生存 86 日目 天候:晴れ
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【食料消費】 料理判定に成功♪ 食料56 を消費しました。
【食料消費】 PetNo.1 バニーガール
【食料消費】 PetNo.2 サボテンガンマン
【食料消費】 PetNo.3 サボテンガンマン
【食料消費】 PetNo.4 ビッグホーン
ミソル「でも、あの…ナナちゃんの事、忘れないから・・・だ、だから、きっとまた会おうね!(手をぎゅっとにぎり」
ボタン「『うん。僕もナナちゃんの事を忘れる気はないから。じゃあ、またね。』」
リィル(492) からメッセージ
サトム(601) からメッセージ
サトム「目に映らないって…さ、さすがにそんなことは無いですよ!(汗」
サトム「他の人は社交辞令でそう言うかもしれませんが、僕は本気です。信じてください!(何」
サトム「その悪の根源も、先鋭達がどうにかしとめてくれたみたいですね。…流石です。」
サトム「いや、女の子の時も十分にいじわるく…あ、いや、なんでもないですよ。」
サトム「何はともあれ、お世話になりました。楽しかったですよ〜。」
サトム「またいつか会うことがあれば、その時はよろしくお願いしますね〜。」
シース(718) からメッセージ
竜斗(771) からメッセージ
シオン(821) からメッセージ
シオン「お別れなのは悲しいですが…また何時か何処かでお会いできたらと…本当にそう思います(微笑 今まで本当にお世話になりました(ぺこ どうかお元気で…(微笑」
ナナ(880) は言った
ナナ「本当にもうしわけございません…最後まで不甲斐無いばかりです;;(ペコペコペコ」
動物知識 を訓練しました。(CP- 34 ) |
叫び声が聞こえる マリィ(31) のシャウト! マリィ「今までお世話になった方々、ありがとうございました。 後半は……すいませんでした><」
ライア(77) のシャウト!
みぽ(118) のシャウト!
シン?(210) のシャウト!
DolLs(309) のシャウト!
零華(450) のシャウト!
フィナーレ(478) のシャウト!
ゼル(794) のシャウト!
ナナ(880) のシャウト!
ルーナ(969) のシャウト!
ジェイ(984) のシャウト!
U'night=Wishstar(1180) のシャウト!
てふてふな魔兵壱号(1239) のシャウト!
えしる(1272) のシャウト!
6号(1636) のシャウト!
ケイ(1766) のシャウト!
我が次なる戦場へ(1818) のシャウト!
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創られた幻の島が、強い光を放ちつつ少しずつ消えていきます。 唯一残るのは島の本当の姿、小さな、ひとつの島。 そして貴方は想います、これからの自分の居場所・・・ 此処に来る前に私がいた場所 『忘却の記憶』 夜の狩りを終えた後、いつもとは違う煌びやかな星々を見た。 大きな大きな一つの星、それを囲むようにしてある沢山の星を……。 『―――全て終わったんだ。』 心の中でそう感じとった。 とくに理由があるわけでもないけど、何故かそう思った。 ……その星々を見つめていると、どこから声が聞こえた。 ”災いは消滅しました………本当にありがとうございます………。” 「――――この声は…。やっぱり終わったんだ。 帰れる。コレで帰れるんだ。 パパ、ママ、モモ……ユウ君にも会える。 ―――でも、此処で出会った人達のことは忘れてしまうのかな…。」 ふと、そんなことを考えてしまった。 この島では確かに辛いことや苦しいことがたくさんあった。 でも其処には必ず人がいて、私はその人のおかげで助かったり、色々なことを教わったりした。 この島でこんな私が生き残れたのは、その沢山の人達のおかげ……。 でもこの島から離れてしまったら、その人達とは会えなくなってしまう。 そうしたら元の世界に戻った後、少しずつその人達のことは忘れてしまうかもしれない……。 ―――完全と言う記憶は存在しないのだから。 昔パパからそんな事を聞いたことがある。 どんなにたくさん話したとしても、どんないい思い出を作ったとしても、人はそれらを忘れてしまう事がある。 またとても記憶力が高い人でも、その忘却は誰にも……そう神にも止めることはできない。 でも忘れることは悪いことではない、忘れることは必然であるのだから…。 その話の最後は…。 人は忘れることで強くなれる。 ―――だから今の自分がいる。 「だから今の自分がいる……か。」 昔は其れを理解することが出来なかった……でも今の私なら其れが分かる気がする。 『人は人と出会い、いつか別れる。その繰り返しで生きている。 その途中ではその出会いと別れの記憶を忘れてしまう。