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<< 4:00~5:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 








 拘束具を外し、牢を破壊する。

 そのために、左腕に、ひどいことをした。




 飴で塗り固めて止血をして、牢を抜け出す。

 世界を渡ろうとする。――拒絶される。

 青ざめる。 走りだす。“裂け目”を探す。

 異常に気付いたひとたちが、追ってくる。



    《 どうして 止められなかったの? 》


    《 こんな痛い思いをして どうして? 》



 自分が、自分に、問いかけてくる。

 首を振って雑音を消し去って。



 逃げなきゃ。

 逃げなきゃ。

 逃げなきゃ。



 「 こんなはずじゃないんだ。 」

 「 もっとうまくやれるんだ。 」



 *   *   *


サクマ
「……自分を大きく見せたがるのは
 いつだって変わらないなぁ。」


■決闘後

サクマ
「……アナタを殺すには、まだ足りないかな。」



 《 飢餓の魔女 》を一瞥する。


サクマ
「次はもっと全力を尽くすわ。
 アナタを苦しまず殺せるように。」
サクマ
「だから今はせめて、
 美味しい飴を召し上がってね。」

 たくさんの飴入りの大きな瓶を捧げる。


サクマ
「これはわたしにできる小さな慰め。」
サクマ
「また会いましょう、飴使いの同士さん。」



■5:00


 イバラシティはすっかり春模様だ。

 まだ肌寒いとはいえモコモコとした冬服を見かけることも減り、

 オシャレに身を包んでいる人々も増えてきた。

 チトセも、五月とブティックに出かけて、春の装いを楽しんでいる。


 暖かくなってきたから、スポーツウェアを買ってジョギングを始めたりもしたようだ。


 買い物に訪れてくれる学生さんたちも入学、進級、卒業をして……。

 コメットちゃんたちも、もう2年生。

 みんな、少しずつ、少しずつ大人に近づいている。



 イバラシティに住み着いて、

 はじめて春を迎えられたことが、

 嬉しくて、嬉しくて。


サクマ
「涙が出そうだよ。」


 花が咲き、幸福と期待に満ちた季節。


 目を閉じて記憶を辿れば、羨望だけが溢れる。



■時計

 エディアン、白南海、ノウレット。
 彼女たちの漫才のようなやり取りもいい加減見慣れてきたが
 新たに説明された要点を聞き逃すほど気を抜いてはいなかった。


チトセ サクマ
飴を操る異能を持つ咎人。
 常に新しい味覚に飢えている。
 桃色の髪で、赤と黒の帽子をかぶっている。


 飴玉をコロコロと口の中で転がしながら、数字を見つめる。

 多くのチェックポイントを解放すれば、力が増す。

 どちらの勢力が有利になる、というものでもなく、

 むしろ、ハザマの住民たちへの対処が難しくなったようにも聞こえた。


サクマ
「新ルールかァ……。」
サクマ
「単なる力押しが通じにくくなるってことよねぇ。」


 戦い方にも変化をつけなければならないだろう。
 遊び方にも変化をつけなければならないだろう。


サクマ
「……ま、刺激も減ってきたトコロだし。
 ちょうどいいカモしれないわネ。」


 やがて画面が閉じられると、指を動かしてリサーチを行う。

 さっき届けられたニュースによれば、もう梅楽園に辿り着いた者がいるらしい。

 ログを絞り込み、状況をチェックする……。


サクマ
「あら、知ってる名前だわ。」


 特徴的なピンク色の髪を思い出し、にんまりと笑った。



■道路→森林


 ……そこに行けば、季節感のないハザマの世界でも春の風情は感じられる……


サクマ
「と思いたかったんだけどねー。」


 『自ら歩いて、襲いかかってくる梅の樹』という情報に、ピクニックの気分は台無しだ。


サクマ
「でもま、代わり映えのしない道を 
テクテク歩いているだけよりは
 きっとタイクツはしないでしょ~。」
サクマ
「お団子があるには違いないし♪
 どんな味だろう~。
 お土産にできるといいねー。」


 ハザマ世界は、さながらビュッフェだ。
 歩いているだけで、次々と新しい味覚が飛び出してくる。

 その中でもとびきり美味しいとされるお団子の情報には、
 ついつい心を踊らせてしまう。

 先程から、仲間にもお団子の話しかしていないかもしれない。


サクマ
「あ、ナレハテだ。
 この子も花見にいくのかな。」




 花の咲く場所に、敵味方の区別無く、人は集まる。









ENo.2 狂月の瑠奈 とのやりとり

瑠奈
「なくても守る気では居たけど……みんな……?

引っかかったが流すことにした。

瑠奈
「学生でプロポーズ……気がはや……
 いや、私達もあんま変わらないかもな……」

すこし表情が柔らかくなる。わかりやすい。

「まぁ、同棲みたいなことしてるよ」

正直に答えてしまう。完全に油断している。


ENo.44 南天 とのやりとり

ナンディナ
「ご寛恕、感謝する。
 ……あぁ、ホワイトデーの飴の方はうまく渡せたようだ」

ナンディナ
「……それはどうも」

 顔を上げる。外見のことにはあまり興味がないようで首をかしげる。
 髪飾りに見えるのかと南天の葉に目をやったが、
 訂正するほどのことでもないように思われた。
 耳以外に兎を思わせる要素のない兎の耳の持ち主もまた、
 そういった飾りだと思われる物だ。

ナンディナ
「ああ、その呼び名が適切だろう」


 適切、と言う言葉の割には憮然とした表情。
 敬称に不満があったらしいがこれも要求するほどでもないことである。

ナンディナ
「イバラシティではアンジニティの侵略の噂は既に好事家しか口にしない事柄だ。
 君が気にするのも栓ない話だ。
 このハザマの戦いは、イバラシティにおいていかれているのだから」

ナンディナ
「……」

ナンディナ
「さぁ……なんとも。
 おそらく攻撃は受けた、が、記憶や認識をいじられていればこそ痕跡が残らない。
 私には確かめる術がない」

ナンディナ
「君もチトセに干渉は出来ないのだろう。
 私が南天然に干渉できないように」

ナンディナ
「人なつっこい人物だな君は」


 赤く、黒く、姿がぶれる。


「こちらの方が話しやすそうです。
 あ、この姿の時は、南ってよんで貰えると……」


「うーん……
 職業っていう職業には着いてなかったですね。
 基本的に人里から離れたところにいましたから、
 街で日銭がほしいときには山の石を交換したり、街の賭場に行ったり。

