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<< 5:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [戦闘:エイド1]OK. [スキル]OK. 




 DE-109が、濃いピンク色の巨体を四人の前に晒している。
 まさに、人間の子宮だった……もっとも、一穂以外はそんなもの生で見たことはなかったのだが。それが、ありえない大きさで、八角柱状の巨大な部屋の中心にケーブルで吊り下げられ、辛うじて電源が生きていたらしいライトで下から照らされている。
 肉肉しいその物体は全体から蒸気を発し、空間を重苦しくしている。匂いも、耐えがたいほどではないがきつい。口の中が酸っぱくなってくるような感覚があった。
 周囲にはドーナツ状に空中通路が設置されており、DE-109とそこを結ぶ橋もある。ほかの三人が動けずにいる中、一穂はためらいもなくDE-109に歩み寄っていく。
「……ただいま」
 声が届いたDE-109はすぐさま活性化し、貪欲に一穂を求めた。ぶくぶくと細胞が膨れ上がり、不格好な触手のようになって絡みつく。
「一穂!?」
 美香が真っ先にアサルトライフルを構えるが、一穂は制止した。
「撃たないで。僕が意思疎通をします。待機していて下さい」
 その声は穏やかなものだった。
 一穂は徹底的なまでのポーカーフェイスではあるが、真に危機感を抱いた時にはどこかしかに表れるのも三人はよく知っていたのだ。
 不安げな三人の前で、一穂はDE-109に抱き寄せられ、内側に呑まれていく。
「皆のことを伝えてきます」
 その一言を最後に、一穂はもう見えなくなった。

☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆

 原始の海があった。
 深淵から吹き上がる熱水が、一穂の身体を暖める。
 周りに、細長い風船のようなものが浮いていた……産まれたばかりのバクテリアだ。一穂はこれと同じくらいの大きさに縮小されているのだ……いや、それどころかバクテリアと同じ形になっていた。自意識はそのままで。
 後にストロマトライトとなって今もこの世に残る菌たちが光合成を行い、星に酸素をもたらしていく。
 時間のスケールが縮まっているようだった。単細胞から多細胞への変化が、みるみるうちに巻き起こる。
 複雑化したそれらは、もはや喰らいあうしかない。あるものは栄え、あるものは滅びた。自然とは、かくも残酷なものか。
 肉食獣の牙が獲物に食い込む時、一穂は痛みと熱と、血の味とをいっぺんに味わった。
 大地を駆けながらも彼は泳ぎ、飛んでいた。
 大きくあると同時に、小さかった。生きていると同時に、死んでいた。
 何京や何垓では足りぬほどの、世界に存在するあらゆる細胞の感覚が、一穂の自意識に注入されていた。
 到底言語化することなどできないほどの混沌が彼をかき回していた。
 それでも、『宮田一穂』であることをやめられはしない。
「……おそろしいか」
 ふと、女の声がした。重々しく、しかし柔らかい、毛布のような感触の声が。
「やはり、世界はおそろしいと、思ったか。わたしとまぐわい、一つになりたいか。のう、愛しき子よ」
 姿は見えない。しかし、一穂は裸にされて、全身を甘ったるく舐め回されているように感じた。
 が、そこまでされても全く動じないほどに彼の人間性は抑制されていたのである。
「こんなにも心を抑え込んで、かわいそうな子。抑えなど、いつかは効かなくなるというのに」
 そんなはずがないと言わんばかりに、一穂は表情ひとつ変えることがない。
「ああ、この帽子がいけないのだよな。こんなものは取ってしまえ―――」
 しかし、一穂はニット帽を右手でおさえて、答えた。
「あなたと一つになるのは、もうしばらく待って下さい。今日はお願いをしに来ました」
 すぐには、返事が来なかった……一穂は言葉を続けた。
「今、この施設は危機にあります。もはやあなたに保護していただく他、僕が生き残る術はないでしょう。僕らの外側に三人の人間がいますが、彼らのことも守ってほしいのです」
「三人。たしかにいるが、何者だ。なぜ守らねばならぬ」
 少しの不機嫌さを一穂は感じ取った。だが、それで引き下がるものではない。
「彼らは僕の知人であり、僕の存在を客観視できる存在です。僕が僕自身を正しく評価することはできませんし、僕が考える限りではあなたにも無理です。ですが彼らなら可能です」
「なんと。浮気をしようというのかね、ああ、なんと悲しい、わたしではそんなにも足りぬか……」
「……独占するだけが愛ではないのです」
 一穂は異能の力を行使していた。
 あの、最低限の家具しか揃っていない部屋の中に運び込んでもらってきた無数の創作物から、『二人きりの世界』を絶対視しない愛の形を矢継ぎ早に抽出して注ぎ込む。
「こうやってまた、わたしを強引に説き伏せようというのだね」
「僕を愛するとはこういうことだと、あなたにもわかっていたはずです。それに……あなたは、僕のこと全てを知りたいのでしょう?」
「フゥ……」
 ため息の後には、それは何も言ってはくれなかった。

☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆

「もう、十分くらいは経ったかしら」
 美香は一穂を呑み込んだまま沈黙を保つDE-109を見上げている。
 中心は確かに膨らんでいて、一穂が中にいるのはわかる。だが、どうなっているものか……
「十分……? え、もう二、三時間くらいは経って……」
 反論しようとして実は口をつぐんだ。
 今や、何もかもがおかしくなってしまいつつある。あの警備員詰所で思い知ったことだ。
「細かいこと気にするのよそうぜ。もう別な手を探しに行くこともできねェんだろ。俺たちは、一穂とコイツを信じるっきゃねえンだ―――」
 呟いた昭は、細かな振動に気づいた。
 DE-109は一見して何もしていない……と、観察する間にも揺れは強まっていく。
 さては、いよいよこの施設も隠滅されようとしているのか。三人は覚悟を決めながらも、すがるような目つきを巨大な子宮に向ける。
 ……その後ろに、どす黒いものが、ちらりと見えた。
「なッ……!」
 ドーォッ!!
 漆黒の、人の脚を持つムカデ―――あの皆で過ごした部屋に、こんなことがなければ今頃クリスマスのディナーをやっていたはずの部屋に飛び込んできた、デビアンスの怪物である! 現れたかと思うとすぐさまDE-109を跳び越えて、三人に襲いかかってきた!
「追っかけてきたのッ!?」
 美香は一旦下ろしたアサルトライフルを構え直し、引き金に手をかけた! ダダダダダン! 弾は黒いムカデの表皮を穿つが、そのまま呑み込まれているようでとても効いているとは思えない。
「チィーッ!」
 ムカデが自分の立つ足場に頭から突っ込んでくるのを見て、美香は横っ飛びをした。ゴォォーッ。ムカデの勢いが風を起こし、彼女を煽った……それなのに、相手は実体などないかのように、足場を突き抜ける!
 下へと抜けた敵は、一旦見えなくなった……
「昭ァ! 後ろ!」
「アッ!?」
 グォーッ!! 壁面の一つからムカデが飛び出し、昭の脊椎を一口に喰らおうとかかっていた。
「ンのォ!」
 足でスピンをかけ、後方を向いた昭の目には、ありえないほどに開かれた黒いアギトがあった―――そこへ、手榴弾のピンを抜き、放り込んだら、滑るように倒れ込む!
 ドゥッ!!
「昭!!」
「しーてやったりだァ!」
 仰向けの昭は、仲間たちにサムズアップすらしてみせた。
 黒いムカデは口の中から煙を発し、少しだけ動きを止めたが、どうということもないらしかった……すぐにまた動き出し、四方八方から予測のできない突撃を仕掛けてくる。
 たまりかねて、三人とも、部屋の中心へと叫んだ。
「早くしろォー! 一穂ォーッ!!」
 が、それがいけなかったのかもしれない。
 ムカデの頭が、ふと、DE-109に向いた……そのまま三人には目もくれぬ様子で、飛び込んでいってしまったのだ。

☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆

「あ、あ、あぁアあエえいアぁイあィぁうぁあいあいえぁえアィィ」
 奇声が、一穂を打った……素っ頓狂な叫びが彼の精神の中で増幅され、反響し、無限に膨れ上がっていく。
 周りの光景も狂い出す。生物の進化、個体の生きた時間……マクロ的、ミクロ的な過去の全てを映していた世界は混沌に変じた。あまりにも無秩序な進化、増殖……理性、本能さえもかなぐり捨て、道理に合わない形状の身体で乱痴気騒ぎをする、生き物らしいナニカ。
「いけない……」
 一穂はまた異能の力を行使した。彼の中のホメオスタシスが投影される。見える世界に意味を取り戻させるために。
 放たれた記憶がカオスと拮抗し、周囲は混沌としたまま秩序立った―――
 そこかしこに蔓延っていたありとあらゆる無秩序に、既知の姿形が与えられていく。
 生きる本能は、鎧のような鱗をまとったトカゲの形に。
 死への欲動は鎌を持つ髑髏に託され、平和を携えた鳩は業火に焼かれて堕ちていく。
 向けられたナイフと銃口、それだけで空を舞う吸血鬼の牙、悪意を持ったエイリアンの船は、いま明らかにここに接近している外敵のものである……否、本来一穂にとっては、ここにある全てが害なのだ。ただ、自意識を極限まで抑制したことにより、どうにか共存してきただけだった……
 四方八方見渡す限りに蠢く異形の獄卒どもの暴力を一身に受け、六千度を越える灼熱に炙られる一穂は、さらに首に縄をかけられ、たった一つの拠り所たるその異常な脳への血流を絶たれつつある。
 まさしく、それは、地獄の有様だった……
 だが、『地獄』なのだ。何もわからぬ『混沌』ではない。それだけで、まだましなのだ!
 苦しみと痛みとを注ぎ込まれ、逸らしようもなく受け止めている、事実……
 ただそれだけで、宮田一穂は、確かにここに『在る』のだ!
「一穂!!」
 甲高い叫びが、聞こえた……
 真紅の空に女の巨人が現れた。青白い肌と髪とを持ち、血の涙をどくどくと流している。
「一穂、一穂、狂ってしまう! わたしは狂ってしまう!!」
 おぞましい毒虫が女の裸体に巻き付き、そこら中に噛み付いていた。
 毒はあまりにも速やかに周り、彫像のように美しい彼女の身体を醜く腐らせていく。
「ああ、一穂! わたしを救いたまえ! 救って……救いたまえ!!」
 やっとの思いで女は手を伸ばす。一穂に向かって。
「……救いましょう」
 血の気が引いていく顔を、一穂は女の手に向ける。
「―――だからあなたも、僕たちを救って下さい」
 延べられた手を、一穂は取った。

 せめぎ合っていた全てがその中に吸い寄せられ、何もわからなくなった。

☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆

 そして、気づけば彼は、イバラシティの地で目覚めていたのだ。

 あの日から早くも数ヶ月が過ぎようとしていたが、未だに彼はツクナミ丘陵の展望台の傍で寝泊まりしていた。
 ここからの日の出も、見慣れたものになりつつあった……もっとも、一穂は一度見ただけでまったく現実の通りに思い出すことができたのだが。
 とっくに寒くはなくなったけれど、ここの気候が日本と変わらないのだとしたらそろそろ雨の時期である。いい加減テントでも用意しなくてはならないが、なにしろ金がなかった。
 ここに至るまで、住所不定の身でも利用できるものをとにかく利用しつくし、やっとのことで生活できていたのだ……スタンプラリーに出て景品をかき集めたり、怪しいところに潜り込んでガラクタを集め、同じくらい怪しい店で売りさばいたり。そんな日々だった。
 それでも、心折れることはない。
 この世界を出る術を見つけ出し、WSOに帰還する。ただそれだけが、一穂の全てなのだ。
 たとえ、何もかもが既に失われていたとしても。

