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<< 5:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [戦闘:エイド1]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




 どこかに出かけよう、と言い出したのは父だ。
 母が相変わらず理不尽に子供を叱っていることを、打開したいとでも思ったのかもしれない。それに、リオネル・サンドリヨンが母に対する異能の行使をやめて4年ほどになる。母も理不尽に叱ることを、やめたいと考えていたのだ。切っ掛けが掴めなかっただけで。
 リオネル・サンドリヨンは気づいていなかったが、この時までは家族から確かに愛されていたのだ。
 夏休みの間にしよう、混むかもしれないけれどお盆休みなら家族全員で出かけることが出来る。
 車で行ける距離で、遊園地があった筈。そこにしよう。
 乗り物に乗る時に並ぶのでは? その時は、ゆっくり話をすればいい。
 家族なのだから。今までなかなかできなかったことを、これからもしていこう。
 意外にもプランはすぐに決まった。
 リオネル・サンドリヨンは少しだけ怖かった。自分がいることで、せっかくの遊園地でふたりが楽しめなくなってしまうのではないかと考えた。それでも、当日が近づくにつれて恐怖は薄れていった。また、前のように幸せに過ごせるのではないかと考えて。

 その出来事は、遊園地に向かう途中に起こった。
 よく知る道も、心なしか普段より混んでいるように見えた
 それほど遠くに行くわけではない、焦らずに行こう。そんな話をしていた。
 車の中でも、終始和やかだった。何年ぶりか分からないその談笑を
 ブレーキ音が引き裂いた。

 リオネル・サンドリヨンは、不幸である。
 厳密には、リオネル・サンドリヨンが持つ力は彼から幸運を奪う。
 今まではそれがずっとリオネル・サンドリヨン自身に向けられたが。
 2年という歳月、力を振るい続けた代償は、もはや彼だけでは収まらなかった。
 彼らが乗る車に突如、反対車線から車が突っ込んだ。
 その後、しばらく意識が飛んで。
 嫌なニオイがして、意識が戻った。
 それは血とガソリンのニオイだった。
 リオネル・サンドリヨン自身は奇跡的ともいえる無傷であったが。
 幸せになるべき両親には、硝子が無数に突き刺さり。場所が悪かったか、夥しい血が。
 ――二人が、死んでしまう。
 彼は、そう感じた。嫌だ、と思った。リオネル・サンドリヨンの力は、恙なく発動する。傷も出血も、リオネル・サンドリヨンのものになった。彼が視認していなかった部分までは『喰らう』ことが出来なかったが、それでも確かに両親は致命傷からは脱した。
 失血により意識が曖昧になる中で、救急車のサイレンが聞こえた。

 搬送される間、不可解なことが起きた。それを、リオネル・サンドリヨンが無事意識を取り戻した後に知った。搬送される途中で救急車が数回 違う事故に巻き込まれかけたらしい。『不幸中の幸い』か、それ以上のことは起こらなかった。
 入院中も、リオネル・サンドリヨンの周りで何故かトラブルが絶えなくなった。
 同室の患者が突然狂ったように暴れ出したこともあった。入院患者が新たにケガを増やした。リオネル・サンドリヨンに危害が及ぶ前に事態は収束した。
 そんな日々が続き、やがてリオネル・サンドリヨンだけが個室に移ることになった。同じ病室に入院した筈の両親が、そう頼み込んでいた。
 どうして。そう尋ねようとして、リオネル・サンドリヨンは両親に近づく。

「嫌!近づかないで!
 リオネルのせいで、私たちは不幸になったのよ!」

 母がそう叫ぶ姿を、リオネル・サンドリヨンは今でもはっきり覚えている。一方、父は何も言わなかった。何も言わず、恐怖に染まった目でリオネル・サンドリヨンを見ていた。ただ、見ていた。

 家族なのだから。今までなかなかできなかったことを、これからもしていこう。
 そんな言葉はどこへ行ってしまったのだろうか。
 今でも、分からない。
 分かっているのは、この状況を作ったのが間違いなく自分であるという事だけだ。

 もし自分が、8歳の頃に両親の『家族会議』の邪魔をしなければ。
 もし自分が、11歳頃から 無差別に不幸を『喰らう』ような真似をしなければ。
 もし自分が、家族と幸せに暮らしたいと願っていなければ。
 あるいは自分がこの世界に存在していなければ。
 このような悲劇は、起こらなかったのかもしれない。



