NOTICE
ENTRY
RULE
RESULT
LOUNGE
CITYMAP
<< 0:00~1:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




 第一目標は『イバラシティの戦力の底上げ』だ。
 現時点で戦闘の心得がある人物――神実はふりのような――と組めば手間は省けるが意味がない。そいういった連中には同郷で混乱している人間共を先導してもらうべきだ。男の目的を叶えるためにはゲーム終盤までにイバラシティとアンジニティを拮抗させなくてはならない。

オニキス
「……ちっ」

 出来るだけ手早く片づけたつもり、だったが。己がアンジニティだからか、あるいは次元タクシーという名の通り空間の歪みでもあるのだろう。目的の人物の気配は索敵範囲に存在しなかった。

 『力』を増大させ全速力で駆け抜ける。
 アンジニティを警戒し目立たず行動するつもりだったがそうもいってられない。……喰われてからでは、何もかもが手遅れなのだ。


――*――――*――――*――――

 ナレハテの群れに追いかけられている対象――結城巳羽と其処に鉢合わせした早生さきを発見。最悪の事態は避けられた。

オニキス
「退け」

 ぢ、と空気が焼け焦げる音と共に亡者の隙間を縫って奔る閃光。
 少女を呑み込まんとしていたナレハテの群れを熾きる炎が真逆に喰らう。"導火線"に従って広がる焔は怪物達を包み込み、僅かな逃げる隙も与えずに燃やし尽くしていく。

 そんな分かりきった結末に構うことなく、背中の少女達へと振り向く。

さき
「みゅーちゃん、大丈夫?えっと、ありがとうございま…す?」
巳羽
「危ない所を、ありがとうございます。でも……アンジニティの住人が、わたし達に、何の用ですか」

「……はん。なんでもかんでも質問すれば答えてくれると思ってんのか。俺はお前らの先生じゃねえぞ」

 鼻先で笑う男はその仕草ほどは感情を表してはいなかった。
 相変わらず冷たく揺蕩う焔を宿した瞳を無機質に、あるいは、検分するように少女達に向けている。



オニキス
「"アンジニティが何故?"そこで立ち止まるなよ優等生。もう一歩踏み込めよ」
オニキス
「てめえもだ風船女。もう頭までふわふわさせたまんまじゃ居られねえんだよ――アンジティとイバラシティの戦争が始まった、此処、ハザマではな」

 一歩、二歩、と悠然と歩いて、巳羽とさきの目前にまで近付く。
 少女の決死の覚悟すらも現状では歯牙にかける価値はないのだと――荒涼とした大地を踏みしめる足音が告げていた。

オニキス
「首から上がついている意義を示せ。さもなきゃ俺が掻き切るぞ。――問。てめえらは、何故まだ生きている?生き残る為にすべき選択はなんだ?」

 動揺。逡巡。だが錯乱しているわけではない。
 目の前の化物の言葉を咀嚼しようと喰らい付いている。悪くない反応だ、と思う。 

さき
「まだ生きてるのは、あなたが、助けてくれたから。ここで生き延びるためには…選択…戦うしか、ない?」
巳羽
「……あなた、は」

 たどたどしくも感じた儘に言葉を紡ぐさき。目を見開き驚いた気配を見せる巳羽。
 ……こっちは気付いたか。このくらいは『天河ザクロ』の認識通りだ。しかし何を察しようが、それだけでは意味がない。そこから得られるものがなければ――

巳羽
「……。……あなたは、"先生ではない"。善意ではなく、その上で私達に何か価値があるかもしれないと考えているから、助けてくれた」」
巳羽
「生き残るために……わたしは、」」

 少女にとってのオニキスは今、このハザマを表す象徴の筈だ。
 それを前にして立ち向かう意思の折れない限りは待つ、つもりだったが。

オニキス
「……ちっ。そういうことかよ」

 ナレハテを喰らいきった炎が晴れる先。感知に引っかかった気配に振りむいた化物の瞳に映る光景に色彩が仄かに揺らぐ。天文部と『イデオローグ』――同じアンジニティの虜囚にして侵略に乗ったに違いない蝙蝠の怪人。

