［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

－－－－－【Side　イバラシティ】－－－－－

助手の車から降り、久方ぶりとなる大型ホームセンターを前にする。
相変わらずの冗談じみた広さとその店構えからは威圧感と共に包容力すら感じる。
ここに至るまでの車内での会話で、恐らく必要な物資についてはこの地で一通り揃うだろうということはわかっている。
そうか、揃ってしまうのか。というのが正直な感想だ。
そんな気持ちをなるべく表情に出さないよう、助手の労をねぎらいつつ、
その顔色を窺うと……正直、芳しくない。
それもそのはずだ、山、などと。ハイキング、などと。
私の運動不足に彼を巻き込んでしまった。
いや、止そう。決まったことだ、猛省しても時は戻らず山は低くならない。
今は入念な準備をして、その時を確かに安全にできるだけ楽に迎えるべきなのだ。

「笹子さん、それ似合いますね……。」
と、あれこれ余計なことを考えながらハイキング用品を選定していると、助手に声を掛けられてハッとする。
何となく手に取って被ってみたバンドだったが、……鏡を見て自分でも妙に似合っているなと思う。
「そう？ありがとう、でも……今必要なのはよく考えたらこれじゃないわね」
そう言って手に持っていたバンドを戻す。そう、今必要なのはコーデのいいねではなく防御力なのだ。
そうして装備品を整えていく。……そうしているうちに気づいたことなのだが、同行者は大体何を着ても
「よく似合ってますよ」
と、（恐らく気を使って）言ってくれるので、乗せられていい気になった私のカゴは大変なことになっていた。
山に持ち込める荷物には適量がある。過ぎたるは及ばざるがごとし、ほどほどを見極めなくては。
「……いくら何でも詰め込み過ぎたわね、戻して来ないと」
「あ、でもそれくらいなら車に積んでおけますよ？」
「そうは言っても……いや、いらないでしょう。クマ撃退のスプレーとか」
「まあ、そうですね。今回行くところはクマの目撃情報無いですし。でもですよ、クマが撃退できるってことは大抵の生き物は撃退できるってことだと思ません？」
「……私を何と戦わせるつもりなのよ」
「いえ、戦わないために備えているので……。いりませんね、はい」
改めて荷物の吟味をする。
最低限の重量で最大限の効果を発揮する組み合わせを模索する。
こういう作業は正直好きだし楽しい、……その後に待っているものを考えなければだが。
「大体揃いましたね。クマ以外には対応できるんじゃないですか」
「クマはいないってさっき言ってたじゃない、もう。……じゃあ、もしクマが出たら頼むわよ？」
「もちろん、任せてください。……と、言いたいところですがクマは無理ですね流石に。何ならイノシシでも遠慮したいです」
「山の動物は、そうね、出くわさないことを祈りましょう」
そうするとクマ撃退スプレーは間違いではない？いやいらないはずだ。
そう自分に言い聞かせて、会計をすませる。領収書も忘れずに切ってもらい。
「万全。準備できたわね。できてしまったわ」
「いや、ホントなんでもありますねここ。一回で全部そろってよかった。……じゃあ、あとは何時行きましょう。荷物はそれまで積んでおきますので」
「何時、そうね、それが問題よね」
「……これは自分に言い聞かす意味も兼ねてるんですが、気乗りしないことは早めに終わらせた方がいいですよ」
「わかってる。わかってるわ……じゃあ……」
そう言い合い、ハイキング決行の日付を決める。
楽しみだ。そう、楽しみなのだ。今日揃えた道具の使い勝手を確認できるのは少なくとも楽しみだ。
そう自分に言い聞かせ、店を後にする。帰りの車内でも何でもない会話が繰り広げられ、解散となる。
……山が、待っている。


－－－－－【Side　ハザマ】－－－－－


改めてになる。
ゾル……性別はないが、便宜上、彼と称させてもらおう。
彼についての情報を整理しようと思う。
そもそも、この協力者は私の住む世界とは違う世界から訪れ、最初、少女の姿で私の前に現れた。
彼は他の生物の体に入り込み、その生き物の体を操ることができるという生物であった。
冷静に書き出すと恐ろしい能力であるが、彼に今のところ敵意がないのが救いだろうか。
そしてその宿主である少女は病に侵されており、彼が体内で生命維持を担うことで辛うじて生きているような状態であった。
彼と彼女の関係は割愛する。簡単にまとめると彼にとって彼女が命の恩人であり、その恩に報いるため病に伏した彼女の生命維持を担っていたというわけだ。
彼女を救う手立てを探す代わりに異世界での探索について彼に協力を仰いでいるというのが現状だ。
と、そんな彼だが意思はあるがその疎通は割と難しい。
彼女の身体を動かしていた際は喋ることができたので意思疎通が容易だったのだが、この状況となると
……気乗りはしないが私の体を貸して筆談形式というのも出来なくはないが。
この身体から意識を手放すことを、すすんでやりたいと思えないのが正直なところだ。
……だが、協力者と助手、私に力を貸してくれる両者の連携は図りたいという気持ちもある。
相談、するべきなのだろう。助手である彼に。
拠点の解放が終わったら話をしてみよう。彼は私を信用して自身の異能を打ち明けてくれた。それに報いるべきだろう。