 だから自分はそういう存在なのだろうと考えていた。
 きっと自分は永遠に、誰かにとって目障りな存在で。
 誰かの代わりに己が不幸を被り。それを気付かれることもなく。
 己の幸運を願えば必ず手痛い反撃を喰らい。
 誰にも見られることなく、そのまま人知れず自分は独りで過ごすのだろうと。

 学校でガイジン呼ばわりされながら。あるいは『運悪く』負った手傷を指され不良と勘違いされながら。
 リオネル・サンドリヨンは、なんの疑いもなく、思っていた。





 力の余波と思われる蜂蜜に似た味も収まり。
 中学校を卒業し、とある島の高校に通い始めた頃。
 確かこの出来事は1年の昼休み。

「Do you like onigiri?」
「――、え、うん」

 普通に友人が出来るなどと、誰が思っただろうか。







ENo.38 ちわわ とのやりとり

ちわわ
「ふぅん……じゃあお前、あたしのこともしかしたら見たことあっかもな。
別に理由あって近づいてんなら、あたしゃそれを咎める理由なんざねぇし。イバラシティのお前を見てっからかな。茶化しに来てるわけじゃねぇんだろ?」

小型犬は、アンジニティでも虐げられることは多々あった。化物や人ならざる力を持った者が跋扈する世界で、20cmの基本的に不死の子犬、ましてや力を殆ど発揮できない状態となれば、甚振るのに丁度いい存在だった。
ちわわ
「―― 覚悟なんざ、端から必要ねぇ。
どこに居ようが結局迫害を受けんだ。だったらあたしは、あたしの幸せのために。花梨の願いを叶えるために、この身を捧げる。

人間に敵と思われる?上等だ、仲間だと思ったことなんざ一度もねぇ。
裏切り者とされる?百も承知さ、そも手を組んだ覚えなんざねぇ。


ENo.108 電波兄弟 とのやりとり

?????
「(青白い鎌を携え硝子の竜を見上げている、人型は何も語らないが敵意は無く何処か穏やかだった)」


ENo.300 禍根 とのやりとり

禍根
「どうやら想定よりも早い段階での帰還が命じられたみたいですね、マスター。」

禍根
「禍根もこのデータを元にフィードバックが行われます。
次の『禍根』にもよろしくお願い致します。」


ENo.302 草 とのやりとり

\現代イバラシティで水持ってないの!?/

そ、そっかー。
じゃあ、喉が渇いたら草の汁を飲んでいいからね・・・。


ENo.448 四ツ谷幽綺 とのやりとり

四ツ谷幽綺
「俺を……護、る」

竜の言葉に、ふと脳裏に懐かしい記憶が蘇る。ずっと昔──異能が目覚めたばかりの頃、親戚の青年が自分に向かってそんな事を言ってくれたはずだ。
侵略で作られた紛い物であっても、自分にとっては愛おしく、尊い記憶。その遠い日の思い出の彼の姿と、眼前の竜の姿が一瞬重なって見えた気がした。

「……あり、がとう。
でも、護ってもらってばかりじゃ悪いから。俺も、一緒に戦うよ。つまんない異能だし、何の役にも立たないかもしれないけど……あなたが俺を護ってくれるのなら、俺もあなたのために何かをしたい」


ENo.567 とぐる とのやりとり

「オレサマもチャーント作られていたならココにゃあ居なかったかもナァ?」

 ケッケッケ、と音を出しながら。

「オレサマはオレサマのヤりたいことをシているだけヨォ……。ソレが一致するかしないかだけの問題だロォ? 一致したから手を組む、しなかったらソレマデダ。そんなモンダロ。こーいう場所ハナ」


ENo.940 ミツフネ とのやりとり

ミツフネ
「………………。

 もし、その言葉が本当なら……」
ミツフネ
「護って欲しいやつがいるんだ。
 いや、いた、と言うべきかな。もう……きっと、遅い。
 或いは逆に、だから間に合う、のかもしれない……けど。どうだろうな」
ミツフネ
「いいや。忘れてくれ。
 もし次があるのなら、その時にまた……話すよ。
 ………次が、あるのなら」


以下の相手に送信しました

ENo.300
禍根
ENo.410
都月
ENo.505
日明と月夜
ENo.524
赤錆
ENo.558
白大甕
ENo.640
スグル
ENo.687
カガラ
ENo.1346
チサキ





