ワーティファナ 「これが、リアルツッコミ……! 鼻で笑われてなくてよかった……!」 ツッコミ(物理)をその身に受けつつ、自分の推理(?)は 半分くらい合っていたっぽいと、満足気に頷く少女。 しかし、再び地面に倒れ込む相手の姿を見、自身が抱いた 第一印象よりも事態が深刻であることを察した。 ワーティファナ 「えっと……昨日、施設に寄ったときに作った肉じゃがの残りと おにぎり、食べますか? 飲み物は、お水しかありませんけど……」 荷物の中から保存容器に入った料理を取り出す。 保存用に汁気を切ったソレからは、100%の美味しさを感じられそうにないが 腹に入れる点においては何の問題もないだろう。 |
エアリス 「……小さい。そっか、 人を運ぶ転送装置じゃあ、入りきらないんだねぇ。 わらわら。って、案外大きかったりするのかなぁ」 エアリス 「ああ、遊んであげるともさ。 私が私であり続ける限り、ね」 エアリス 「……弔ってくれる相手かい? どうだろうねぇ、心当たりはあるような。ないような。 いずれにせよ……普通には、死ねないんじゃないかな。何せ、」 エアリス? 「自分自身の複製とはいえ、多くの人間の命を弄んだ罪は決して軽くはないのだからね」 彼女の言葉に重ねるようにして、殆ど同じ声が背後から掛かる。 振り返れば、白いコートを着たエアリスそっくりな人物がゆっくりと近づいていた。 エアリス 「あー、ごめんその、 面倒なことに巻き込んじゃったみたい。 歩数カード……は、開拓のために温存しておきたいけれど。 そうも言ってられないかな……?」 |
エアリス 「ありゃ、これは丁寧にどうもだね。 私はエアリス、エアリス・フローレンシア。 一魔法使いにして学者の端くれ、そして『愚者』の座を頂いたモノだ」 エアリス 「よろしく、『正義』。」 軽く頭を下げ──少しの後、困ったような笑みを浮かべた。 エアリス 「いやしかし、名前がないというのも何だか不便だね。 なんとなれば君を『正義』と呼ぶことはできる。 できるけれどもね、」 エアリス 「それは君個人を指していないような気がするんだ。 名乗れない、名乗らないことに何か理由でもあるのかい? ……いや、言いたくなかったら別に構わないけどさ」 |
エアリス 「腕を…斬り落としてくれと、そう頼んだのは君だろ? なぁに心配は要らないさ少しばかり切開して内部構ごッッッ」 殴打属性攻撃! Critical! Clean Hit!!! エアリス(Pn80) は65のダメージ! 呆気なく殴り倒される『愚者』。 が、次の瞬間には上体を起こし、体制を立て直した。 ぐしゃ 「い、いやあ、実に良い一撃だ…… っていうかごめんね、怖がらせちゃったみたいだね。」 エアリス 「けれども、これで分かった。 基本的に、主導権は君の方にあるみたいだ…… 工夫によっては、そのまま君の制御下に置き続けることも可能かもしれないね」 合間合間に、首肯を挟みつつ。 あなたの送る日常生活を、じっくりと聞いている。 先程のような、異常な好奇心は見られず…… 訂正。控え目ではあるものの、時折、纏わりつくような視線を感じるだろう。 人を人とも思わぬような視線、ではなく── エアリス 「人間……に近しい存在であるからこそ、君のその変化はやっぱり興味深いよ。 一つ、その右腕からしか食べ物を受け付けなくなった。 二つ、右腕や尻尾は時折勝手に動くことがある。 三つ、満腹であるか、食べられないものに対しては『食欲』が湧かない。」 少し、躊躇うような素振り。 エアリス 「そして、これは私の推測だけれど。 腕を斬り落としたところで、この問題は解決しないんじゃあないかな」 「───君は、本当にその手や尻尾とお別れしたいと思っているのかい?」 |