ENo.77 偽黒初 とのやりとり

守護者の姿が消え去った――

　

　

六角形の柱から天に向け、赤色の光柱が立つ。

どうやら次元タクシーで行けるようになったようだ。

つむぎ(527) から 100 PS 受け取りました。

すごい石材（400 PS）を購入しました。
エナジー棒（30 PS）を購入しました。
エナジー棒（30 PS）を購入しました。
エナジー棒（30 PS）を購入しました。
エナジー棒（30 PS）を購入しました。

具現LV を 10 DOWN。（LV10⇒0、+10CP、-10FP）
領域LV を 5 DOWN。（LV5⇒0、+5CP、-5FP）
解析LV を 20 DOWN。（LV20⇒0、+20CP、-20FP）

命術LV を 10 UP！（LV10⇒20、-10CP）
幻術LV を 20 UP！（LV0⇒20、-20CP）
百薬LV を 10 UP！（LV10⇒20、-10CP）
付加LV を 5 UP！（LV25⇒30、-5CP）

はふり(42) により ItemNo.2 大蒜 から装飾『増殖試験管』を作製してもらいました！
　⇒ 増殖試験管／装飾：強さ140／［効果1］体力15 ［効果2］－ ［効果3］－

イデオローグ(474) により ItemNo.19 すごい石材 から射程2の武器『すごい液体（石）』を作製してもらいました！
　⇒ すごい液体（石）／武器：強さ210／［効果1］体力20 ［効果2］－ ［効果3］－【射程2】

偽黒初(77) により ItemNo.2 増殖試験管 に ItemNo.1 駄物 を付加してもらいました！
　⇒ 増殖試験管／装飾：強さ140／［効果1］体力15 ［効果2］体力10 ［効果3］－

はふり(42) の持つ ItemNo.7 パーカー に ItemNo.13 駄木 を付加しました！
我孫子(607) の持つ ItemNo.14 ガードプロトコルⅡ に ItemNo.9 ボロ布 を付加しました！
雀部(606) の持つ ItemNo.16 つきもの に ItemNo.21 石英 を付加しました！

Loretta(179) とカードを交換しました！

光の鉄槌 （ラディウス）


フロウライフ を研究しました！（深度0⇒1）
マインドボム を研究しました！（深度0⇒1）
パワフルヒール を研究しました！（深度0⇒1）

ディム を習得！
ラディウス を習得！
ホーリーウォーター を習得！
水の祝福 を習得！
光の祝福 を習得！
泡沫 を習得！
ヒールミスト を習得！
光特性回復 を習得！
アイシクルランス を習得！
カレイドスコープ を習得！
アイスエイジ を習得！
クライオセラピー を習得！
ナース を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

ひさめ(528) は 毛 を入手！
ひさめ(528) は 剛毛 を入手！
ひさめ(528) は 皮 を入手！
ひさめ(528) は 触手 を入手！
ひさめ(528) は 触手 を入手！
つむぎ(527) は 触手 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
つむぎ(527) のもとに チンピラ が興味津々な様子で近づいてきます。
つむぎ(527) のもとに ぞう が興味津々な様子で近づいてきます。
つむぎ(527) のもとに 大蛇 が興味津々な様子で近づいてきます。

次元タクシーに乗り ヒノデ区 M-11：チェックポイント《大通り》 に転送されました！


つむぎ(527) がパーティから離脱しました！

ひさめ(528) がパーティから離脱しました！

現在のパーティから離脱しました！

ヒノデ区 M-12（道路）に移動！（体調30⇒29）
ヒノデ区 N-12（森林）に移動！（体調29⇒28）
ヒノデ区 O-12（森林）に移動！（体調28⇒27）
ヒノデ区 P-12（森林）に移動！（体調27⇒26）
ヒノデ区 P-13（山岳）に移動！（体調26⇒25）

偽黒初(77) からパーティに勧誘されました！

採集はできませんでした。
　　 - 偽黒初(77) の選択は チナミ区 R-7：チェックポイント《廃ビル》（ベースキャンプ外のため無効）
　　 - Dr.笹子(831) の選択は チナミ区 R-7：チェックポイント《廃ビル》（ベースキャンプ外のため無効）

MISSION - 未発生：
　　 - 偽黒初(77) の選択は ヒノデ区 M-11：チェックポイント《大通り》（ベースキャンプ外のため無効）
　　 - Dr.笹子(831) の選択は ヒノデ区 M-11：チェックポイント《大通り》（ベースキャンプ外のため無効）

［816 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［370 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［367 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［104 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［147 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

　

　





　




チャット画面にふたりの姿が映る。

　





　





　








ドライバーさんから伝えられた内容に動揺している様子のふたり。

　





　

　

　

ザザッ――

　

チャットに雑音が混じる･･･

　

　

　




　

ザザッ――

　




　

ザザッ――

　




　




　

　

　

ザザッ――

　

　

　





　

　

　





　

　

　

チャットが閉じられる――