［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

【灰の記録】
蛇乃目双刃の記憶が流れ込む。
夢のような平和な学園生活と秘密の部活動。
今にして思えば、あの戦いは子供のおままごとだったと感じる。


先の戦いを思い返す。
命を奪うのに余りある威力の焔。
死を直感する駆け引き。


立ち向かったことが過ちだった。
短慮の結果、仲間全員を戦場に巻き込んだ。


躊躇ったことが過ちだった。
命を奪う一瞬の躊躇いが剣の鋭さを鈍らせ、仲間を致命的な状況へ追い込んだ。


逃げたことが過ちだった。
死の恐怖から前衛の責務を離れ、ツナグとバツを敵の前に晒した。

夢心地の現実に現実感など無く、身体の痛みと精神の痛みが狭間の現実感を際立てる。
都合よく嘘で塗り固められたこれまでの記憶と二つの現実を行き来するその心に真実など無い。
あるのは、これまでの人生を否定されて、突然戦場に投げ出されたというただ残酷な事実だけだった。

意識して心の傷を反芻しながら歩く。
もう逃げることは許されない。
次逃げた時、きっと大切な何かを失う。
それは誇りか、仲間か、あるいは両方か。
蛇乃目双刃は前に立ち続けなければならない。
その剣に誓って、決して退かず、決して倒れない。

頭ではわかる。だが心は軋む。
考えうる限りの死の恐怖を想像する。
だが、不安は拭えない。心で覚悟が定まらない。

ああ、目の前に敵がいる。
次こそは逃げない。生きて戦い抜く。
たとえどんな強敵であろうとも、どんな傷を受けようとも。

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【黒と白の記憶】
小気味よく響く竹刀の音。
怒号とは違う気合いの入った雄叫び。
渦巻く熱気と衝突する剣気。

多数の剣士が打ち合う中、男はその場を俯瞰していた。
短く刈られた黒い髪。鋭くも情熱に満ちた瞳。
宗像貴人はこの稽古場を楽しんでいた。
門下生が日々強くなる喜び。
そして、その剣士達と戦える歓び。
剣こそが、男にとっての人生だった。

ふと老人が小さな男の子を連れて、男のもとを訪れる。

「よぉ、如月の爺さん！」

「おう、タカト。ちょっと近所の子が、剣道に興味がないあるってんで、連れてきたぞ」

「兄ちゃん、騎士なのか？」

開口一番にその男の子は尋ねた。

「なっ！？爺さん！？」

男が驚き老人を見ると、老人は「すまんすまん」と言いながら悪びれもなく笑う。

「静かに、ボク」

「俺は蛇乃目双刃！」

「フタバくん」

「騎士の名乗りには名乗り返さないとだめなんだぞ！」

「わぁーった！俺は宗像貴人、それでだな……」

「じゃあタカ兄ィな！」

「あぁ！俺が騎士ってのは秘密だぞ。剣道師範やってて西洋剣術に手を出してるなんざ示しがつかん」

しゃがみ込み、男の子に視線を合わせながら、周りに聞こえないように囁く。

「えー、騎士なのに隠し事すんの！？」

「だーから、静かに！騎士は身分をひけらかさないんだよ！わかったか？」

「わかった！」

少年は満面の笑みで頷いた。

「タカトよ、ビアンカは大丈夫か？」

「あぁ、大丈夫だよ。あれから激しい試合はしてないし、ほぼ無傷だ」

男は老人に竹刀を見せる。

「あぁ！剣に名前があんの！？カッケェなぁ〜いいなぁ〜！」

少年はビアンカをつかもうとぴょんぴょんと飛び跳ねる。

「お前も騎士になるなら、うちの道場に入るといい。昼は剣道の稽古、夜は騎士の秘密の特訓をしてやるぞぉ？」

「ほんと！？やるやる！」

「じゃあ、お前も自分の剣に名前をつけてみろ。騎士は剣に魂を込めるんだ」　

「えー、じゃあ、花子！」

「フタバ、それは近所の犬の名前じゃろ？」

老人が少年に同情の表情を浮かべながら、指摘する。

「ははは、じゃあ、花だからフローラだな！ちなみに、俺のビアンカは白って意味だ。よろしくな。花の従者」

そう言って、少年の頭に手を乗せる。

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この侵略は起こる前はどうだったのか。
何が在って、何が無かったのか。
侵略がはじまった今となってはわからない。

