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<< 4:00~5:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




 『露店通り』と呼ばれるこの場所は、『灰掻き』や『硝子職人』の見習い等のような 名と役目こそ与えられているが立場は高くない者どものために存在する。彼らの多くは、誰かに命令されて物資の調達を行う。
 売り子も、多くが 商人見習いだ。露店通りを利用する者で、難しい注文をする者は殆どいない。そういった用件の際には、隣の区の『商店街』へと誘導する。

 それが今、剣戟と怒号で溢れ。鉄に似た臭気が漂い。それがじわりじわりと広がっている。武装していない人間があちこちで倒れている。

「ひ、……」
「あぁ、僕が思ったよりも最悪だ……」

 竦む『橙』の横で、『黒』はため息をついていた。

「……テメェは帰るか?」
「こんなの見て帰る訳があるか。……『黒』、オマエは分かってたのか、こんな、……何で」
「わざわざ言わないと何も分からねぇのか? やっぱり邪魔だから帰れ」
「こんなの見て帰れる訳があるか」

 分からないのではなく、分かりたくなかっただけだ。しかし、認めなくてはならない。これはきっと『竜殺し』の襲撃だ。
 二人は露店通りに踏み込んでいく。
 見れば、『守護者』らしき鎧をまとった者どもや 『竜殺し』らしき簡素な武器を手にした者どもが既に争いを始めている。武装を全く施していない人間が倒れて呻く声がする。

――『守護者』が足りていない?
というか、襲撃者が多すぎんだ。……前にも『竜殺し』の襲撃を見たことがある。その時は、ここまで多くなかった
数が多い、……だけでもない? どうして『守護者』でも『神子』でもなさそうな人に被害が、

 そう話す傍らで、近くの『金具売り』の正面から、鈍く輝くナイフで切りつけようとする男が見えた。

「――ッ!」

 『橙』と『黒』はほぼ同時に地面を蹴る。相手が得物を持っているのは右手。ふたりは左側から同時に体当たりを仕掛ける。誰かからの反撃を貰うことなど考えてもいない様子で、男は無防備に倒れた。
 僅かに速く体勢を立て直した『橙』は、『金具売り』を庇うように前へ。『黒』は『金具売り』の傍へ。

「ッ痛……お前ら、『灰掻き』か。それも、名前貰ったばっかりのガキが。人が楽しんでるところを邪魔するような『役目』はお前らにあるのか?」
 立ち上がる男の敵意が、『橙』と『黒』に向けられる。
「……よく言う」
 怖くないと言えば、嘘になる。荒事はどうにも得意ではない。


「おい、お前。こんな状況で何やってんだ、さっさと逃げろ」

「何故? それは『金具売り』の仕事に含まれていません」



 ――『黒』は、『金具売り』を避難させようとしている。それならば、

「オマエは……何だ? どういった目的でこんな真似を」

 ―― 自分に、敵意を集めなくては。

 その一心で、『橙』は男に言葉を投げかける。


「お前、死にたいのか?」

「神より賜った役割を続ける必要があるので、死にたくはありません」



「『灰掻き』の癖に、良く喋る。―― 今、言っただろう?『楽しい』からやってんだ」
「『楽しい』? ……オマエ、調和竜から何を教わった?」

 それは『橙』にとって、否、この国にとって異端の考え方に見えた。


「だったら生きるために逃げろ……!」

「何故? それは『金具売り』の仕事に含まれていません」

「お前、僕の話聞いていたか……!?」



 『橙』は 顔を男に向けたまま、『黒』の声に意識を向ける。
 ―― そう簡単にはいかないか。

「何って……俺が何をしても、俺がたとえ『竜殺し』だったとしても、調和竜は俺の味方なんだろう?

