生存 96 日目 天候:晴れ
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【食料消費】 食料651 を消費しました。
恭也(646) からメッセージ
カトレア(690) からメッセージ
ラフィー(1022) からメッセージ
魔力 を 29 上昇させました。(CP- 31 ) |
叫び声が聞こえる 昼寝中(35) のシャウト! 昼寝中「ぇーと、背後の人が引っ張り込んだ責任も込めて(何 もげらヽ(´▽`)ノ」
仁(163) のシャウト!
ミツルギ(168) のシャウト!
ロック(1028) のシャウト!
セラフィン(1514) のシャウト!
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創られた幻の島が、強い光を放ちつつ少しずつ消えていきます。 唯一残るのは島の本当の姿、小さな、ひとつの島。 そして貴方は想います、これからの自分の居場所・・・ いつもみんなが笑顔でいた、あの日常 チリチリチリ… この島に来てから、仁也のうなじ辺りの髪の毛を逆立てていた気配が徐々に島から消えてゆく。 ようやくこの島が安定した状態へと戻ったのだろう。 「終わった・・・んだな」 誰にいうとでもなく、テーブルに頬杖をついて呟く。 仁也の目の前には喫茶よしの自慢のブレンドが湯気を立てていた。 あの声が聞こえてから、いやこの島に呼ばれてから色々なことがあった。 完全なる自給自足の生活、それも見たことのない生き物を食料としていた。東京の真ん中にいた頃からでは考えられないような強敵との出会い、勝利、敗北。 確かにこの島で強くなった。そう、ただ強くなるということの他に目的があったから。 守らなければならない、生きていかなければならない、そして生きて帰らなければならない。そんな思いを胸にがむしゃらに生きていたら、気がつけば妙な奴らと行動をするようになっていた。 その誰もが、様々な意味で凄い奴で、とても魅力的な奴らだった。 島での生活はお終い。 だれもが分かっていること。 それ故、誰もそのことについて語ろうとはしなかった。 いや、語らないことで事実として認識することを拒否していたのかも知れない。 この島でのかけがえのない生活を、かけがえのない仲間と、かけがえのない思い出と。 それらを失うのが怖くて。 先の事を考えることもやめて、ただひたすらに時間を浪費していた。 しかし、身体が総毛立つ。 『まだ何か来るのかっ!』 頭を臨戦態勢に切り替える。 しかし、その研ぎ澄ました感覚で捉えたのは手が震えるほど懐かしい感覚だった。 それは一瞬の出来事だった。 仁也の目の前に光り輝く剣があらわれる。 仁也の性格のようなまっすぐで、表裏のない研ぎ澄まされた剣。 「鎧羅・・・」 そう呟きながら吸い寄せられるようにその剣を掴む。 鎧羅がまとっていた光が仁也に流れ込む。 仁也の身体が内側から沸騰しそうな程熱くたぎる。 そして頬を一筋の水滴が伝う。 鎧羅から流れ込んできたのは 「日常にいるみんな」の「思い」だった。 様々な喜怒哀楽が仁也の中を駆けめぐる。 そして仁也の中に一つの確信と共に結論が唐突に生まれた。 間違いなく、こいつらとはまたどこかで出会うだろう。 店の中を見回すと、仁也は満足そうに口の端を引き上げ、すっかり冷めてしまったブレンドを一気に喉に流し込む。 全ての思いを一粒も流れ出させないように、ここにいる、大好きな仲間と大好きな自分をあの日常へ持ち帰るため、仁也は立ち上がり、仲間達に告げる。 「例え世界の何処にいようとも、俺はお前達の為ならお前達を信じて力を貸すだろう。ただ、今はどうやら違うところで呼ばれているみたいだから、少しの間留守にするよ」
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最後に、島内トーナメントおよびキャラクターランキングを実施します。 それらの詳細は 島内トーナメントは こちら キャラクターランキングは こちら を参照してください。
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