特に何もしませんでした。















はぐれものの狼煙
ENo.300
禍根
ENo.448
四ツ谷幽綺
ENo.567
とぐる
ENo.569
不幸喰らい
ハザマに生きるもの
歩行軍手A
ジャンボゼミ
歩行軍手B
歩行軍手C
















はぐれものの狼煙
ENo.300
禍根
ENo.448
四ツ谷幽綺
ENo.567
とぐる
ENo.569
不幸喰らい
騎士会のひとたち
ENo.365
ゆいみ
ENo.600
水月
ENo.634
レイナ
ENo.1447
キーチ








とぐる(567)ボロ布 を入手!
禍根(300)ボロ布 を入手!
四ツ谷幽綺(448) を入手!
不幸喰らい(569)ボロ布 を入手!






駄木(50 PS)を購入しました。
駄石(50 PS)を購入しました。

制約LV5 DOWN。(LV10⇒5、+5CP、-5FP)

幻術LV8 UP!(LV2⇒10、-8CP)
防具LV3 UP!(LV32⇒35、-3CP)

アーサー(1491) とカードを交換しました!

アスタリスクブレイク (ウィークポイント)


シャドウラーカー を研究しました!(深度1⇒2
プロビデンス を研究しました!(深度0⇒1
アクセルフォーム を研究しました!(深度0⇒1

シャイン を習得!
リフレクション を習得!
ブラインドネス を習得!
プロビデンス を習得!
光特性回復 を習得!
太陽 を習得!
守の祝福 を習得!





次元タクシーに乗り『チナミ区 H-15:釣り堀』に転送されました!

チナミ区 H-16(森林)に移動!(体調30⇒29
チナミ区 H-17(森林)に移動!(体調29⇒28
チナミ区 H-18(森林)に移動!(体調28⇒27
チナミ区 H-19(森林)に移動!(体調27⇒26
チナミ区 H-20(沼地)に移動!(体調26⇒25

採集はできませんでした。
   - 禍根(300) の選択は チナミ区 H-15:釣り堀(ベースキャンプ外のため無効)
   - 四ツ谷幽綺(448) の選択は チナミ区 H-15:釣り堀(ベースキャンプ外のため無効)
   - とぐる(567) の選択は チナミ区 H-15:釣り堀(ベースキャンプ外のため無効)
   - 不幸喰らい(569) の選択は チナミ区 H-15:釣り堀(ベースキャンプ外のため無効)

MISSION - 未発生:
   - 禍根(300) の選択は ヒノデ区 D-9:落書き広場(ベースキャンプ外のため無効)
   - 四ツ谷幽綺(448) の選択は ヒノデ区 D-9:落書き広場(ベースキャンプ外のため無効)













―― ハザマ時間が紡がれる。




「……時計台に呼ばれてしまいましたが、はてさて。」
エディアン
「なーんか、嫌な予感がします。」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。
エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。