 これ以上『黒』の声に意識を向ける余裕は無い。己が『竜殺し』であることを仄めかした男は、『橙』に向けて 鈍く輝くナイフを大きく振りかぶった。そのまま振り下ろす。『橙』は寸前で躱した。

 灰被る国の民 全てへと向けて、色無き竜は仰せになった。
 英雄で在れ、英雄と成れ。
 色無き竜は友であり、父であり、母である。色無き竜の他にそれは存在しない。


「―― オマエ、本当に『竜殺し』か?」

 竜を殺すことを目標に掲げて襲撃を行う反逆集団にしては、随分と ―― ある種、過激はあるが ―― 竜に寄り添った考え方をしているような気がする。

「ああ、『竜殺し』さ」

 男は何度もナイフを突き出す。『橙』はそれを何度も躱し続ける。

「『竜殺し』ってのは、騒ぎを起こすモンだろう?」

 粗末な思想だ、――そんな無意味な感想を抱きながら。
 会話を続けながら、相手の力量を測る。
 ナイフを振る動き。突き出す動きと振り下ろす動きを組み合わせてはいるが、予備動作が大きい。成長途上にあたり 体格の面で不利な『橙』だが、今のところは対応できている。

「クソ、……『灰掻き』の癖に、……『灰掻き』の、癖に!」

 ナイフの動きが、より単調になる。
 悪い方向に、感情の影響を受ける。『橙』から見ても荒事にまつわる適正があるとは思われず、そういった役割を与えられている訳ではないと判断。それに、自分のような『名無し』でも、躱し続けることが出来ている。
 自分はあくまで、『黒』たちの避難のための、時間稼ぎだ。あるいは、『守護者』が来るまでの。武術の教えは一応受けているが、得意だと思ったことは一度も無い。

抵抗するんじゃねえ、俺の邪魔するんじゃねえ!

 自称『竜殺し』が喚く。その後ろに、栗色の髪をした人間が見えた。背丈は低く、顔は仮面のようなもので覆われていて見えない。灰まみれの服を着ていることから、すぐにそれが『灰掻き』と分かる。
 逃げろ、と口の動きで伝えようとするが、その『灰掻き』は何かを手に持って近づいてくる。『灰掻き』は 自称『竜殺し』の背後に迫り、袖に仕込んでいた刃で 自称『竜殺し』を斬りつける。

「―― 困るのだよ、君のような輩が『竜殺し』を名乗るのは」

 『灰掻き』はひどく冷めた声で吐き捨てる。

「そして、そこの橙色の君は……『同志』でも『敵』でも『偽物』でも『群衆』でもなさそうだが。どういった理由で我々の味方をしているのか。成り行きか、目的の一致か」

 自称『竜殺し』は、『灰掻き』をにらみつけているが、栗色の『灰掻き』は無視して 『橙』に声をかける。『守護者』の容貌ではない。それにも拘わらず、自称『竜殺し』とは敵対する様子を見せる。無抵抗でやられるどころか、『橙』に加勢する。

「オマエ、……『竜殺し』か? どうして、『灰掻き』が」
「そう呼ばれているようだが。ああ、恐れ入るが仔細を伝えろと言われればそれは断ることにしているのだ。何故私が『灰掻き』の恰好をしているかも含めて。たいした理由ではないのだが」
「……なんでオレに加勢した?」
「それくらいなら答えてもよかろう、―― 我々の目標は 調和竜の支配を殺すことであり、徒に人を痛めつけることは理念に反するのだよ」

 栗色の『灰掻き』 は、灰まみれのマントの中から何かを取り出して『橙』に投げつけた。受け取ったそれは木の盾だ。
                              守護者
「君が食い止めていたからこそ、私が間に合ったというわけだ。『 敵 』ではないがそこは多めに見てもらうとして。兎に角、君は用を済ませて逃げるといい。『竜殺し』を騙る輩に気を付け給えよ。護身の心得はあるようだから、先ほど『拾った』それを貸し出すが。不要であれば捨てるといい」

 栗色の『灰掻き』は『橙』を軽く押しのけて、自称『竜殺し』と対峙する。『橙』は二人から距離を取り、背後の気配を伺う。『金具売り』と『黒』は、……最初の場所には、いない。近く、路地裏の入口から。かすかに 壁を叩く音。『橙』はそちらに向かって駆けだした。見ると、『黒』がそこにいる。

