ヒュウガ アキト ミコシバ サラ
日向照史 御子柴桜空
身長:178cm 身長:169cm
体重:81kg 体重:58kg
イバラシティのとある喫茶店二階 居住スペースに住む二人の青年。
それぞれが高校、中学入学するほんの少し前に街に流れ着いた。
喫茶店の居住スペースに住まわせてもらう代わりに、日向が喫茶店で働く契約となっている。
この街に来る前は、「あまり人には言えない仕事をしていた」とのことだが……?
*日向照史 20歳
飄々としていて掴み所がなく、人が集まる何かが起これば必ず何処かにいる、お節介で世話焼きな男。昔はもっと堅苦しかったとは本人の談。
タバコと酒とナンパを好み、御世辞にも節操があるとは言えないが、歳下相手にはそれらの嗜好をひた隠しにする良識も持ち合わせている。
大学、喫茶店のバイト、同居人が書く小説のアシスタントと、日々忙しい生活を送っているが、その日常を大切に想っているようだ。
*日迎鬼
茨木童子の力を身に宿した、鬼の端くれ。
刀を左腕に納めている、隻腕隻眼の者。
異能:【おいしくなあれ(ビー・デリシャス)】
自身が鍋と認識した容れ物に何らかの働きをかけると、内容物が全てコンソメスープと化す異能。
異能干渉を遮断するものでなければ、例えどんなものであろうともスープに変えられる。食費を削れ遭難にも強いのでさりげなく便利。
*御子柴桜空 17歳
温厚で、滅多に人に対して悪感情を抱くことのない、優しげな雰囲気を漂わせる青年。
高校生活と小説家業を両立しており、学校でも原稿用紙を広げて何やら書き物をする姿がよく見られる。
ちなみに、代表作ともされるのが「“わたし”は名探偵」という推理小説。在学中にそれなりの賞を受賞した初作品でもあり、校内でそのことを知っている生徒も(恐らく)少なくはない。
*桜の鵼子鳥
鵺の力を身に宿した、トラツグミの怪。
自分が鵺を騙るトラツグミなのか、トラツグミを騙る鵺なのか、
自分でももう忘れてしまった。
異能:【乞い文(プリーズ)】
誰かのフルネーム、住所、もしくは座標が書かれたものを、その場所にまで動物に運んでもらえる異能。
あとから記入したものでもよく、文字として成立するなら刺繍でも構わない。動物たちの配達には、遅配も重量制限もない。
実は、この説明は彼の異能のほんの一部でしかないのだが。
サブの方々
トキフミ ワタリ
*時文 渡 20歳 性別不確定 159cm
「わたしは名探偵」の主人公。そのため、読者ならばその外見が挿絵そのままであることに驚くかもしれない。
この街にはどうやら依頼を受けてやってきたらしい。
異能:【“わたし”の視点(アイオブミー)】
メタフィクション小説の登場人物という出自から得た、視点を操作できる異能。
現時点での使用例:
・読者の視点
『人や物体を問わず、対象の無意識(イド)と自我(エゴ)を文章化して読み取る』
※言わば、作者=PLの地の文として読ませたい部分だけを読み取る読心能力
・第三者の視点
『自分を中心とした範囲を、視力が許す限り俯瞰視点で観測する』
何らかを対象とする時は、精神力で抵抗することは可能とは言え、その能力の活用方法は多岐に渡る。
オオガミ アラタ
*大上 新 17歳 男性 176cm
犬の尻尾を腰から生やした、相良伊橋2-3所属の学生さん。
かなり大きい尻尾なので狼に見えたりするかもしれない。
「俺はオオカミじゃなくてオオガミだ……」
どこかダウナーな雰囲気を漂わせていて、面倒くさがり。
以前いた学校で少しだけ心の殻に閉じこもってるだけで、
根っこは健全な、普通の男子高校生。
異能:【夢味心地(スタッフドゥ)】
ある条件を満たすと、身体の一部を対応した生物の物に置き換えたり、生やしたりすることができる。
腰から生やしている尻尾はそれ由来のもの。尻尾の維持に力を入れているため、新たに異形化しても長く留めさせておくことはできない。
情報開示[尻尾の由来]
彼がいつも腰から生やしている尻尾は、大昔に飼っていた愛犬から写しとったもの。死んだものに対しては異能の行使条件を満たすことができないようで、幼い頃から今までずっと生やし続けている。
○以下はイベントPC的な方々。
ホダカ マルミ
*穂高 丸見 23歳 性別不詳
目隠しが特徴的なフリーターさん。コンビニや喫茶店など、いろんなところでバイトをしている。
好きなものはファッション雑誌に写真。撮るのは苦手らしいが。
異能:【透系(シースルー・ファッション)】
相手がファッションと定義して着ている、身につけているものをなんでも透かしてしまう異能。このせいで彼、あるいは彼女は生まれた頃からずっと裸であることが普通だと思っていた。
正しい世界を写真などの媒体でしか知らないため、“あるべき世界”を見るための異能の制御が全くできない。目隠しは、誰かのプライバシーを侵さないために自分からつけた。
全く見えないわけではなく、生活に問題ないくらいの視認性はちゃんと設けられているとか。
カンナ キリサキ
*蘭蕉 霧咲 25歳 女性
ソラコー美術教員実習生の女のひと。もといた街では美容室で働いていたが、相良伊橋にどうしても入る必要があったらしい。つまり、荊街外部の人間。
どうやら、ある人物を探しているらしい。
異能:【???(イノセンス)】
ーーーー情報未開示ーーーー
カエデヤマ アサヒ
*楓山 旭 16歳 男性
ソラコー新入生として入学するつもりだったが、交通事故によって入院。つい最近、学業へ復帰するために保健室登校制度を利用し始めた青年。
非行を許さない善良な心の持ち主ではあるが、言葉より先に手が出てしまいがち。自覚をしているようで教室で色々な人々と交流するのに尻込みしている。
・学校の外で彼を見かける者はいない。
異能:情報未開示
キリナツ タクミ
*桐奈津 工 15歳 男性
謎の少年。家族も住処もなし。それだけだ。
異能:【墜とし処(ホール・ファーレンホール)】
それは、何かを落とす異能。
誰かが“困っている”状況下のみ、落とし所を見つけるために行使ができ、その困っている人々が多ければ多いほど、そして深刻であればあるほど、扱える規模はどんどん大きくなっていく。
例
・身を落とす:空中にいる、
自分を含めた一つの対象を即座に地面に落とす。
・目を落とす:視線を無理矢理真下に落とし、向けさせる。
・目蓋を落とす:目蓋をそのまま落とし、視界を奪う。
・速度を落とす:そのまま、単純に全ての行動の速度を落とさせる。
アイコン14番は山下和真オリジンさんより頂きました。