 一穂は今日も丘陵を降り、異能者たちの街の中に紛れていった。







ENo.1039 夢の残り香 とのやりとり

――行動できる1時間のうち、実に1/4である15分間程度。以前あったように、どこからかノイズが聞こえ、それが音楽になる。
『愛の夢』という3つのノクターンがほんの微かに流れて、それが終わるとまた静かになった。
それから先、音楽やノイズが流れることはもうないだろう。






一穂
「……恋文さん?」
一穂
「不測の事態があったのでしょうか。
捜索すべきで……

……? 皆さま、このまま、行かれるのですか?」
一穂
「……仕方ありませんか」

結乃
「慕先輩、遅いよねぇ。どうしちゃったんだろ~。」
明るく率先してくれていたはずの先輩が、集合場所に来ない。来る気配がない。
……一向に。
結乃
もしかしたら先輩、私たちに愛想を尽かして――
それか、アンジニティに――――考えたくもない仮定が頭を過ぎって、俯く。
両の手を膝の前でぎゅっ、と握り締めた。
結乃
「――え。えっ。待って、千穂ちゃん~。ほんとに――ほんとにこのまま、進んじゃうの!?」
先へ進むことを決意したチホの言葉に戸惑い、躊躇う。
そこへ――

チホ
「……恋文先輩…?」
皆藤も異変に気付く。恋文の姿が見えないという異変に。
【だが、皆藤にはもう迷いは無かった。】……みさきち、宮田っち。…行こ。
イバラシティである事件に巻き込まれた皆藤。その最中、彼女はあの決意を抱いていた。
それは奇しくも恋文と同じ、イバラシティもアンジニティも両方あの街に帰還する事。皆藤は二人にそう告げると、歩き始めた。

恋文が何度も使って見せていた青い魔術の光が直ぐ傍で薄く灯り始める
やがて光は3人の周囲を安心させるように回ると、
前に進めと促すように瞬いた















【問】“i”までの距離を求めよ
ENo.8
一穂
ENo.233
結乃
ENo.388
チホ
ENo.400
恋文
ハザマに生きるもの
歩行軍手A
歩行軍手B
ダンデライオン
歩行軍手C
















株式会社オークランド
ENo.1203
玲奈
ENo.1242
アリエス
ENo.1531
オーク社長
ENo.1532
ハヤテ
【問】“i”までの距離を求めよ
ENo.8
一穂
ENo.233
結乃
ENo.388
チホ
ENo.400
恋文
















チナミ区 P-3:瓦礫の山


【問】“i”までの距離を求めよ
ENo.8
一穂
ENo.233
結乃
ENo.388
チホ
ENo.400
恋文
立ちはだかるもの
マイケル
マイケル弐式
マイケル参式







チナミ区 P-3:瓦礫の山



マイケル
「な、なんだとー。ぐわー。」


チェックポイントから天に向け、赤色の光柱が立つ。

次元タクシーで行けるようになったようだ。






チホ(388)ボロ布 を入手!
結乃(233)ボロ布 を入手!
一穂(8)花びら を入手!
結乃(233)ボロ布 を入手!
一穂(8)何か柔らかい物体 を入手!
結乃(233)何か柔らかい物体 を入手!
一穂(8)何か柔らかい物体 を入手!






魔術LV3 UP!(LV27⇒30、-3CP)
防具LV3 UP!(LV32⇒35、-3CP)

ニアク(79) とカードを交換しました!

黒塊 (ブラックアサルト)


パワフルヒール を研究しました!(深度2⇒3
アトラクト を研究しました!(深度1⇒2
ペネトレイト を研究しました!(深度1⇒2





次元タクシーに乗り『チナミ区 H-15:釣り堀』に転送されました!