「―― さっきの『金具売り』は」
「『守護者』に引き渡した」

 この国の人間は、与えられた役割に忠実だ。暴徒鎮圧も『守護者』の役割だが、人々を守ることもまた『守護者』の役割。

「最後の方に来た奴、誰だ」
「知らねぇ。……『竜殺し』みたいな風のことを言っていた」
「はぁ? ……テメェそれどうした?」
「『守護者』を見つけ次第伝える」
「そうか。勝手に言え。僕が居ない時にな」
「止めも訊きもしないのか」
「止めてる場合じゃねぇし詳しく訊いてる場合でもねぇだろうが、……テメェはこの後どうすんだ」
「……この状況を無視することは出来ない。教本は、今すぐ必要というわけじゃない」

 最初に見つけた『竜殺し』を名乗る男は、偽物だと判断している。後から現れた『灰掻き』の言葉を全て信じるわけではない。ただ、『橙』が今まで聞いた噂などと照らし合わせて最も違和感が少ない答えがそれだった。

「テメェにしては珍しい」
「罪を犯した人間は相応に裁かれなくてはいけない。そうでない人間は生きる権利がある」

 先ほどのように、無意味に他者を傷つけていた 自称『竜殺し』は罰を受けるべきだと考え。
 調和竜より与えられた職務を貫く人間に罪があるとは思えない。

「オマエなら『帰れ』って言うと思ったけどな。言わないのか」
「別に帰らせる理由は無ぇ。僕の邪魔にならなければそれでいい」


 夜はもう少し続くのかもしれない。









ENo.33 ねむり とのやりとり

ねむり
「あれ? リオネルくん?
こっちはぜんぜんへーきだけど
異能の方も、たぶんもう大丈夫」


ENo.180 ちわわ とのやりとり

ちわわ
「……神になった以上、その心が全部わかんねぇってわけじゃねぇよ。表のあたしがそうだ。自分自身の『神話』に囚われ、逸れることを恐れてやがる。迫害され、皆からの矛を一身に受けるそれが己が存在するための、必要な『神話』だと。あいつは無意識にそう信じてやがる。

だから、全部が全部わかんねぇわけじゃねぇけどよ。」
ちわわ
「お前さぁ、未だにそのわけわかんねぇ使命とやらに囚われて自分で無様だって思わねぇのか?それが、己の存在理由だなんざ悔しくねぇのか?あたしゃ、ごめんだね。人の道具に成り下がるなど願い下げだ。

街に住む奴らはどーでもいいけどよ。お前を道具に仕立て上げたやつを擁護する理由はあたしにゃわかんねぇな。それだけ使命とやらは大事なのか?」


ENo.211 ミカゼとアガタ とのやりとり

アガタ
「無事といえば無事だ。ただし、田中贖為とは少し違う」

件の少女の面影を残している女が通信に答える。

「しかし、リオネルくん……本当にあなたなのか?
本人だというなら、堂々と姿を見せて通話するはずだ。
姿を隠すということは、つまり『そういうこと』だろう。
あなたがリオネル・サンドリオン本人だというなら、姿を見せれば良い。私がそうしたように」

それから思い出したように付け加える。

「……言っておくが、侵略には加担しない。私は。
私はやるべきことがある。
戦争なんて勝手にやれば良い、自由になりたい奴らだけで」


ENo.285 日明と月夜 とのやりとり

日明
「!」

素直に謝られたので少し驚いた。
というのも先程の貴方の発言から自分の行動が間違いないと思っているように感じたから。
驚くと同時に若干の安心と申し訳無さもあった。

日明
「――ごめん、ちょっと言い過ぎたね……でもわかってくれててよかった。

 誰かが引き受ければ救われる、常に大を生かす為に小を生かす世界、か。
 僕からしたらまるで生贄さえ捧げていれば終わるみたいな感じがして嫌、かな」

日明
「やり方がわからないなら今から覚えていけばいいと思う。
 こんな世界だけど、それをする為の時間は多分あるんじゃないかな?