 そんなところです」


「逆にサクマさんは?
 人里にいたんですか? あそこ、人里でも結構怖いじゃないですか」


ENo.47 ベアトリス とのやりとり

「おどり! わたしも、おどるの、すきですー!」

 チャット画面の向こうで、赤と黒のドレスが楽しげに回る。
 それを真似して小人もくるくるし始めるが、小人はカメラからちゃんと距離を取っていないので、画面には蘇芳色の着物と薄い金の髪が見切れ気味に映るばかりだ。
 五回ほどくるくるしてから満足したようで、ようやくカメラに小人の顔が映るようになる。
 どうにも、カメラと被写体の関係が良くわかっていなさそうな雰囲気がある。

 元気そうなあなたをニコニコと見て、「いえーいです!」などとお揃いのピースを見せたりした後で。
 自分の頭をぺたぺたと触ったり、お腹に両手を乗せたり。

「わたしも、おおきくて、きれいになったら…チトセおねえさん、みたいに、なれるといいな…っ」

 お母さんみたいに綺麗になれるかなあ、と言うのと同じようなトーンで言う。
 自分の親にあたる女性を知らないので、イバラシティで知り合った女性が、そのまま小人にとっての身近な女性像になっているのかもしれない。

「わたし! チトセおねえさんを、たかいたかーい、できるくらい、おおきくなりたいです!」

 普段から視点の低い小人にとっては、高い場所は特別な視点なのだろう。
 志だけは高い目標を口にして、頑張るぞ、とばかりにふんすと両手を上げて気合を入れるポーズ。

「キャンプで、すぐにあえないの、さみしいですけど…
 そのつぎの…んっと、ちゃんとあうときの…たのしいの、ちょきん、です!」

 ちゃんと会った時のために、楽しみを取っておく、と言いたかったらしい。
 その時にはおいしい飴玉をお腹いっぱい食べたいなあ、なんて夢想と、
 自分の作った美味しい料理をプレゼントしたいなあ、なんて空想と。
 ふわふわとした楽しい期待を、たっぷりと。

「おいしいごはん、たのしみですー!」

 次にキャンプから出発する時は、おやつにエナジー棒も追加しようと心に決めた!


ENo.54 鋼鉄メイデンさん とのやりとり

鋼鉄メイデンさん
「記憶の自分ト今自分のギャップ…そうなのカナ…」

なにが悲しかったのかが思い出せない以上、
それを確かめることはできない。
イバラシティでの自分がちゃんと人のカタチをしてたかすら
今の自分には確証が持てない。

「…でもアリガトウ…そういう優しイ言葉、
 この世界にきて初めてきいたかモ」

覚えておきたいひとつだけ以外、忘れちゃってもいい。
あなたのアドバイスを聞いて考えこむ。

「覚えておきたいひとツ…
絶対ニ忘れてワいけないコト…
それは…それは…」

鋼鉄メイデンさん
――それは勿論イバラシティの連中ワ
 全員殲滅すべき敵だというコト…

 そうダ…それだけ分かってレばイイ…
 立ち話に興じてる場合じゃナイ…
 一人でも…一人でも多くのイバラシティ共ヲ…」

さっきまでの柔らかい物腰はどこ吹く風か、淡々とそうつぶやくと、
元々進んでた方向に再び向き直る。
そしてあなたに構わずに敵を求めて彷徨い始めるだろう。

まるで誰かがお言葉に甘えてと言わんばかりに
会話に必要な記憶や感情をその場で抜き取ったかのように。


ENo.85 りりぃ とのやりとり

りりぃ
「あはは、なんとか怪我もしないでやれています。
千歳さんもお元気そうですね」

りりぃ
「………はい。ありがとうございます。
なんだかこっちでイバラシティでのことを話すのって、不思議な気持ちになりますね…。
…そう、進級…しちゃったんです。
”イバラシティの私”はもう高校2年生になったんですよ?
こっちの私は…実感がまだあんまりないですけど…」

りりぃ
「………………千歳さん、親戚のお姉ちゃんみたい。
花嫁姿…そうですね。うん…千歳さんに見てもらいたいな……。
真っ白なウェディングドレスに、千歳さんのフラワーキャンディで作られたブーケを持って
真っ赤なバージンロードを歩くんです。あっこれ…良いと思いませんか?」

【絶対に良いですよね…なんてくすくすと笑い。
次の質問には少しだけ困った表情を浮かべたあとにパッと悪戯めいた笑顔を”作る”。】

りりぃ
「……さて、どちらでしょう。
千歳さんはどちらだと思いますか…?」

りりぃ
「…正解は、そうですね……。
バージンロードを私と一緒に歩いてくれる人の顔を見ての回答になります!」

りりぃ
「……………なんて、冗談みたいに言っちゃいましたけれど…。
どうか見てください。
見たかった、なんて言い方じゃなくって、見るって言ってください…。
…そしたら、私もその約束のために頑張れる気がしますから…」


ENo.88 園華 とのやりとり

園華
「ふふ、そうですか……ですが、本質はとっても怖いお方なのですね。 ……味、というのが少々引っかかりもいたしますが。
……約束いたしましょう、というよりも約束せずともしっかりと戦わせていただきましょう、それ以外にありませんので。」


ENo.125 おおとり とのやりとり

翔華
「見殺し――――?」

 ――ノイズが、走る。記憶が混線する感覚。どこからか、知らない記憶が紛れてくる。
 こことは違う場所、鬱蒼とした、霧深い森林の奥だ。
 そこに、今とは違うが、確かに貴女の姿が見える。像が浮かぶ。

 ――そして、巨大な鎌を持つ蜘蛛に、身体を両断される痛みが、一瞬だけであったが、身体に走った。

「……あぁ、だから私、蜘蛛とか嫌いだったんだ。」

 おぼろげな記憶だ。幻覚や、目の前で映る女性により、捏造された類の記憶の可能性もある。
 しかし、理由が無い。直接、関係が無い記憶だ。それに、この記憶が事実だったとして、今は今だと、私は確信を持って言った筈だ。

 だから、これは真実なのだろう。そう確信を持てている。

翔華
「……あれは、仕方の無い事ですよ。……サクマさん?」

 口調が、変わる。年頃の女性から、どこか世の中への諦めを含んだ物へと。

「むしろ、見捨てていくべきです、アレは。
あの傷ではもう助かりません。そしてあの蜘蛛は……まだ、健在だったでしょう。
むしろ、遺骸を餌に逃げるのが、最善の策であると、私は思います。

