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<< 4:00~5:00
[基本]OK. [戦闘]OK. 




「No.314ね、あれ外に廃棄しといてね」

「は?」

研究主任は何を仰っているのだろう。
製造した生体兵器のなかでは、傑作とも言っていたのに。
飼育係である私に、方針をとやかく言うべきではないが――
いずれは強力な兵器になると分かっていて手放すというのは、どういうことなのか。

「言い換えるなら、放牧かな?
 ああいうのは、勝手に成長していくよ。
 放任主義と甘やかし、これが最強生物として必要不可欠なエレメントだ」

「理解ができません。
 確かに生き残るための能力を養うなら、千尋の谷に突き落とすのも分かりますが。
 それは強さというものに結びつかない。
 良い餌を与え、適度にストレスを与えた教育を施す。
 それこそが、兵器であり生物である存在を昇華させるのではないでしょうか?」

「それは、君のような優秀な人材の作り方だよ。
 君が人の親にデザインされたように」

「………」

「違うんだ。
 僕が思うに、本当に強い存在っていうのは、躊躇わない人間だ。
 そしてそれを教えられたのは――他ならぬ自分の娘だった」

「甘味処で私が出会った子ですよね、そんなに強そうには見えませんでしたが」

「そりゃそうさ、あいつは戦わせるために作ったわけじゃないからね。
 僕は社会的にはフツーの中年男性であり、妻子持ちであることを忘れたのかな?」

「……そうでしたね」

私も基本的には、大学生として過ごしているし。

「で、あいつ躊躇わなかっただろ。
 息をするかのように、君に襲い掛かってきた――と推測できるが」

「その通りです。同行していた探偵に止められなければ、
 私の情報網<インドラネット>で、バラバラにしていた筈ですから」

「向こう見ず、とも取れるがあの思い切りのよさこそ僕は強さとみている。
 同じ人間であれば、なんの躊躇いもなく我儘を他人に振り撒ける方が勝つ。
 そして生体兵器であれば、なおさら相性が良いとは思わないか?
 あれこそが甘やかしと、放任主義の最大の成果だよ。
 いいや、家庭的には弊害といってもいいか。
 なんせ姉妹喧嘩で、包丁を持ち出すような奴だからね。
 教育を施すべき場面なのだろうが、まあ僕も忙しくって相手にできないから。
 なあなあで済ませたよ、いやあ大事に至らなくてよかった」

この主任は、研究者としても破綻しているが――
人の親としても破綻しているようだった。

いや、今さら言うまでもないことか。
No.314は出自こそ試験管ベビーではあるが、
自然異性交遊で発生した受精卵を母体から抽出し、
ガラスの容器で育成しただけなのだからな。
その時の主任の嬉しそうな顔は、恐怖すら覚えてしまった。

いいや、考えるな。
私もそういう世界に、足を踏み込んでいるのだから。
じきに慣れる。

「しかし、No.314を廃棄するとして、問題があります」

「何かな?」

「甘やかしと放任、それが強くするという主任の理論は分かりますが。
 もしも、教育を施す存在が現れたとしたら――どうなさるおつもりなんですか」

人格形成に影響を及ぼす存在。
駄目なことは駄目だと、そう認識させられてしまえば
兵器としては――使い物にならなくなる。

「ああ、そのときは」

そのときは。

「また新しく製造するから大丈夫だよ。
 あいつのシナプスを弄ってやれば、また新しい個体を発生させてくれるだろうし」

ああ、やっぱりこの人は悪魔だ。
この島が実験施設だか――遊び場としか思っていないようだ。
あいつには同情するよ。
こんな奴を親に持つと、私よりも大変なんだなって。







ENo.403 絶望の神器 とのやりとり

佐久間
「・・・いまいち、俺はこの戦いに意味があるのか・・・わかんなくてな、右往左往してる所だけど・・・。


まあ、俺にも使える異能はある、俺も俺なりにやってみるわ。」


以下の相手に送信しました

ENo.304
透司
ENo.388
ユイノ
ENo.546
不幸喰らい
ENo.565
戌亥縫





特に何もしませんでした。















TeamNo.33
ENo.33
ねむり
TeamNo.466
ENo.466
■■の■■







◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!





特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました!







>> これまでのあらすじ


[707 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[297 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙



―― Cross+Roseに映し出される。

 

 

 


白南海
「・・・・・ぁァ?」

エディアン
「おやおや!」


 

白南海
黒い短髪に切れ長の目、青い瞳。
白スーツに黒Yシャツを襟を立てて着ている。
青色レンズの色付き眼鏡をしている。

エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。


チャット画面にまたまたふたりの姿が映る。

 


白南海
「まぁた呼び出しやがってこのアマァ・・・・・ひとりで居ろってあんだけ――」

エディアン
「いや今回は呼んでませんって。私。」

白南海
「チッ・・・・・今から若と入れ替わってくれませんかねぇアンタ。」

エディアン
「若?何言ってんですか?」

白南海
「何でもねぇっすよ・・・」


 


ソージロウ
「・・・・・・ぁー、いいですか。」

ソージロウ
黒い瞳、黒いもじゃもじゃ頭。
常にダルそうな猫背で長身の青年。
デニムパンツにTシャツを着ている。


 