 そっちも冴さんや他に一緒に行動してる人たちがいるよね。
 きっと彼らも君にそうされて心苦しいところがあると思う。
 仲間を信じて自分にできないモノは任せてみたり、促されたらその通りにする。それだけできっと周りは安心するよ」

日明
「僕だったら、友達に任せたって頼まれるのは凄く嬉しいな。"信頼されているから任せてもらえる"んだから。
 騙されたと思ってやってみようよ。きっとみんな喜ぶから」

そしてまたもや別回線。

日明
「君が無茶だと思うって時点で相当なの凄く伝わってくるから安心して欲しい」

何を安心しろと。

日明
「だって君、多少ぐらいじゃ他人のそういうところにまで踏み込まないように常に線引きしてるしね。親しい仲にも礼儀ありを貫いてるというか、まあそんな感じかな。
 そんな君が怒ってるのが聞こえるって時点で相当だもん。
 君もリオネルのこと大事に想ってるんだね」

日明
「リオネルと話をしたけど、どうしたらいいのか彼自身もわからないみたいなんだ。
 君や他に一緒に行動している人に任せたり何かを促されたらその通りにするところからって伝えておいた。
 冴さんから見てリオネルが明らかに無茶な行動に出ていると思ったら後退を促すようにしてあげて欲しい。
 無理そうだったらひっぱたいてもいいから」


ENo.358 テレーゼ とのやりとり

テレーゼ
「「その声、サンドリヨン…!良かった、お前も無事だったんだな!
私の方は無事だ、少々交戦する事もあったが大きな怪我もない。…私は本当はあの町の住人ではないが…あの町を、人々を守りたいと思っている。そう言う以上、サンドリヨンもまた守る側なのだろう?
…だからこれは安否確認として受け取らせて頂く、私は元気だ」」


ENo.360 瑞稀 とのやりとり

瑞稀
「…姿形はなんであれ、リオネルはリオネルだろ?
 人格が別とかだったら申し訳ねーけど。

 だから気にすんな。
 俺が話したかっただけだからさ。
 無事でよかった」


ENo.397 都月桐胡 とのやりとり

都月
「うん……うん。ありがとう。ゆーれーってやつだけど、たしかに、ゆだんしちゃだめだね。
 もうしにたくないから、うん、きをつける。
 その……せつめいしようとおもうと、すごくむずかしいんだけど。おれもってことは、もしかしてリオネルとか、ともだちが?
 おたがいたいへんだね~。リオネルもさ、あんまり、けがとかしすぎないようにしてね。なにがどうなってたってさ、いたいのはいたいし、くるしいのはくるしいし。
 おれ、ともだちがいたがってたりくるしんでるの、やだからさ」


ENo.545 東堂玄樹 とのやりとり

東堂玄樹
「サンドリヨンか
あぁ無事だ……怪我もない
そちらはどうだ?」


ENo.881 えるざ とのやりとり

えるざ
「サッシー同行者いるんだ?

いいなー…」

えるざ
「ま、状況ビタイチ分かってないけど…

メツコー生としちゃ、売られた喧嘩は買いまくりじゃんねー!
ガンガンいこーよ!」

えるざ
「とりま、あたしは南に向かってるよ。

方向同じならどっかで会えるっしょ☆」


ENo.978 杏里 とのやりとり

「そっか……。……うん、うん……ありがとう……」

声だけの返信。しかしその声は確かにイバラシティで聞いた声。
イバラシティを“向こう”という君にとっての“こちら”は何処なのか。
その疑問は先回りしたリオネルの回答によって口に上ることはなく。
ただ、無事を祈ってくれる友の言葉を信じようと思った。

杏里
「リオネルも、無事でいてね。
それで、またお店に遊びに来てよ。 ぼく、待ってるから!」


ENo.1104 刀崎 依良 とのやりとり

刀崎 依良
「ん…リオネル。
今のところ、大丈夫、だよ。

"引き受ける"……文字通り?ちょっと、心配に、なるかも。
そっちも、気を付けて、ね」


以下の相手に送信しました

ENo.9
タマキ
ENo.19
翠眼の怪物
ENo.388
ユイノ
ENo.526
悠吏
ENo.581
ツクシ
ENo.658
天弖





 出したモノが武器の形になっていて虚無になっている。
 防具になるかと思ったのに。
 そっと異能を解除した。

ItemNo.10 夕日色の執念 を破棄しました。















防衛がんばるぞい
ENo.3
一穂
ENo.11
シエ
ENo.546
不幸喰らい
ハザマに生きるもの
ダンデライオン
歩行軍手A
歩行軍手B
歩行軍手C







変化LV5 UP!(LV5⇒10、-5CP)
防具LV5 UP!(LV40⇒45、-5CP)

ファーマシー を研究しました!(深度0⇒1
ラッキータイム を研究しました!(深度0⇒1
リザレクション を研究しました!(深度0⇒1

ディベスト を習得!
ガーディアンフォーム を習得!
ワイドプロテクション を習得!

◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!





次元タクシーに乗り チナミ区 E-5:チェックポイント《出発地》 に転送されました!
ドライバーさん
「・・・はい到着ぅ。気をつけて行きな。」


一穂(3) がパーティから離脱しました!

チナミ区 E-6(道路)に移動!(体調30⇒29
チナミ区 E-7(道路)に移動!(体調29⇒28
チナミ区 E-8(道路)に移動!(体調28⇒27
チナミ区 E-9(草原)に移動!(体調27⇒26
チナミ区 F-9(沼地)に移動!(体調26⇒25

採集はできませんでした。
   - 不幸喰らい(546) の選択は チナミ区 E-5:チェックポイント《出発地》(ベースキャンプ外のため無効)

MISSION - 未発生:
   - 不幸喰らい(546) の選択は チナミ区 H-16:チェックポイント《瓦礫の山》(ベースキャンプ外のため無効)







>> これまでのあらすじ


[707 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[297 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙



―― Cross+Roseに映し出される。

 

 

 


白南海
「・・・・・ぁァ?」

エディアン
「おやおや!」


 

白南海
黒い短髪に切れ長の目、青い瞳。
白スーツに黒Yシャツを襟を立てて着ている。
青色レンズの色付き眼鏡をしている。

エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。


チャット画面にまたまたふたりの姿が映る。

 


白南海
「まぁた呼び出しやがってこのアマァ・・・・・ひとりで居ろってあんだけ――」

エディアン
「いや今回は呼んでませんって。私。」

白南海
「チッ・・・・・今から若と入れ替わってくれませんかねぇアンタ。」

エディアン
「若?何言ってんですか?」

白南海
「何でもねぇっすよ・・・」


 


ソージロウ
「・・・・・・ぁー、いいですか。」

ソージロウ
黒い瞳、黒いもじゃもじゃ頭。
常にダルそうな猫背で長身の青年。
デニムパンツにTシャツを着ている。


 

ふたりの背後から突然現れる長身。


白南海
「・・・ッ!!っちょ・・・ぅお・・・・・」

エディアン
「わっ・・・・・びっくりしたぁ・・・・・」


 


ソージロウ
「・・・・・・・・・・・・」


ダルそうな、面倒そうな、そんな様子の青年。

 


エディアン
「あら貴方は!ロストのおひとりじゃないですか!!」

白南海
「・・・・・何でこう急に出てくる奴が多いんだッ」


 


ソージロウ
「・・・・・・・・・あのぅ。」


ふたりの反応を気にすることなく、


ソージロウ
「・・・ゲーセン。ゲーセンあったら教えて。」


前髪を手でくしゃっとさせて、目のあたりを隠す。


ソージロウ
「格ゲー、できるとこ。・・・・・・そんだけ。」


 

そう言って、さっさと姿を消してしまう。

 

 

 


エディアン
「消えちゃった・・・・・口数の少ない、物静かな子ですねぇ。」

白南海
「ゲーセン、ゲーセンっすか。
 雀荘じゃダメかね。行きつけならたまに格闘もあるんだが。」

エディアン
「うーん、私もあまり詳しくないですねぇ。専らスチー・・・・・あぁいや、なんでも。」


うーん、と悩むふたり。

 


白南海
「・・・・・・・・・ぁ、こうすりゃよかったっけな。そういや。」


白南海の姿が消える。

 


エディアン
「・・・退室の仕方は覚えたんですか。よくできました・・・っと!」

エディアン
「お役に立てずごめんなさい。私なりにも少し探してみますね!」


チャットが閉じられる――












防衛がんばるぞい
ENo.11
シエ
ENo.546
不幸喰らい
ハザマに生きるもの
沼御前
オオドジョウ




113 436


1st
オオドジョウ




4th
沼御前

















決闘不成立!