ただ――」

翔華
「伝え損ねた事が、一個だけ。
もう少しだけ、と思えるほど。楽しかったですよ、あの時は。美味しかったです、あの飴は。」

 そして、ふっ、とまた、口調が戻る。

「……あぁ、もう。記憶が混ざって混乱してくるなぁ……!」

翔華
「……じゃあ、次は私から。
そうですね、私の……"別"の私の、飴細工。」

翔華
「褒めてくれたこと、覚えてます?」


ENo.158 不浄の滝 とのやりとり

やり取りはそこで終わる。

案外と近いところを歩いていたことを知り、時に顔も合わせ、
……その後、ベースキャンプを発ち、進路が離れて暫く。

再び、メッセージが届く。
師匠宛か、と、半獣を呼び止めようとしたところで、
自分の名を呼ぶ声を聞く。

「…………」

「どうも。……ええ、はい。口に合ったのなら良かった。
食品を扱ってたひとに褒めてもらえるなら、少しは自信が持てそうです」

「こちらも身を守るものを作っていただきましたし。
 ……心強いができて、嬉しく思っていますよ。
 深谷もたまには、良いことするなって」

以前より態度は柔らかい。
そう言って、VRチャットを通じて微笑んで見せる。

「はい、お会いすることがあれば、勿論。
 そろそろ柏餅なんておいしいかもしれないですね」


「……いいんですか?
 じゃあ、お願いしちゃおうかな。
 ロストの人に、手土産はやっぱりあったほうがいいですよね」


「あれ?わたしに……ですか?
 気持ちは嬉しいんですが……」

「……いえ。ありがとうございます。
 甘いものは好きですよ。飴は……あれは人への贈り物でしたけど。
 自分で食べたいとも思いましたし」


「……。『私のお店』って言わないんですね。
 イバラシティにいたのも、あなたですよね?」


ENo.210 雫玖 とのやりとり

雫玖
「……ん、んん……」

雫玖
「過剰にぼかし過ぎちゃうのも、あまり良い癖じゃないよね。
 うん、多分そう。「もう死んでる」って言う認識が合ってるかは分からないけど……」

雫玖
「……五・六年くらい前に船の事故で私以外の家族全員、喪っちゃったんだ。
 私だけが助かった……いや、他にも助かった人はいるけど、
 家族の中では私だけ。そんな感じ。
 船はもう引き揚げられたけど、遺体は未発見。生存の可能性は絶望的だろうって」

雫玖
「これが、前駆。ここからが、今回の介入で変わったところ。
 親戚の家に引き取られて……色々あったけど、主に葦乃姉……従姉に大事にされてた。
 それで、今の私がここにいる」

雫玖
「そうじゃなかった。私を引き取ってくれる親戚なんていなかった。
 送られたのは、養護施設。環境は著しく劣悪だったと思う。
 それで一年くらいしてさ……」

雫玖
全部燃やした。私ごと。
 原因とか理由とかは上手く思い出せない……いや、探り出せない。
 ただ、とても嫌な事があったんだと思う。それこそ自分を殺すほどの」

雫玖
「今の私は、アンジニティありきの私。侵略介入があったからこそ生まれた、
 もう一つの道を歩んだ私。だからこそ、元に戻す訳にはいかないの。
 一度選んだ選択肢を奪われないために、この戦いには勝つしかない」


ENo.223 兎乃 とのやりとり

あかり
「お互いのことを知る……か。なるほどね。」

あかり
「私が侵略をしない理由は、既に全てを失ったからよ。アンジニティに放棄された時点でね。それまで仕えていた人もアンジニティで亡くなったわ。

私の手にはもう守るべきものは何も残っていない。だからわざわざ侵略をしてまでイバラシティに行くつもりもない。……それが理由ね。」

あかり
「侵略には参加してもしなくてもどちらでも良かったのだけど、たまたま知り合った人間にイバラシティの防衛を頼まれたの。先に出会ったのがあなたならそちらに協力していたかもね。

まあでも、イバラシティでは弟や友人もできたし、彼らの生活を破壊するよりは守るほうにどの道ついていたかもしれないわ。

チトセにもそういう人間はいるのではなくて?もしいるなら、私たちが侵略でイバラシティを奪うよりも大人しく引き下がったほうがお互いにとって良いのではないかしら。そうは思わない?」


ENo.253 コメット とのやりとり

亡霊:御堂翠華
「は、はあ……。
でも私、あなたの能力のことは知らないんですが。」

亡霊:御堂翠華
「私は御堂翠華です。触れたものを何でも飴玉に変えてしまうアンジニティ。
 わけあって侵略失敗しましたが、あなた達のことを応援していますよ。
 ぜひとも侵略しちゃってくださいな。」


黒い着物の少女が手枷のついた腕を軽く振る。
 対するコメットは何か考え込んだように俯いて

コメット
「異能の反動……あなたではないサクマ……」

 結論から言えば、衝撃を受けた。
 しかしそれはショックという感情ではなく、あまりに近似な自分たちへの親近感。
 自分より侵食が進んだその腕を見て、思ったことと言えば。


 ──美しい、だった。

コメット
「──は。
 本当にそっくりですね。立ち位置も、異能も……反動だって。
 実は生き別れの姉妹だったりしませんか?なんて。」

 当然冗談だ。自分はイバラシティの出身で、彼女はアンジニティなのだから。
 もし本当に姉妹だったら、どれほどよかっただろう。
 イバラシティでのように甘えて仲良く買い物をしたり、一緒にご飯を食べたりできただろうか。


 ──絵空事だ。

コメット
「……あたしは、チトセさんが好きです。
 きっとあたしはあの人に特別な信愛を見出していた。
 母のような、姉のような。

 あたしが自分を肯定できたのは間違いなくあの人のおかげで、あたしはあの人がいたから自分の『好き』を信じることができた。」

コメット
「そして、あなたのことも尊敬しています。サクマさん。

 侵略者として在りながら、イバラシティの記憶を拒絶することなく受け入れ、その上で侵略を進める意志の強さ。
 あちらの記憶もこちらの記憶も尊重して"ここにいるあたし"の声を聞いてくれる心根。

 ……あなたの在り方を、美しいと思う。
 チトセさんもあなたも、あたしにとっては高い目標で、尊敬する大人です。」


 ──あなたを、連れて帰りたい。
 あなたが、欲しい。
 あなたと、一緒にいたい。



 欲望と親愛のこもったその言葉を心に大事にしまって。
 彼女と一緒なら、きっと絶望はしないだろう。
 どんなに過酷な場所でも隣にいて話しかけてくれるだろう。
 イバラシティと同じように励まして、触れ合って、優しくしてくれるだろう。

 きっと本当の姉妹のように。

コメット
 ──だけど。

「ごめんなさい、サクマさん。
 あたしはあなたと一緒には行けません。」

 その言葉には拒否で返す。
 たとえその言葉が冗談交じりのものであったとしても、誠実に。

「あたしはもう貰い手がいるんです。
 自分の人生にあたしがいてほしいと言って、幸せにすると約束してくれた人がいるんです。
 あたしはその手を取って、一緒に生きることを望みましたから……あなたの誘いには乗れません。」

 ──何も解決していない。手のことも、ぐるぐると心をかき混ぜる感情のことも。
 しかし、道を踏み外す前に踏みとどまれた気がする。
 自分の意志の根本を曲げる前に確かめられた。