でもその忘却のおかげで人は強くなる。』 「そうだよね…パパ。 私、強くなったよ。たくさんの出会い、たくさんの別れ、そしてたくさんの忘却のおかげで…。」 パパに復讐することも忘却の一つ…。 きっとパパも弱虫な私を強くするために此処に送ったんだと思う。 「ありがとう、パパ……そしてゴメンナサイ。 ……ふふっ…今謝っても仕方が無いよね。帰ってちゃんと謝らなくちゃね。 でも私この島の人達のこと絶対に忘れたくない。 どんなに弱虫だって言われても、強くなるために忘れるなんて私……出来ないから。 ううん、寧ろ忘れることが出来ないと思うの。こんなに素敵な思い出が出来たんだもの。 それは今だからいえるのかもしれない……けど、私は忘れない。 ……だからいつか会いに行こうと思います。見つからなくても探します。 私に希望をくれた、たくさんの人の所へ……。」 独り言のようにつぶやいて、最後の夜を寝ることにした。 この日の眠りは、いつもよりぐっすり眠れる気がした。 朝、目が覚めると私と一緒に戦ってくれた動物達が集まっていた。 バニーちゃんは何故か暗い顔をしていて、サボテンさん達は私を笑わせようとしていた。 『そうか…この子達は此処の子だもんね。連れて行けないのか……。』 みんな分かっているんだ。此れが最後だと言うことを……。 『だからって最後にそんな顔をしないで、そんな悲しい顔をしないで…。 いつでも笑顔だった貴女がどうしてそんな顔をするの…。 ―――お願い…お願いだから笑顔でいて…。』 そう願っても、彼女の顔が笑顔になることは無かった。 だから悲しい顔をしている彼女を私は優しく抱いてあげた。 「ねぇ…バニーちゃん。」 「煤I?」 「いつもみたいに笑顔でいて…いつもみたいに私を馬鹿にして。 貴女にそんな悲しい顔は似合わないから、いつもの笑顔が1番だから……ね。」 「……うん、わかった。……でも今だけは…泣かせて、数分で…良い…から……。」 「…いいよ。」 私は彼女を抱きながら優しく髪を撫でた。 本当は彼女も私と同じで弱い子で、自分の弱いところを知られたくないから、いつも突っ張っていたんだと思う。 でも、最初で最後の今日だけは彼女に泣いてもらいたいと思った……。 だからあと数分でも良いから此処にいたい。だからあと数分だけでいいから彼女を抱いてあげたい ………でも実際はそんなに甘くなかった。 ”―――――想い描いてください、貴方の帰る先を。この島の探索を続けるのならこの島を、そうでないのなら貴方の望む場所を。” 急に昨日の声が聞こえた。 『まだ彼女が泣いてるのに、あと少し、あと少しだけ。』 「……いって、ナナ。」 「え?」 彼女はもう泣いてなどいなかった。 私の思い違いだったんだ。彼女は決して弱くなどない、寧ろ強い子だった。 最後くらいは甘えようと考えていた。でも私に迷惑をかけないようにといつもの笑顔に戻る。 私は今までその笑顔に何度助けられたか……。 でも無理をして笑顔にしていたのが、私の心を少し締めつけた。 「……うん。 じゃあ……いってきます。」 咄嗟に言ったながらも自分なりにはいい事を言ったと思う。 『―――いってきます。』 それはまた戻ってくる、いつか会いに行くということ事だから……。 「さよならは……絶対に言わないから!!」 「うん。」 「私、ナナの事忘れないから……ナナも忘れないで!!」 「うん。」 「また会いに来てくれるって信じてるから!!」 「うん。」 「だから…泣くな!!」 「…うん。」 結局、私は彼女に恥かしい所を見せてしまった。 こういうときこそ泣いてはいけないのに…。 私はまだ弱いままなんだな。 決心がつき頭の中で想い描いた。私の帰る場所を…。 すると足元から少しずつ、少しずつ消えていく。 『なんだ―――別れを言う時間があるんだ。 此れじゃ消えていく時間が一番辛いよ……。 ―――でも泣かない、もう泣いたから。それに泣かないって約束したもの。 それじゃあ、いってきます皆―――』 ・ ・ ・ ・ ・ 目が覚めると、そこは見たことのある景色だった。 『此処は…自分の部屋?』 見慣れた階段を降り、見慣れた居間に向かうと私の大切な人達がいた。 「ナナ!?」 「ナナちゃん?」 「お姉ちゃん!!」 「……ナナ」 やっぱり皆、同じような顔をしてビックリしてる。当然って言っちゃ当然だけど。 ……それでも私はいつも帰ってきたら言うんだ…。 「……ただいま♪」 って……。 こうして私は長い長い旅を終え、また一つ大人になれた気がしましたました。 まだまだ私の人生は始まったばかり、これからどんな楽しいこと、辛いことが待ってるのかな? おしまい 『忘却の記憶【帰宅後編】』 久しぶりに帰ってきた自分の家。久しぶりに会えた家族、それと大切な人。 たった三ヶ月なのに何故か二年や、三年ぶりといった感じに懐かしい。 皆の顔を眺めていると、彼と一瞬目が合った…。 気まずい訳ではないんだけど何故か目を合わせなかった。 