対戦相手が見つけられなかった!

不戦勝扱いになります。
















防衛がんばるぞい
ENo.11
シエ
ENo.546
不幸喰らい
茨の道を歩む者たち
ENo.612
チホ
ENo.1603
メイヴィス




663 625











ENo.546
リオネル・サンドリヨン
イラスト1:リオネル(イバラの姿)
イラスト2:リオネル(ハザマでの姿)(有償にて依頼しました!ありがとうございます!)
イラスト3:サブキャラ冴

リオネルは何か年齢変わらない不思議な時空、冴は普通に進級という措置を取っています。

……。

■メインキャラ
 リオネル・サンドリヨン(Lionel・Cendrillon)

相良伊橋高校2年4組
195cm 91Kg 11月6日生まれ

性別:男
髪:夕焼け色、ハーフアップ
目:銀色
他の特徴:そばかす
好き:ちわわ(Eno.180)、和食、辛いもの(でも弱い)、友人との雑談、家族、世界史、体育
嫌い:蜂蜜、空腹、普通自動車、善意を盾にして脅す奴、理由の分からぬ喪失、英語(得意科目ではある)
微妙:ディストピアSF(でも読んじゃう)

こんな見た目だが母国語は日本語である。英語とフランス語の日常会話が可能。
将来の夢とか未定。焦る。とりあえず進学してそこから先は後で考えることにしている。
性格はだいぶ真面目な方。気性穏やかで、臆病な本質ゆえに争いごとは得意ではない。それでも、仲間が傍にいるのであればいかなる窮地でも共に在ろうとし、仲間が貶められることがあれば相応に激昂し、仲間に危機が迫れば周りを驚かせるような行動に出ることもある。
過去に色々あったようで、どちらかというと抱え込みやすい気質。しかし、色々な人との出会いを経て、少しずつ改めようとしている。

   カラミティ イーター
異能≪不幸喰らい≫
・誰かの代わりに『不幸』を引き受けることができる。
・発動のためには、その『不幸』を何らかの形で認識する必要があり、『不幸喰らい所持者』の認識と実情に齟齬があると発動が不完全になる。
・異能が発動した際『蜜のような味』がする。異能の使用後、食欲が失せることもある。
・異能『所持』の代償で不幸体質になっている。異能『使用』の代償で、不幸が悪化する。それは誰かの代わりに受けた『不幸』とまた別である。この不幸は基本的に『不幸喰らい所持者』に向けられる。例外もある。


■サブキャラ
 恒川 冴(ヒサシガワ サエ)

貝米継高校1年→2年
170cm 55~59㎏で頻繁に変動 3月24日生まれ

性別:男
髪:上は鳶色、下だけ空色
目:髪と同様
他の特徴:シンプルなイヤーカフ、右手首のミサンガ
好き:自由、時間帯問わず晴れた空、甘いもの、卵料理
嫌い:煮干し、束縛、休憩無しの勉強、度を超えた努力、家族
微妙:自分自身

我が道を突き進む高校生。基本的にひねくれ者で、何かに従うという行為を嫌う。ただし従わないことによるデメリットが大きければ従うこともある。面倒ごとは嫌いな割に 目の前で誰かの危機が迫っていれば助太刀くらいはしようと考えるし、一度決めたことはそうそう曲げない。表情の変化は少ない方だし 自身の感情に疎い部分も見られるが、割と普通の少年っぽい部分もあるかもしれない。

   イデア クラフト
異能≪無形象り≫
・形の存在しないものを具現化する。それは武器や鎖 等々になる。具現化したものを砕くと一時的にそれが弱体化する。
・具現化するのは『誰かに紐づいたもの』でなければならない。
・発動対象の『名前』および『同意』が必要。
・代償は体力。使うと疲れる。何か食べて眠れば治る。代償の徴収タイミングは、異能の効果が切れた時。
・トリガーは『恒川冴が 具現化したいものを 左手を使って文字に記す』こと。
・記した文字が裂かれると異能の効果が切れる。
・よく使うのは『欲望』と『理念』。最近物騒なので毎日この二つは具現化して指輪にしている。




