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<< 4:00>> 6:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [戦闘:エイド1]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




 昭と美香を先頭に、実を後ろに、中心に一穂を据えて長い通路を駆け抜ける。
 ここからは、どれだけ疲れても休息など取らないつもりでいた。もはやいつ皆殺しにされてもおかしくない状態なのだから。
 四人は幸いにして異常なものを見ることなく走り続けたが、分厚いシャッターに行く手を阻まれた。
「この先? DE-109って……」
「はい」
 即答する一穂。
 施設のセキュリティが死んでいるのは、デビアンス扱いの自分たちがここまで来れている時点で明らかだ。なのに中途半端にここだけ閉まっているのが、残りの三人にとっては憎らしかった。
「で、どうすりゃ開くのかしら」
「指紋、網膜、声紋、メモリーの四段チェックを―――」
「はァ、要するに生きてるヤツを探せってことかよ」
 一穂の淡々とした説明を昭が遮る。
「ここまで誰一人立ってなかったンだぜ。居るのか……」
「居ます」
 くる、と昭の方を向いて言う一穂。彼の目はいつも冷たい。冷酷というよりは、何も含んでいないかのように。
「僕を使って入れます」

☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆

 シャッターの先は巨大な円筒で、そこには長い螺旋階段が設けられていた。
 壁についた小さなライトだけが、四人を照らす。手すりに右手をかけ、リズムが微妙にあわない足音を立てながら、ここまで来たのよりはゆっくりと進む。
「DE-109はこの下なんだよな。ここまで降りてきて、まだ行かなきゃならないって……」
「あれはかつて、情報を求め、無差別に周囲の生物を取り込もうとしました。合計二十一名の人員が犠牲になる事態を引き起こした末、凍結させることで一時的に活動を停止させ、この下に封じ込めたのです」
「情報、生物……ね」
 ふと、美香の頭に、先ほど一穂から聞いた話がよぎる。
「一穂、DE-109の中にいたって言ってたわよね。あんた、ひょっとして……そいつのエサ係だった、てコト……?」
「適切な表現です。『エサ係』と呼ばれる役職ではありませんでしたが」

☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆

 DE-216……本名、宮田一穂。
 その異常性は、自らの記憶を『焼き付ける』能力にある。生物に対して行えばその記憶をあたかも初めから自分が経験したことであるかのように感じ、無生物に力を行使すればそれは他者に記憶を伝染させるようになる。
 だが一方で、彼ははじめから、デビアンス―――現代科学の上でありえない存在として扱われていたわけではなかった。

 彼には生まれつきこの世界が地獄に見えていたのだろう、と、一穂を担当した医師は言った。
 一穂には極度の感覚過敏性があり、しかもそれは神経のバランスの異常だけでなく、記憶能力によるものでもあった。一穂の脳は受け取ったあらゆる情報を記憶し、一切忘れることができないようにできていた。それは例えるなら、口を開いた状態で固定させられて、食べ物と称して調味料を直接突っ込まれているようなものだった。心を動かす刺激の全てが彼にとっては害だったのだ。苦しみや痛みのみならず、喜びすらも。
 強いストレスゆえか身体機能にも異常が出てきており、どのみち長くは生きられないものと思われていた。ならばいっそのこと、『その通りにしてしまおう』と、親二人は思ったらしい。
 けれど死んだのは彼らの方だった。車でホームセンターに行く途中、未だ野放しにされていた怪異の攻撃に巻き込まれたのだ。
 生き延びた一穂は保護され、今彼らのいる地下施設の主……WSO (World Standardizing Organization)の下で養育されることになった。
 怪異と向き合う者たちの世界に、彼はやってきたのだ。

☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆

「かつて、WSOの方針は今とは異なっていました」
 一穂の目は、ついにその姿を見せたDE-109に向いていた……まだ、モニターの向こうだ。けれどあと二つ扉をくぐれば、同じ部屋に入ることになる。
「あらゆるデビアンスを組み伏せ、解明することこそが至上命題とされていた時代がありました。そのためであればどんな行いも―――自らを、あるいはWSOの中の誰かをデビアンスとすることさえも許される、とされていました」
 話しながら、一穂はモニターの下のコントロールパネルを操作する。なにもかもわかっているらしく、手つきには迷いがない。
「WSOに入ってから、僕は真っ白で刺激のない部屋に、栄養補給用のプラグに繋がれて生かされていました。今にして思えば、恐らく僕に利用価値を感じたからそうしたのでしょう。僕の神経の異常は既存の科学で説明できるものであったため、当時の僕はまだデビアンスですらありませんでした」
 美香も昭も実も、何もせず聞き入っていた。一穂の身体のことは聞かされていても、過去まではまだ知らなかったのだ。
「僕は完全に制御された環境の中にありましたが、ある日違和感を感じました。何かが、僕に対して引力を働かせているのがわかったのです。直後にエージェントが入り、僕に麻酔を打ち込みました。後で知ったことですが、この時DE-109が脱走し、僕のいた部屋のそばを通過していたのです」
「ディ、DE-109が、あなたを求めたってこと……?」
「その通りです。今も、これは僕を呼んでいます。ここまで近づいたらわかるのです」
 コントロールパネルから手を話し、モニターを指さしながら一穂は言った。
 横の扉―――DE-109を収容する部屋に続く入り口が開いていた。






一穂
「棒人間のようなデビ……生物ですね。
見た目と危険性は比例しません。油断せず攻撃しましょう」

結乃
「ほえぇ~…。アンジニティにも、いろんな人がいるんですねぇ。
 慕先輩。教えてくれて、ありがとーございます。」
結乃
「会いたい人がいないわけじゃないけど~。今は、いいです。
 ……それよりも、ほら~。もう少しで、ベースキャンプに戻れそうですね~。」

チホ
「…あのタクシーもけっこー謎だよね。乗り物自体もそうだけど、運転してる人もさ。」

恋文
「タクシーでビューンとツクナミ区まで行けたら楽なのにねっ
 運転手さんにお願いしてなんとかならないかなー?」
恋文
「あ、そうだっ!
 可愛い千穂ちゃんと結乃ちゃんが可愛くお願いしたら、
 案外なんとかなっちゃったりしないかなっ!?
 どうかなっ?どうかなっ?」
恋文
「そいえばさっき、魔術で少しなら跳べるからぴょーんと試してみたんだけど、
 途中に変な生物がいっぱい居て、ちょっと無理そうな感じなんだよー」
恋文
「これもゲーム的な制約?なのかもしれないねぇ?
 歩いて進む分には問題なさそうだから、
 ちゃんと正しい順路で進んでねってことなのかも」
恋文
「んー、ここまではタクシーで来れるみたいだし、一度みんなの所に戻ってみる?
 東に行った人がどんな感じだったかも聞いておきたいんだよねー」















【問】“i”までの距離を求めよ
ENo.8
一穂
ENo.233
結乃
ENo.388
チホ
ENo.400
恋文
ハザマに生きるもの
こぐまA
大黒猫
ぞう
こぐまB
















【問】“i”までの距離を求めよ
ENo.8
一穂
ENo.233
結乃
ENo.388
チホ
ENo.400
恋文
おきつねさま珍道中
ENo.33
六華
ENo.433
氷狐
ENo.444
グラス
ENo.802
外郎
















チナミ区 H-15:釣り堀


【問】“i”までの距離を求めよ
ENo.8
一穂
ENo.233
結乃
ENo.388
チホ
ENo.400
恋文
立ちはだかるもの
マイケル
マイケル弐式
マイケル参式







チナミ区 H-15:釣り堀



マイケル
「上出来ですね。それでは、どうぞどうぞ。」


チェックポイントから天に向け、赤色の光柱が立つ。

次元タクシーで行けるようになったようだ。






一穂(8) を入手!
結乃(233)古雑誌 を入手!
チホ(388) を入手!
恋文(400) を入手!
一穂(8)剛毛 を入手!
恋文(400) を入手!
一穂(8) を入手!
結乃(233) を入手!
恋文(400)何か柔らかい物体 を入手!
結乃(233)何か柔らかい物体 を入手!
チホ(388)何か柔らかい物体 を入手!






