生存 96 日目 天候:晴れ
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【食料消費】 料理判定に失敗… 食料196 を消費しました。
【食料消費】 PetNo.2 狐香
小さな大妖精(自称)翠(556) からメッセージ
小さな大妖精(自称)翠「途中からだったけど、一緒に狩り出来て楽しかったのですよ♪」
小さな大妖精(自称)翠「また次期でも
恭也(646) からメッセージ
カトレア(690) からメッセージ
ラフィー(1022) からメッセージ
魔力 を 40 上昇させました。(CP- 56 ) |
叫び声が聞こえる メフィ(230) のシャウト! メフィ「今日でこちらともお別れですね。ご挨拶致しませんと…」
玉藻(285) のシャウト!
マジ狩るアンバー(354) のシャウト!
小さな大妖精(自称)翠(556) のシャウト!
ラオ(801) のシャウト!
ちゅ〜ちゃん(963) のシャウト!
ルチル(996) のシャウト!
アフロなアル(1006) のシャウト!
ハルキ(1053) のシャウト!
むっくん(1096) のシャウト!
剣心(1397) のシャウト!
よう(1793) のシャウト!
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創られた幻の島が、強い光を放ちつつ少しずつ消えていきます。 唯一残るのは島の本当の姿、小さな、ひとつの島。 そして貴方は想います、これからの自分の居場所・・・ 玉藻と龍飛の家 「にゃ〜……結局戻ってきちゃったよ……」 「しょげんなよ。別にいいじゃんか」 戻ってくることに否定的だった玉藻は、戻ってきたことに対して未だに文句を言っていた。 「にゃー!よくないよ!!だって、こっちに帰ってきたっていうことは……」 そのとき、向かって右の家から誰か出てきた。 「そのにゃーにゃー言ってるのはお姉ちゃん?」 一人の狐耳の生えた茶色の短髪、雰囲気は玉藻に似ているが玉藻より当然背が高くちょっとつり目気味の少女は不審そうに玉藻を見ていた。 「にゃ〜……タマモの妹の狐白だよ〜……」 その少女を、玉藻は嫌そうにだばぼたちに紹介した。 「久しぶり、狐白」 当然、家が隣の龍飛は知り合いであり、幼なじみの一人でもある。 そして…… 「龍飛お兄ちゃん!!心配したんだよ!いきなりいなくなって!!」 「すまない……」 別に龍飛のせいではないのだが、他人を心配にさせたことに対し本当に申し訳なく思っていた。 「で?説明してくれるんでしょうね、お姉ちゃん?」 妹のほうが背が高いため、姉なのに見下ろされる形の玉藻。 「にゃー!!タマモ悪くないもん!!」 どういう因果関係か、 勝手にあの島に送り込まれた玉藻は説明のしようもなかった。 「あ、お兄ちゃん……」 同じ家から、今度は黒髪でストレートの長髪、背は狐白ほどで狐白とは対称的におとなしそうな女の子が出てきた。 「紫苑……」 「お兄ちゃん……ぐすっ」 「にゃ〜……龍飛の妹だよ〜……義理だけど」 玉藻はこれまた嫌そうにだばぼたちに紹介した。 当の本人は兄である龍飛との再開に涙ぐんでいた。 「し、心配、してた、んだよ」 涙ぐんでうまく声が出せないのか、途切れ途切れに話かけていた。 兄である龍飛は妹である紫苑を抱きしめ、頭を撫でて落ち着かせようとしていた。 「ただいま、紫苑」 優しい声で落ち着かせようとする龍飛とは対称的に玉藻は内心かなりあせっていた。 『にゃ〜……龍飛といい雰囲気なんだよ〜……龍飛といい雰囲気になっていいのはタマモだけなのに〜』 内容はとてもくだらなかった。 「やっぱり龍飛くんはもてもてだね〜」 やはりというか、どこでも咲葵はのんきであったが、概ね、言ったことは当たっていたのだった。 