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<< 1:00>> 3:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




 警告灯の輝きがそうさせるのよりも、部屋は赤く染まっていた。
 銃声や衝撃音が、サイレンに混じって聞こえる。事態の始まりから五分ほど経ったが、ロシュたちは何もできていないらしい。
 そんな中で、実は昭がせっせと身体を曲げたり、振るったりしているのを見た。
「昭、何を……」
「準備運動だ。デビアンスの化け物が今に来るんなら、ブッ殺さなきゃ」
 軽く跳ね、空気に向かってジャブを放つ昭。
「いくらあんたでも、身体一つで戦える相手じゃないわよ」
 美香が、自分の分のケーキの残りをとりあえず食べながら言う。
「諦めてんのか?」
「違う。バカ騒ぎしてないだけ」
「……ンだよそりゃ、オレがバカみたいじゃ」
「事実じゃ―――」
 
 その時四人は、揃って弱い吐き気を覚えた。
 時計の針の音に、違和感があった。一秒、また一秒……その周期が、肉体を置き去りにしようとしているように思える。あるいは自分たちの方が時間を取り残しているのかもしれない、とも考える。どちらかはわからない。
 脳がどうにか順応しようとするよりも早く、次の異変が訪れた。

「わァッ」
 実が小さな悲鳴をあげた先に、それはあった。
 炭のような塊が壁に浮かび上がっている。一見して人の頭のようにも見えるそれは、少しの間をおき、カバのように大きく口を開いた。
 中に、千切れた人間の腕が一本、引っかかっている。
「うッ、ウソ……!?」
 飛びのく美香を追うかのように、口を半開きにしたまま、塊が壁を抜け出てくる―――身体がついている。ムカデのようだが、いくつもついている脚は人間のものだ。しかも一つ一つ細かな特徴が異なる。長さも太さも少しずつ違うそれらが、まったく支障なく連携して動いているのだ。
 あの腕がロシュかカールか、為知のものかと確かめられようはずもない。
「逃げろッ!」
 実が叫ぶより少し早く、全員が部屋のドアに駆けだす。
 こんなことも決して初めてではないのだ。

☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆

 ―――83B6号室、83B7号室、83B8……
 やはり赤々と変化している環状の通路を、四人は全速力で走っていく。
 向かう先は、為知の言っていた『ハチバン倉庫』であり、そこに何があるのかは一穂たちも知っていた。ロシュたちが志半ばで力尽きてしまったのなら、彼らが代わりに辿りつかなくてはならなかった。 
 途中いくつか、屍を飛び越えた。そのうちの九割くらいは黒いアーマーに身を包んだもので、その上から引き裂かれたり、首をへし折られたり引きちぎられたりして冷たくなっていた。
「誰も頼りにならないか」
 と、実。応じるものはいない。わかりきっている。同じような恰好で生きている人間は、まだ見かけない。アーマーを着ていない死体にだけ、軽く注目しながら進む。

 ―――83B13号室、83B14号室、83B1……

「おし一周した。倉庫ってこの曲がり角の先だよな?」
「ええ。行けりゃいいけど」
 美香が角に身を潜め、その先を見やる……が、通路は急に暗くなっていて、見えない。非常灯でもついていそうなものだが、それもない。
「……その、物理的にお先真っ暗にしちゃうようなデビアンスって、なかったっけ?」
「なんだそりゃ」
 昭も美香の後ろから顔を出し、それを把握する。
「懐中電灯とか持ってきてねえのか」
「あの剣幕でなんか持ってこれるわけ……」
「ッ! みんな! 後ろ!」
 実が、叫ぶ。
 湾曲した壁と天井が炭色に染まり、隆起している。黒々とした脚と頭が抜け出て、服の切れ端らしきものがいくらか床に落ちた。
「追いつかれたかよォ……!?」
 昭は環状の通路の先を見てみたが、そこにも見る見るうちにあの怪物の一部が現れてきており、逃げ場がない。
 脚どころか、頭すらも二つ三つと用意して、怪物は四人を包囲する。
「くッ……!」
 美香も、昭も、実も、じりじりと後退していく。一穂を中心にして。
 怪物の脚の一本が、鋭くそこに伸びる。

 ―――ジュウーッ!
 この一瞬、ただその音だけが、一穂をのぞく三人にとって、確かなものだった。

 気づけば床に倒れ伏していた実は、頭を上げ、怪物が急にその身の全てを露わにしているのを見た。
 黒く長い、人間のパーツを盗んでできた大ムカデは、曲がり角の先へと進み―――あの得体の知れない闇を背にした宮田一穂に狙いをつけている。
「一穂ッ……!」
 昭の声がしたけれど、それは何一つ状況を変えない。怪物の頭が一穂を目がけ、蛇のように素早く、飛ぶようにのびた。
 一穂は、最小限の反応で敵を出迎えた。その場で小さく回転しながら、左の人差し指で怪物に触れる―――黒い煙があがった―――まるでいなされた猛牛のように、怪物は暗闇の中へ飛び込んでいく。
 直後、闇そのものが急激にうごめいた。怪物を目がけ、収縮していく……闇は何か、小さな生き物の集まりでできていたらしい。テリトリーを侵された蜂を思わせる動きがそこにはあった。
 墨色の怪物と、生きた闇が通路の奥へと去り、見えなくなった。
「行きましょう」
 静止したままの皆の方を振り返り、一穂が言う。その左手は焼けただれていた。







