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[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




――side 巽 燈史郎
>> 1:00


 荒廃した街を、歩いていく。
 いつの間にやら上着を脱ぎ捨てていたらしい。少し、肌寒かった。

 最初に何やら言っていた男の姿は、もう見えない。

 道を塞ぐものが居た気がする。
 ……今こうして歩いているというのが、その末路の答えというものだろう。


「……うん」


「うん」


「あぁ、大丈夫だ」


「そちらは平気か?」


「……何かあったら、すぐに声をかけてくれ。駆けつけよう」


 通信機、気付かぬ内に幾つも送られていた安否を問う声に返しながら。


 歩く。


「……こちら巽燈史郎だ。無事か?」

「返答の余裕がなければ、何か合図でもいい。……どうか……何、か」


 祈りごとめいた切実さを、自虐する余裕などありはしない。

 何を信じればいいのか。
 何をすればいいのか。

 分からない。何も。

 ……いっそ、全てが虚構ならばよかった。


 “俺だけが皆の敵ならばよかった”。


 俺は笑って消えただろう。
 光を求めやってきた、愛すべき隣人達へ全てを譲っただろう。


 ――恐ろしいのは。
 ――奪われることでは、ない。


 誰が、侵略者であったのか。

 ……少なくとも。己にとっての“日常”は。
 この戦いの結果如何に関わらず、喪失される。


「(どうすればいい)」

 “勝てば、失う”。
 “負ければ、失う”。


 ……自分一人の中で完結することすらこうなのに。

 侵略する者、抗うもの、その二元論ですらない複雑な勢力図は既に描かれている。

 解決できる問題など、眼前にはない。

 正解など、ない。


「(誰の味方をすればいい)」


 どちらにも、大切な人が居た。


「(どの決着が望ましい)」


 どちらを望む意志も、切実で、必死なもの。


「(俺は、どちらを望んでいる?)」


 “どちらも”であり。

 “どちらでもない”。



「……ぁぁ゛あぁあああ゛あア゛ッ!!!!



 頭を掻き毟る。
 感情の高ぶりとともに暴発した異能が、暴虐の力場となって周囲を薙ぎ払った。


 分からない。
 分からない。
 何も、分からない。


「……死ね、ない」


 正解など見えない。
 “自分がどうしたいか”もわからない。


 ただ。


 ―――あたしは、君とずっと一緒にいたいよ。


 少なくとも。

 “自分の存在”というものが、“己の幸福”に必要な人間が、存在する。


「死ねない」

 闘いたくない。

「死ねない」

 人の願いを、挫きたくはない。

「俺は、死ぬわけには、いかない」

 それでも。


「――約束、したんだ……!!」


 “いつか”はもう、叶わない。

 その一事すら、己の心を折るには容易い現実で。

 それでも――



 ――では、その為に別の友人の願いを壊せるか?



 思考の袋小路に、心が螺じ切れる前に。

 “幸いにも”、見知らぬ人間が、敵として現れた。

「(……あぁ、すまない)」

 これは、ただの八つ当たり。

 巡り巡っては、結局それが“敵側の身内”と闘うことになるとしても。

    ・・・・・・
 今は、丁度良かった。



――side ■■■
>> 0:00


 ……、……

■■
……うわけでシロナミで……なんて……で……どねぇ……
■■
……て……何が……

 ……シロ、ナミ……

 …………あぁ、アイツが居ない。波音が聞こえない。……今度は何処まで歩いてきたのか……


 ―――終わらない夢を、見ているようだ。

 ―――色々なものが抜け落ちて、矛盾して。

 ―――それを自覚もできないまま、体裁もバラバラな物語は、進んでいく。


 行かなくては。

 微睡む意識に、ただそれだけが、残っている。

■■
……でもって……何かおいでなすった
■■
「何か、って……う、うわぁ!?

 眼前に、男が二人。……何かだうわぁだとご挨拶だな。

「ァ゛、ア……」

 ……起き抜けに皮肉はキツかったか、最後に話したのがいつかも覚えていない。
 億劫になった。素通りしよう……

■■
うっわ、キメェですね……これからこんなのとやり合うのかと思うと……
■■
まぁでも、やっちまう相手としちゃー……いや、待てよ、こりゃあ……?
■■
く、くそ、よくわかんないけど……侵略なんて、させるかよ!
■■
待ってください、コイツ、
■■
胸糞な説明は十分だ! 闘えばいいんだろ、俺だって……!