「にゃー!だから嫌だったんだよー!」 頬を膨らませてとても不満さを表している玉藻。 だばぼや咲葵は感動(?)の再開に喜んでいるようだ。 そして…… 「始めまして、紫苑ちゃん。私は将来、あなたのお義姉さまになる玉藻といいます。」 ここにも一人、暴走した者がいた。 「えっ?」 その発言に目を丸くさせ、一度玉藻を見た後、すぐに龍飛を見つめた。 「どういう、ことなの?お兄ちゃん」 その表情からは嘘でしょ?と言っているように受け取れた。 「ああ、玉藻と同じ名前でびっくりしたよな」 「そっちじゃないよ!!将来、義姉になるっていうほうだよ!」 紫苑が聞いてることに対して、少しずれた解答をした龍飛に、狐白はストレートに聞き返した。 「それは嘘だから気にするな」 「がーん!!」 そっけなく否定されて、大きい玉藻はショックで地面に手をついた。 「にゃー、そうだよ。龍飛と結婚するのはタマモだよ!」 当然とばかりにない胸を張って主張する小さい玉藻。 「違うよ!龍飛お兄ちゃんとは私が結婚するんだからね!」 「……お兄ちゃんは渡さないよ」 つまりはそういうことなのだった。 「なるほどな。だから独占できる島から帰ってきたくなかったわけか」 事情をいち早く飲み込んだだばぼは、玉藻があそこまで帰ることを渋っていた理由がわかった。 「ちょっと落ち着け。とりあえず家に上がろう」 さすがに外で騒げば人目につくが、近所からは今までの恒例だったがためにあまり注目はされていなかった。 そんなわけで一同は玉藻の家に上がっていった 「にゃ〜☆ただいま〜」 「子供は何人できた?2人?5人?」 家の中には、いきなりハイテンションで玉藻に質問をぶつけてきた女性と、 「龍飛も帰ってきたみたいね」 少しおっとりした女性がいた。 「にゃ〜☆子供は出来なかったけど気持ちよかったよ〜♪」 「事実を捻じ曲げるな。ただいま、母さん」 ハイテンションは玉藻・狐白の母親でおっとりした女性は龍飛・紫苑の母親だった。 「まあ、私的には龍飛が義理でも息子になってくれるならどっちとくっつこうがいいけどね」 子供のときから龍飛の面倒も見ている玉藻母は、すでに龍飛を自分の息子のように扱い、また、娘の結婚相手としても狙っていた。 「ところで見たことない人たちもいるようだけど。龍飛、紹介してくれないかしら?」 いなくなったのは玉藻と龍飛だけだったが、戻ってきたら他に3名ほどついてきていた。ちなみに狐香は島に強制的に残された。 「え〜っと、誰から紹介していいことやら」 この中でまともなほうなのがだばぼだけなので、紹介しにくいというのが現状である。 「始めましてお義母様。私は龍飛様の婚約者の玉藻といいます。以後お見知りおきを」 ここでもやはり一人暴走していた大きい玉藻はわれ先にと進んで自己紹介していた。 「そんなの嘘だよ。お兄ちゃんそういってたもん」 ちょっと怒り気味の紫苑はその紹介をひていした。また、周りのみんなも怒り気味で、1名は関係なさそうに、また1名はそれがおもしろうそうに傍観していた。 「ちょっと面白くなってきたね」 「私は平和に終わって酒が飲みたい」 「とりあえず、残りの二人を。狐耳生えてるほうがだばぼ、こっちの人が咲葵。三人とは旅先で出会って一緒に行動してたんだ」 当り障りのない紹介で場を濁す。まさか、だばぼはいいとしても咲葵が人間ではなく、攻魔と呼ばれる魔道物だとは言っても信用してくれないだろうという配慮から人と紹介したのだった。 「行くところがないらしいから、うちと玉藻の家で世話することにしたんだけど」 「それは構わないわ。大人数は楽しいからね」 「とりあえずちゃんと働くから金の心配はしないでくれ」 「右に同じ〜」 これからの居候生活になんら不安も抱いていない二人。