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<< 3:00>> 5:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




「ねえ一穂。その、僕らを助けてくれそうなデビアンスってなんなのさ」
 スフィア08の下部へと続く無骨な階段を駆け下りながら実が聞いてくる。
「DE-109、通称を『夢見る胎児のゆりかご』といいます。DE-109はヒトの子宮の形状をした縦2.83m、横5.71m、重量は5.9トンの生体組織で」
「ごめん、それがなんで助けてくれるかだけ教えて」
「僕がかつてDE-109の中にいたからです」
 その言葉に、全員が立ち止まった。ちょうど踊り場であったから、転ばされはしなかったが。
「か、一穂、おまえまさかそっから産まれたとか言わないよな」
「いいえ。着いたら説明します。足を止めてはいけません」
 一穂は動き出し、昭に代わって先頭に立った。
 あとの三人は顔を見合わせるが、すぐに後を追う。

☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆

 スフィア08下部、武器を求めて警備員詰所に入った四人は、机の上に置かれたデジタル時計を見て立ち止まらざるを得なくなった。
「……あぁ、まずいわねコレ」
 眉間にシワを寄せながら、画面を注視する美香。一秒のうちに三、四秒分のカウントをしているようにしか見えない。
「こんなの……もういつ最終手段とられてもおかしくないわよ。スフィア06って、この隣の隣じゃない。ここですらこの有様じゃ……」
「は? おい、じゃあ諦めて死ぬのかよ! そんなんゴメンだぞ!?」
「け、ケンカしないでよ。そうだ、なあ、一穂ぉ。そのDE-109って核爆発とか、魔術的な封印とかさ―――あるいは現実そのものをぶっ壊しちゃう、テクニック? そういうのとかがあっても……僕らを救ってくれるのか?」
 実は一穂にすがるような目を向ける。昭と美香も、そうするしかない。
「DE-109は、いかなる手段をもってしても破壊できませんでした。その中に退避することは、現在の状況においては最も安全と考えられます」
「入る……の? みんなで? その……中に?」
 美香は怪訝な顔をした。デビアンスの中に入るなど、気が進むはずもない。
「はい。DE-109は僕を死なせまいとするでしょう。その僕が、皆さんを守る必要もあると命じれば、そうするはずです……」
 一瞬の静止があった。実は軽く青ざめ、一穂に詰め寄った。
「な、なんだよ……それ! はずです、てなんだよ!? そんな得体の知れない子宮モドキの中に入って、どうして守られる保証があるのさ!?」
「お、おい、実!」
「そりゃあ僕だってデータが十分あれば安心はするさ! だけど一穂は、DE-109にどんなにおぞましいことをされてたって……怯えもしないんだ!」
 実は一穂の肩に掴みかかる。
「なあ、一穂! DE-109は一体おまえに何をしてくれた! 僕らに何を―――」
 安心、あるいは絶望を、一穂の口から引きずり出そうとする。どちらでもいい。実は生きるべきか死すべきかを、自分以外の何かに決めてほしかった。
 が、それが叶う前に彼は引きはがされ、パンッ! 頬を張られた。
「甘えンな、馬鹿」
 痛みの中で目を凝らすと、美香が軽蔑の目を向けているのがわかる。
「一穂が何されても怯えもしないって? ……私たち、そういうことだけは絶ッ対に一穂に言わないって、約束したじゃん」
 実は返事をすることができなかった。
「……これが、現状僕らに残されている唯一の選択肢であるということは、告げておきます」
 何事もなかったかのように、同じ調子で一穂はまたしゃべりだした。
「まず、僕たちはデビアンスであり、収容室から脱走することは許されていない身です。このような緊急事態であればなおさらでしょう。アラームが鳴った時、僕たちはロシュ研究員たちの帰りを待つ他ありませんでした。けれど結果的に、そのせいで逃げるには手遅れになってしまいました」
 誰も口は挟まない。どんなに尊重されたとしても、自分たちは結局この地下深くで飼われている身である。
「……僕は、DE-615がなんであるかも知っています。時の流れを川に例えるとして、その川底にある栓がDE-615です。栓が抜ければ川の水は吸い込まれていきます。時空間安定プログラムは、DE-615をしめ直すためのものといえます」
「けど、そいつは失敗した……」
「はい。しかし、大きな川の中で栓を抜いたとしても、少しの水が流れ出すだけで、大した変化はありません。今回のように収容下のデビアンスが複数脱走したのは恐らくDE-615の引き起こした時空間異常でセキュリティシステムが誤作動を起こしたことが原因でしょうが、前回のDE-615の事故ではここまでの事態には至りませんでした」
「そうだったわね。去年のクリスマスも確か同じようなコトあったけど、部屋にこもってたらおさまっちゃったよね」
「……原因は不明ですが、未曾有の事態であることは確かでしょう。はじめにデビアンスの襲撃を受けて逃げ出した際に、僕らはセキュリティチームに攻撃されるか保護されるものと考えていましたが、それ以前に彼らは全滅していたようでした。もはや、組織的にこの状況を制御することすらも不可能になっていると考えられます」
 気づけば、話す間にも一穂は部屋から物品を抜き取って回っていた。医療品で焼け焦げた手のひらに手当を施し、いくらか銃器を見繕っては皆の方に差し出していく。
「恐らくは今頃、他の地域や海外の支部が動き出しているでしょう。いずれにせよ、僕らは逃げ損ないました。シェルターも、時間の流出にはかなわないでしょう。僕が記憶している限りでは、もはやDE-109しかすがれるものはないのです」
 一穂はこれまで使っていた銃だけを持ち、使いもしない弾丸をいくらか背負った。
「一穂、わかったよ……お前に任せる」
 昭は銃は使わず、手榴弾の類を持つことにした。
「悔しいけど、確かに私たち、ここに来るまでデビアンスどもに振り回されて、どうにもなんなかったものね」
 美香はアサルトライフルを担いでいる。
「さっきはごめんな、一穂。もう弱音は吐かないよ。DE-109のところまでたどり着けたら、残った時間でもっと詳しいことを教えてくれないか」
 実は拳銃と、手榴弾とも似つかない、投げて使うらしいボールをいくつか持った。
「はい。行きましょうか」
 言いつつ、一穂は既に警備員詰所のドアに手をかけていた。

☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆

 この一帯も、上のフロアに比べると少ないとはいえ、いくらか研究員やアーマーを着た連中の死骸が転がっている。
「……はぁ、ひどいもんだな、あと少ししたら地上もこうなるのかな」
 足を止めないまま、実がつぶやく。
「今、気にすべきことではないのではないですか。僕たちはデビアンスであり、まだこの組織―――WSOの職員ではないのですから」
 そう言って、一穂は淡々と周囲に警戒しながら駆けている。

 一穂を差別すべきではないとは、美香も昭も実も、みな思っていた。
 ただ、それでも時々考えずにはいられない―――いつまで、仲良くしていられるだろうかと。






一穂
「何とか、妨害をはねのけることができていますね。
この調子で行きましょう。

ところで皆様はこれからどうするつもりなのですか?」

結乃
「ソラコーは遥か彼方だねぇ~。はるばるはるばる~。」
結乃
「私と慕先輩と千穂ちゃんは、ソラコーに縁があるから向かうけど~。
 一穂くんが寄りたい場所があったら、教えてねえ。」
結乃
……千穂ちゃん、千穂ちゃん。
 ……銀子先輩を見つけて、やっぱり先輩はアンジニティじゃなかったって。
 私たちの目で、確認しよ~。
結乃
「慕先輩は、ソラコー以外に行きたい場所とか探してる人は、ありますか~?」