魔術LV3 UP!(LV24⇒27、-3CP)
防具LV3 UP!(LV29⇒32、-3CP)

恋文(400) の持つ ItemNo.11 ド根性雑草 から防具『ナグトイェブ』を作製しました!
井塚(1029) の持つ ItemNo.3 ド根性雑草 から防具『実体明示宣言』を作製しました!

カナヤ(439) とカードを交換しました!

スウィート・クッキング・パワー (アクアスピット)


ファイアダンス を研究しました!(深度2⇒3
イレイザー を研究しました!(深度2⇒3
パワフルヒール を研究しました!(深度1⇒2





チナミ区 D-2(ベースキャンプ)に戻りました!
体調が全回復しました!

チナミ区 H-15:釣り堀』へ採集に向かうことにしました!
   - 一穂(8) の選択は チナミ区 H-15:釣り堀
   - 結乃(233) の選択は チナミ区 H-15:釣り堀
   - チホ(388) の選択は チナミ区 H-15:釣り堀
   - 恋文(400) の選択は チナミ区 H-15:釣り堀

MISSION!!
チナミ区 P-3:瓦礫の山 を選択!
   - 一穂(8) の選択は チナミ区 P-3:瓦礫の山
   - 結乃(233) の選択は チナミ区 P-3:瓦礫の山
   - チホ(388) の選択は チナミ区 P-3:瓦礫の山
   - 恋文(400) の選択は チナミ区 P-3:瓦礫の山













―― ハザマ時間が紡がれる。



ドライバーさん
「・・・・・ふー。」



ドライバーさん
次元タクシーの運転手。
イメージされる「タクシー運転手」を合わせて整えたような容姿。



時計台の前でタバコをふかす、ドライバーさん。



ドライバーさん
「・・・・・。」



時計台をぼーっと見上げる。



ドライバーさん
「・・・・・。」



自分の腕時計を確認する。



ドライバーさん
「・・・・・。」



・・・とても嫌そうな表情になる。







ドライバーさん
「・・・・・狂ってんじゃねーか。」



ドライバーさん
「早出手当は出・・・ ・・・ねぇよなぁ。あー・・・・・
 ・・・・・面倒だが、社長に報告かね。あー、めんでぇー・・・」














【問】“i”までの距離を求めよ
ENo.8
一穂
ENo.233
結乃
ENo.388
チホ
ENo.400
恋文
ハザマに生きるもの
歩行軍手
歩行軍手
ダンデライオン
歩行軍手




315 145



2nd
ダンデライオン





6th
歩行軍手


7th
歩行軍手


8th
歩行軍手

















株式会社オークランド
ENo.1203
玲奈
ENo.1242
アリエス
ENo.1531
オーク社長
ENo.1532
ハヤテ
【問】“i”までの距離を求めよ
ENo.8
一穂
ENo.233
結乃
ENo.388
チホ
ENo.400
恋文




354 422

















チナミ区 P-3

瓦礫の山




マイケル
「あ、来ましたかー。チェックポイントはこちらですよー。」


瓦礫の山の上に立つ、棒のような何かが呼んでいる。

マイケル
陽気な棒形人工生命体。
マイケル以外にもいろんな種類があるんだZE☆




マイケル
「遠方までご苦労さまです、私はマイケルです。
 お疲れでしょう。とりあえずお茶でも。」


チーン!という音と共に頭から湯呑茶碗が現れ、それを手渡す。

 

 

 


マイケル
「……少しは休めましたか?」


マイケル
「それではさっさとおっ始めましょう。」


地面からマイケルと同じようなものがボコッと現れる。


マイケル
「私達に勝利できればこのチェックポイントを利用できるようになります。
 何人で来ようと手加減はしませんからねぇー!!」












【問】“i”までの距離を求めよ
ENo.8
一穂
ENo.233
結乃
ENo.388
チホ
ENo.400
恋文
立ちはだかるもの
マイケル
マイケル弐式
マイケル参式