ふたりが時計台を見上げると、時計の針が反時計回りに動き始める。



エディアン
「ほら……ほらぁ……。」

「どういうことでしょうねぇ。」



針の動きは加速し、0時を指したところで停止する。



時計台から、女性のような声――




「――お疲れ様です御二方。役目を担ってくれて、感謝してます。」



エディアン
「……ワールドスワップの能力者さんですよね。
 機会を与えてくれて、感謝していますよ?」

「お姿は拝めないんですかねぇ。私は興味津々桃色片想いなのですが。」



声は淡々と、話を続ける。




「どうやらこのワールドスワップ、時計の進みが狂っているようです。
 特殊な因子を含めてしまった為と能力が訴えます。その因子が――」

「――榊さん、貴方のようですね。何か、心当たりは?」




「大いにございます!特殊な世界の住人ゆえ、私は今や特異な存在なのでしょう。
 妻に『貴方は変人』とよく言われていましたが、そういうことでしたか!納得ですッ」

「では、役目を果たすのは難しいということでよろしいですか?」




「……………………」




「……? ……どうしました?」




「……仕切り直し、世界線を変更する、と能力が言ってきます。
 貴方が案内役にならない世界線。イバラシティも、アンジニティも、新たなものになる……と。」



エディアン
「……そ、そんなことまでできてしまう能力?
 ワールドスワップという名の範疇を超えてません?」

「世界線を別のものと交換する……と考えるなら、ギリギリ……ですかね。
 というか、スワップから外れた現象は既に起こっていますが。」




「これは能力ではなく、……呪い。呪いという言葉が合う。
 今まで勝手に発動した数度、自分への利はない。制御下にない、把握できない、呪い。」

「……………………」

「ハザマへの次の転送時間に、ハザマに転送される代わりに、世界線が変更される。
 そして、案内役も、転送対象も、変わる。」

「変わるものは、多いだろう。しかし変わらぬものも、あるだろう。」



エディアン
「別の世界線、ですものね。
 ……どうせなら私がアンジニティにいない世界線がいいんですけど。」

「……なるほど、奇妙な枝の正体は世界線操作者でしたかッ!
 少なくとも私が案内役となれない世界線になるのですね、残念です。」




「……………………」

「連絡は終わり。さようなら。」



声はそこで終わる。








「さて…… とても短い間ではありましたが、
 エディアンさん、皆様、お付き合いありがとうございました!」
エディアン
「お別れですか。悪人顔っぽくて敵視しやすい相手だったんですけどねー。」

「こんな素敵な笑顔を悪人顔呼ばわりとは、失礼な娘さんです。
 なるほどアンジニティにいらっしゃるわけですねぇ。」
エディアン
「……うるっさいですね。事情は人それぞれあるんですよ、色々!」









「……それでは、」
エディアン
「……それでは、」




榊がこちらを向き、軽く右手を挙げる。



エディアンもこちらを向き、大きく左手を振る。








「お疲れ様でした。」
エディアン
「お疲れ様でしたー!」








テストプレイはこれにて終了となります。



ご協力ありがとうございました!



本プレイについては Notice を御覧ください。







ENo.569
リオネル・サンドリヨン
イラスト1:リオネル(イバラの姿)
イラスト2:リオネル(ハザマでの姿)(Eno.152PL様より有償にて依頼しました!ありがとうございます!)
イラスト3:サブキャラ冴

虚無アイコン(Eno.38)とデフォルメアイコン(Eno.158)は頂き物です。感謝!

【メインキャラ】
リオネル・サンドリヨン(Lionel・Cendrillon)

相良伊橋高校2年4組
195cm 91Kg 11月6日生まれ

性別:男
髪:夕焼け色、ハーフアップ
目:銀色
他の特徴:そばかす

こんな見た目だが母国語は日本語である。得意科目も現代文である。英語とフランス語の日常会話が可能。
好きな科目は世界史と体育。苦手な科目は数学。嫌いな科目は英語(成績はなかなか)。ド文系。
将来の夢とか進路とかは未定。焦る。とりあえず進学してそこから先は後で考えることにしている。
性格はだいぶ真面目な方。気性穏やかで、臆病な本質ゆえに争いごとは得意ではない。それでも、仲間が傍にいるのであればいかなる窮地でも共に在ろうとし、仲間が貶められることがあれば相応に激昂し、仲間に危機が迫れば周りを驚かせるような行動に出ることもある。
過去に色々あったようで、どちらかというと抱え込みやすい気質。しかし、色々な人との出会いを経て、少しずつ改めようとしている。

コーポロザ301号室で暮らしている。
【http://lisge.com/ib/talk.php?p=226】
ソロール(場所設定はまちまち)
【http://lisge.com/ib/talk.php?p=734】

どうやらバイトをしているらしい。【http://lisge.com/ib/talk.php?s=140】

   カラミティ イーター
異能≪不幸喰らい≫
・誰かの代わりに『不幸』を引き受けることができる。
・発動のためには、その『不幸』を何らかの形で認識する必要があり、『不幸喰らい所持者』の認識と実情に齟齬があると発動が不完全になる。
・異能が発動した際『蜜のような味』がする。異能の使用後、食欲が失せることもある。
・異能『所持』の代償で不幸体質になっている。異能『使用』の代償で、不幸が悪化する。それは誰かの代わりに受けた『不幸』とまた別である。


【サブキャラ】
恒川 冴(ヒサシガワ サエ)
貝米継高校1年
170cm 59㎏ 3月24日生まれ

性別:男
髪:上は鳶色、下だけ空色
目:髪と同様
他の特徴:シンプルなイヤーカフ

自由を愛し、我が道を突き進む高校生。本人が楽しそうと思うことには結構すぐに飛びつく。基本的にひねくれ者で、何かに従うという行為を嫌う。ただし従わないことによるデメリットが大きければ従うこともある。面倒ごとは嫌い。表情の変化は少ない方だが人並みの感情は持っている。
侵略騒ぎのことは、SNSを通じて初めて認識した。つまり冴は榊から声をかけられておらず、試合参加者でもない。
誰かを探しているらしいが別に急ぎでもないらしい。

