ふはははは!我こそは魔王である!
だがなんだこのゲームは。余はこのような島に用は無いぞ。
ようし決めたぞ!最大最強なる余がイバラシティ側に付くことで、あんじにてぃの奴等を困らせてやろう!これこそが魔王!ふーーーっはっはっは!!!!!!!
◆◇◆プロフィール◆◇◆
◆名前◆真尾真央(まおまお) ◆身長◆138cm
◆所属◆ブランブル女学院1年6組◆体重◆31kg
◆出身◆アンジニティ ◆バイト◆オオキタボウル
◆誕生日◆12月31日
◆持ち物◆
<瑠璃烏の羽根>
<眷属の指輪>
◆能力◆
<魔王の聖域>(イーヴィル・サンクチュアリ)
イバラでの戦闘時にはマフラーを付ける。マフラーの形を自在に変化させることができる。強度は鉄パイプくらい。
◆性格◆
尊大で傲慢。ちょろい。
魔王を自称し、よくカチコミに行く。
すべてのイバラ市民は魔王の臣下とでも思っている。
◆学院で◆
4月、ブランブル女学院を受験。志望理由は偏差値が高いから。
数字が高いと強いと思っているので、テストの点数は最良を目指す。
さすがに常に勉強尽くしというわけではないが、普通に勉強をして普通に高い点数を取っている。
2学期の中間では現国と数学Ⅱ以外は満点。
自分の時間が極端に侵犯されることも嫌っており、部活は入っていない。
◆学院に入る前◆
元々、彼女はあらゆる才能の無い、凡才な少女であった。
少しやるだけでは人より優れず、すぐに投げ出してしまう日々。
そんな幼稚園に入って間もない彼女を変えたのは、ゲームであった。
やればやるほど強くなり、努力は必ず報われる。
どこにでもあるような、そんなRPG。
ゲームは、何も出来ない彼女に希望をもたらした。
毎日の勉強や筋トレは、己のレベル上げだ。
英才教育を受けたわけでもない。
塾に行くだけの金があったわけでもない。
無料で利用できる図書館と、年齢を偽って行ったバイトとお小遣い。
その範囲で全力の努力をしてきている。
……もう、彼女は努力をしなければ生きていけない。
そうしなければ、また何も出来ない自分に戻ってしまう気がするから。
さて、努力に囚われてしまった彼女は、やがて気付く。
正義の味方は、才能だらけで全ての環境にも恵まれていると。
真の努力者は、敵側であると。
彼女は自分の名前から、1つの称号を自称し、それに見合うだけの努力をすると誓った。
――その称号とは。
≪魔王≫
◆サブキャラクター◆
◇食堂のおばちゃん
モンスーンタニモリ1000階8号室だった。モンスーンタニモリの管理人。
知っているものであれば好きな料理を作ることが出来る(異能じゃない)
モンスーンタニモリ内であれば波動を操り(異能)
各階に波動を届けることが出来る。波動を感じ取れる相手でなければ意味がない。逆に波動を受け取る事もできる
◇レスティア・ノーブルナイト
ブランブル女学院高等部社会科教師。アンジニティ。
24歳独身。好物はパスタ。
◇田中(妹の方)
本名:田中葉瑠子
15歳JKのくせに娘のところに帰りたいとか言ってる。娘はよそのこなのでこちらからは出さないぞ。
母からは受け継がれなかった金髪を真似てプリン頭にしてる。
イバラシティにいる。
◇田中(兄の方)
本名:田中虎太郎
妹に探されてる。
父を探して幾星霜。魔王に破れたと知り、魔王を探している。
ハザマにいる。
◇田中(母の方)
本名:田中エレミア(旧名:エルミア=エレンディル)
金髪エルフで葉瑠子と虎太郎の母。
地球でのんびり暮らしているのだが、結婚相手を失って子供二人は家出中なので悲しんでいる。
◇チンピラ
銃刀法違反。
◇テオラはテオラ、よろしくね。
空間断面でイバラシティに出てくる際に食堂のおばちゃんの部屋を消し飛ばした。新輝楼学園に通ってる。
◆魔王の呪い◆
アンジニティの魔王は才能で魔王の座へと上り詰めた。ゆえに、他の魔族から疎まれることも多かった。魔王は影で努力もしていた。才能だけでは限界があったからだ。それを見ることもしない愚かな魔族共が許せなかった。力でねじ伏せるのは簡単である。しかし、それでは意味がない。魔王の努力の証明は為されない。
そんな時、アンジニティからイバラシティへの侵略の話を聞く。魔王は思いついた。もし、自分に一切の才能が無かったら? 魔王はイバラシティでの自分の異能に呪いを込めた。
――それは、あらゆる才能を平凡に還す呪いだ。
イバラでの彼女が魔王の聖域と名付けた異能は、魔王の呪いであった。
この呪いは絶対である。
全知全能の神が退けると言っても、魔王が許さぬ限り呪いは解けることは無い。これは魔王の意思である。
この異能を模倣、あるいは抽出しようとしたのならば、魔王の呪いがその者に取り付き、あらゆる才能を消し去るだろう。
――ああそうだ、魔王を才能だけで勝ち上がってきた軟弱者と馬鹿にしたナレハテ共よ。貴様等は殺す。我はイバラシティ所属なり。