「……ありがとうございます。気持ちは嬉しいし、頑張るための力ももらえました。」

コメット
 一回深呼吸。ぽろぽろと落ち続けていた飴玉はもう止まっていた。
 いくつかを缶に入れ、またいくつかを口に含んで。

「もう少し、悩んでみようと思います。
 もう少し、苦しんでみようと思います。」

 排出した『感情』を再び内に入れて、かみ砕いて。
 全部捨てるには、大切なものが増えすぎた。
 全てを隠すには、不器用になりすぎた。

「……あなたがいてよかった。
 あなたに『頼ってもいい』と言われると、それだけで心の荷物が軽くなる。
 聞いてくれる人がいるというだけで、かなり違うものなんですね。」

コメット
「……よかったら、また話を聞いてください。
 今、かなりいっぱいいっぱいで苦しいから。

 それと同じくらい、あなたの話も聞かせてくださいね。
 出会ったら戦うしかないですけど、せめて通信機くらいでは……あたしの友達でいてください。」


ENo.279 サツキ とのやりとり

五月
「…………懲りない奴だ。
しかし……ふむ、南に進んでるのだな。私としては……まぁ、会わない事は嬉しい。多分。」

五月
「こっちも順調だ。異形だろうと人間だろうと、実戦経験が無いのが多いのかもしれない。何とか死なずに済んでいる。

梅楽園は……あぁ、団子がどうとか言ってたな。
住人通しは殺し合いを強いられてるというのに、あいつらは呑気なものだ。
ま、食レポも聞くだけ聞いてやる。もし、むこうで飴細工のお団子を作ったら……きっと、私は食べに行くのだろうな。

……そんな日が、続けば良かったのに。」

五月
「気づいたこと、ねぇ……
…………イバラシティの住民で、そっちの陣営に居るのも何人か居た。
ソラコーの食堂のおじさん、知ってるか? こっちで見たら、近くに可愛げのある奇々怪々な生き物を連れていたよ。きっと、そいつを守りたいんだろうな。
…………私とサクマは、敵同士っていうあまりに厚い壁で隔たれているが……もしかしたら、お前と同じ陣営に居た可能性m『さっちゃんお姉さま!敵よ敵!』
……すまん、また後でな。」

なんとも、騒がしい着信だった。


ENo.323 スーズ とのやりとり

スズ
「……。

…千歳、さん…?飴屋の…」


ENo.333 獣 とのやりとり

「謀りには烈火を以て───あの街で、貴方を見逃した責を果たしましょう」


ENo.334 ひまわり&ナナシ とのやりとり

ひまわり
「…そうですよね、"戦う"ってそれだけ覚悟がいることですもん。

 ごめんなさい、少し軽率だったかもしれません。
 今の私にはまだ答えが出せない問題かもしれません。

 でも、やっぱりみんなに笑顔で居てほしいから。
 1日くらいの時間しかないけれど、考えてみます。

 その時はまた、お話を聞いてくれるとうれしいです!

 か、カッコイイですか?えへへ…


ENo.363 エミュレッタ とのやりとり

エミュレッタ
エミューじゃなくてエミュレッタです。」

それと、全然似てないです。学生時代のあの子と一緒にしないでください。

エミュレッタ
「ふーん。楽しむ、ですか。ずいぶんと余裕のご様子で?
……お生憎様ですが、それは出来ません。もし万が一イバラシティが敗北したら、私はイバラシティを全て破壊します。
アンジニティ、君たちのような人物に幸せは与えません。」

エミュレッタ
「全部、全部です……。君のお店も、君が住んでいた町並みも全てお菓子に変えてやりましょう、数日としないうちにお菓子は腐敗を始め、最終的には何も残らないでしょうねぇ。
ああ、そのお菓子でよければご自由にお独りでティーパーティーでも好きなだけ楽しんでください。」

(と言ったものの、途中でドロップアウトするつもりですし。破壊もくそもないですが……。これで少しぐらい敵対心でも燃やしてくれた方が幾分動きやすい……。)


ENo.394 飢餓の魔女 とのやりとり

「…」

ただノイズのみが、あなたの耳に刺さる。
言葉に安堵しているからか、あるいは今になって不安になってしまっているのか。
魔女はしばらくの間、口を開くことはなかった。

――沈黙が破られたのは突然の事だ。

「くすくす…あなたさんはやさしいでありますな
あんなことをいわれても ちゃんととくべつなあめをよういしてくれて」


それは明らかに、声のトーンも、歯切れの良さも変化していた。

「くすくす…でもだぁめ
せっかくよういしてくれたでありますがぜんぶいらないでありますな
だってぜんぶいたそうでくるしそうであります
ほんと ◆◆◆◆はかってにものごとをすすめるであります
こまったまじょでありますよ」


一部だけ、酷いノイズに遮られ聞き取れないような箇所があるだろうか。

「ああ…でもやっぱりとくべつなおいしいすぺしゃるふれーばーはほしいでありますな
みんなでわらいあって それをたべるの
それはすてきなことだとおもわないでありますか?」


ふいに、ノイズが少しだけ揺らぎ、視界にはピンク色の髪が映ったような気がするだろうか。

「ねぇ こころやさしいひとくいのまじょさん
これがおわったらみんなでおちゃかいしないでありますか?
きっとたのしくて ゆかいでありますよ くすくす」


ENo.403 絶望の神器 とのやりとり

悪魔
「・・・チトセか。」

端末のメッセージを見る。
ため息を付き、アミナの方をチラリと見て、端末へ向く。

「ったく。」

佐久間
「・・・物騒に物事を考えない時にはこっちに限る。」

悪魔から人型へ変わった。

「アミナはちょっとは落ち着きましたよ。
 まあ、少し危ういところはありますけどね。」

佐久間
「・・・なあ、チトセさん。
 あんた、何が目的なんすか。
 侵略が目的なら子供一人なんざいいカモじゃないっすか。
 なのにそんな心配するようなメッセージを送って来るとか・・・。」

佐久間
「敵に塩を送るとか、そう言う話なら分かる、でも、そう言う人間には到底見えない・・・
 まあ、表面上そう見えただけっすけど。」

佐久間
「・・・あんたにとってはゲーム。
この会話もまた、『遊び』でしかねぇって事か?」


ENo.597 こねこ とのやりとり

ライオンハート
「おー、ねーちゃんか。そっちこそ調子はどーよ?
 チカラつけたいっつっても筋力じゃねーから
 そういう…地道に鍛えるやつじゃなくてさー
 こう、シュバー! バーン! ってパワーアップする感じでよ……」

ライオンハート
…………ところで打撃音の後、ナレハテの気配を感じないんだが?