チナミ区 H-16(森林)に移動!(体調30⇒29
チナミ区 H-17(森林)に移動!(体調29⇒28
チナミ区 H-18(森林)に移動!(体調28⇒27
チナミ区 H-19(森林)に移動!(体調27⇒26
チナミ区 H-20(沼地)に移動!(体調26⇒25

採集はできませんでした。
   - 恋文(400) の選択は チナミ区 H-15:釣り堀(ベースキャンプ外のため無効)

MISSION - 未発生:
   - 恋文(400) の選択は ヒノデ区 D-9:落書き広場(ベースキャンプ外のため無効)













―― ハザマ時間が紡がれる。




「……時計台に呼ばれてしまいましたが、はてさて。」
エディアン
「なーんか、嫌な予感がします。」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。
エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。



ふたりが時計台を見上げると、時計の針が反時計回りに動き始める。



エディアン
「ほら……ほらぁ……。」

「どういうことでしょうねぇ。」



針の動きは加速し、0時を指したところで停止する。



時計台から、女性のような声――




「――お疲れ様です御二方。役目を担ってくれて、感謝してます。」



エディアン
「……ワールドスワップの能力者さんですよね。
 機会を与えてくれて、感謝していますよ?」

「お姿は拝めないんですかねぇ。私は興味津々桃色片想いなのですが。」



声は淡々と、話を続ける。




「どうやらこのワールドスワップ、時計の進みが狂っているようです。
 特殊な因子を含めてしまった為と能力が訴えます。その因子が――」

「――榊さん、貴方のようですね。何か、心当たりは?」




「大いにございます!特殊な世界の住人ゆえ、私は今や特異な存在なのでしょう。
 妻に『貴方は変人』とよく言われていましたが、そういうことでしたか!納得ですッ」

「では、役目を果たすのは難しいということでよろしいですか?」




「……………………」




「……? ……どうしました?」




「……仕切り直し、世界線を変更する、と能力が言ってきます。
 貴方が案内役にならない世界線。イバラシティも、アンジニティも、新たなものになる……と。」



エディアン
「……そ、そんなことまでできてしまう能力?
 ワールドスワップという名の範疇を超えてません?」

「世界線を別のものと交換する……と考えるなら、ギリギリ……ですかね。
 というか、スワップから外れた現象は既に起こっていますが。」




「これは能力ではなく、……呪い。呪いという言葉が合う。
 今まで勝手に発動した数度、自分への利はない。制御下にない、把握できない、呪い。」

「……………………」

「ハザマへの次の転送時間に、ハザマに転送される代わりに、世界線が変更される。
 そして、案内役も、転送対象も、変わる。」

「変わるものは、多いだろう。しかし変わらぬものも、あるだろう。」



エディアン
「別の世界線、ですものね。
 ……どうせなら私がアンジニティにいない世界線がいいんですけど。」

「……なるほど、奇妙な枝の正体は世界線操作者でしたかッ!
 少なくとも私が案内役となれない世界線になるのですね、残念です。」




「……………………」

「連絡は終わり。さようなら。」



声はそこで終わる。








「さて…… とても短い間ではありましたが、
 エディアンさん、皆様、お付き合いありがとうございました!」
エディアン
「お別れですか。悪人顔っぽくて敵視しやすい相手だったんですけどねー。」

「こんな素敵な笑顔を悪人顔呼ばわりとは、失礼な娘さんです。
 なるほどアンジニティにいらっしゃるわけですねぇ。」
エディアン
「……うるっさいですね。事情は人それぞれあるんですよ、色々!」









「……それでは、」
エディアン
「……それでは、」




榊がこちらを向き、軽く右手を挙げる。



エディアンもこちらを向き、大きく左手を振る。








「お疲れ様でした。」
エディアン
「お疲れ様でしたー!」








テストプレイはこれにて終了となります。



ご協力ありがとうございました!