 ……? 邪魔だよ、退いてくれ。
 行かなきゃいけねぇんだ……あぁ、そう、頭が回ってきた。
 誰かに……彼女に、逢いに……









 あぁ、そう。













■■
「……冗談でしょう、何ですアンタ……」
■■
「あぁ、いや。どうぞどうぞ。私、未だお仕事ありますんで。何処へなりと御勝手に」

ナレハテ……?
血の色をしたどろどろのなにか。
……纏っている襤褸は、道着と袴だったのだろうか。

 ……こちらはどうやら邪魔する様子もない。
 胸を焦がす焦燥に反して、あまりに緩慢な動きで。それでも、前へ。


 ―――
 ――
 ―


>> 0:32

「……こんなとこでまで、オマエの相手をしなければならないのかと思ったよ」
「……悪かったな」
「足りないね。こっちは連れがいるんだ。誰彼構わず襲う怪物に、わやにされたんじゃ堪らない」
「……悪かったって……」
「4、5年振りに呻きと一刀以外を吐いたと思えば、言うに事欠いて“乗せてくれ”だと。厚顔も此処まで極まれば笑い話だ」
「……言いつつ、乗せて、くれるんだもの……」
「途中までだ。俺にも寄る所がある」

 けほ、と咳き込む。
 今度はそんな長いことトんでいたのか。道理で色々億劫だ。
 ……コイツが居たのは行幸だった。遠くからでもよく見える。

「……どういう、風の吹き回しだ」
「何が」
「お前は俺とは違う……他所様の、世界に、用なんて……無いはずだろう」
「……さてな」

 鼻を鳴らす――と、それだけとっても大事である。

海の魔物
山程もある白い鯨。
悠然と空を征く。

 怪物の背が、地震のように揺れた。

ナレハテ
「……少しは、荷を気遣え」
海の魔物
「落ちてしまえ、馬鹿者」

 決して快適とは言えない、波に攫われるような空の旅。


>> 1:00


「……ふ、くく」
「なんだ、気持ち悪い」
「……いや……」

 ――俺は、俺だ。お前じゃねえ――
 ――お前のそれは、俺にくれてやる程安いもんかよ――

 己でない、己が吠えていた。

「……叱られたのは、何時ぶりかな」

 ……そうだ。お前は、お前だ。
 あり得たかも知れない、俺が成し得なかった道。

 孤独であることにすら気付かず、道化を演じ続けた俺と。
 孤独であることを受け容れ。己を肯定したお前と。

 ……惜しくは、ない。違う道を選んだのだから。
 それでもきっと。あの頃の俺が、望んだかも知れない道だったから。

    
「……アイツが、拾ってくれてよかった」
「……そうか。……らしくもない……」

 らしくもないな、と。……重ねる言葉は、自分にも言い聞かせるようで。

「お前は、後悔してるのか?」
「かもしれん」
「……さよか」

 追求はしなかった。
 ……“悔いのない生き方”など。それこそ理想とも言える、“あちら”でも出来ていないのだから。

「今更……後戻りなど、できん。できてもせんがな」

 俺は俺らしくやらせてもらうだけだと。

 そのらしくない感傷と、“らしい”物言いに、ただ笑った。



 しばし、なだらかに風を切る音のみが場を満たす。



「……“オマエ”、まだ聞こえるのか」

 何が、と問うこともない。

「あァ。……熨斗付けて返してくれたよ」

 ――……ちりん。

 目を閉じれば、今も。
 頼りないような微かな音色はしかし、風の音にも妨げられることはない。

「……"良い音"だ」

 短く、されど確かに、鯨は聞き入るような吐息を零す。

 ……荒波と怨嗟、呪詛の渦中で。
 音の届かぬ沈黙の海から、ついには否定の世界に堕ちた。
 海洋の悪魔に……この音は、どのように聞こえるのだろう。

「“俺”にはお気に召さなかったようだがね。……それでいいんだ、俺のだから」

 栓もない思考を打ち切るように、手痛い一撃を思い返す。
 どれ程手を焼かされたのか、その記憶を辿ればよく分かった。