■サブキャラ(敵)
 恒川 昇(ヒサシガワ ノボル)

リオネルと同学年
180cm 69㎏ 4月10日生まれ

性別:男
髪:黒
目:上が黒、下が緑
好き:自分、両親、自分以外を見下す瞬間
嫌い:弟、自分が見下されること

リオネルの元友人?であり、冴の兄。こっそりイバラシティに来て、弟を何らかの形で『駄目』にしようと目論んでいる。
異能は不明。有無を含めて不明。






























・・・。


『不幸喰らいの英雄』は、ある世界に伝わる『御伽噺』だ。
 平和だった国に災厄が訪れ、その災厄を英雄が全て『喰らい』一か所に集め、その英雄をどこかの世界に放り出す。これにより、再び国は平和になった。
 そんな、英雄という名の生贄の物語。
 それは断じて全てが真実というわけではないが、同時に『ただの御伽噺』と切り捨てていいものではない筈だった。しかし人々は、それが作り話だと思い込んだ。過ちは繰り返され、平和になった国に再び災厄が訪れた。
              サンドリヨン
 色の無い竜は、傘下にある『灰被る国』より素質ある若者を選んだ。
 彼は争いを好まぬ穏やかな気質をしていた。
 彼は他者の痛みを自分の痛みとして捉えるほどの『善良』な人間であった。
 彼は守護者と呼ばれる 治安維持にまつわる仕事を与えられており、荒事に慣れていた。
 彼の名は、リオネルといった。

 彼はその力で各地の不幸を喰らい宿し、その身をもって銀の竜に捧げるシメイを課された。

 彼はそのシメイを引き受け。
 それが果たされることは、無かった。


・・・。


リオネル・サンドリヨンの正体はアンジニティの咎人である。『四肢に鎖をつけ、体内に瘴気を宿した硝子の竜』のような出で立ちをしており、負傷しても欠損しても時間を置くことで再生する。
その力を使うことで、病を、傷を、痛みを、怒りを、悲しみを、時には争いそのものを『喰らい』腹を満たす化け物。
争いごとがあるたびに近寄ってくることから、災厄の象徴のような扱いを受けているかもしれない。

『不幸を喰らう』際には腹を満たすだけでなく、その不幸を硝子の竜が引き受けているというのに。

否定される前、滅亡に瀕したとある国を救うシメイを賜った。侵略を阻止することもまたシメイの延長線上にあると考えていたが、今はそれがエゴでしかないとハッキリ自覚している。
自覚した上で、立ち止まることが出来ずにいる。

時折、傷を『喰らう』という形でイバラシティに与する者の治療を行う姿が見られるかもしれない。自らの姿が人間から見て異質であると自覚し、守ると決めた者たちから敵対される覚悟を決めて。


・・・。


ハザマの地にて。
リオネルは防御、支援を。
恒川冴は攻撃、妨害を担当する。
つまりはどちらも『防衛』の参加者である。
25 / 30
160 PS
チナミ区
F-9
行動順6【堅固】DF・HL↑
11095
425