エアリス 「……占いって概念が、ない」 「機工惑星……うん、他星との接触を意図的に避けていると聞いたことはあるけれど、 ここまで常識も違ってくるものなんだねぇ……いやはや」 嘆息し、わしゃわしゃと灰茶色の髪を梳く。 動作に隠しきれない驚きが滲み出ていた。 エアリス 「ええとだね。占う、っていうのはさ、 直接は関係なさそうな事柄から、未来や秘密を探ること……かな」 エアリス 「機械的な予測と違うところは。 非合理的な手段を使う点、曖昧な結果に留める点、あたりだろうね。 そう、例えば……無作為に引いたカードの図柄から、 今後、起こるであろうことを予想したりする」 エアリス 「うん。後からどうとでも解釈できるような、曖昧なことを示すんだ。 それだけで少しは不安が取り除かれる人は、多いからね…… そう、不安。未来のことがわからないって、人間にとって不安だからさ」 エアリス 「それで、そういった……非合理的な予測。占いに頼るんだ。 君たち……いや、機工惑星の人々って、不安になることはないのかい?」 高度に発達した文明を持つ人々は、情動の在り方でさえ違うのだろうかと、 案外視野の狭かった学者の端くれは、星々の向こうに思いを馳せる。 |
その忠告が聞けなかったせいか、はたまた別の理由か。 "もうヒトリ"に彼は無惨にも倒された。 身体中に負ったその傷と、疲れた表情が、彼の敗北を生々しく語っている。 「コピーを疎んでいる、というよりはね。本当に疎んでいるのは、僕自身だよ」 ――居なければよかったんだ、僕なんて。 「だけどね、こうして一緒に開拓してくれる仲間がいて、アルカナナイツのみんながいて…… それがここで戦う理由だし、生きる理由なんだよ」 彼はそう言って、一息ついた。 「僕が僕に相対するのは、そういう願望の捌け口かもしれない。 でも、いいんだ、それで。 傷つけたくない、なんていうのは元々ただのエゴだからね。お人好しなんかじゃない」 |
深ーく、ため息を吐く。 エアリス 「いやぁ、余計な心配だったかな。 ……例えばだけどさ。今のモニアさんがね、塔で出会う前のモニアさんだったらな……なんてね。 あちこち旅してると、稀にあるんだ。 久しぶりに会ったはずの人と、物事の前後関係が食い違ってることがね」 エアリス 「何はともあれ、見た目は元気そうで安心したよ。 んー、元気って言うにはお互い語弊がありそうだけどさ」 エアリス 「ところで、ヤルカナ……って、何だい? ぱっと聞いたとこではアルカナによく似た響きだけれども……」 |
エアリス 「私は一人で、背負い込みすぎたのかもしれないね…… ……ありがと。」 エアリス 「しかし最悪なのは、奴が逃げ込んだ先がよりにもよってこの惑星だったってことだね。 もしかすると……あのコピー自体のBUGも、この惑星にはいるかもしれない。 あんな醜態を何度も何度も見せつけられちゃあ、こっちの精神にも悪影響が出かねないよ。」 「それとも、元からそれが彼女の狙い──復讐、なのかもしれない」 エアリス 「捕らえるだけ……ああ、うん。 やっぱり、『アレ』だけはどうしても……私自身の手で始末を付けたくってさ。 それとも……それ以外に、何かが出来るっていうのかい?」 『記録する』以外のことを?と、誰かが囁いた。 【メッセ遅れはお互い様になっちまいますね………申し訳ない!ゆっくり確実に進めていく所存です】 |
エアリス 「治癒の力を扱える君に言うのもナンだけど……大丈夫かい!? 随分と酷くやられちゃったみたいだね」 エアリス 「──早川、君?」 エアリス 「初めから、居なければどんなにか……楽だっただろうか。こんな、苦しい思いをせずに済んだだろうか。 その気持ちはとても分かる、と言いたいところだけれど。 私は君じゃあないからね……分かるような気がする、としか言えないや」 あくまでそっけなく、他人だという前提を崩さない。 エアリス 「そうか、早くも君にとっては──ここが、アルカナナイツが、 還る場所になってくれたか」 エアリス 「もしも、──もしもだよ、 これを内側から瓦解させようとする人間がいても……かい?」 その気持ちを測るように、問い掛ける。 |