ライオンハート
「パーティ…ね。
 そりゃあ、イバラシティの奴らに勝つ時まで置いといてくれよ。
 祝杯ってやつをあげよーぜ! 酒飲んだ事ねーけど。

ライオンハート
「あだ名って、ライハちゃーん♡ って十分あだ名っぽい感じなんだけど?
 おー、気に入ってくれたか性悪アンジニティ女

ライオンハート
アンジニティ も  も 性悪 も 
 おめーを的確にあらわす、いい言葉選びだよなああ

ライオンハート
「……………………」

ライオンハート
「もしかして おこって らっしゃる?」

ライオンハート
…………小粋なアンジニティジョークじゃないですか やだなあ (棒)


ENo.649 エリカ とのやりとり

エリカ
「うちのパパ?あー……、どういう人なんだろうね?
まだ家にいたときの覚えだとたまに帰ってきてはお金とか服とかくれる人だったなあ。

エリカ
「あたしにプラスになる要素しかなかったから気にならなかったけど、もしかしたら相当キモイおっさんだったかも!?」

エリカ
「まあでも、多少キモくてもあたしのこと全部肯定してくれるおっさんだったからお気に入りだよ!
あたしったら出来が悪すぎてどこいっても馴染めんかったからなー」


ENo.671 海の魔物 とのやりとり

しらく
「なんだかすっごく久しぶりな気がしちゃうよね。

向こうだと何日も経過しちゃってるわけだから…時の流れが違うのかな?
何にしても、チトセさんが元気そうで何より、という感じです!」

しらく
「無理はしてるよ、実のところあんまり大丈夫でもないし
身体はボロボロで色んな言葉が耳に入ってくるかな、苦しいよ。

チトセさんだからこそこれだけ素直に話すことができる、かな
包容力とか…こう、色々…暖かい感じがしてホッとするなぁ…。

チトセさんはどう?同じような思いはしてないんですか?」


ENo.748 シルバーキャット とのやりとり

傭兵
「チッ……」

傭兵
「こちらでは痕が残らなくて助かった。首だの胸だの腹だの啄み合っていた時は気が触れてるのかと思った。
 家中かまわず貴様らは睦言を囁いて啄んで……」

シルバーキャット
「私の興味は総じてアンジニティへの理解に及ぶものだ。
 しかし、そうか……貴様は人間だったか……
 多くのアンジニティは化け物や異形ばかりだから少し意外だ」

 僅かに回線から吐息が零れる。
 ほんのりと安心したような――否、残念がるような。

傭兵
「世界……辿り着く……世界を渡る……。嗚呼、世界から落下できる者ということか。
 私は特例の仕事でなければ世界からの落下は無理だが、貴様らは自在に移動が出来るんだな。
 全く以って羨ましいとは思わんが、それを忌避する者もいるか。文字通り世界は広いな」

傭兵
「紆余曲折あったことはともかく、食人のケでもあるのか貴様。
 それとも自前の異能で人をキャンディにして食ったのか。
 よもや破廉恥な意味合いではあるまい」

傭兵
「で、阿呆やって取っ捕まってむざむざ堕とされ、今度は隠居する為に奮戦か。チトセサクマは救いがたい頭飴細工と言われたことはないかね
 端的に換言すれば目論見が甘い」

シルバーキャット
「とはいえ現在、シルバーキャットなりに初恋をして浮かれ気分になっているんだ。
 アレは未だ齢21だ。軍人としてのみの生に貴様――チトセは意義を与えた。与えてしまった」

傭兵
「デートするだのファッションだの、以前のシルバーキャットからは考えられない。
 たらし込んだのは貴様の虚構とて重篤なバグだ。どうしてくれる。
 流れて来る記憶は二進も三進もチトセを反芻してばかりだ。

 ……貴様もアレか、チトセと変わらず色々な人を好きになるタチか。
 これはただの興味本位だ。別に答えんでも構わん」」


ENo.819 十村蘇芳 とのやりとり

十村蘇芳
「おいしいものを食べること?

 ……ははあ。なるほどねえ。
 そうね。そうね。
 おいしいものね。ヒト。

十村蘇芳
「――あらヤダ。
 あなたがイバラシティの人間じゃないって分かった途端にコレよ。
 気が緩みすぎるんだわ。

 そうねえ。
 私に語ることなど、たいしてないけれど……。」

十村蘇芳
「私はあなたとは違う。ただの善良な市民。

 ただ、ほら――思い出の味って言うじゃない?
 昔食べたものって、余計においしく感じがちなのよねえ。
 あなたもきっと、そういうものってあるでしょう?」

十村蘇芳
「十四歳のころね。

 どうしようもなく飢えていて、
 パンや、お肉、お魚、
 砂糖や、お醤油や、バターの塊なんかを食べつくしたあとに、
 目の前のものを食べただけだったのよ。

 あなたみたいにグルメじゃあなかったけど、
 そりゃあ美味しかったわ。
 忘れようとしたけど、この歳まで脳髄にこびりついちまってる。」

十村蘇芳
「――あら、お褒めの言葉ありがとう。
 白い服が好きなのよ。自分が汚れていないことを確かめられるから。
 けれど、ここじゃあダメね。あっという間に汚れていくの。

 ……はあ。お腹空いたわ。
 あなたは空かないの? それともグルメ屋ってだけだから、食事は要らないクチ?

 あたしはここに来てから、腹が減りっぱなしでね。
 さっきみたいに、鹿がぼこちゃか出てくれれば困らないんだけど。
 こんなところでヒトなんか食べたくないわ……。」


ENo.897 _____ とのやりとり

茶埜 紅子
「ふふ、そう言ってもらえると嬉しい。
 ええ、ええ。是非お飲みになってね、おかわりもいくらでもお注ぎするわ。
 私はきっとそのためにここに立っているし、それが私の喜びなのだから。」

茶埜 紅子
「あちらでは相良伊橋高校の1年……
 いえ、向こうの時間ではもう2年に上がっているのかしら。
 だとしたら2年1組ね、紅茶をお求めならいつでもいらして。
 あちらの私もきっとあなたを歓迎するわ、今の私のように。」


ENo.968 緋染の白花 とのやりとり

緋染の白花
「えぇ、えぇ。そうです。私は、私こそがその白花です。
 今は目的を同じくしているが故、あなたを排そうなどとはしませんが、
 本来ならばあなた達、ひとの仇敵。
 それが分かったら必要以上の接触は――」

 薄く笑い、会話を閉ざそうとするが――

緋染の白花
「それを分かった上で話を続ける、と?
 愚かなのでしょうか、豪胆なのでしょうか?はぁ……。
 ……短い間となりますが、一応、よろしくお願いしますね」

 それでも変わらずに挨拶をする貴女に呆れながらも返した

緋染の白花
「そうですね。月並み、です。ありきたり過ぎて驚きもないほどに。
 ですが……あの世界は豊かで、温かくて、美しくて。
 月並みですが、希望と未来に溢れる世界に憧れるのは、無理もない事かと」