「ざまぁみろ」

 グラグラと揺れるような、珍しく愉快そうな声が聞こえる。

「その図体で笑うんじゃねえよ、頭に響く……」

 振り落とされぬよう苦心しながら。

「お前の方こそ、大概じゃねえか“白波白楽”。えぇ?」

 仮初の日々。“間明蓮”の記憶を辿り、意趣返しにと口に出す。

「鏡写しだ。……正確じゃないな。最中と言おうか」
      沈む
「いずれ、俺に至ると?」
「かもな。けど、そうじゃないかもしれない」

 ただの鯨が、信仰と成り上がり、呪いと成り果てたように。
 在るが儘。……ただそれだけの在り方が、どうしようもなく。

「“他人から見たあの子”は今も、重くて、多い。……行き着く先は、あの子と周り次第さ」
「…………」

 ……一笑に付すかと思えば、なにやら黙り込む。

「俺はな」


「アイツを一度、完全な"底"まで沈める」


「……物騒だな」

 その言葉は、それこそ地鳴りのように、低く、重かった。

「お前に言わせれば、“アイツも俺”だからな」

「……ただ。同時に"期待"をしたのかもしれん」

 三度、どうしようもない話だ、と。自重めいて。
 それをやはり、似た者同士だと、そう思う。

「……どうせ、切って捨てることもできねぇんだ」

 理解できず、肯定もせず。けれどしかし。
 この鯨は、仮初の"白波白楽"という存在を、無視しきれないでいる。

「応援くらいはしてやれよ。遠く遠くでも、手前だろ」

「……考えておこう……」

 それきり、会話は途切れて。
 思考の海に浸る鯨と共に、また進んでいく。


 ―――
 ――
 ―


>> 1:47――to ENo.671







ENo.17 サクマ とのやりとり

サクマ
「巽くんかな?
 ふふふ、誰かわかるかなぁ。
 まだ1回しか会ったことないけど
 おねーさんはちゃんと覚えてるよ。」

サクマ
「コメットちゃんと、藤久くんと、一緒にお話したよねぇ。
 んふふ、楽しかったなぁ。
 またあんな遊びができたらいいねー。」

サクマ
「それじゃあ気を付けテねぇ。
 ぼーっとしてるとぉ、
 わるーいお姉さんにイタズラされちゃうから。」


ENo.58 『高国藤久』 とのやりとり


 名を呼ばれた。
 聞き慣れた、良く知っていた声だった。


「巽」

「何で此処に」

 ゆっくりと振り向いて、そいつの姿を目に収める。

 あの街で知るものと、何も変わらなかった。
 必死と安堵が滲むその声も、いつの間にかに抜かされてしまった背丈も。
 大概笑みを浮かべているけれど、存外感情の機微が滲み、時々子供っぽい表情を見せるその顔も。
 『先輩』と呼ぶ時より少しだけ甘い、昔からの呼び方も。

 何も 変わらなかった。


 何も。


 巽燈史郎は、紛れも無くイバラシティの人間だった。



 おれだけが、全て



……そうだよ

嘘だ

「あはは、あは」

 慟哭を前に、言葉を叩きつける。
 あなたの優しさを、想いを、祈りを、乱暴に潰していく。

「嘘なんだ。偽物」
「全部」

“高国藤久”はアンジニティだ。『侵略者』だ。
 ずっと昔に海で溺れて死んで、何度も人を手にかけた怨霊だ。


『侵略戦争』を告げるあの声を聴くより前の記憶は、全部辻褄を合わせる為の作り物!

 ……どれだけ、走ったのだろう。
 普段のちょっとすかした表情の、面影も無い。

 ああ、身体中泥まみれじゃないか。転んだのだろう、所々に血も滲んでいる。
 まだハザマ時間も始まったばかりだと言うのに。
 
 なあ、もしかしてお前、おれを探しに
 ――煩い!

 やめろ。そんな目でおれを見るな。


 イバラシティの人間は、敵だ。


怨霊 高国藤久
……お前はッ!! 
 おれがこの街に紛れ込む為に、『幼馴染』という役割を与えられただけの!!

 偽りの記憶を植えつけられただけの人間なんだよッッ!!!