そんな彼が私の異変に気づいたらしく、『一緒に散歩しない』と誘ってきた。 断る理由もないし、久しぶりに町の景色も見たかったから私は迷わず賛同した。 私の少し先を歩く彼を見つめる私。 彼の凛とした姿や、彼の言葉一つ一つが相も変わらず優しい感じがする。 会うだけでこっちまで優しい気持ちになる。きっと私はそんな彼に惚れたんだろうな。 ふと急に彼が立ち止まりこっちを向いて…。 「向こうでどんなことがあったんだ?」 「たくさんの人達に助けてもらい生活していました。 きっと私一人では何も出来ませんでした。」 「へぇ、たくさんの人にか……じゃあ別れは寂しかっただろ…。」 「いえ……っと言うのは嘘かもしれませんが、たくさんの出会いがあるから別れがある。 そう思うと少しは楽になりましたね。」 「ふぅん…ナナは強くなったな…。」 「いいえ、私は全然強くなどなっていませんよ。別れに泣いてしまう昔のままです。」 「そうか……でもナナは十分強くなってる。 助けがあっても一人で生きていたんだ。普通の女の子には、たぶん出来ないと思う。 それでもナナは屁理屈一つ言わずやったんだ。そうだろ?」 そういって私が彼女を抱いたように、彼は私を優しく抱いてくれた。 彼の胸の中は温かくて心地よかった。いつまでもこの温かさの中にいたいと思うくらい。 でも急に抱かれたから暫くの間、顔の火照りが下がることが無かった。 「……。」 「それでもナナの事を弱いと言う奴がいたら俺が殴る。 これからどんなに辛い事があっても俺がナナのことを守っていく。 此れは俺の勝手だから、拒否することは出来ないからな。」 「ありがとう…ありがとうございます。」 こんなになんで嬉しいのだろう。どうして涙が溢れてくるのだろう。 もう泣かないって約束したのに……何故か涙が止まらない。 そして私は彼の胸の中で泣いた。おそらく生まれて一番泣いたと思う。 何分も何時間も…彼の温かい胸の中でいつまでも―――。 『嗚呼―――結局、彼女との約束をこんなに早く破ってしまった。 この泣き虫はどんなことをしても一生直らないだろうな……。 でも今回は彼のせい。こんなに優しい言葉をいう彼のせい……私のせいじゃない。 守るという優しい言葉で私を泣かせる彼 ―――それでも、そんな彼が大好きだから…。』 「……。」 「泣きつかれて寝ちゃったか……。たく、しょうがないな。」 ・ ・ ・ ―――ピピピッピピピッ 「ん……。此処は?」 自分の部屋なのにまだ慣れない景色。 『きっと途中で寝ちゃって、ユウ君に運んできてもらったんだろうな。』 「煤I!…ユウ君は?」 「Zzz……Zzz……。」 「ふふっ……ありがとう、ユウ君。 これからもよろしくお願いしますね…。 私もずっと、ずっと貴方の傍にいますから………。」 ほんとうにおしまい ――あとがき―― 約1年半くらい続きましたリス様の更新ゲーム「ALIVE」 前期は妹のモモ、今期は姉のナナとしてやってみました。 最初の方はキャラの設定が曖昧で、ぐちゃぐちゃになってましたけど(^^; まぁー最終的にまとまった感じなのでよしと……(ぁ あと、今期からギルドメンバーに入って最初は活動を頑張っていたのですが…… 後半辺りは全くと言っていいほど何もしてない…反省すべき点ですね(−−; 団長さんゴメンナサイ。 それと今回は最後に10000文字で何か書けるみたいなので書いてみました〜!! でも半分もいきませんでした…恐るべし10000文字…… 普段MAもロクに書かないし、小説も書くとか言いながら全く捗らないけど… 今回ばかりは話が別で、約1年半も続けていたせいか愛着(?)が沸いて「意地でも書いてみせる」 と思って、小さい脳をフル稼働させて書いてみました。 『忘却』の前半の方は記憶、後半の方は強さをテーマにして…。 『忘却【帰宅後編】』は文字数が余り過ぎだったので何となくナナとユウのデート(?)みたいなものを書いて…… 後から読んでみて「全体的に適当だなー」って後悔してます(−−; 次期は4月あたりから始まるみたいなのでもう色々と考えてます。 キャラはもちろん美麗3姉妹の誰か………というか、もう三女(ルリ)に決まってますけど(ぁ もし次期で見かけましたら気軽にお声をお掛けください、三女は少し無愛想ですけど(^^; それでは長くなりましたが、皆様長い間本当にお世話になりました。 次期でまたご迷惑をお掛けするかもしれませんが、そのときはよろしくお願いします。
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最後に、島内トーナメントおよびキャラクターランキングを実施します。 それらの詳細は 島内トーナメントは こちら キャラクターランキングは こちら を参照してください。
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