 あの暗い世界と比べれば、と付け加えて

緋染の白花
「……私、は……。
 私は弔い、でしょうか」


ENo.990 イツ とのやりとり

色々つっこみたい点はあったが
脳裏には最後の問いだけが渦巻いていた。

濡れ衣か。
そう言われれば、そうだろう。
けどそれは、一つの出来事のきっかけにしか過ぎず
人々を、国を、世界を。あのように動かして俺らを滅ぼそうとしたものは。
ずっと昔から、誰のものとでもなくそうあり続けているのだ。

そしてそれは、名を変えて形を変えて、あらゆる世界に存在する。
心を持ち、群れて社会を作るものがいる限り。

イツ
「話して面白いことではないよ。
運がいいか悪いかで言えば、良かったのかもしれない。
俺はアンジニティに落ちることで生き延びたのだから」


ENo.1084 Mater とのやりとり


---メッセージが届いています---    
    →再生する

マーテル
「…きこえてないかもしれないけれど。
 …いつもおはなし ありがとー、おねえさん。
 さなぎだよ、まーてるだよ。 うれしいよー。」

マーテル
「…あのね、ほんとはね、まーてる きゃんでぃ、たべたことないの。
 こんぺいとー?なら、たべたことある…けど。
 まーてるも おねえさんのつくるきゃんでぃ たべてみたいなー。」

マーテル
「んえぇー… やっぱりさなぎがうらやましいなぁ…」
(ノイズ交じりのつぶやきを最後に、メッセージが終了した。)


以下の相手に送信しました

ENo.44
南天
ENo.47
ベアトリス
ENo.58
『高国藤久』
ENo.85
りりぃ
ENo.94
真柄
ENo.105
アマネ
ENo.125
おおとり
ENo.158
不浄の滝
ENo.223
兎乃
ENo.279
サツキ
ENo.282

ENo.323
スーズ
ENo.334
ひまわり&ナナシ
ENo.342
色蝕の塊
ENo.363
エミュレッタ
ENo.374
キキメ
ENo.394
飢餓の魔女
ENo.403
絶望の神器
ENo.513
十神
ENo.557
ペーター
ENo.597
こねこ
ENo.624
キャロ
ENo.631
クロウ
ENo.649
エリカ
ENo.748
シルバーキャット
ENo.819
十村蘇芳
ENo.985
瑠璃子
ENo.990
イツ
ENo.999
リヨ
ENo.1026
コウキ
ENo.1084
Mater





サクマ
エナジー棒、沢山買っちゃったねぇー。
 すっごくお腹膨れそうな名前だよね、どんな味かなぁ。」
サクマ
「……もしかして食べすぎが気になってる?
 だいじょーぶだいじょーぶ、
 その分たっくさん運動もしてるしねー。」
サクマ
「あ、じゃあ今回のお題はねぇー。
 『好きな、得意な、スポーツや運動』だよ。

 なんでもいいよぉ。
 バレーボールみたいな競技でも、
 鉄棒の逆上がりが得意だった~、みたいなのでも。」
サクマ
「わたしはねぇ、最近ヨガにはまってるんだー。
 あ、イバラシティでの話だけどね。
 身体をやわらかーくして、ぽかぽかして、
 寝る前にやるとすごくよく眠れるんだぁ。

 興味があったら教えたげるね。」

雫玖
「エナジー棒、今食べてるんだけど……なんだろ。
 ……ああそうだ、軍用レーションのシリアルバー。アレに近いんだ」
雫玖
「……いや、前に一度だけ食べたことがあってさ。
 何というか、飽きる味
 正直単体で食べるモノじゃないと思うんだ」
雫玖
「それで、運動かあ……。
 結構部屋に籠ってたり、寝てたりの方が多いからなあ……」
雫玖
「あ、でも最近はよく散歩がてらにウォーキングをよくするかな。潮風を浴びながら海沿いを歩くの。
 あとは……ああ、今のところは観戦が殆どだけど「異能総合格闘技」の部活にも入ってるかな。
 相良伊橋のね。……格闘技、ってあるし、スポーツで良いんだよね?これ」

ペーター
「好きなスポーツかあ。……うーん。実はあんまり運動、得意じゃあないんだよね。みんなはどう?」

エリカ
「エナジー棒ってなんかどっかの駄菓子みたいな名前だねー」
エリカ
「あたしは体力には自信あるよ!一日歩いててもへーきだもんね!」
エリカ
「あっ、でもスポーツって意識してなにかやったことってないなあ、学校とかまじめにやってれば得意なものもわかったのかもねえ」

ItemNo.10 エナジー棒 を食べました!
サクマ
「(もぐもぐもぐ……。ゴクン)」
サクマ
「んー、こういうトコロでも
 持ち歩いて食べやすいのはイイネ♪

 ちょっとお水が欲しくなるけど、
 食べやすいし、満足度も高め!

 リピートしちゃおうかな。」
 体調が 1 回復!(25⇒26
 今回の全戦闘において 活力10 防御10 が発揮されます。
 今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった!















飴燈肉光
ENo.17
サクマ
ENo.210
雫玖
ENo.557
ペーター
ENo.649
エリカ
ハザマに生きるもの
化け狐
ダンボールマンA
ベビードラゴン
ダンボールマンB
















飴燈肉光
ENo.17
サクマ
ENo.210
雫玖
ENo.557
ペーター
ENo.649
エリカ
TeamNo.394
ENo.394
飢餓の魔女
ENo.985
瑠璃子
ENo.1058
レックス
ENo.1203
U・D







悪意の魔女(103) から 10 PS 受け取りました。

(カラスがばさばさと飛んでくる―― ちゃりり、駄賃を落とした)

スターシャ(448)ItemNo.16 皮 を送付しました。
雫玖(210)ItemNo.9 吸い殻 を送付しました。

あなた(425) から エナジー棒 を受け取りました。
「んな……ッ!?」

 問答無用で待機列列の真ん中に滑り込まされる。
 手には得体のしれない「エナジー棒」なる物体が2本。
"散歩のお供に!体力満タン! 健康食品 エナジー棒!"

(なるほど、これが目当てか……)
 胡散臭いチラシの見出しを眺めながら頭をかく。
 
「いや、まぁ、お仲間なら別に構やしねぇけど……ほらよ。」

命術LV5 UP!(LV10⇒15、-5CP)
装飾LV5 UP!(LV40⇒45、-5CP)

十日夜レキ(14) の持つ ItemNo.14 穿ち針 から装飾『お出かけレザーベルトブーツ』を作製―― できるかーい!素材じゃないゾ☆
ペーター(557) の持つ ItemNo.15 皮 から装飾『軽量快適スーパースリッパ』を作製しました!
『地図』(580) の持つ ItemNo.5 不思議な石 から装飾『水晶髑髏飴細工』を作製しました!