オオキタ区のマンションで暮らしている。
【http://lisge.com/ib/talk.php?p=3022】

   イデア クラフト
異能≪概念象り≫
・概念含め『見えないもの』を具現化する。それは武器や鎖 等々になる。具現化したものを砕くと一時的にそれが弱体化する。
・具現化するのは『誰かに紐づいたもの』でなければならない。
・発動対象の『名前』および『同意』が必要。
・代償は体力。使うと疲れる。休めば治る。代償の徴収タイミングは、異能の効果が切れた時。
・トリガーは『恒川冴が 具現化したいものを 左手を使って文字に記す』こと。
・記した文字が裂かれると異能の効果が切れる。






































・・・。


『不幸喰らいの英雄』は、ある世界に伝わる『御伽噺』だ。
 平和だった国に災厄が訪れ、その災厄を英雄が全て『喰らい』一か所に集め、その英雄をどこかの世界に放り出す。これにより、再び国は平和になった。
 そんな、英雄という名の生贄の物語。
 それは断じて全てが真実というわけではないが、同時に『ただの御伽噺』と切り捨てていいものではない筈だった。しかし人々は、それが作り話だと思い込んだ。過ちは繰り返され、平和になった国に再び災厄が訪れた。
              サンドリヨン
 色の無い竜は、傘下にある『灰被る国』より素質ある若者を選んだ。
 彼は争いを好まぬ穏やかな気質をしていた。
 彼は他者の痛みを自分の痛みとして捉えるほどの『善良』な人間であった。
 彼は守護者と呼ばれる 治安維持にまつわる仕事を与えられており、荒事に慣れていた。
 彼の名は、リオネルといった。

 彼はその力で各地の不幸を喰らい宿し、その身をもって銀の竜に捧げるシメイを課された。

 彼はそのシメイを引き受け。
 それが果たされることは、無かった。


・・・。


リオネル・サンドリヨンの正体はアンジニティの咎人である。アンジニティとしての姿は人にあらず、『四肢に鎖をつけ、体内に瘴気を宿した硝子の竜』のような出で立ちをしている。
その力を使うことで、病を、傷を、痛みを、怒りを、悲しみを、時には争いそのものを『喰らい』腹を満たす化け物。
争いごとがあるたびに近寄ってくることから、災厄の象徴のような扱いを受けているかもしれない。

『不幸を喰らう』際には腹を満たすだけでなく、その不幸を硝子の竜が引き受けているというのに。

否定される前、滅亡に瀕したとある国を救うシメイを賜った。侵略を阻止することもまたシメイの延長線上にあると考えていたが、今はそれがエゴでしかないとハッキリ自覚している。
自覚した上で、立ち止まることが出来ずにいる。

時折、傷を『喰らう』という形でイバラシティに与する者の治療を行う姿が見られるかもしれない。自らの姿が人間から見て異質であると自覚し、守ると決めた者たちから敵対されることを覚悟を決めて。
25 / 30
227 PS
チナミ区
H-20
行動順6【堅固】DF・HL↑
5500
375







