名前:グラスグラス=ノスタルジア
種族:がらくたの妖精/使い魔
年齢:12歳くらい
性別:男
身長:20cmくらい(可変)
体重:とても軽い
好き:スローライフ、トップスピード、身体のパーツ探し、ハンバーグ、カレー
嫌い:せっかちさん
とある高校生の異能としてこの街に存在している妖精。
青みがかった銀髪に白い肌、ビー玉の眼、砕けたガラス瓶と銀紙の服。
ハンカチのマントを安全ピンで留め、瓶の王冠を被っている。
ガラス片などのがらくたで身体を構成しており、『自分のもの』か『借りた誰かのもの』、もしくは『誰のものでもないもの』を自分の身体の一部としてポルターガイスト的に操る能力を持つ。
身体の一部として認識しているがらくたは霊的に強化されるため、それがただのガラス片だとしてもより鋭く、より割れづらくなる。長期に渡って身体として馴染んだパーツはなおさらである。
その特性上、身長体重や姿は可変。その気になれば人間サイズにもなれるらしいが負担が大きいので使わない。
なお、ガラスで構築した身体でも被弾すると衝撃で霊体へとダメージが入る。
通常、妖精は霊感のない者には見えにくいが、彼は物理的なベースを持つため霊感のない人にも見えてしまう特徴がある。
また、妖精の姿は自身を妖精と認識しているがゆえの無意識な擬態であり、身体のベースとしているガラス片の特性を色濃く残すため、肌や髪に見える部分でも鋭利な刃物として振る舞い触れた相手を傷つけてしまう。特にアホ毛は切れ味抜群。
ただし最近は意識を集中し魔力ベースの身体を構成することで意識的にこの特性を消すことができるようになった。
器物霊としての側面を持ち、『道具』に愛着を抱きやすい一方で、『おとーさん』こと空也以外の人間をそれほど重要視しない。
普段の性格はのんびり屋だが、いざ戦闘となるととても素早い動きを見せるアタッカータイプ。戦闘も遊びや自分を高めることのひとつと捉えており、相手に戦う意思がある限り非常に好戦的かつ遠慮なしの攻撃を行う。
彼という異能の持ち主である高校生『桐式 空也』は本来他の街に住む人間の魔術使いだが、気が付いたらこの街の住人になっていた。グラスの存在はあくまで異能のひとつであり、彼は他にもいくつかの異能を持ち合わせている。
無事に元の街に帰るべく、この茨街の騒乱に挑む。妖精の方が。
現在、ヒカラビ荘(ミナト区M-16)在住。
あくまで空也の住居であり、グラスは外出していることが多い。