持明院 寂怜(555) とカードを交換しました!

公家手裏剣 (ブレイドフォーム)


ヒーリングソング を研究しました!(深度0⇒1
パワフルヒール を研究しました!(深度0⇒1
インフェクシャスキュア を研究しました!(深度0⇒1

水の祝福 を習得!
チャクラグラント を習得!
サモン:ウンディーネ を習得!

◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!






サクマ(17)木瓜 を入手!
雫玖(210)ラベンダー を入手!
ペーター(557)ラベンダー を入手!
エリカ(649)木瓜 を入手!
雫玖(210)ダンボール を入手!
エリカ(649)不思議な牙 を入手!
ペーター(557)ダンボール を入手!
ペーター(557)毛皮 を入手!






チナミ区 M-15(草原)に移動!(体調26⇒25
チナミ区 N-15(森林)に移動!(体調25⇒24
チナミ区 O-15(森林)に移動!(体調24⇒23
チナミ区 O-16(森林)に移動!(体調23⇒22
チナミ区 P-16(森林)に移動!(体調22⇒21

採集はできませんでした。
   - サクマ(17) の選択は チナミ区 H-16:チェックポイント《瓦礫の山》(ベースキャンプ外のため無効)

MISSION!!
チナミ区 O-16:梅楽園 が発生!
   - サクマ(17) が経由した チナミ区 O-16:梅楽園
   - 雫玖(210) が経由した チナミ区 O-16:梅楽園
   - ペーター(557) が経由した チナミ区 O-16:梅楽園
   - エリカ(649) が経由した チナミ区 O-16:梅楽園







>> これまでのあらすじ


[707 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[297 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙



―― Cross+Roseに映し出される。

 

 

 


白南海
「・・・・・ぁァ?」

エディアン
「おやおや!」


 

白南海
黒い短髪に切れ長の目、青い瞳。
白スーツに黒Yシャツを襟を立てて着ている。
青色レンズの色付き眼鏡をしている。

エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。


チャット画面にまたまたふたりの姿が映る。

 


白南海
「まぁた呼び出しやがってこのアマァ・・・・・ひとりで居ろってあんだけ――」

エディアン
「いや今回は呼んでませんって。私。」

白南海
「チッ・・・・・今から若と入れ替わってくれませんかねぇアンタ。」

エディアン
「若?何言ってんですか?」

白南海
「何でもねぇっすよ・・・」


 


ソージロウ
「・・・・・・ぁー、いいですか。」

ソージロウ
黒い瞳、黒いもじゃもじゃ頭。
常にダルそうな猫背で長身の青年。
デニムパンツにTシャツを着ている。


 

ふたりの背後から突然現れる長身。


白南海
「・・・ッ!!っちょ・・・ぅお・・・・・」

エディアン
「わっ・・・・・びっくりしたぁ・・・・・」


 


ソージロウ
「・・・・・・・・・・・・」


ダルそうな、面倒そうな、そんな様子の青年。

 


エディアン
「あら貴方は!ロストのおひとりじゃないですか!!」

白南海
「・・・・・何でこう急に出てくる奴が多いんだッ」


 


ソージロウ
「・・・・・・・・・あのぅ。」


ふたりの反応を気にすることなく、


ソージロウ
「・・・ゲーセン。ゲーセンあったら教えて。」


前髪を手でくしゃっとさせて、目のあたりを隠す。


ソージロウ
「格ゲー、できるとこ。・・・・・・そんだけ。」


 

そう言って、さっさと姿を消してしまう。

 

 

 


エディアン
「消えちゃった・・・・・口数の少ない、物静かな子ですねぇ。」

白南海
「ゲーセン、ゲーセンっすか。
 雀荘じゃダメかね。行きつけならたまに格闘もあるんだが。」

エディアン
「うーん、私もあまり詳しくないですねぇ。専らスチー・・・・・あぁいや、なんでも。」


うーん、と悩むふたり。

 


白南海
「・・・・・・・・・ぁ、こうすりゃよかったっけな。そういや。」


白南海の姿が消える。

 


エディアン
「・・・退室の仕方は覚えたんですか。よくできました・・・っと!」

エディアン
「お役に立てずごめんなさい。私なりにも少し探してみますね!」


チャットが閉じられる――












飴燈光肉
ENo.17
サクマ
ENo.210
雫玖
ENo.557
ペーター
ENo.649
エリカ
ハザマに生きるもの
キラークリーパー
こぐま
ウルフ
化け狐




344 512



2nd
化け狐


3rd
こぐま


4th
ウルフ





8th
キラークリーパー

















飴燈光肉
ENo.17
サクマ
ENo.210
雫玖
ENo.557
ペーター
ENo.649
エリカ
てなもんやアベンジャーズ
ENo.239
デスさま
ENo.401
サクヤさんSUN
ENo.713
らび
ENo.1334
リオ




441 431

















チナミ区 O-16 周辺

梅楽園



ハザマのなか、咲き乱れる梅の木たち。

梅林にはほんのりと良い香りが漂う。

その景色は美しく見えるが、同時に異様にも映る。

 

園内を進んでいくと、周囲の梅の木がざわめく・・・

動く梅木
地を砕き歩く梅の木。
美しく咲いては散ってゆく花々。



動く梅木
「(ギギギ・・・・・ギギ・・・ッ)」


木が不自然に捻れ、音を立てる。

ボコッと地面から根が飛び出し、木が"歩き"はじめる・・・












飴燈光肉
ENo.17
サクマ
ENo.210
雫玖
ENo.557
ペーター
ENo.649
エリカ
立ちはだかるもの
動く梅木
動く梅木
動く梅木
動く梅木




313 316





4th
動く梅木


5th
動く梅木


6th
動く梅木


7th
動く梅木








ENo.17
千歳 佐久間
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   「 さぁさぁそこ往く皆々様。
      おいしいおいしいキャンディーはいかが? 」
 
 
 
 
 
    桃色ヘアの自由人。
     今日もキャンディーショップを飛び出して、
      気ままに街中でアメを売り歩く―――――。
 
 
 
 
 
 ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆簡易プロフィール
 人間。女性。24歳。身長164cm。
 飴を操る異能者。ふわりと甘い香りが漂う。
 キャンディーショップ『ミラクルドロップス』を営む女性。
 
 
◆スポット:キャンディーショップ『ミラクルドロップス』
 個人経営の小さなキャンディー専門店。色とりどり、形さまざまなキャンディーを楽しくご提供。小さなお子様から淑女紳士ご老公までお気軽にお立ち寄りください。飴細工オーナメントの出張サービスも承っています。