ENo.388 皆藤千穂 とのやりとり

チホ
「……?
【次元タクシーから降り立ち、暫く歩いていると貴方を見つける。】」

チホ
「ねーね、キミ一人?危ないって、こんなトコ一人で居ちゃ。
…そだ。ウチ、皆藤千穂って言うんだけど一緒に行かない?これからソラコーの友達と合流する予定だし、人数は多い方がいいかなって。
キミさえ良ければ、だけど。」


ENo.1039 ステファン"E"ミュンヒハウゼン とのやりとり

あなたの耳にノイズが入る。送り主はわからず、姿も映らない。
ノイズは急速に一定の旋律を象り、やがて音楽となった。
……あなたの心を癒やし慰めるように、「オールド・ラング・サイン」が流れている。
曲が終わると、音はぷつりと途切れた。






一穂
「宮田一穂です。
異なる世界からイバラシティにやってきた者ですが、それ自体はさほど問題にはならないでしょう」
一穂
「どうかよろしくお願いいたします」

結乃
「――千穂ちゃん! 無事に会えてよかったぁ~。」
集った四人の中で、唯一知り合いのクラスメイトに駆け寄る。
それから、残りの二人の顔を見回す。
結乃
「一人は、ソラコー生~。もう一人は~……?」
結乃
「うん~。まずは自己紹介から、だよねえ~。
 私はソラコー二年生の、岬結乃、っていいます~。」
結乃
「こんな状況だからこそ、力を合わせて~。がんばろ~。
 よろしくだよ~。」

チホ
「みさきち!よかったー無事で!」
…っと、そういえばキミの名前は…ふーん。うん、よろしくぅ宮田っち!
ウチ、皆藤千穂。みさきちと同じクラス!
恋文先輩、さっきはありがとうございます。…絶対皆で生きて帰りましょう。

恋文
「うんうん、みんなよろしくねー
 私はソラコー3年の恋文慕と言います
 呼び方は各自にお任せするよ~」
恋文
「おぉー。別世界から?
 こういうの慣れっこだったりするー?」
恋文
「岬ちゃんだね!よろしくねっ!
 ふふっ、岬ちゃんは良い子ですねっ!
 お姉さんにどーんっと任せておいてっ!」
恋文
「ちっほちゃーん!
 怪我の具合はだいじょぶぽい?
 これから一緒によろしくね♪」
恋文
「おぉっと? 周りの人達とあんまし離れないようにいきましょーか
 もしはぐれたらすぐCross+Roseで連絡してね
 お姉さんが迎えに行くまで動いたらダメですよ~?」
恋文
「いっくよー!しゅっぱぁーつ!」















(仮PT名)
ENo.8
宮田一穂
ENo.233
岬 結乃
ENo.388
皆藤千穂
ENo.400
恋文 慕
ハザマに生きるもの
歩行雑草A
歩行石壁
ピクシー
歩行雑草B








一穂(8)花びら を入手!
結乃(233) を入手!
チホ(388)花びら を入手!
恋文(400)美味しい草 を入手!
チホ(388)美味しい草 を入手!
恋文(400)美味しい草 を入手!
チホ(388)不思議な石 を入手!
結乃(233)不思議な雫 を入手!

▼エイド化候補基本行動にてエイド化可能)
一穂(8) のもとに 歩行雑草 がスキップしながら近づいてきます。






魔術LV3 UP!(LV15⇒18、-3CP)
防具LV3 UP!(LV20⇒23、-3CP)

結乃(233) の持つ ItemNo.4 不思議な牙 から防具『相良伊橋高校制服(ちょっと丈夫)』を作製しました!
チホ(388) の持つ ItemNo.5 不思議な石 から防具『相良伊橋高校の制服(防刃)』を作製しました!

イレイザー を研究しました!(深度0⇒1
パワフルヒール を研究しました!(深度0⇒1
ファイアダンス を研究しました!(深度0⇒1





チナミ区 I-7(草原)に移動!(体調25⇒24
チナミ区 I-8(草原)に移動!(体調24⇒23
チナミ区 I-9(沼地)に移動!(体調23⇒22
チナミ区 I-10(道路)に移動!(体調22⇒21
チナミ区 I-11(道路)に移動!(体調21⇒20













―― ハザマ時間が紡がれる。



ノウレット
「おっくれまして―――ッ!!」



ノウレット
ショートの金髪に橙色の瞳の少女。
ボクシンググローブを付け、カンガルー風の仮装をしている。やたらと動き、やたらと騒ぐ。



チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。




「おやおや・・・、・・・おやおや。これはこれは。
 ・・・いかにも面倒そうな。」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



ノウレット
「はぁい!初めまして初めましてノウレットって言いまぁす!!
 ここCrossRoseの管・・・妖精ですよぉっ!!皆さんよろしくおねがいしまぁーっす!!」

「ほほぉー・・・CrossRoseに管理者がいたんですか。これはこれは、いつもご苦労さまです。」
ノウレット
「はぁい!ありがとーございま―――っす!!」



元気よく両手両足を伸ばし空間を飛びまわる!