「大丈夫、この程度、どうってことはないよ」 次の開拓に支障が出かねない傷であることは、火を見るよりも明らかだ。 あなたが指摘した通り、彼に治癒の能力があることが、唯一の僥倖か。 「エアリス……さん? そうだね、なんとなく、分かる気がするよ。僕は、苦しい思いをしたことはないけれど 僕も、君ではないから、汲み取ってあげるのにも限界があるしね」 他人であるという前提を抜きにしても、分かる"ような気がする"、ということに変わりはないだろう。 それは同じような言語で表現できる物事でも、本質からして全く異なるナニカなのだから。 「アルカナナイツが居場所、か……確かにそうかもしれないね。僕はそこに、生きる意味を見出しているんだから。 だけど、君も感づいている通り、僕は異教徒ということになる。スティヴァーレの市民からすれば異端とされてもおかしくないでしょうね。 だから、スティヴァーレの騎士と同じ待遇は最初から求めてはいないし、こんな辺境の惑星でやっていくには、組織に入るということは有利に物事を進める手段となり得る。 それでも……僕の戦いが皆の為になるというのなら、それで僕は十分だよ」 要するに、瓦解しようがしまいが、ただのリソースは、"皆の為の戦い"を続けなくてはならない、と彼は云う。 人間らしい生き方、自分を大切にする方法が分からない彼には、明確な結論を出すことができなかった。 「もしもそれが、惑星に危害を加えるような結果になるとしたら……僕は瓦解を赦したりはしないけどね?」 たとえ、この命に代えたとしても。 |
Gone Past 「【その言葉を聞いてか聞かずか、小さく、ん、とだけ呟く】 」 Gone Past 「…………確かに、その可能性はあるな。悪ィ、何も慰めの言葉が言えなくて」 Gone Past 「……ただ、もしもそれが狙いならソイツ自身はきっと奥地に居るかもしれん。アンタにまずはBUGを見せて弱らせる腹積もりなら、だが」 Gone Past 「Gone Past 「……いや、うん。そうだよな。悪いな変なことを言っちまって。捕らえることは、まあ俺の能力だと工夫が必要だが出来なくもない。だから、捕らえることは任せてくれ」」 「そして、さっきのことは忘れてくれ」 「言えるわけがない。この能力は、暴走させれば空間上に破滅を与えられるのだ。ちょうど、人一人分の」 「何の為に? 罪を償う為に」 |
ㅤ ──── Q-Lv17 【胎動冷却】 ──── 凍てつく空気の中を進む。 高い費用を支払って改良したコートは、 寒さから身を守るのにはそれなりに役立ってくれた。 けれども、 指がかじかむ。 足が感覚を失う。 頬から血の気が抜ける。 凍てつく空気は、徐々に活力を奪っていった。 ふと、何者かの気配を感じ、辺りを見回す。 荒涼とした廃墟が広がるのみ。 エリアの境を超え、一体に広がる暗闇の中に─── 魔女の眼差しを捉えた。 海賊の旗を目にした。 大王の勝鬨を聞いた。 粘液の大波の向こうに、 『弟』の顔を見た。 ──── ──────── ──────────── 顔見知りたちと、友人と、それから『弟』ハイハラを模したBUGが霧散する。 どうして、こんな簡単なことにも思い至らなかったのだろう。 もしかすると、気付きたくなかっただけなのかもしれない。 嗚呼。 贖罪のためにと創った、最後のコピー……私自身の腹から生まれたクローンまでもが、 この星では、複製されるのだ。 これから、幾人のコピーを殺す? そうやって、幾人の自分を殺す? もう覚悟は出来ていた、 出来ていたはずだった、 違った。 完全な『他者』として接してきた弟の無邪気な笑顔が、 そのBUGの好戦的な笑顔が、 他ならぬ私自身に歪まされたコピー達の狂った嘲笑が、 そのBUGの空っぽな笑顔が、 そして私自身のBUGの嗜虐的な笑顔が、 否応なく私を追い詰める。 逃げ場を、塞いでゆく。 ……わたしは ㅤ |