 チナミ区本店 http://lisge.com/ib/talk.php?s=78
 
 
◆PLより:テストプレイからお付き合いのある方へ
 「新しくやってきた」→「しばらく前からいる」という設定にふわっと変更されました。なのでテストプレイ時と同じキャラクターで参加されている方は「すでに知り合っている」設定を結んでくださっても大丈夫です。
 テストプレイでの交流ありがとうございました。本プレイでも宜しくお願い致します。
 
 
◆背景設定:イバラの姿
 http://bit.ly/2K70Rg6
 
 
◆背景設定:ハザマの姿
 http://bit.ly/2qxVTlL

◆プロフィール画像:
 拙作/ゆふ様/つゔ様/なーな様/はすのは様/S切符様

◆アイコン画像:
 拙作/つゔ様/御園れいじ様
21 / 30
233 PS
チナミ区
P-16
行動順7【援助】HL↑
11095
425







#交流歓迎
1
イバラ商工会
#片道切符チャット
1
ハザマにこにこ刑務所
6
イバラNP建築協会
ログまとめられフリーの会
食べるのだいすきクラブ
2
とりあえず肉食う?
12
カード報告会
10
チキンレース
31
その服どうしたの?
6
ワールドスワップ対策作戦会議(仮
8
下馬評酒場「うらぶれ」
17
クラゲ
3
洋楽が好き
3





Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1駄物素材10[武器]攻撃10(LV50)[防具]活力10(LV50)[装飾]体力10(LV50)
2不思議な防具防具10
3ハニィディッパー武器67祝福10【射程3】
4コートジャケット防具30活力10
5試製武装α【銅月】武器30回復10【射程1】
6黒猫ジャケット法衣22体力10幸運7
7有平小銃Ⅰ型武器50回復10【射程2】
8キャンディーリング装飾40回復10
9エナジー棒料理10活力10防御10
10木瓜素材15[武器]恐撃10(LV25)[防具]反地10(LV25)[装飾]器用10(LV10)
11エナジー棒料理10活力10防御10
12エナジー棒料理10活力10防御10
13エナジー棒料理10活力10防御10
14エナジー棒料理10活力10防御10
15素材10[武器]束縛10(LV25)[防具]命脈10(LV25)[装飾]回復10(LV10)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術15身体/武器/物理
命術15生命/復元/水
具現15創造/召喚
装飾45装飾作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク6050敵:攻撃
ピンポイント5050敵:痛撃
クイック5050敵:3連撃
ブラスト5050敵全:攻撃
ヒール6050味傷:HP増
シリンジ
(ドレイン)
5050敵:攻撃&味傷:HP増
ペネトレイト5050敵貫:痛撃
スイープ5050敵列:攻撃
決1ストライク5050敵:攻撃+自:連続減
ヴァッサーバート
(ウォーターフォール)
5050敵:水撃
ランプアシュクレ
(ライトニング)
5050敵:精確光撃
フォーリンココナッツ
(クリエイト:タライ)
5050敵:攻撃&混乱
ホイッスルパイン
(エチュード)
50120味全:DX増(4T)
決3ジンジャーシロップ
(ヒールポーション)
5050味傷:HP増+猛毒減
ゴールデンフルーツ
(プリディクション)
50120味列:AG増(3T)
オドゥスルス
(フロウライフ)
5080自:MHP・DF増
アンバラージュ
(クリエイト:シールド)
52200自:DF増+守護
グラプシャンドリエ
(ブレス)
50100味全:HP増+祝福
アクーズデュルシール
(アクアシェル)
5050味傷:HP増+火耐性増
オドセルツ
(アクアリカバー)
5080味肉:HP増+肉体変調を守護化
決1ルボルウィーヌム
(クリエイト:グレイル)
5070味傷:精確光撃&HP増&祝福
グトバテスマ
(ホーリーポーション)
5080味傷:HP増+変調をLK化
パープルジャム
(クリエイト:ヴェノム)
5090敵:猛毒・麻痺・腐食
フレーバードティー
(トランス)
50100自:混乱+自:AT・HL増+魅了を祝福化
マジカルコーラ
(マナポーション)
5050味傷:HP・SP増
決3アショワル
(チャージ)
50100敵:4連鎖撃
決2オミネラル
(アクアヒール)
5070味傷:HP増+炎上を守護化
決2カラフルドロップ
(ファーマシー)
60110味傷:HP増+肉体精神変調減
レモンキュービック
(ブロック)
5080自:守護+DF増(2T)+味傷:護衛
決1オデュール
(アクアブランド)
5150敵:水痛撃&味傷:HP増
ジンジャーブレッドマン
(サモン:ウォリアー)
55300自:ウォリアー召喚
ミレットジェリー
(サモン:スライム)
52300自:スライム召喚
決3アラゼ
(イレイザー)
50100敵傷:攻撃
決1ハッカエージェント
(サモン:サーヴァント)
55300自:サーヴァント召喚
チャクラグラント52100味傷3:精確水撃&HP増
サモン:ウンディーネ55400自:ウンディーネ召喚
ハニーコーティング
(クリエイト:バンデージ)
50150味傷:HP・鎮痛LV増
決1アップルフィリング
(インフェクシャスキュア)
60140味列:HP増

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
猛攻550【戦闘開始時】自:AT・DX増
堅守550【戦闘開始時】自:DF・AG増
攻勢550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
守勢550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
献身650【戦闘開始時】自:HL増+LK減
太陽550【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
隠者650【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
甘味満悦
(精神変調耐性)
530【戦闘開始時】自:精神変調耐性増
決3成型生誕
(召喚強化)
520【戦闘開始時】自:具現LVが高いほど自身の召喚するNPCが強化
決3水切晶片
(五月雨)
540【スキル使用後】敵:3連水撃
良甜薬糖
(対症下薬)
630【HP回復後】対:変調軽減+名前に「自」を含む付加効果のLV減
決3水の祝福550【戦闘開始時】自:命術LVが高いほど水特性・耐性増
飴使い
(薬師)
650【戦闘開始時】自:HL増+名前に「防」を含む付加効果のLV増
懇練懇繕
(集気)
540【通常攻撃後】自:次与ダメ増
最大EP[20]




被研究カード名/スキルEPSP説明
生命のタネ
(ヒール)
050味傷:HP増
もぬけのから
(クリエイト:タライ)
050敵:攻撃&混乱
猛反発枕
(カウンター)
0130自:反撃LV増
サモン:おさかな
(サモン:ウンディーネ)
5400自:ウンディーネ召喚
力が抜けちゃうよ
(クリエイト:ヴェノム)
090敵:猛毒・麻痺・腐食
公家手裏剣
(ブレイドフォーム)
0160自:AT増





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 3 ]ヒールポーション[ 3 ]ファーマシー[ 1 ]パワフルヒール
[ 3 ]五月雨[ 3 ]カレイドスコープ[ 1 ]インフェクシャスキュア
[ 1 ]ヒーリングソング[ 3 ]薬師



PL / salaspitg