ただ、今右手に剣を握り、振り方を知っている。
そして、戦う能力を持っている。
その端的な事実に目を向ける。

戦いは始まったばかりだった。

ENo.722 こかげ とのやりとり

ツナグ(148) から 不思議な食材 を手渡しされました。

ツナグ(148) に ItemNo.8 美味しくない草 を手渡ししました。

響鳴LV を 5 UP！（LV10⇒15、-5CP）
武器LV を 5 UP！（LV25⇒30、-5CP）

ツナグ(148) により ItemNo.6 ちょっと焦げた塩焼き に ItemNo.7 不思議な食材 を合成してもらい、何か柔らかい物体 に変化させました！
　⇒ 何か柔らかい物体／素材：強さ10／［武器］治癒10(LV20)［防具］命脈10(LV25)［装飾］防御10(LV20)／特殊アイテム

オニキス(301) により ItemNo.6 何か柔らかい物体 から装飾『ヒーターシールド』を作製してもらいました！
　⇒ ヒーターシールド／装飾：強さ40／［効果1］防御10 ［効果2］－ ［効果3］－／特殊アイテム

リリィ(494) の持つ ItemNo.8 吸い殻 から射程3の武器『耐塵スマホ』を作製しました！
偽黒初(77) の持つ ItemNo.10 ねばねば から射程2の武器『硬質ワイヤー"FLAME Ⅲ"』を作製しました！
Dr.笹子(831) の持つ ItemNo.9 ねばねば から射程2の武器『動く液体』を作製しました！

ツナグ(148) により ItemNo.10 不思議な食材 から料理『あつあつごはん』をつくってもらいました！
　⇒ あつあつごはん／料理：強さ25／［効果1］器用10 ［効果2］敏捷10 ［効果3］耐疫10

剣魔(1154) とカードを交換しました！

イレイザー （イレイザー）


五月雨 を研究しました！（深度0⇒1）
五月雨 を研究しました！（深度1⇒2）
五月雨 を研究しました！（深度2⇒3）

ヒーリングソング を習得！
☆チェインリアクト を習得！
☆初習得ボーナス：各FPが2増加した！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

ツナグ(148) は 平石 を入手！
リリィ(494) は 藍鉄鉱 を入手！
フタバ(515) は 平石 を入手！
ツナグ(148) は 羽 を入手！
リリィ(494) は 牙 を入手！
リリィ(494) は 大軽石 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
リリィ(494) のもとに 大ガラス がものすごい勢いで駆け寄ってきます。
リリィ(494) のもとに 大山猫 が微笑を浮かべて近づいてきます。
リリィ(494) のもとに 歩行小岩 が口笛を吹きながらこちらをチラチラと見ています。

ツナグ(148) に移動を委ねました。

チナミ区 N-7（山岳）に移動！（体調20⇒19）
チナミ区 O-7（山岳）に移動！（体調19⇒18）
チナミ区 O-8（山岳）に移動！（体調18⇒17）
チナミ区 O-9（山岳）に移動！（体調17⇒16）
チナミ区 P-9（山岳）に移動！（体調16⇒15）

―― ハザマ時間が紡がれる。

　





　






ため息をつく。

　








　




Cross+Roseにロスト７名の容姿と簡単なプロフィールが映し出される。

　









　










　






　

　





　

大きな打撃音と泣き声と共に、チャットが閉じられる――