ふたりの背後から突然現れる長身。


白南海
「・・・ッ!!っちょ・・・ぅお・・・・・」

エディアン
「わっ・・・・・びっくりしたぁ・・・・・」


 


ソージロウ
「・・・・・・・・・・・・」


ダルそうな、面倒そうな、そんな様子の青年。

 


エディアン
「あら貴方は!ロストのおひとりじゃないですか!!」

白南海
「・・・・・何でこう急に出てくる奴が多いんだッ」


 


ソージロウ
「・・・・・・・・・あのぅ。」


ふたりの反応を気にすることなく、


ソージロウ
「・・・ゲーセン。ゲーセンあったら教えて。」


前髪を手でくしゃっとさせて、目のあたりを隠す。


ソージロウ
「格ゲー、できるとこ。・・・・・・そんだけ。」


 

そう言って、さっさと姿を消してしまう。

 

 

 


エディアン
「消えちゃった・・・・・口数の少ない、物静かな子ですねぇ。」

白南海
「ゲーセン、ゲーセンっすか。
 雀荘じゃダメかね。行きつけならたまに格闘もあるんだが。」

エディアン
「うーん、私もあまり詳しくないですねぇ。専らスチー・・・・・あぁいや、なんでも。」


うーん、と悩むふたり。

 


白南海
「・・・・・・・・・ぁ、こうすりゃよかったっけな。そういや。」


白南海の姿が消える。

 


エディアン
「・・・退室の仕方は覚えたんですか。よくできました・・・っと!」

エディアン
「お役に立てずごめんなさい。私なりにも少し探してみますね!」


チャットが閉じられる――















TeamNo.33
ENo.33
ねむり
TeamNo.1547
ENo.1547
金髪さん




546 166









ENo.33
羊野ねむり
身長146cm。
体重は異能に依存、平時は非常に軽い。

相良伊橋高校2-4所属。

引っ込み思案で人見知りの性格。
しかし、ひとたび心を許せば何でもしてくれる。

ちょっとずつコミュ力が改善されてはいるのだが、
『他人より人生が遅れている』という強迫観念を持ち、
実績解除と冠して、何でもやろうとするきらいがある。

《 異能 》――ウールウール
・体が綿で出来ており、破裂させての高速移動や
 ほぐして糸にすることで傷を縫えたりする。
・体全てを破裂させると脱皮の要領で五体満足で復活する(これを行うためには、ある程度の体力が必要になる)

《 異形 》――フールフール
・ねむりの異能がアンジニティの侵略に際し
 環境の激変に順応し、独り歩きした能力――
 通称・夢獣力<アダプテッド>
 彼女の睡眠中、理性無き獣である
 燃え盛る羊の怪物が顕現し、暴れまわってしまう。
 この怪物に対してのダメージは本体にフィードバックし、
 通常の人間と同じく治癒を待たなくてはいけない。
・最終的にはねむり自身と融合し、アンジの姿を得ることになる。
 まるで、戦争がどちらに転ぼうといいように。
・この能力は、現在は後述の異能と置換されている。

《 異能 》――フールフール・レベルアップ

・佐久間亜丹(403)の異能と接合したことで
 フールフールとは別の基軸で成長した能力のカタチ。
 燃え盛る羊の怪物を顕現させ、コントロールすることができる。
 ただし、これを出している間は脳が半分だけ眠っている状態となるため、本人の反応速度は遅くなる。
 また、ダメージを受けると本体にもフィードバックする。


既知設定OKです。
不穏などのロールも大丈夫です。

プロフ絵は2-4の女子を使わせて頂いてます。
非力な私を許してくれ。

二学期期末テスト
国80 数95 英72 理71 社89
三学期中間テスト
国74 数72 英84 理78 社65
30 / 30
5 PS
チナミ区
D-2
行動順5【順応】AT・DF・DX・HL↑
7681
325







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]活力10(LV5)[装飾]体力10(LV5)
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6不思議な食材食材10[効果1]器用10(LV5)[効果2]敏捷10(LV10)[効果3]耐疫10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]器用10(LV5)[効果2]敏捷10(LV10)[効果3]耐疫10(LV15)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術20身体/武器/物理
使役5エイド/援護
武器25武器作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5050敵:攻撃
ピンポイント5050敵:痛撃
クイック5050敵:3連撃
ブラスト5050敵全:攻撃
ヒール5050味傷:HP増
ドレイン5050敵:攻撃&味傷:HP増
ペネトレイト5050敵貫:痛撃
スイープ5050敵列:攻撃
ストライク5050敵:攻撃+自:連続減
サステイン5050敵:攻撃&味傷:守護
ヴィジランス5030自:AG増(2T)+次受ダメ減
チャージ50100敵:4連鎖撃
イレイザー50100敵傷:攻撃
ハードブレイク51120敵:攻撃

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
猛攻550【戦闘開始時】自:AT・DX増
堅守550【戦闘開始時】自:DF・AG増
攻勢550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
守勢550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
献身550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
太陽550【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
隠者550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
最大EP[20]




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名



PL / 名無し