チホ
「……みさきち。うん、そう、だね…とりあえず今は、直接会うしかないよね。」

恋文
「はるばるはるばる~♪
 やー、こーやってみんなで歩いてると、ピクニックみたいで楽しいねっ!
 やっほ~ やっほ~ やっほ~
恋文
「私?探してる人なら…いるよ。
 友好的なアンジニティの人から聞いたんだけど、この現象を生み出した人がいるんだって
 異能《ワールドスワップ》って名前らしいよ? 今回の事を引き起こした張本人を探しているんだー」
恋文
「んー、ツクナミ区…。人口の密集していたあの場所なら、きっと…手がかりが見つかるかも
 私なら、発動させた人を見ればもう一度…
恋文
「あ!ううん、危ないことはしないよっ!
 ほんと、ほんと!ちょっと話を聞ければ~って感じ!
 あはは~。そういう結乃ちゃんはどーなのかなー? 会いたい人がいればちょっとくらい寄り道したっていーんだよー?」















(仮PT名)
ENo.8
一穂
ENo.233
結乃
ENo.388
チホ
ENo.400
恋文
ハザマに生きるもの
歩行石壁
歩行軍手A
歩行軍手B
歩行軍手C
















(仮PT名)
ENo.8
一穂
ENo.233
結乃
ENo.388
チホ
ENo.400
恋文
千夜天水
ENo.93
センジュ
ENo.270
ユキ
ENo.539
咲那
ENo.810
リッカ








一穂(8)ド根性雑草 を入手!
結乃(233)吸い殻 を入手!
チホ(388)ド根性雑草 を入手!
恋文(400)ド根性雑草 を入手!
一穂(8)ボロ布 を入手!
一穂(8)ボロ布 を入手!
恋文(400)不思議な石 を入手!
恋文(400)ボロ布 を入手!






魔術LV3 UP!(LV21⇒24、-3CP)
防具LV3 UP!(LV26⇒29、-3CP)

チホ(388) により ItemNo.9 吸い殻 から射程1の武器『対人用焼きゴテ』を作製してもらいました!
 ⇒ 対人用焼きゴテ/武器:強さ36/[効果1]炎上10 [効果2]- [効果3]-【射程1】
チホ
「「…こーゆー状況だからしょうがないけど、けっこーデンジャラスなの使うね?」」

ルカド(438) とカードを交換しました!

紅月の六花春ケーキ (アウトレイジ)


アキュラシィ を研究しました!(深度0⇒1
ファイアダンス を研究しました!(深度1⇒2
フレイムブラスター を研究しました!(深度0⇒1





チナミ区 K-15(道路)に移動!(体調15⇒14
チナミ区 J-15(道路)に移動!(体調14⇒13
チナミ区 I-15(道路)に移動!(体調13⇒12
チナミ区 H-15(チェックポイント)に移動!(体調12⇒11
チナミ区 H-16(森林)に移動!(体調11⇒10













―― ハザマ時間が紡がれる。




「・・・・・?」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



時計台の正面に立ち、怪訝な顔をしている。




「・・・この世界でオカシイも何も無いと言えば、無いのですが。
 どうしましょうかねぇ。・・・どうしましょうねぇ。」



一定のリズムで指を鳴らし、口笛を吹く――














(仮PT名)
ENo.8
一穂
ENo.233
結乃
ENo.388
チホ
ENo.400
恋文
ハザマに生きるもの
こぐま
大黒猫
ぞう
こぐま




234 224



2nd
大黒猫


3rd
こぐま


4th
こぐま




7th
ぞう


















(仮PT名)
ENo.8
一穂
ENo.233
結乃
ENo.388
チホ
ENo.400
恋文
おきつねさま珍道中
ENo.33
六華
ENo.433
氷狐
ENo.444
グラス
ENo.802
外郎




316 414
















マイケル
「あ、ようこそチェックポイントへ。
 いまエビが釣れそうなので少々お待ちを……。」


棒のような何かが釣りを楽しんでいる。

マイケル
陽気な棒形人工生命体。
マイケル以外にもいろんな種類があるんだZE☆




マイケル
「よくぞここまで。私はマイケルといいます。
 出会いの記念にこちらをどうぞ。」


元気なエビをもらったが、元気すぎて空高くジャンプして見えなくなる。

 

 

 


マイケル
「……戻ってきませんねぇ、エビさん。」


マイケル
「まぁいいです。始めるとしましょうか。」


地面からマイケルと同じようなものがボコッと現れる。


マイケル
「私達に勝利できればこのチェックポイントを利用できるようになります。
 何人で来ようと手加減はしませんので、そちらも本気でどうぞ。」




(初発生のイベント戦:異能FP+5!生産FP+5!)














