［基本］OK.　［戦闘］OK.　［スキル］OK.　

『今の白月神社には二人も幻月様がいらっしゃる。』

『やだ……動物の耳と尻尾があるわよ。』　　　　　

　　　　　『あの神社の家系、全員あんな姿なんでしょう？』

『あの子が白月の子？』

　　　　　『なあ、知ってたか？アレは化け物の呪いなんだってさ。』

『その噂本当？でもそうでもなきゃ変だよね、あの目もちょっと怖いし。』　　　　　

『真っ白で正直不気味だよ。あいつ愛想も無いし。先生達も特別扱いしてるし。』

　　　　　『どう接していいか…問題にさえならなければいいが。』

『今時あんなのを有り難がるの、年寄だけだろ。』　　　　　

『……関わると不幸になるって。それで大怪我した人も居るらしいから。』

………

全部聞こえてる。

聞きたくなくても聞こえてくる。
彼らが不気味だと言う大きな耳が、その声を拾ってしまうから。

普通の顔をして接してくる人が、陰で何を言っているのかも………。


誰もヨナのことなんて見ていない。
化物、呪われた白月の子、巫覡に適しているだけの幻月。
それが、人々にとっての"白月夜菜"。

外で同じ人として見てもらえなくても平気。ヨナには家族が居るもの。

まだうんと小さかった頃、帰ってきた姉様が母様の膝で泣いているのを見た。
みんな、きっと、そうしてきたんだ。


ヨナは弱くない。ヨナは負けない。姿が違うというだけで………

ひとりだって、平気だもの。

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ここで空を見上げていると昔のことを思い出して、胸のあたりが凍っていく。
どうして…？考える時間ができてしまうからかもしれない。

いつからだっただろう、あんな顔をするようになったのは……。
後ろに続く子たちに、泣いた顔は見せない。
感情を殺して、すべてを敵にしていれば、ヨナは立っていられる ─── そう思っていた。


今は銀子もウォンも一緒に居てくれるし、マリもついていてくれる。

学校では先生もクラスのみんなも、水泳部のみんなも優しくて。
お友達って呼んでもいいのか、ヨナにはわからないけれど…。

毎日楽しくて、嬉しくて、ひとりでいるのを忘れそうになる。


─── 忘れたくない。

それは、恐ろしいことだって知ってるでしょ？


ここにも、何人か来ているって連絡がきた。
無事で良かったと思う。
でも…みんなが"どちら"なのか、ヨナは知りたくない………。


何も見ない。

何も感じない。

守るためにそれが必要だっていうなら、ヨナは獲物を狩るだけなんだから。

幻術LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
防具LV を 5 UP！（LV20⇒25、-5CP）

フィーコちゃん(132) とカードを交換しました！

灯火 （マジックミサイル）


ヒールポーション を研究しました！（深度0⇒1）
ヒールポーション を研究しました！（深度1⇒2）
ヒールポーション を研究しました！（深度2⇒3）

ライトニング を習得！
サンダーボルト を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

右鞠(99) は 美味しくない草 を入手！
ヨナ(354) は 美味しくない草 を入手！
銀子(455) は 美味しくない草 を入手！
ヨナ(354) は 不思議な石 を入手！
銀子(455) は ねばねば を入手！
銀子(455) は 吸い殻 を入手！

右鞠(99) に移動を委ねました。

チナミ区 J-6（沼地）に移動！（体調25⇒24）
チナミ区 K-6（沼地）に移動！（体調24⇒23）
チナミ区 L-6（森林）に移動！（体調23⇒22）
チナミ区 M-6（山岳）に移動！（体調22⇒21）
チナミ区 N-6（山岳）に移動！（体調21⇒20）

採集はできませんでした。
　　 - 右鞠(99) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》（ベースキャンプ外のため無効）
　　 - ヨナ(354) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》（ベースキャンプ外のため無効）
　　 - 銀子(455) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》（ベースキャンプ外のため無効）

―― ハザマ時間が紡がれる。

　





　




チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。

　










元気よく両手両足を伸ばし空間を飛びまわる！

　




　





　

　

･･･姿を現すことなく、女性のような声が伝わる。





　





　






　




ため息のような音が漏れる。

　





　




　

　

声はそこで終わる。

　





　





　

チャットが閉じられる――