  「――――、あ



「ッ」

 足先の無い身体がふらついて、数歩ぶん後ずさる。
 そのまま、逃げ去ろうとするだろう。



ENo.102 安里杏莉? とのやりとり

安里菜々
「タツミトーシロー。無事かな。………無事ではありそうだね」

あなたに通信が届く。
最近再会したばかりの、少女の姿。

「…………ふーん」

何を思ったか、少女はそう小さく呟く。
呟いて、

…………あんたでも、そんな顔、するんだね

それは虫の囁くような、小さな声だった。
そこに映るのは、こんな事態でも平常体の
中学生の女の子の姿だっただろう。


ENo.658 天弖 とのやりとり


「巽様、無事であるならば連絡をお願いします。
……貴方の事でしょうから、無事であるとは信じたいものですが。」


ENo.671 海の魔物 とのやりとり

しらく
「「たっつー!無事?たっつーはこういう場所苦手そうだから少し心配だな
たぶん無事だと思うけど、くれぐれも気を付けてね
私は合流遅れそうだからさ どこかで会えたら、また」


ENo.844 エリィ とのやりとり

エリィ
「Hi,素敵なあなた。クラスメイトの椎屋なつめよ。
学校では気を遣ってくれたわね、感謝してるわ。
巽君のことだから、きっと無事でいるでしょう。
心配はしてないわ。

ただ、”どっち”にいて、何してるか気になっただけ。」


ENo.1104 刀崎 依良 とのやりとり

刀崎 依良
「燈史郎。
……えっと。叫び(叫ぶコマンド)、聞こえたけど。大丈夫?

返事、できる時に、お願いね」


ENo.1199 ハッチ とのやりとり

ハッチ
「やあ、巽君。君はどちら側だい?
どちらでもいいんだけどね? 君も、コメットちゃんも、ここで弄ぶことには変わらない。

むしろここでの記憶は残らない、影響も残らない。
なら何をしたって許される。

君がアンジニティを叩き潰してくれるヒーローになってくれるならいいんだけどね。

でも、きっと君はなれない。
だから、せいぜい君とあの子で楽しませてもらうよ。」


ENo.1286 ネン とのやりとり


「巽……無事か?無事ならば応答してくれ」

ネン
「私はアンジニティの存在だったが、思いだけは変わらなかったようだ
イバラシティを守るために戦う。
そちらも無事でいてくれ」


以下の相手に送信しました

ENo.102
安里杏莉?
ENo.253
コメット
ENo.437
晴太
ENo.513
十神
ENo.555
持明院 寂怜
ENo.632
サフィア
ENo.633
ラザー
ENo.824
オルトロス
ENo.1139
杉乃





特に何もしませんでした。















TeamNo.282
ENo.282

ハザマに生きるもの
ダンデライオン
















TeamNo.1109
ENo.1109
シロミー
TeamNo.282
ENo.282








響鳴LV5 DOWN。(LV5⇒0、+5CP、-5FP)
領域LV5 DOWN。(LV5⇒0、+5CP、-5FP)
解析LV5 DOWN。(LV5⇒0、+5CP、-5FP)

命術LV15 UP!(LV5⇒20、-15CP)
呪術LV5 UP!(LV0⇒5、-5CP)
料理LV5 UP!(LV20⇒25、-5CP)

コメット(253) の持つ ItemNo.7 不思議な食材 から料理『携行食』をつくりました!
ItemNo.7 不思議な食材 から料理『携行食(耐疫10/2)』をつくりました!
 ⇒ 携行食(耐疫10/2)/料理:強さ35/[効果1]器用10 [効果2]敏捷10 [効果3]耐疫10


イオリ(382) とカードを交換しました!

あまつ製薬の経口アンプル (ホーリーポーション)


イレイザー を研究しました!(深度0⇒1
イレイザー を研究しました!(深度1⇒2
イレイザー を研究しました!(深度2⇒3

カース を習得!
ボロウライフ を習得!
アクアヒール を習得!
水の祝福 を習得!
アイシクルランス を習得!

◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!






巽(282)美味しい果実 を入手!
巽(282)花びら を入手!