本プレイについては Notice を御覧ください。







ENo.8
宮田一穂
【留意事項】
後述する異能の特性により、「当PCが知覚した事象/感覚刺激」についてゲーム内の別な場面で活用させて頂く可能性があります。
活用を控えてほしい場合につきましてはご一報いただければ幸いです。

【人物】
14歳の少年。
154cm/41kg。
ニット帽がトレードマーク。

自我が薄く、刺激に対する反応もどこか鈍い。
生活環境へのこだわりもほぼ無いに等しい。

【異能】
自らの記憶を、生物/無生物に焼き付ける異能を持つ。
生物に焼き付ければ、相手はその記憶を自らのものであったかのように受け取る。無生物に焼き付ければひとりでに動き出し、その物の機能の範囲で記憶の内容を再現しようとする。また、ごく短い時間ではあるが触れた生物に記憶を伝染させる性質を得る。

異能を行使した後は元の記憶が消耗し、ぼやけてしまう。ものにもよるが基本的に一回きり、長持ちしても数回程度の焼き付けにしか耐えない。
また、生物への焼きつけは相手に強い精神的負担を与える為、乱用は不可。

異能とは別に驚異的な記憶力を持ち、音声、映像、文章、数字、その他あらゆる物事を完璧に覚えることができる。
反面、先述の異能を行使した場合を除き、何かを忘れることができない。

【経歴】
元々はイバラシティの住人ではなく、他の世界にいた。
そこでは『WSO』と呼ばれる組織の一員として育てられていたらしい。訓練の成果か、銃火器や応急処置用の医療器具をある程度扱うことができる。
25 / 30
488 PS
チナミ区
H-20
行動順4【特攻】AT・DX↑
5500
375







No.1 歩行雑草 (種族:歩行雑草)
要求SP674
MHP3729MSP333
効果攻撃10 防御10




Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材・消耗の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4防弾ジャケット防具36防御10
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
8花びら素材10[武器]地纏10(LV25)[防具]回復10(LV10)[装飾]祝福10(LV20)
9対人用焼きゴテ武器36炎上10【射程1】
10ド根性雑草素材15[武器]火纏10(LV25)[防具]鎮痛10(LV15)[装飾]復活10(LV15)
11ボロ布素材10[武器]衰弱10(LV20)[防具]体力10(LV5)[装飾]防御10(LV15)
12ボロ布素材10[武器]衰弱10(LV20)[防具]体力10(LV5)[装飾]防御10(LV15)
13素材20[武器]風纏10(LV20)[防具]風柳10(LV20)[装飾]敏捷15(LV30)
14剛毛素材10[武器]束縛15(LV30)[防具]加速15(LV30)[装飾]敏捷15(LV20)
15素材15[武器]器用10(LV5)[防具]反撃10(LV15)[装飾]反射10(LV25)
16花びら素材10[武器]地纏10(LV25)[防具]回復10(LV10)[装飾]祝福10(LV20)
17何か柔らかい物体素材10[武器]祝福10(LV20)[防具]鎮痛10(LV20)[装飾]防御10(LV20)
18何か柔らかい物体素材10[武器]祝福10(LV20)[防具]鎮痛10(LV20)[装飾]防御10(LV20)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
魔術30破壊/詠唱/火
使役5エイド/援護
防具35防具作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク6020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック6020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
ティンダー5040敵:火撃&炎上
ラッシュ6060味全:連続増
レッドゾーン5080敵:火撃&火耐性減
ファイアボール50180敵全:火撃

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃650【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用650【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力650【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛650【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増





被研究カード名/スキルEPSP説明
RECOVERY
(ヒール)
020味傷:HP増
火線
(フレイムブラスター)
0100自:連続減+敵列:火撃&炎上
紅月の六花春ケーキ
(アウトレイジ)
090自:AT・闇特性増
スウィート・クッキング・パワー
(アクアスピット)
2200敵貫2:水痛撃
黒塊
(ブラックアサルト)
090敵:3連鎖闇撃&闇痛撃




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 2 ]ペネトレイト[ 1 ]アキュラシィ[ 3 ]ファイアダンス
[ 1 ]フレイムブラスター[ 2 ]アトラクト[ 3 ]イレイザー
[ 3 ]パワフルヒール



PL / 切り株