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D R E A M Y ❁D R E A M E R
すきなこととまいにちのこと
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✐学年末テスト✐
こんにちは!( ˊᵕˋ ;)
更新は10日に1回って言ってなかった?って??
ほんとごめんゆるして(>_<;)
なんかすごいバタバタしてたんだって!。゜(´∩ω∩`)゜。
テストとか!ほら、テストとか!!
みんなもあったよね?テスト!(・ω・`;)
学生の本分は勉強なのである!!笑
みんなは学年末テスト、どうだった?
私は、何とかいい成績が取れましたε-(´∀`*)
100点はなかったんだけど(´・_・`)
数学で100点、取りたかったなあ……(T-T)
進学してから数学がすごく難しくて、
1学期のテストは2回とも散々だったよ…(._."Ⅱ)
2学期になんとか立て直したんだけどね!
私はやればできる子!٩(ˊᗜˋ*)و
進級したら、また数学も難しくなるのかなあとか
思うけど……
でも次のテストからは大丈夫!(´∀`*)
杏莉ちゃんには奥の手があるのです!笑
数学と理科が得意な人が、
すごーく身近にいるんだよ!٩(ˊωˋ*)و
そう言えば、学年末の結果、聞いてないけど……( ´-`)
どうだったんだろ?
じゃあ、今日のブログはこの辺で!
みんなに言わなきゃいけないこと、あるんだけど
なんか勇気が出ないんだ〜(´×ω×`)
そのうちちゃんと話すから、
気長〜に、待っててくれたら嬉しいな( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
2019 / 03 / 10
杏莉
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... .. .
赤い、どろどろとした、化け物。
必死で逃げて、走って、なんとか───生き延びた。
侵略は、嘘じゃなかった。
大規模な、災害のような、『犯罪』に、思えた。
つまり自分は、イバラシティは、大規模犯罪に巻き込まれた……のだろうか?
ナレハテとの戦いは、安里杏莉を摩耗させるに事足りた。
そこに、不安を押し隠しながら一人で歩む安里杏莉の姿はもうない。
……そこに在るのは、ただ、怯えて、震える、少女の姿だ。
……安里杏莉は知っている。
自分の異能は、戦えない。
『ドキッとしたら怪力になる』、そんな自分の異能。
ドキッと?する?誰が?どうやって?
───こんな状況で???
……安里杏莉は、気付いていた。
この、荒廃した世界において、自分は無能力者と変わらない。
確かに1度、自分でも不可解な挙動を見せた、己の異能だったが、その理由も未だ判明していない。
もし。
もし、侵略者とやらに、一人でいる時に出会ったのなら────
脳裏を、どうしても、そんな想像が、過ぎるのだ。
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安里杏莉 「(…………怪我、しない、ように、しないと)」 |
己を奮い立たせるのは、そんな思考。
自分は、彼を哀しませる訳にはいかない。
そんなことになったら顔向けできない相手がいるし、
そもそも自分も、そんな結末は望んでいなかった。
自分のこの身だけは、守らねば。
………でも。
今、こうして大人や友人と合流をした後でも、体の震えは収まらない。
怪我をしないように気をつけよう……としたとて、それで震えが収まるわけではなかったのだ。
ありがたいことに、合流したうち1人はヒーローだ。
きっと、自分のことを守ってくれる。
友達だって、そうだ。……きっと、守って、くれ────
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安里杏莉 「(……私、サイテー)」 |
口には出さない。出せない。
『守ってもらう』、それしか考えることの出来ない自分に少し嫌気が差した。
それも、相手は友達だ。
ヒーローである海老原有一の、異能。
その副作用については最近見知ったばかりである。
……本当は無理に異能を行使させるべきでないのも知っている。
見知らぬ少女、ミカゼ。
彼女については分からない。が、見るからに自分より年下の女の子、なのだ。
……守ってもらう、なんて考えの方がどうかしている。
そして、常盤姉妹。
同じ学校に通い、同じ教室で勉強する、クラスメイト。
『場馴れ』しているのだろうとその事実は確かにあるが───
それを盾に守ってもらうのは、やはりきっと、違う。
それは自分の、これまでの自分のスタンスに反する。……はずなのに。
……しかも、さらに片方は。
それを『利用』して、守ってもらう?あはは、おもしろい。……サイテー。
思考を重ねたとて、答えには辿り着かない。
安里杏莉は憔悴していた。無理もない、話だった。
しかし、落ち込んでばかりはいられない。
このままでは本当に、何もしないただのお荷物になってしまう。
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安里杏莉 「……自分に出来る、こと」 |
……うん。思い出す。
自分は自分に出来ることをしなければ。
今までだってそうしてきた。
誰もができることかもしれない。でも、それでもいい。
自分にしかできないこと、なんてそんなにない。
自分は、自分にできることを。
それだけで、充分なのだ。
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『───頑張れ、杏莉』
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誰かの声が。
聞こえたような気がして、
……消えた。
TO BE CONTINUED ────