オニキス
「そうだ」」
オニキス
「咀嚼し、否定し、思考し続けろ。その先に在るのが――」

オニキス
「今この瞬間の、現実だ」

 直後、高速で接近する"騎士"を迎え撃とうと飛び出す。

騎士
「うぉおおおお!!!」」

 咆哮と共に盾を構えて突っ込んでくる騎士。振るわれる刃。

 斬、と化物を両断する剣。
 直後その姿が揺らぎ――閃光が奔った。

オニキス
「爆ぜろ」

 吸血鬼を象る熱量はそのまま火焔の暴力へと転じる。
 面を振り切った体勢の騎士に容赦なく襲い掛かり、炸裂した。

(疾いな)

 身体強化の異能は振れ幅が分かりやすい。このハザマで齎されるイバラシティへの恩恵はかなりのものだった。
 それでも通らないのは単にオニキスが過去経験し、そして予測した速度からも逸脱していないというだけ。評価に値しても脅威に当たらないのだ……そう、単体では。

(さあて、どう出るイデオローグ)

 騎士を吹き飛ばした化物は、焔に撒かれる甲冑ではなく――その先に佇む蝙蝠の化物と稀有な解析能力を持つツナグを瞳に捉えた。

(……、)

 おかしい。イデオローグに動きがなさすぎる。演技ではない、する意味もないだろう。……この絵を描いたのは奴ではないとでも?フタバが斬りかかったのは本人の意志ということか。
 ならば隙を与えないように立ち回り、天文部を処理してからイデオローグを打倒すればいいだけだ。あの蝙蝠はこのゲームにおいて最も危険な敵になり得る。体勢を立て直される前に仕留めておきたい。

 だから――油断、ではなかった。
 『天河ザクロ』が把握していなかった解析を昇華した反消滅の力を見せるツナグ。
 不意をついて妨害を加えたリリィ。
 仲間に全幅の信頼をおき迷わず再突貫を仕掛けたフタバ。

 彼らはこの身に刃を届かせた。結果的には右袖を割いた程度に終わったが、それでも確かに。

 天文部が表題通りではない活動を行っていることを『天河ザクロ』は察していた。
 人間同士が手を取ることで生む得体の知れない力は『オニキス』も識っていた。

 だからこそ、

オニキス
「足りねえな」

 小さな呟きは、冷たく感情を覗かせない今までと違う、奥底で渦巻く熱量から発された。
 それを映し出すかのように――ナレハテを燃やし尽くした、単なる残り火だった筈の灯が轟、と気勢を上げる。

 その焔は先程までとは決定的に違っていた。
 ツナグの異能から表現すれば『情報量の爆発』というべきか。
 表出する現象の大枠としては同様でも、根本が完全に書き換わっている。解析の視点にたってみるならば、まるで別の言語様式で書き表されているかのような。
 その証左だというかのように炎熱は独りでにうねる。さながらそれ自体が生あるかの如く、大口を開けた『焔の大蛇』が、全てを呑み込まんと。

 した、その刹那。


イデオローグ≪結城伐都≫
「おまえの相手は――このおれだ」

オニキス
「…………!」

 吸血鬼はニンゲンを、いや、同じ領域に在る化物すらも信じてはいない。
 彼が認めるのはただ一つ。生の根底、積み上げられた足跡、何を成し何を欲するか――如何なる状況ですらも微動だにすらしない己の『定義』。
 だからこそオニキスは瞠目した。あのアンジニティにあって尚、悪辣、非道、卑怯とののしられたイデオローグ。弱者から奪い強者に媚びへつらい、更にその裏では主の寝首を掻く算段まで立てるような賢しい盗賊。
 しかしそこには常に"現実"があった。己の持つ能力を冷静に分析し、不毛の荒野が広がるだけの牢獄で少しでも生き残る可能性を上げるため――"生きたい"というもっとも根源的かつ強い欲望。
 イデオローグの言動に反してそこにはひとかけらの嘘も混じる余地はない。はず、だったのだ。

 /11/@@(奴が身を捨てて、他者を庇う真似を――――!) 