553 344



2nd
マイケル参式




5th
マイケル弐式


6th
マイケル








ENo.8
宮田一穂
【留意事項】
後述する異能の特性により、「当PCが知覚した事象/感覚刺激」についてゲーム内の別な場面で活用させて頂く可能性があります。
活用を控えてほしい場合につきましてはご一報いただければ幸いです。

【人物】
14歳の少年。
154cm/41kg。
ニット帽がトレードマーク。

自我が薄く、刺激に対する反応もどこか鈍い。
生活環境へのこだわりもほぼ無いに等しい。

【異能】
自らの記憶を、生物/無生物に焼き付ける異能を持つ。
生物に焼き付ければ、相手はその記憶を自らのものであったかのように受け取る。無生物に焼き付ければひとりでに動き出し、その物の機能の範囲で記憶の内容を再現しようとする。また、ごく短い時間ではあるが触れた生物に記憶を伝染させる性質を得る。

異能を行使した後は元の記憶が消耗し、ぼやけてしまう。ものにもよるが基本的に一回きり、長持ちしても数回程度の焼き付けにしか耐えない。
また、生物への焼きつけは相手に強い精神的負担を与える為、乱用は不可。

異能とは別に驚異的な記憶力を持ち、音声、映像、文章、数字、その他あらゆる物事を完璧に覚えることができる。
反面、先述の異能を行使した場合を除き、何かを忘れることができない。

【経歴】
元々はイバラシティの住人ではなく、他の世界にいた。
そこでは『WSO』と呼ばれる組織の一員として育てられていたらしい。訓練の成果か、銃火器や応急処置用の医療器具をある程度扱うことができる。
30 / 30
358 PS
チナミ区
D-2
行動順4【特攻】AT・DX↑
5200
360







No.1 歩行雑草 (種族:歩行雑草)
要求SP673
MHP3427MSP306
効果攻撃10 防御10




Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材・消耗の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4防弾ジャケット防具36防御10
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
8花びら素材10[武器]地纏10(LV25)[防具]回復10(LV10)[装飾]祝福10(LV20)
9対人用焼きゴテ武器36炎上10【射程1】
10ド根性雑草素材15[武器]火纏10(LV25)[防具]鎮痛10(LV15)[装飾]復活10(LV15)
11ボロ布素材10[武器]衰弱10(LV20)[防具]体力10(LV5)[装飾]防御10(LV15)
12ボロ布素材10[武器]衰弱10(LV20)[防具]体力10(LV5)[装飾]防御10(LV15)
13素材20[武器]風纏10(LV20)[防具]風柳10(LV20)[装飾]敏捷15(LV30)
14剛毛素材10[武器]束縛15(LV30)[防具]加速15(LV30)[装飾]敏捷15(LV20)
15素材15[武器]器用10(LV5)[防具]反撃10(LV15)[装飾]反射10(LV25)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
魔術27破壊/詠唱/火
使役5エイド/援護
防具32防具作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク6020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
ティンダー5040敵:火撃&炎上
ラッシュ6060味全:連続増
レッドゾーン5080敵:火撃&火耐性減
ファイアボール50180敵全:火撃

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃650【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用650【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力650【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛650【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増





被研究カード名/スキルEPSP説明
RECOVERY
(ヒール)
020味傷:HP増
火線
(フレイムブラスター)
0100自:連続減+敵列:火撃&炎上
紅月の六花春ケーキ
(アウトレイジ)
090自:AT・闇特性増
スウィート・クッキング・パワー
(アクアスピット)
2200敵貫2:水痛撃




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]ペネトレイト[ 1 ]アキュラシィ[ 3 ]ファイアダンス
[ 1 ]フレイムブラスター[ 1 ]アトラクト[ 3 ]イレイザー
[ 2 ]パワフルヒール



PL / 切り株