アンジ出身イバラ陣営の集い
8
相良伊橋高校
2
死なない。
3
ハザマにこにこ刑務所
6





Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4古びた足枷防具30活力10
5罪悪滔天武器20回復10【射程1】
6calida印のジャンボパフェ料理40器用10敏捷10耐疫10
7ド根性雑草素材15[武器]防狂10(LV20)[防具]反護10(LV25)[装飾]復活10(LV25)
8ボロ布素材10[武器]闇纏10(LV20)[防具]敏捷10(LV20)[装飾]耐闇10(LV20)
9美味しい果実食材15[効果1]攻撃10(LV10)[効果2]防御10(LV15)[効果3]強靭15(LV25)
10
11何か固い物体素材15[武器]攻撃10(LV20)[防具]防御10(LV20)[装飾]共鳴10(LV20)
12素材10[武器]束縛10(LV25)[防具]命脈10(LV25)[装飾]回復10(LV10)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術15身体/武器/物理
具現5創造/召喚
変化10強化/弱化/変身
領域15範囲/法則/結界
防具45防具作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
其の『欲望』で砕け
(ブレイク)
5050敵:攻撃
『欲望』を翻す
(ピンポイント)
5050敵:痛撃
其の『理念』で刻め
(クイック)
5050敵:3連撃
『理念』で薙ぐ
(ブラスト)
5050敵全:攻撃
『傷喰らい』
(ヒール)
7050味傷:HP増
『恐怖』は命綱
(ドレイン)
5050敵:攻撃&味傷:HP増
『欲望』で絶つ
(ペネトレイト)
5050敵貫:痛撃
『欲望』は撓る
(スイープ)
5050敵列:攻撃
練3其の『欲望』で狙え
(ストライク)
5050敵:攻撃+自:連続減
『理念』の剣よ、降れ
(アサルト)
5050敵:痛撃+自:連続減
其の『理念』を降らす
(クリエイト:タライ)
5050敵:攻撃&混乱
守護者の防御術
(ガードフォーム)
50100自:DF増
竜の翼、硝子の盾
(リフレクション)
5050自:反射
『弱さ』に背け
(デアデビル)
5060自:HP減+敵傷4:痛撃
其の『理念』は堅牢なりて
(クリエイト:シールド)
62200自:DF増+守護
牽制の一撃
(クリーンヒット)
5060敵:痛撃&次与ダメ減
絡め取る『欲望』の鎖
(コンテイン)
5050敵列:精確攻撃&次与ダメ減
阻む『欲望』の鎖
(クリエイト:チェーン)
50100敵3:攻撃&束縛+自:AG減(1T)
守護者の護るべきは何れ
(カプリシャスナイト)
5050敵:痛撃&護衛
空色の執念
(ローバスト)
50100自従:MSP・AT増
研ぎ澄ませ、空色の剣
(クリエイト:ウィング)
50130自:追撃LV増
守護者の回避術
(プロテクション)
5080自:守護
練3彼の『理念』は誰が為に
(チャージ)
50100敵:4連鎖撃
ディベスト5070敵:強化奪取+痛撃
『矛先喰らい』
(ガーディアン)
6050敵:攻撃+味傷:護衛
ガーディアンフォーム50200自:DF・HL増+連続減
硝子の竜の逆鱗
(カウンター)
50130自:反撃LV増
ワイドプロテクション50300味全:守護
空色の斧
(イレイザー)
50100敵傷:攻撃
『不幸喰らいの化物』
(ツインブラスト)
50220敵全:攻撃&麻痺+敵全:攻撃&盲目
夕日色の執念
(エスコート)
50100自:次受ダメ減+味列:護衛

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
『弱さ』を砕く
(猛攻)
550【戦闘開始時】自:AT・DX増
竜守の盾
(堅守)
550【戦闘開始時】自:DF・AG増
『鈍さ』を捨てる
(攻勢)
550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
其は嘗ての願い
(守勢)
650【戦闘開始時】自:DF増+AT減
其は調和竜の呪縛
(献身)
650【戦闘開始時】自:HL増+LK減
『不幸喰らいの英雄』
(太陽)
650【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
『気配』を砕く
(隠者)
550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
最大EP[20]




被研究カード名/スキルEPSP説明
癒しの調べ
(ヒール)
050味傷:HP増
ペッカー光るやつ
(カレイドスコープ)
0130敵:SP光撃&魅了・混乱
呪符:誰かの怖いもの
(ブレイク)
050敵:攻撃
毒液散布:治療液(致命傷特化型)
(リザレクション)
0150味傷:HP増+瀕死ならHP増





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]クリエイト:ジャイアントフィスト[ 1 ]ラッキータイム[ 1 ]コンセントレイト
[ 1 ]エスコート[ 1 ]ファーマシー[ 1 ]クリエイト:ミラー
[ 1 ]ポーションラッシュ[ 1 ]リザレクション[ 1 ]クリエイト:マシンガン
[ 1 ]クリエイト:メディカルリキッド[ 1 ]プロテクション[ 1 ]アリア
[ 1 ]クリエイト:ウェポン[ 2 ]ヴィガラスチャージ



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