 全てを焔で呑み尽くすさんとした大蛇の動きが、一瞬、停止した。

さき
「ーー待ってください!」
巳羽
「──この馬鹿兄ッ!!」

 戦場にできた僅かな空隙を切り開く、さきの声音。
 間髪いれずにみうも飛び込み、イデオローグを――兄の姿を象る怪人を護ろうとしている。

さき
「この人は!さっき私とみゅーちゃんを助けてくれました!」」
さき
「この人たちは!私たちの友達で、先輩です!」」

 もう平時の浮世離れした様子は欠片程も見られない。必死に戦場を遮り訴えかけるさき。
 緩やかに、されど荊を踏み締め血を流す確かな決意をもって歩み寄る巳羽。
 
巳羽
「炎を、消して下さい。彼らをこれ以上攻撃しないで。でなければあなたは、"イバラシティ"を一人失うことになる」

 先に揺れていた瞳は、その残滓さえも包み込む熱が滾っている。
 それは力及ばぬ現実を前にしても尚、諦めを選ばなかった人間のみが宿す耀き。

巳羽
「わたしは、選びます。ここで生き残るためなら、」
巳羽
「あなたを利用し、利用されることを選ぶ」

 渦巻く焔の熱量はたかが人間程度を焼き尽くして尚余りあるもの。己が意思一つで其の前に立ちはだかる少女らの瞳を、吸血鬼は静かに覗き返していた。
 ……どれほどそうしていただろうか。
 暫くすると炎はぐるりとオニキスの身体に纏わりつくようにとぐろを巻き、化物の中に還っていく。

オニキス
「友達?先輩?関係ねえな。そんなものは最早単なる火光(かぎろい)に過ぎねえ。此処で必要なのは夢幻を書き換える凍てついた論理と揺るがされない己の『定義』だ」
オニキス
「だが――……及第点、ということにしておいてやる。理由はどうあれお前達は今、己が命を賭して俺(アンジニティ)を利用した」

 早生さき。男がまがりになりにも助けた、という点に頼りすぎているきらいがあるが悪くはない。かの少女が見せた急場での行動力は予想外だった。少なくともこの地に立ち向かう第一歩は踏みしめたと評してもいいだろう。
 結城巳羽。幾何かの事情は含まれるにしろ、戦いには無縁なごく普通の学生の範疇に収まる人物だった筈だ。故にあの問いは確認作業、最初はどの程度『使える』かを見極める為だったのだが……実際にはどうだ?この短時間、怒涛の展開の中で『答え』を出してみせた。

 吸血鬼は、"人類の敵性種"は、だからこそこの光景を識っていた。
 儚き命の者どもが魂を種火に熾す条理を覆さんとする力、鮮烈な『生』の眩い耀き――。


オニキス
「俺には『イバラシティ』を使って成し遂げたい目的がある。不足だらけのひ弱なお前らには『アンジニティ』の力が欠かせない」

 一方の少女の答えの論拠の答え合わせをするかのように嘯き、さき、巳羽、伐都達の横を通りすぎる刹那――――巳羽の瞳を、緋色の眼光が射抜いた。

オニキス
「――――小娘。今の解答、決して忘れるな。『価値』を示せ。俺は石ころひとつひとつの中から拾い上げてやるほど気が長くない」

 収穫はあった。
 イバラシティの戦闘能力、及び異能の強化幅の正確な把握。少女達への思わぬ作用。

オニキス
「……その答えが試されるのは、これからだがな」

 懸念はある。イデオローグ。奴が焔の前に身を擲った、あの行動は。

(計算づく、なのか?)