わたしは |
声が聞こえるかもしれない。 「そうだね。でもこれは渇きではないよ。潤いすぎて腐敗したと言っても良い。私は合わせているだけで、そこには何の感情もない。私は己の世界に抗う人間が好きなだけだよ。人は時に神すらを殺す。その可能性は人間が人間だからなのか、そこに興味を持ってね。」 気味悪く笑い声が響く後。 「今、見える「世界」は何か違うだろう?私は今、深淵に居る。分離して私だけ闇の底に居るんだ。つまり仮死、死んだ事になっている。今、君が見ている「世界」は裏の世界、とでも言っておこう。では少しの間任せた、エアリス・フローレンシア。」 声は、それっきりだろう。 |
ヤトア 「とはいえこれ、妾一人で管理できるものでもないし、しかも他の連中も開拓してるしでひとくちに“此処全部妾のな!"ってできないのもまた事実なのよな」 とは。 ヤトア 「まぁ妾の場合は、力を取り戻していっている分相手もって感じだが」 ヤトア 「あぁ、助力は歓迎しているよ。とてもではないが、この惑星は一人であれこれするには大きすぎる。 ふむ――?」 と、出された本の表紙を見て。 ヤトア 「んーむ、学科なぁ。これちと裏話なんだが、護衛を伸ばそうと思った所はあるんだよ。 しかしそれを取ると今度は変換やらが欲しくなり、そうするとメイン斬術はどこへ行ったのとなりそうだから他にやる事分からんし斬術一本にしてるって所なのよ。 そんな本を出すからには貴様、案のひとつやふたつはあるのだろうな?」 |
ネラ 「招待状……は、気付いたら持っていた状態、だったのですよね……。 引っ張り込まれた際には、確かに持っていなかった筈なんですが……」 「私の『起きる』と言う行為は……そうですね、『自分の意識を肉体の方に戻す事』と言えば良いでしょうか。 勿論本体はこの身体ひとつだけ、なのですが……普段は精神を『夢の中』に移してありまして…… 有体に行ってしまえば、普段は『遠隔操作をしている状態』である……と言えると思います」 「なので、精神は普通に消耗致しますし、身体の調子も普通に変化するので、睡眠や食事は必要なんですよね。 何と言うか……語彙の問題で期待させてしまったのであれば、申し訳ありません……」 「しかしあなたもヒトの子であるのならば、睡眠は必要な筈です。 長い時間眠れないのでしたら……短時間で疲労感は抜ける夢を見せたりする事は出来ると思いますので…… 必要であれば、お呼びくださいね? 少しでも眠っておけば、楽でしょうから」 目元の隈に気付いてか気付かずか、羨ましいと聞いてかで寝不足なのかと思ったのだろう。 そんな事を話しつつ、続く話題に首を傾げ。 ネラ 「いいまちがい……いえ、でもそれで何らかを掴めたのであれば、それはそれで良いのでしょう。 どちらにせよ、分からない事が多過ぎるのです……取っ掛かりになるのであれば、どんな発想でも無駄にはならないでしょうから」 そう言いつつ、ナイツの国にある宗教の話を静かに聞き。 ネラ 「占いに詳しい……かは分かりませんが、はい、潜在の意味などは軽く分かるかと……。 この惑星に来た時に出て来た潜在のカード二枚は……そちらの宗教と関係があるかは分かりませんし……」 「このカードが手元にある時点で、ある意味私達ヤルカナは『違う』のかも知れませんし、あまり変わりは無いのかも知れません。 どちらにせよ、ヤルカナがアルカナの対である事しか分かってはいませんが……敵のような対ではない、と私は思いたいです」 『調べたいのであればどうぞ』などと言いつつ。 手に持っていたその黒いカードを差し出した。 |
