
学生のクィンさんは高校生にしては珍しく、親元から離れ一人暮らしをしている。家の方針とのことだ。彼は、近頃帰宅のたびになにかしら違和感があることに悩んでいた。たとえば蛇口がしまっておらず水が出ていたり。風呂場の換気扇が回されておらず濡れていたり、読みかけの本がベッドの上に置かれていたり。人に話せば、忘れただけであなたがやったことだろうと一笑されるような、些細な事柄だ。クィンさんも同じくやらかしたのだろうと考えた。けれどそれが一度ならず、二度、三度と続くと、本当に自分なのかと疑う気持ちが増していく。
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クィン (今日も、か) |
玄関の靴が乱れていた。慌てて外へ出たようにばらばらに散らばり、祖父母に見られたら口酸っぱく叱られかねない様子だ。何者かの侵入を疑わせながら確かな証拠はなくうんざりしてきた。自分らしくない溜息をつき、上着の収納のために押入れを開ける。ちかり、となにか光った気がした。押入れの暗闇の向こう、一瞬だけ。押入れの2段目に乗り上げ、様子を探ると天井の木板がずれている。またちかりと光が差し込んだ。
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クィン 「何者だ、姿を現せ!」 |
木板をずらし、クィンは天井に首を突っ込む。
クマタロウ
かわいいクマのぬいぐるみ。
自分の足で歩くし殴るぞ。
お喋りはできないから文字を書いて会話する。
かわいがってね。
天井裏でクマタロウが寝そべり、クィンの携帯電話をいじっている。
数日前から携帯電話を見ないと思ったがここにあったのかと納得し、頭をひっこめようとして、はたと気づく。
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クィン 「クマタロウ、出てこい。 私はこの部屋に住む許可を得ているが、天井に住む許可は得ていない!」 |
クマタロウ。それは自立歩行するクマのぬいぐるみ。全長はおよそ成人男性一人分。だるだるの肉感にしっとりした触り心地。愛嬌あるぬいぐるみと自負しているが、迫られる当人からすれば恐怖体験を味わうことが多い。そんな恐ろしい生き物だが、クィンの異能で生命を得た唯一の存在でもある。クィンの言うことを聞く日もあれば聞かない日もあるが、今日は珍しく素直に言うことを聞くようだ。
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しぶしぶといった様子で天井からおりてくる。 もちろん広げていたスナック菓子の袋や漫画も両手に抱えている。 |
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クィン 「来るなら事前に文を書く手もあった。なぜ何も言わずに来た。 私を困らすためか?」 |
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ふるふると首を横に振る。 |
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クマタロウ 『クィンがさみしいと思って来た。 クマタロウはクィンの友達。 信じてほしい』 |
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クィン 「クマタロウ!」 |
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クィン 「……本当は無人の家でくつろぎたかっただけじゃないのか。 スナック菓子もカップ麺も勝手に食べれなければゲームは一日一時間だろう。」 |
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クマタロウは何も語らない。 |
クィンの家族が増えた(増えていたと判明した)のは年の明ける前のことだった。
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ハザマのクマタロウ
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エインモーネ 「お前もいるのか」 |
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クマタロウ 『おれはクマタロウ おまえは装飾つくる おれは取引する 協力する おれたち しあわせ』 |
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エインモーネ (わかって話しかけているのか? まあいい) |
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エインモーネ 「紹介してやる。ついてこい」 |
いん(596) から
5 PS 受け取りました。
迦楼羅(931) から
5 PS 受け取りました。
ベルノルト(1013) に ItemNo.15 を送付しようとしましたが、何を渡したかったのか忘れました。
領域LV を
5 UP!(LV20⇒
25、-5CP)
武器LV を
5 UP!(LV20⇒
25、-5CP)
ベルノルト(1013) により
ItemNo.2 不思議な防具 に
ItemNo.3 不思議な装飾 を合成してもらい、
駄物 に変化させました!
⇒ 駄物/素材:強さ10/[武器]攻撃10(LV50)[防具]活力10(LV50)[装飾]体力10(LV50)/
特殊アイテム
迦楼羅(931) の持つ
ItemNo.1 駄物 から射程4の大砲『
飛び出すインク砲』を作製しました!
ItemNo.2 駄物 から射程4の大砲『
熱中症対策!水筒』を作製しました!
⇒ 熱中症対策!水筒/大砲:強さ35/[効果1]- [効果2]- [効果3]-【射程4】/
特殊アイテム
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エインモーネ 「これで喉の乾きの対策ができるな」 |
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エインモーネ 「水がないな」 |
いん(596) の持つ
ItemNo.6 何か柔らかい物体 から射程4の大砲『
EATIN』を作製しました!
らび(713) とカードを交換しました!
兎耳のカード
(サモン:サーヴァント)
アクアヒール を研究しました!(深度0⇒
1)
アクアヒール を研究しました!(深度1⇒
2)
アクアヒール を研究しました!(深度2⇒
3)
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!