 当初は想定外の敵、吸血鬼オニキスと邂逅したことで一時混乱の渦中にあった。それは間違いない。だが本来のイデオローグの知略なのば辿り着いてしかるべきなのだ。どのような思惑があれ、男が少女達を守っていた、ということに。

オニキス
「……はっ。どんな思惑を抱いていようが俺が喰らう。それだけだ」

 ツナグの元へ向かう。了承を取る義理などないが、イデオローグの件を言い含めておきたかった。奴は正体を見抜いた上で受け入れていたのだから。
 それに少女達の意思をより強固に仕立てるきっかけにもなるだろう。同じイバラシティの学友に、己の口から、誰にも強制されずに再度宣言を行うというのは大きな意味を持つ。

 いずれ来たる『選択』の前には、ささいな縁にしかなり得ないとしても。







ENo.183 黒い兵士 とのやりとり


「こっちにも居たんだな王サマ。…あー。いや、言わなくていい。アンタがどっちに付くかなんてのは聞かなくても想像つく。ったく、王も魔王も変わんねぇよな……。…顔見たら殺しに行くかもしれねぇが、もう挨拶みたいなもんだろ。宜しく頼むわ」


ENo.647 ミスティ とのやりとり

ミスティ
「ふふ……久しぶりですね、オニキス。」

ミスティ
「答えがわかっていて、問をかけるなど、無粋だと思いませんか?
貴方は私が居ることを知っていた。ならば、答えなど明らかではないですか。」

ミスティ
「私とは『秩序』そのものなのですよ。
 誰に届く必要もなく、出来るか出来ないかも関係なく、私がそうしたいと願うことすらなく、そうあってしまうもの……
 ここが何処であれ、何であれ、私は『秩序』を守らなければならない。
 それが、存在としての私の意義なのですから。」


ENo.743 白蛇 とのやりとり

貴方に一通のメッセージが届いている。

なぶさ
「先生に教えてもらった…『相手をしっかり見て』『自分とどう違うか考え』『その上で寄り添う努力をする』…と言う言葉はずっと記憶しておるぞ…」

白蛇
「――さて。天河先生。『貴方とわしは違うとしても、お互いは寄り添えると思うか?』」

そう告げる人物の顔は貴方の見知った生徒に似てはいるが、一目見ればどこか違うものであるのがわかるだろう。


以下の相手に送信しました

ENo.42
はふり
ENo.277
探偵とアイドル
ENo.399
嬉野聖





特に後ろのやり取りには干渉せず、ただ黙々と一行を先導している。……が、後ろでふわふわしている伐都の方を見て、はっ、と嘲笑を浮かべた気がした。

巳羽
「さっちゃん、暫くそのままでお願いね。
 ……この馬鹿も、流石に空は泳げないだろうし」

気を失ってからというもの、怪人はさきの異能で身体を浮かされて
宙をふわふわと漂い続けている。まるで宇宙遊泳のようだ。
意識を取り戻してもそれは変わらず、風船か何かのように連れられている。
バツ
「……あのう、さきー? さきさんやー? そろそろ降ろしてくんない?」
バツ
「なんか巳羽まで全然口利いてくれないし……。
 うう、まじでおれだけ良いトコ無しだな、トホホ……」

さき
「みゅーちゃんりょ。無茶した病人さんはおとなしくー」















熾す魂火、絶えぬ火光
ENo.301
オニキス
ENo.473
巳羽
ENo.474
イデオローグ
ENo.911
さき
ハザマに生きるもの
歩行石壁A
歩行石壁B
道端ガムマン
ヤンキー
















はぐれPPP
ENo.1102
Amethyst
ENo.1142
セララ
ENo.1143
ヒビキ
ENo.1145
アルヴァ
熾す魂火、絶えぬ火光
ENo.301
オニキス
ENo.473
巳羽
ENo.474
イデオローグ
ENo.911
さき
















対戦相手未発見のため不戦勝!