(仮PT名)
ENo.8
一穂
ENo.233
結乃
ENo.388
チホ
ENo.400
恋文
立ちはだかるもの
マイケル
マイケル弐式
マイケル参式




612 266



2nd
マイケル参式


3rd
マイケル弐式





7th
マイケル







ENo.8
宮田一穂
【留意事項】
後述する異能の特性により、「当PCが知覚した事象/感覚刺激」についてゲーム内の別な場面で活用させて頂く可能性があります。
活用を控えてほしい場合につきましてはご一報いただければ幸いです。

【人物】
14歳の少年。
154cm/41kg。
ニット帽がトレードマーク。

自我が薄く、刺激に対する反応もどこか鈍い。
生活環境へのこだわりもほぼ無いに等しい。

【異能】
自らの記憶を、生物/無生物に焼き付ける異能を持つ。
生物に焼き付ければ、相手はその記憶を自らのものであったかのように受け取る。無生物に焼き付ければひとりでに動き出し、その物の機能の範囲で記憶の内容を再現しようとする。また、ごく短い時間ではあるが触れた生物に記憶を伝染させる性質を得る。

異能を行使した後は元の記憶が消耗し、ぼやけてしまう。ものにもよるが基本的に一回きり、長持ちしても数回程度の焼き付けにしか耐えない。
また、生物への焼きつけは相手に強い精神的負担を与える為、乱用は不可。

異能とは別に驚異的な記憶力を持ち、音声、映像、文章、数字、その他あらゆる物事を完璧に覚えることができる。
反面、先述の異能を行使した場合を除き、何かを忘れることができない。

【経歴】
元々はイバラシティの住人ではなく、他の世界にいた。
そこでは『WSO』と呼ばれる組織の一員として育てられていたらしい。訓練の成果か、銃火器や応急処置用の医療器具をある程度扱うことができる。
10 / 30
168 PS
チナミ区
H-16
行動順4【特攻】AT・DX↑
4900
345







No.1 歩行雑草 (種族:歩行雑草)
要求SP672
MHP3124MSP279
効果攻撃10 防御10




Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材・消耗の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4防弾ジャケット防具36防御10
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
8花びら素材10[武器]地纏10(LV25)[防具]回復10(LV10)[装飾]祝福10(LV20)
9対人用焼きゴテ武器36炎上10【射程1】
10ド根性雑草素材15[武器]火纏10(LV25)[防具]鎮痛10(LV15)[装飾]復活10(LV15)
11ボロ布素材10[武器]衰弱10(LV20)[防具]体力10(LV5)[装飾]防御10(LV15)
12ボロ布素材10[武器]衰弱10(LV20)[防具]体力10(LV5)[装飾]防御10(LV15)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
魔術24破壊/詠唱/火
使役5エイド/援護
防具29防具作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク6020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
ティンダー5040敵:火撃&炎上
ラッシュ5060味全:連続増
レッドゾーン5080敵:火撃&火耐性減
練2ファイアボール50180敵全:火撃

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃650【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用650【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力650【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛650【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増





被研究カード名/スキルEPSP説明
RECOVERY
(ヒール)
020味傷:HP増
火線
(フレイムブラスター)
0100自:連続減+敵列:火撃&炎上
紅月の六花春ケーキ
(アウトレイジ)
090自:AT・闇特性増




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]ペネトレイト[ 1 ]アキュラシィ[ 2 ]ファイアダンス
[ 1 ]フレイムブラスター[ 1 ]アトラクト[ 2 ]イレイザー
[ 1 ]パワフルヒール



PL / 切り株