［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

【九頭竜坂漆刃】


『兵部』

烏の育成機関。異界で心身を鍛え、武芸百般と呪術を磨く。

烏に生まれた全ての子が親元から引き離され、幼年期を過ごす場所。

霊的素質に優れた烏は「刃」の名がつけられる。



──数年前

少年、少女、三人ほどだろうか
任務の帰り、茶屋にて甘味を注文していた

「ありがとうございます先輩！まえから一度は来てみたくて！」

最年少と思われる少年がにこやかに笑みを浮かべて
それを受けた先輩と呼ばれた二人もまた穏やかな表情で返した

「いや、いいってことでござる。
　しかし拙者としてはこのあと近くの夕礼書店に赴き
　古のエルオーなる書物を探したいところでござるが。」

眼鏡をかけた古風な出で立ちと口調の少年は
いつも所持している、多分、専門的な雑誌なのだろう
それを読みつつ注文の品が来るのを待っていた

「馬鹿者、ただでさえ将来、太刀郷の羽となるべく
今は鍛練を勤しむ時間が惜しいというのに
そんな個人的なことに割く暇はない！」

目を惹くような明るい髪色が特徴的な少女は
お品書きを眺めていた手を止め
隣の少年へと釘を指した

「殊刃氏～、そうは言っても漆刃氏からこの提案があったとき
ノリノリだったではござらぬか。」

返す刃と言わぬばかりに眼鏡の少年は
本を閉じて、にやりと笑った

「ち、ちが……これは可愛い後輩の頼みくらい聞けぬようでは
先輩の名折れとなるだろうと
け、決して自分が食べてみたかったからなどではない！
断じてないぞ！？」

少女は身ぶり手振りを踏まえ抗議の声を上げる
のだが、どうみても墓穴を掘っているのだが。

「まあ、確かに。漆刃氏は見た目だけなら
可愛らしい少女のようであるでござるが。
しかし拙者としては当然のように守備範囲外ゆえ
詳しくは論じられぬでござるな。」

「そういう意味ではないが？！？！」


かしましいやり取りを繰り広げる先輩達を
笑顔で眺める後輩と呼ばれた少年。

「や、ほんと、ありがとうございます！
あと、コト先輩、こっちのメニューと迷ってましたよね。
俺、頼んだのそれにしたんで
来たらぜひ、食べ比べしましょう！」

「……む、九頭竜坂がそうも頼むのなら
先輩としては無下には出来ないな、いいだろう。
特別に私のクリーム餡蜜を少し分けてやろう。」

「……素直でないでござるなぁ。」

成立しかけてた取引の場に茶々が入り
少女はぽかぽかと眼鏡の少年を叩いている

やがてそれぞれ頼んでいた品物が運ばれてくれば

美味しさによる嬉しい悲鳴と
互いの夢を語らい
己が使命を誇り
互いに励まし合うような

そんな空間が出来上がっていた。

それは、烏としての九頭竜坂漆刃を取り巻いていた
日常の中のほんの一頁に過ぎない

彼は
いや
この場にいたであろう先輩たちも

この先もずっと
こうして成長を喜び会う仲間でありたいと

そう、願っていたのかもしれない──



──しかして、月日は流れ、現在。

烏の理(ことわり)は

何者かによって書き換えられ

この時、互いに夢を語らった仲間とも
袂を分け、散り散りとなっていた

先に待つのは波乱か、悲劇か。

それはまだ、誰にも解らぬのであった。

ENo.54 鋼鉄メイデンさん とのやりとり


ENo.58 『高国藤久』 とのやりとり


ENo.261 暮泥 唯 とのやりとり


ENo.392 魔人王モロバ とのやりとり


ENo.512 《冒涜する天秤》 とのやりとり


ENo.513 十神 とのやりとり

命術LV を 5 UP！（LV10⇒15、-5CP）
防具LV を 5 UP！（LV40⇒45、-5CP）

ダンタリオン(1071) の持つ ItemNo.10 皮 から防具『ARジャケット』を作製しました！
シア(1077) の持つ ItemNo.10 ネジ から防具『46Lアルマイト寸胴鍋』を作製しました！

悪意の魔女(103) とカードを交換しました！

悪意の魔女 （ブレイク）


スカーレットスキュア を研究しました！（深度0⇒1）
五月雨 を研究しました！（深度0⇒1）
チャクラグラント を研究しました！（深度0⇒1）

チャクラグラント を習得！
背水 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

竜人王ウルガレス(422) は 木瓜 を入手！
水晶アデュラリア(798) は 山査子 を入手！
ダンタリオン(1071) は 山査子 を入手！
シア(1077) は ラベンダー を入手！
竜人王ウルガレス(422) は ネジ を入手！
ダンタリオン(1071) は 不思議な牙 を入手！
水晶アデュラリア(798) は ネジ を入手！
竜人王ウルガレス(422) は ダンボール を入手！

シア(1077) に移動を委ねました。

チナミ区 M-15（草原）に移動！（体調10⇒9）
チナミ区 N-15（森林）に移動！（体調9⇒8）
チナミ区 N-14（草原）に移動！（体調8⇒7）
チナミ区 N-13（隔壁）には移動できません。
チナミ区 M-14（沼地）に移動！（体調7⇒6）

MISSION!!
チナミ区 O-16：梅楽園 が発生！
　　 - 竜人王ウルガレス(422) が経由した チナミ区 O-16：梅楽園
　　 - 水晶アデュラリア(798) が経由した チナミ区 O-16：梅楽園
　　 - ダンタリオン(1071) が経由した チナミ区 O-16：梅楽園
　　 - シア(1077) が経由した チナミ区 O-16：梅楽園

［707 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［297 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　





　




チャット画面にまたまたふたりの姿が映る。

　








　





　

ふたりの背後から突然現れる長身。





　




ダルそうな、面倒そうな、そんな様子の青年。

　





　




ふたりの反応を気にすることなく、




前髪を手でくしゃっとさせて、目のあたりを隠す。




　

そう言って、さっさと姿を消してしまう。

　

　

　






うーん、と悩むふたり。

　




白南海の姿が消える。

　





チャットが閉じられる――

ハザマのなか、咲き乱れる梅の木たち。

梅林にはほんのりと良い香りが漂う。

その景色は美しく見えるが、同時に異様にも映る。

　

園内を進んでいくと、周囲の梅の木がざわめく･･･






木が不自然に捻れ、音を立てる。

ボコッと地面から根が飛び出し、木が"歩き"はじめる･･･