影響力が 2 増加!







魔術LV5 UP!(LV0⇒5、-5CP)
装飾LV5 UP!(LV20⇒25、-5CP)

Dr.笹子(831) の持つ ItemNo.4 不思議な牙 から魔晶『液体入り試験管』を作製しました!

ひよ(1420) とカードを交換しました!

**** (ヒール)


イグニス を研究しました!(深度0⇒1
イグニス を研究しました!(深度1⇒2
イグニス を研究しました!(深度2⇒3

ティンダー を習得!
レッドアゲート を習得!

◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!






オニキス(301)パンの耳 を入手!
巳羽(473)吸い殻 を入手!
イデオローグ(474)吸い殻 を入手!
さき(911)パンの耳 を入手!
オニキス(301)ねばねば を入手!
イデオローグ(474) を入手!
イデオローグ(474)不思議な石 を入手!
オニキス(301)不思議な石 を入手!

▼エイド化候補基本行動にてエイド化可能)
イデオローグ(474) のもとに 道端ガムマン がゆっくりと近づいてきます。






チナミ区 J-6(沼地)に移動!(体調25⇒24
チナミ区 K-6(沼地)に移動!(体調24⇒23
チナミ区 L-6(森林)に移動!(体調23⇒22
チナミ区 M-6(山岳)に移動!(体調22⇒21
チナミ区 N-6(山岳)に移動!(体調21⇒20







>> これまでのあらすじ


―― ハザマ時間が紡がれる。

 



「おっくれまして―――ッ!!」

ノウレット
ショートの金髪に橙色の瞳の少女。
ボクシンググローブを付け、カンガルー風の仮装をしている。やたらと動き、やたらと騒ぐ。


 


ノウレット
「はぁい!はじめましてーッ!!私はここCross+Roseの管・・・妖精!
 ノウレットでーっす!!皆さんよろしくおねがいしまぁーっす!!」


チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。

 


白南海
「・・・・・。管理用アバター・・・ですかね。」

ノウレット
「元気ないですねーッ!!死んでるんですかーッ!!!!」

白南海
「貴方よりは生物的かと思いますよ。
 ドライバーさんと同じく、ハザマの機能ってやつですか。」

ノウレット
「機能なんて言わないでください!妖精です!!妖精なんですッ!!」

ノウレット
「Cross+Roseのことで分からないことは何でも聞いてくださいねーっ!!」

白南海
「あぁ、どっちかというとアレですか。"お前を消す方法"・・・みたいな。」

ノウレット
「よくご存知でーっ!!そうです!多分それでーっす!!!!」


元気よく両手両足を伸ばし空間を飛びまわる!

 


ノウレット
「えーっとそれでですねーッ!!」


 


ノウレット
「・・・・・あれっ 創造主さまからメッセージが!」

白南海
「おや、なんでしょうね。」


 

 

・・・姿を現すことなく、女性のような声が伝わる。



「――お疲れ様です御二方。役目を担ってくれて、感謝しています。」

白南海
「担うも何も、強制ですけどね。報酬でも頂きたいくらいで。」


 



「そしてハザマに招かれた方々、申し訳ありません。」


「・・・・・・・・・」


 



「このワールドスワップという能力は、招かれた方々全員が――ザザッ・・・」


「――失われ、そう――ザザッ・・・――周期的に発動する、能力というより・・・」


「制御不能な・・・呪いのよう。今までに発動した数度、自分への利は・・・ない。」


 



「・・・・・・・・・」


ため息のような音が漏れる。

 



「どうか、自らが自らであ―― ザザッ・・・」

白南海
「・・・・・?」


 



「――ザザッ・・・・・・・・己の世界のために、争え。」


 

 

声はそこで終わる。

 