「・・・・・。先ほど次元タクシーのドライバーさんにもお会いしましたが、
 貴方も彼らと同様、ハザマの機能の一部であり、中立ということですよね?」
ノウレット
「機能なんて言わないでください!妖精です!!妖精なんです!!」

「・・・・・。妖精さんは中立なんですね?」
ノウレット
「はぁいモチロンです!私がどっちかに加勢したら圧勝ですよぉ!圧勝!!」



シュシュシュ!っと、シャドーボクシング。



ノウレット
「――ぁ、そうだ。そういえば告知があって出演したんですよぉ!!」

「告知・・・・・ですか?」
ノウレット
「はぁい!ここCrossRoseを舞台に、大大大大闘技大会をするのですっ!!
 両陣営入り乱れてのハチャメチャトーナメントバトルですよぉ!!」

「闘技大会・・・・・ハザマで常に戦っているのに、ですか?」
ノウレット
「はぁい!たまには娯楽もないと疲れちゃいますのでッ!!」

「・・・・・常に戦っているのに闘技大会、ですか?」
ノウレット
「はぁい!!」

「・・・・・」
ノウレット
「・・・え、なんかダメです?」

「・・・いえいえ!個人的な意見はありますが、個人的な意見ですので。」



ノウレット
「あ!でもすぐじゃなくてですね!!まだ準備中なんです!!
 賞品とかも考えなきゃいけませんしぃ!!」
ノウレット
「それでは!おったのしみにぃ――ッ!!!!」




「・・・はぁい。」



チャットが閉じられる――














(仮PT名)
ENo.8
宮田一穂
ENo.233
岬 結乃
ENo.388
皆藤千穂
ENo.400
恋文 慕
ハザマに生きるもの
大黒猫
ヤンキー
歩行石壁
大黒猫




555 312



2nd
大黒猫


3rd
大黒猫




6th
ヤンキー


7th
歩行石壁


















(仮PT名)
ENo.8
宮田一穂
ENo.233
岬 結乃
ENo.388
皆藤千穂
ENo.400
恋文 慕
べとれいやー
ENo.79
ニアク・セイン=アーデ
ENo.1355
ヘイゼル・ブラックカラント
ENo.1457
モドラヘレク・ダンヘンリー
ENo.1495
鹿瀬 満月




332 156















ENo.8
宮田一穂
【留意事項】
後述する異能の特性により、「当PCが知覚した事象/感覚刺激」についてゲーム内の別な場面で活用させて頂く可能性があります。
活用を控えてほしい場合につきましてはご一報いただければ幸いです。

【人物】
14歳の少年。
154cm/41kg。
ニット帽がトレードマーク。

自我が薄く、刺激に対する反応もどこか鈍い。
生活環境へのこだわりもほぼ無いに等しい。

【異能】
自らの記憶を、生物/無生物に焼き付ける異能を持つ。
生物に焼き付ければ、相手はその記憶を自らのものであったかのように受け取る。無生物に焼き付ければひとりでに動き出し、その物の機能の範囲で記憶の内容を再現しようとする。また、ごく短い時間ではあるが触れた生物に記憶を伝染させる性質を得る。

異能を行使した後は元の記憶が消耗し、ぼやけてしまう。ものにもよるが基本的に一回きり、長持ちしても数回程度の焼き付けにしか耐えない。
また、生物への焼きつけは相手に強い精神的負担を与える為、乱用は不可。

異能とは別に驚異的な記憶力を持ち、音声、映像、文章、数字、その他あらゆる物事を完璧に覚えることができる。
反面、先述の異能を行使した場合を除き、何かを忘れることができない。

【経歴】
元々はイバラシティの住人ではなく、他の世界にいた。
そこでは『WSO』と呼ばれる組織の一員として育てられていたらしい。訓練の成果か、銃火器や応急処置用の医療器具をある程度扱うことができる。
20 / 30
79 PS
チナミ区
I-11
行動順4【特攻】AT・DX↑
4300
315







Noアイテム名種類強さ効果等
1不思議な武器武器10[効果1]- [効果2]- [効果3]-【射程1】
2不思議な防具防具10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
3不思議な装飾装飾10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
4不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]器用10(LV5)
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
8花びら素材10[武器]地纏10(LV25)[防具]回復10(LV10)[装飾]祝福10(LV20)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
魔術18破壊/詠唱/火
使役5エイド/援護
防具23防具作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
練1ティンダー5040敵:火撃&炎上
練1ラッシュ5060味全:連続増
レッドゾーン5080敵:火撃&火耐性減
ファイアボール50180敵全:火撃

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増





被研究カード名/スキルEPSP説明
RECOVERY
(ヒール)
020味傷:HP増




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]ファイアダンス[ 1 ]イレイザー[ 1 ]パワフルヒール



PL / 切り株