むしろ一人はこれからこんなに面白い生活が待っていると思ってわくわくしていた。 「にゃ〜、大きい玉藻はうちね」 「じゃあ、だばぼと咲葵はうちだな」 「異議有り!!」 どこぞの裁判ゲームよろしく、大きい玉藻から当然異議の声があがった。 「私は龍飛様のそばに……!」 「「「異議は却下します」」」 小さい玉藻、狐白、紫苑は息をそろえて言った。 「なぜですか!?」 心底疑問そうに聞いてくる大きい玉藻。 「そんな危険なことできるわけないでしょ!!」 相手が年上だろうとなんだろうと関係なくため口で文句をいう狐白。彼女は玉藻と同じく、龍飛を狙うのは自分の敵と判断しているようだ。 「お兄ちゃんはもっと女性らしい人がふさわしいです」 控えめだが敵意剥き出しで、さらに龍飛の腕をつかんで紫苑は言った。 「にゃー!!だったらタマモが行くよ!!」 今までの経験上、大きい玉藻が何を考えているのかわかっている小さい玉藻は、だったら自分が、と考えていた。 「それに、龍飛はタマモと結婚することをちゃんと考えてるんだからね!!」 そしてここに爆弾が投下された。 今の発言に辺りは静かになり、玉藻に注目したかと思えばすぐに龍飛に視線が行き、口々に疑問が飛び出したが、要約すると 「それは本当なのか?」 というものだった。 「ああ、確かに玉藻との結婚は考えてると言った」 一切を否定せず、みんなの疑問について答えた。 「悪いけど、俺のことを一番よく知ってるのは玉藻だ。初めて日本に来てできた友達が玉藻だし、マリア母さんが死んですべてからふさぎ込んでた俺を、常にそばにいて元気付けてくれたのも玉藻だ。小学校のときにいじめられてたのを助けてくれたのも玉藻で、いつも好きだといってくれてるのも玉藻だった。俺はそんな玉藻が好きだし、その思いに答えたい」 ゆっくりと自分で言ってる言葉をかみ締めるようにみんなに聞こえるくらいの声量で言った。 ちょっとはずかしいのか顔に赤みがかかっていた。 「にゃ〜☆龍飛のこと大好きだよ〜♪」 はっきりとみんなのいる前で自分のことが好きだと言われた玉藻は顔を真っ赤にしながらも返事を返した。 「本命は玉藻か。まあうちの娘と結婚してくれるならいいんだけどね」 玉藻母はうれしさを隠そうともせず、よくやったと玉藻に声をかけた。 しかし、それで黙っている龍飛好きの人たちではなかった。 「お兄ちゃん!目覚まして!あんな小さい幼女のどこがいいの?」 ここぞとばかりにはっきり物をいい、 「お兄ちゃん……私だってお兄ちゃんのこと……」 瞳を潤ませ、しなだれるように兄にすがりついた。 「そうだよ龍飛お兄ちゃん。あんなのより私のほうがいいよ!」 何がどういいのかわからないが、姉をあんなの呼ばわりしているあたり、例え姉妹でも敵の関係にあるようだ。 「龍飛様、こんな子供達より私のようにナイズバディで大人な女性のほうがいろいろ出来て、さらに気持ちもよくなれますよ」 勝ち誇ったように胸に手を当て持ち上げ、他のみんなより胸があることを強調しているが、ただの下ネタにしかなっていない。 「なんと言われようが俺は玉藻が好きだ。それだけは変わらない」 「にゃ〜……龍飛……」 目を潤ませ感動している。それほどに玉藻は龍飛が好きなのだろう。 「だから帰ってきても何も心配はなかったんだ」 「にゃ〜☆子供作るよー!!」 何を暴走したのか、島にいるときの調子に戻った。 「そんなの認めないよ」 「お姉ちゃんより私のほうがいいんだってば!」 「私は別にメイドとして奉仕させていただければそれで満足です」 島から帰ってきたけど、何も変わらない玉藻と龍飛くんでした。 次に会うのは何時のことやら……
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