白南海
「何だか変なふうに終わりましたねぇ。」

ノウレット
「そうですかーっ!!?そうでもないですよーっ!!!?」


 


白南海
「どーも、嫌な予感が・・・ ・・・いや、十分嫌な状況ではありますがね。」

白南海
「・・・・・ま、とりあえずやれることやるだけっすね。」


 

チャットが閉じられる――












熾す魂火、絶えぬ火光
ENo.301
オニキス
ENo.473
巳羽
ENo.474
イデオローグ
ENo.911
さき
ハザマに生きるもの
オオドジョウ
オオザリガニ
歩行小岩
歩行小岩




426 656



2nd
オオドジョウ





6th
オオザリガニ


7th
歩行小岩


8th
歩行小岩

















熾す魂火、絶えぬ火光
ENo.301
オニキス
ENo.473
巳羽
ENo.474
イデオローグ
ENo.911
さき
ミナモニティ
ENo.25
サン
ENo.214
眼神バロール
ENo.250
白乃
ENo.337
皓瑞




134 465















ENo.301
天河ザクロ
「世界は5分前の存在を証明できず、目の前にあるのは開かずの箱かもしれない。それでも――『今この瞬間』だけは紛れもない真実だ」


天河(テンカワ)ザクロ。ハレ高教師。専門は物理。必要に応じて生活指導も。29歳。188cmの大柄で筋肉質な体型。右腕が義手の為に若干細い。無造作ヘアのくすんだ金髪。野性味のある精悍な顔立ちに眼光鋭い鮮やかな緋色の虹彩がますます威圧感を強めている。

強面な風体ではあるが厳しい熱血指導という体ではなく割と気さくで緩い。気分次第でカリキュラムを変更して唐突に校外学習を入れたりするが不思議なことにそれで事業が遅れることはないようだ。「子供は自分が思っているほど賢くはないが大人が考えるほど馬鹿でもない」が教壇に立つ信条であり、自立と責任を尊重して些末な校則違反を口喧しく咎めることはない。が、度を越えればその分確りシメる。
高校当時では右腕は失っておらず、野球部に所属していた。ポジションはピッチャー。豪快な投げっぷりから繰り出す快速球でチームメイトを引っ張り、そんな見かけとは裏腹に理論に裏打ちされた強かなピッチングを武器にするエース……だったらしい(事情通談)。
現在でも身体は鍛えている様子で早朝や夜間に学校周辺を走っている姿がたびたび見かけられる。運動部員と鉢合わせすることもあるが負けず嫌いなので抜かせようとせずどんどんペースが速くなり、大人げない全力疾走を見せて生徒と競争していることもあったとか。

――《天河ザクロ》はワールドスワップに際し生成された架空の人間である。

正体はアンジニティの虜囚《吸血鬼》オニキス。半身に欠損があり、右腕は肩から先の肉がなく骨だけになり、右目も欠けその周辺は髑髏が露ている。
元の世界では≪王≫を自称。人間はおろか同族相手にも闘争を繰り広げ、その結果否定の世界へと流された。
『餌』の確保もままならない不毛の地でかつて誇っていた力は衰え、かろうじて命を繋ぐ日々を送るも未だ脱出を諦めていない。永い時を耐え忍んだ末そこに降って湧いた『ワールドスワップ』の報。またとない好機の筈、だったが独自の思惑を抱いてイバラ側へとつく。

飢えた獣が瞳に映した路は水面の月へと溺れる狂走となるか、あるいは――。

【天河ザクロとオニキスの外見相違】
骨や牙に加え、オニキスの方が若干やせており顔付きも線が細くすっきりとしている。言動合わせた雰囲気が全く異なる為、既知の方は気付いても気付かなくてもお好きに。

※既知歓迎。良識の範囲内であれば大体平気です。駄目そうなときは連絡飛ばします。
※基本置きレス中心になります。ゆっくりまったりいきましょう。


○special thanks
天河ザクロのアイコン及びプロフ絵ははくゆ氏より頂きました。改めて感謝を。PTMのアイコン26~28は其々の権利者様。29はちびドットアイコンジェネレータ様よりお借りしています。