チナミ区 D-10(道路)に移動!(体調25⇒24
チナミ区 D-11(草原)に移動!(体調24⇒23
チナミ区 D-12(草原)に移動!(体調23⇒22
チナミ区 D-13(草原)に移動!(体調22⇒21
チナミ区 E-13(草原)に移動!(体調21⇒20

採集はできませんでした。
   - 巽(282) の選択は チナミ区 E-5:チェックポイント《出発地》(ベースキャンプ外のため無効)







>> これまでのあらすじ


―― ハザマ時間が紡がれる。

 



「おっくれまして―――ッ!!」

ノウレット
ショートの金髪に橙色の瞳の少女。
ボクシンググローブを付け、カンガルー風の仮装をしている。やたらと動き、やたらと騒ぐ。


 


ノウレット
「はぁい!はじめましてーッ!!私はここCross+Roseの管・・・妖精!
 ノウレットでーっす!!皆さんよろしくおねがいしまぁーっす!!」


チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。

 


白南海
「・・・・・。管理用アバター・・・ですかね。」

ノウレット
「元気ないですねーッ!!死んでるんですかーッ!!!!」

白南海
「貴方よりは生物的かと思いますよ。
 ドライバーさんと同じく、ハザマの機能ってやつですか。」

ノウレット
「機能なんて言わないでください!妖精です!!妖精なんですッ!!」

ノウレット
「Cross+Roseのことで分からないことは何でも聞いてくださいねーっ!!」

白南海
「あぁ、どっちかというとアレですか。"お前を消す方法"・・・みたいな。」

ノウレット
「よくご存知でーっ!!そうです!多分それでーっす!!!!」


元気よく両手両足を伸ばし空間を飛びまわる!

 


ノウレット
「えーっとそれでですねーッ!!」


 


ノウレット
「・・・・・あれっ 創造主さまからメッセージが!」

白南海
「おや、なんでしょうね。」


 

 

・・・姿を現すことなく、女性のような声が伝わる。



「――お疲れ様です御二方。役目を担ってくれて、感謝しています。」

白南海
「担うも何も、強制ですけどね。報酬でも頂きたいくらいで。」


 



「そしてハザマに招かれた方々、申し訳ありません。」


「・・・・・・・・・」


 



「このワールドスワップという能力は、招かれた方々全員が――ザザッ・・・」


「――失われ、そう――ザザッ・・・――周期的に発動する、能力というより・・・」


「制御不能な・・・呪いのよう。今までに発動した数度、自分への利は・・・ない。」


 



「・・・・・・・・・」


ため息のような音が漏れる。

 



「どうか、自らが自らであ―― ザザッ・・・」

白南海
「・・・・・?」


 



「――ザザッ・・・・・・・・己の世界のために、争え。」


 

 

声はそこで終わる。

 


白南海
「何だか変なふうに終わりましたねぇ。」

ノウレット
「そうですかーっ!!?そうでもないですよーっ!!!?」


 


白南海
「どーも、嫌な予感が・・・ ・・・いや、十分嫌な状況ではありますがね。」

白南海
「・・・・・ま、とりあえずやれることやるだけっすね。」


 

チャットが閉じられる――












TeamNo.282
ENo.282

ハザマに生きるもの
ちわわ




212 446


1st



2nd
ちわわ

















TeamNo.282
ENo.282

TeamNo.693
ENo.693
チトリ




613 366



2nd








ENo.282
巽燈史郎
●巽 燈史郎(タツミ トウシロウ)

 相良伊橋高校に通う一年生。身長177cm、体重63kg。座右の銘は『即断即決』。

 着崩さない制服、キビキビした挙動と絵に書いたような優等生。……であることに間違いはないのだが、時にその行動力は、自身の良心に沿って妙な方向に突き抜けることもある。
 後述する異能の関係もあり、成績は良好。特に数学、物理学に強い。
 趣味は天体観測である。

◆RPにより開示(ENo.58「高国藤久」を除き既知設定任意)
 前科一犯。6人の少年に暴行した事件で傷害罪、家庭裁判所で有罪判決を受ける。
 事件の状況から検察の求刑よりいくらか減刑され、家庭裁判所から保護観察処分を言い渡される。20歳までの期間であるため、現在も定期的に保護観察官と面会を行っている。