No.1 道端ガムマン (種族:道端ガムマン)
要求SP624
MHP3208MSP307
効果器用10 体力10




Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材・消耗の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4頑強の枷防具30防御10
5Calamity武器20回復10【射程1】
6雑木素材15[武器]攻撃10(LV15)[防具]防御10(LV15)[装飾]体力10(LV15)
7吸い殻素材10[武器]炎上10(LV25)[防具]道連10(LV20)[装飾]火纏10(LV25)
8美味しくない草素材10[武器]麻痺10(LV30)[防具]風纏10(LV30)[装飾]闇纏10(LV30)
9不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
10素材10[武器]束縛10(LV25)[防具]加速10(LV25)[装飾]敏捷10(LV10)
11ネジ素材15[武器]混乱10(LV25)[防具]追撃10(LV25)[装飾]貫通10(LV25)
12不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
13素材10[武器]束縛10(LV25)[防具]加速10(LV25)[装飾]敏捷10(LV10)
14花びら素材10[武器]地纏10(LV25)[防具]回復10(LV10)[装飾]祝福10(LV20)
15何か柔らかい物体素材10[武器]祝福10(LV20)[防具]鎮痛10(LV20)[装飾]防御10(LV20)
16ボロ布素材10[武器]衰弱10(LV20)[防具]体力10(LV5)[装飾]防御10(LV15)
17駄木素材10[武器]体力10(LV20)[防具]防御10(LV20)[装飾]攻撃10(LV20)
18駄石素材10[武器]活力10(LV20)[防具]敏捷10(LV20)[装飾]器用10(LV20)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術10身体/武器/物理
幻術10夢幻/精神/光
制約5拘束/罠/リスク
領域10範囲/法則/結界
防具35防具作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
色無き爪
(ブレイク)
5020敵:攻撃
色無き牙
(ピンポイント)
5020敵:痛撃
色無き角
(クイック)
5020敵2:攻撃
色無き尾
(ブラスト)
5020敵全:攻撃
苦痛喰らい
(ヒール)
6020味傷:HP増
遠い記憶、嘗ての役目
(エキサイト)
5040敵:攻撃+自:AT増(1T)
シャイン5060敵貫:SP光撃&朦朧
竜の翼、風は枷
(リストリクト)
5060敵:DX・AG減(2T)
竜の翼、硝子の盾
(プロテクション)
6060味傷:守護
リフレクション5060自:反射
『守護者』の素養
(オフェンシブ)
5080自:AT増+AG減
硝子の竜の逆鱗は如何に
(スパイン)
60110自:反撃LV増
ブラインドネス5060敵:盲目
プロビデンス50120味全:祝福
英雄の加護
(サンクタム)
6060味全:守護+祝福状態なら更に守護
『守護者』は刃を降ろす
(イレイザー)
50150敵傷:攻撃
キャプチャー5070自:束縛LV増
畏怖喰らい
(テリトリー)
60160味列:DX増
矛先喰らい
(エスコート)
7080自:次受ダメ減+味列:護衛

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
其は堕した英雄
(攻撃)
550【戦闘開始時】自:AT増
其は嘗てのシメイ
(防御)
650【戦闘開始時】自:DF増
其は灰被る国に非ざる物
(器用)
550【戦闘開始時】自:DX増
其は臆病者の勇気
(敏捷)
550【戦闘開始時】自:AG増
其は嘗ての存在意義
(回復)
650【戦闘開始時】自:HL増
其は調和竜の呪縛
(活力)
650【戦闘開始時】自:MHP増
其は嘗ての願い
(体力)
550【戦闘開始時】自:MSP増
其は調和竜の詛呪
(治癒)
550【自分行動前】自:HP増
其は調和竜の呪詛
(鎮痛)
650【被攻撃命中後】自:HP増
其は力の対価
(幸運)
550【戦闘開始時】自:LK増
光特性回復520【戦闘開始時】自:光属性スキルのHP増効果に光特性が影響
太陽530【戦闘開始時】自:HATE増+DF増(3T)
血気540【戦闘開始時】自:現在HP割合が低いほど攻撃ダメージが上がるようになる
守の祝福530【通常攻撃後】自:祝福状態なら、祝福減+DF・HL増(1T)
見切り540【戦闘開始時】自:現在HP割合が低いほど攻撃回避率が上がるようになる





被研究カード名/スキルEPSP説明
文武両道
(ブレイク)
020敵:攻撃
まほう:ファイアボール
(ファイアボール)
0180敵全:火撃
荊街八景
(イレイザー)
0150敵傷:攻撃
渦巻いたカード
(アクアシェル)
080味傷:DF・火耐性増
めがみのしずく
(ブレッシングレイン)
0150味全:HP増+祝福
アスタリスクブレイク
(ウィークポイント)
0140敵:3連痛撃




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]エキサイト[ 1 ]プロテクション[ 2 ]オフェンシブ
[ 1 ]スパイン[ 1 ]プロビデンス[ 2 ]テリトリー
[ 2 ]エスコート[ 1 ]ウィークポイント[ 1 ]リトルリヴァイブ
[ 1 ]ワイドスワップ[ 1 ]アクセルフォーム[ 1 ]コラプション
[ 2 ]シャドウラーカー[ 1 ]ポーションラッシュ



PL / logi_minamo