//

サブキャラクター

「壁に耳あり障子に目あり!どうも~演劇部のシズハちゃんで~す!……あ、なんかそういう空気じゃないっぽい……ごめんなさい、お邪魔しました……」

【名前】燕条(えんじょう)シズハ
【容姿】
身長163cm。
長く伸ばした黒髪を肩の下あたりで二つ結びにして前に流している。萌え袖。
基本的ににこにこしているため分かりづらいが三白眼気味。
【その他】
熾盛天晴学園3年生。演劇部。高校入学と同時に生まれ故郷のイバラシティへと戻ってきた。両親は既に亡くなっており一人暮らし。
いつもにこにこしており人当たりもノりもいい。三白眼気味で目付きがあまりよくない為に真剣な表情をするとコワイとたまに言われるのを気にしており、笑顔を心掛けている。女子なので。噂や不思議の類に敏感。女子なので。
演劇活動の評判はそれなり。大体何でもそつなくこなす為に他の部員には合わない役柄が回ってきがちである。成績は上位10~15%程度といったところで良好。自活しているためアルバイト三昧の日々を送っており、あまりフリーの時間は多くない。

異能《掌中電灯(インスタント・ライト)》
掌に小さなオレンジ色の光の塊を浮かべて辺りを照らす。夜道でも足元が安心なくらいの光量。

──上にも下にも目立ちすぎず、不自然に思われない程度の個性を持って社会規範に収まっていればそれでいい。
普段の彼女はその様な考えの元に作り上げられた『どこにでもいる現代の女子高生』というキャラクターである。公表されている異能は幼少時から偽装し続けた片鱗にすぎない。

⇒異能≪一射絶命≫
20 / 30
27 PS
チナミ区
N-6
行動順3【強襲】AT↑
4500
325







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4守りの石防具30活力10
5ガーネットリング装飾30幸運10
6不思議な食材食材10[効果1]器用10(LV5)[効果2]敏捷10(LV10)[効果3]耐疫10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]器用10(LV5)[効果2]敏捷10(LV10)[効果3]耐疫10(LV15)
8パンの耳食材10[効果1]体力10(LV10)[効果2]幸運10(LV20)[効果3]活力10(LV30)
9ねばねば素材10[武器]衰弱10(LV25)[防具]強靭10(LV20)[装飾]耐狂10(LV20)
10不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
魔術5破壊/詠唱/火
自然20植物/鉱物/地
装飾25装飾作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5050敵:攻撃
ピンポイント5050敵:痛撃
クイック5050敵:3連撃
ブラスト5050敵全:攻撃
ヒール5050味傷:HP増
ドレイン5050敵:攻撃&味傷:HP増
ペネトレイト5050敵貫:痛撃
スイープ5050敵列:攻撃
ティンダー5050敵:火撃&炎上
ストーンブラスト5050敵:地撃&朦朧
レッドアゲート52100味傷:MSP増+名前に「力」を含む付加効果1つを復活に変化
ブルーム50120敵全:地撃&魅了・束縛
グランドクラッシャー50160敵列:地撃

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
猛攻550【戦闘開始時】自:AT・DX増
堅守550【戦闘開始時】自:DF・AG増
攻勢550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
守勢550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
献身550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
太陽550【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
隠者550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
地の祝福550【戦闘開始時】自:自然LVが高いほど地特性・耐性増
魔晶作製500【常時】生産行動『装備作製』で装飾「魔晶」を選択できる。魔晶は効果3に充填LVが付加される。
最大EP[20]




被研究カード名/スキルEPSP説明
希望のアイドル
(ヒール)
050味傷:HP増
****
(ヒール)
050味傷:HP増





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 3 ]ディム[ 3 ]イグニス



PL / Iris