・異能:『地心天動』
 一言で言えば“天動説”。地球を中心に、あらゆる“衛星”が公転しているという仮想を現実に投影するもの。
 「対象を指定」「自分を中心に軌道を設定」「公転の方向・速度を決定」「発動」というプロセスを踏む。最も難解な二番目を「(その距離を半径とした)円状」とすることで大きく手順を短縮できるが、例えば自身に近づく、遠のくといった軌道は、公転の円を脳内で結ぶまでのタイムラグを要する。

 巽燈史郎はこの異能を利用し、事故、不意打ちへの対策として、『半径1m以内』『時速20km以上で進行する無機物』を対象として、『等速・円状の軌道での公転』を設定している。
 交通量が多い、人混み、会話の流れでそういった状態が発生しうる等、状況に応じての解除。或いは危険な場所での条件変更等例外はあるが、基本的には常時である。
 (PCの知覚任意) 

――――――――――◆―――――――――――








――――――――――◆―――――――――――

●間明 蓮(マギラ レン)

 21歳無職。両親は逝去しており、一人で住むには広い武家屋敷と、質素に生きるなら十分な不労所得を有している。趣味は散歩、そして剣道。
 大会の類に出たことはなく、部内でもあまり試合をすることはなかった。出たいと思ったことも、試合を組むことを避ける節があった顧問への不満も無く、当時も今も、ただ『趣味』として稽古を続けている。

・異能:――
 静止視力・動体視力・深視力から成る空間認識能力。
 筋力・平衡感覚から成る継続的・瞬発的な身体操作。
 それらを限りなく認識通り運用するための、神経伝達速度と心肺能力。

 彼に異能はなく、それら全て、人間が例外なく生まれ持つ、身体能力である。
――――――――――◆―――――――――――





































――――――――――◆―――――――――――
●小林 牡丹(コバヤシ ボタン)
 
 とある高校に通う三年生。

――――――――――◆―――――――――――

















●アルヴィン・リース=マイヤーズ

 顔怖い。
20 / 30
71 PS
チナミ区
E-13
行動順4【特攻】AT・DX↑
4500
325







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4ジャケット防具30活力10
5頭痛薬武器30回復10【射程1】
6携行食(耐疫10)料理30器用10敏捷10耐疫10
7携行食(耐疫10/2)料理35器用10敏捷10耐疫10
8美味しい果実食材15[効果1]攻撃10(LV10)[効果2]防御10(LV15)[効果3]強靭15(LV25)
9花びら素材10[武器]混乱10(LV25)[防具]舞魅10(LV10)[装飾]祝福10(LV20)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
命術20生命/復元/水
呪術5呪詛/邪気/闇
料理25料理に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5050敵:攻撃
ピンポイント5050敵:痛撃
クイック5050敵:3連撃
ブラスト5050敵全:攻撃
ヒール5050味傷:HP増
ドレイン5050敵:攻撃&味傷:HP増
ペネトレイト5050敵貫:痛撃
スイープ5050敵列:攻撃
ウォーターフォール5050敵:水撃
カース5050敵:闇撃&束縛
エチュード50120味全:DX増(4T)
リフレクション5050自:反射
プリディクション50120味列:AG増(3T)
ボロウライフ5070敵:闇撃&味傷:HP増
コールドウェイブ5080敵4:水撃&凍結+自:炎上
ヘイルカード50100敵5:粗雑水領撃
アイスソーン5070敵貫:水痛撃
ミラー&ミラー50100味傷:HP増+反射状態なら反射
アクアヒール5070味傷:HP増+炎上を守護化
アイシクルランス50150敵:水痛撃&凍結

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
猛攻550【戦闘開始時】自:AT・DX増
堅守550【戦闘開始時】自:DF・AG増
攻勢550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
守勢550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
献身550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
太陽550【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
隠者550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
精神変調耐性530【戦闘開始時】自:精神変調耐性増
瑞星530【クリティカル後】自:反射
水の祝福550【戦闘開始時】自:命術LVが高いほど水特性・耐性増
最大EP[20]




被研究カード名/スキルEPSP説明
おひるねのうた
(ヒール)
050味傷:HP増
あまつ製薬の経口アンプル
(ホーリーポーション)
080味傷:HP増+変調をLK化





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 3 ]オートヒール[ 3 ]イレイザー



PL / Lamb