力があっても、好きに使えないなんて。 ナナならどーお?この異能、『ワールドスワップ』、欲しいって思わない?」 |
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安里菜々 「え。…………思わないけど」 |
ほんの少しだけ。
その言葉を聞いて、ヒヤッとした。
それを表に出さないように、安里菜々は取り繕う。
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安里杏莉? 「だよね〜〜!!私も! 大体侵略とかさ〜、かわいくないし。 折角ならかわいい異能がいいよね。うんうん、わかる!」 |
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安里杏莉? 「そういう意味ではお姉ちゃんの異能はだめだね。カイリキだよカイリキ。 それもやっぱり制御出来ないの。あーあ、カワイソ」 |
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安里菜々 「……他人事みたいに言うけどさ。あんた“おねーちゃん”なんでしょ。 おねーちゃんみたいな怪力の異能使ってたけど、 あんたは制御とかできてるわけ?」 |
ナレハテとの戦いも、その後の侵略者との戦いも。
この『安里杏莉代理』の少女は確かに、
姉と似たような怪力の異能を使っていたように見えた。
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安里杏莉? 「分かってないなあ、ナナは」 |
しかしそんな素朴な疑問に、少女はにやりと笑う。
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安里杏莉? 「おねーちゃん“みたいな”異能じゃないよ。 これは正真正銘、アサトアンリの異能。 私はアサトアンリなんだから、使えて当然でしょ?」 |
安里菜々が、その意味を素直に受け取るまでに、数秒かかった。
目の前の少女は、今更ながら安里杏莉では勿論ない。
けれど何故だか自信満々に、『同じ異能だ』と言い切っている。
……そんな偶然が、あるのだろうか?
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安里菜々 「そーじゃなくて。制御できてんの、って聞いてるんだけど」 |
疑問は置いておいて、本来の流れに乗せることにする。
深追いをすべきなのかそうでないのか、安里菜々は未だ量りかねていた。
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安里杏莉? 「あ!そーだっけ? 大丈夫大丈夫、私に抜かりはないからさ! ちゃーんとこの異能のこと、制御してあるって!」 |
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安里菜々 「…………あ、そ。 本当のおねーちゃんも、それくらい簡単に制御してくれたら 良かったんだけどな」 |
胸を張られると溜め息が零れた。
そこにくすりと、また一石。
次の波紋も、また大きかった。
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安里杏莉? 「無理だよ。だってキミのお姉ちゃんは、 この異能の『意味』を知ることなんて出来ないんだから。」 |
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安里菜々 「異能の…………意味?」 |
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安里杏莉? 「そ!異能の意味! でもこれ以上は教えてあげない! どうせ知ったとこで、あの街には持ち帰れないしね!」 |
けたけたと少女は楽しそうに笑った。
……異能の意味。
そんなの、考えたこともなかったけれど。
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安里菜々 「(……あたしの異能にも、あるのかな。 異能の意味、……ってやつ)」 |
薄ぼんやりと浮かんだその思考に安里菜々は目を伏せるのだった。
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○月✕日
最悪だ。
本当に、今日は最悪の日だ。
雨が降っているからと喫茶店で執筆を始めたのまではいい。
まさかその喫茶店に、知り合いが来るだなんて思わないじゃないか。
隣の部屋の杏莉さん。陽キャ。
あまりにも馴れ馴れしくいろいろ聞いてくるから
断りきれずに全部答えてしまった。
両親にも言ったことがないのに、僕の夢の話だとか。
応援してるって言われたけど、実際はどーだか。
取り敢えず物凄く恥ずかしい。
穴があったら入りたいってこのことか。
くすくすと笑う声が聞こえる。
これ異能じゃなかったらだいぶ参ってないか僕。
取り敢えず今は、何も考えたくない……。
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使役LV を
5 UP!(LV0⇒
5、-5CP)
料理LV を
5 UP!(LV25⇒
30、-5CP)
BCカルテット(115) により
ItemNo.8 ぬめぬめ から射程4の大砲『
オトメのハート』を作製してもらいました!
⇒ オトメのハート/大砲:強さ40/[効果1]列撃10 [効果2]- [効果3]-【射程4】
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カイム・C・C 「心の力。育む力。誰かの助けになりますように。」 |
ミカゼとアガタ(211) により
ItemNo.9 羽 から射程2の武器『
抹茶のマカロン』を作製してもらいました!
⇒ 抹茶のマカロン/武器:強さ40/[効果1]風撃10 [効果2]- [効果3]-【射程2】
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ミカゼ 「ふんわり、さっくり……それでいて力強く!」 |
マナカ(507) により
ItemNo.5 不思議な石 から装飾『
小さなレジン細工』を作製してもらいました!
⇒ 小さなレジン細工/装飾:強さ40/[効果1]幸運10 [効果2]- [効果3]-/
特殊アイテム
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マナカ 「あなたの瞳の色とお揃いの青にしてみました」 |
ItemNo.7 不思議な食材 から料理『
緑茶と塩おにぎり』をつくりました!
⇒ 緑茶と塩おにぎり/料理:強さ40/[効果1]器用10 [効果2]敏捷10 [効果3]耐疫10
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安里菜々 「……レパートリー少ないよね流石に。おにぎりばっか」 |
マナカ(507) の持つ
ItemNo.8 不思議な食材 から料理『
緑茶と塩おにぎり』をつくりました!
マサキ(895) とカードを交換しました!
願望を叶える力
(サステイン)
クリエイト:グレイル を研究しました!(深度0⇒
1)
クリエイト:グレイル を研究しました!(深度1⇒
2)
クリエイト:グレイル を研究しました!(深度2⇒
3)
サステイン を習得!
ヴィジランス を習得!
ヴィガラスチャージ を習得!
タービュレントブルーム を習得!
シュリーク を習得!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!