「知ってます? 甘い薬は毒薬なんですよ? 苦い薬は毒薬と良薬が混ざってるだけで。基本的には毒です」 転んでいる彼女に対しても、その言葉は一切変わらなかった。 何一つ変わらない、揺るがない、その姿がそこにはある。 生き方に変え方などないと。 「力を必要としなかったですからね。今まで、そんなものです。 試すのも使うのも作るのも捨てるのも、何一つ力は必要ありません。 不便に思ったのは歩く時の体力くらいなものです」 『魔女』は言う。 「だいたい。 ――『それらしい』でしょう?」 『魔女』は言う。 「まぁ、転んだら怪我します。なので少しは労わってもらえると。 別に何も起きませんが」 くだらないことも、一緒に、 |
……わたしは ㅤ 私は、決意を固めた。 予定は少し早くなるけれども…… 団に、迷惑を掛けてしまうことになるかもしれないけれど。 仕上げに行うはずだったそれを、手始めに行う。 根本を、断つ。 ハイ ハラ 殺す |
空っぽ 『そう?じゃ『四人』で遊べるのね』 【実に無警戒。そんな風に、新たに来た『エアリス』の足元から生えてきた別の『彼女』はそう問いかける】 空っぽ 『そうでしょ?エアリスは遊んでくれてるから、そっちも遊んでくれるエアリスなのだわ?』 空っぽ 「普通には死ねなくてもみんな地獄に来るんだし」 空っぽ 『こっちで何かするって関係ある?だから楽しく遊ぼーよーだわ』 【本当に一切の考えもなく。そうするのが当然と言うように『彼女』は『エアリス』に向かって話しかけ続ける】 【複数の同一人物、現世の罪。ただ日常】 |
ユスティ 「エアリス・フローレンシア……。いい名前ですね。エアリスさん。よろしくお願い致します」 ユスティ 「それと……。同じアルカナナイツの一員として聞かれたのであれば答えます」 ユスティ 「同じ組織に所属をしていて隠し事をするのはよくありませんし……」 ユスティ 「自分は……。この惑星に来る前に助けたかった人を助けることができませんでした」 ユスティ 「だから……。自分を捨てるために名前を捨てたのです……」 ユスティ 「ですが、アルカナナイツに所属することになり【正義】と呼ばれることになりました。 まだ未熟ですが改めてよろしくお願い到いますね」 |
クラヴィス 「………。そのような考えがあって、いいのですよ。平等だからこそ、僕達は自分で考え成し得る事を学ぶのです。」 クラヴィス 「神のお導きあって出来る事もありましょうが、自分自身が動かない事には、何も変えられませんから。 一人一人、手を借りてでも、自分で歩かなければ…、たとえどんな…結果が、待っていても。 僕は僕の歩んだ結果を受け入れます。そして、だめな所があったら、どうすればよい方向に向かうかを考え、実行してみせます。 必要ならば…疑う事も努めます。」 クラヴィス 「だからまずは、信じさせてください。…自分勝手な考えですが…どうか、お許しください。」 (強くなる腕の力を、腕に手を添えてそっとさする事で許し) クラヴィス 「エアリス様、いいのです。その気持ちを持っていていいのです。エゴだって、貴方の大切な一部です。 きっと、お辛い事でも頑張ってきたのですね……貴方はとても、優しい、優しいひとです。 エアリス様も、やりたい事、したい生き方ができるような、世の中に…僕はしたい。そのために、皆さんと一緒に、無事に帰らなくては。」 (背中に感じる温度。きゅっ、と、添えていた手は相手の腕を掴んでいて) (同じ温度になれるかは分からないけど、自分の瞳からもそれは零れ出ていた) …僕は、アルカナナイツ【教皇】の座であり、スティヴァーレの法皇クラヴィス。 全てを信じて祈り、共に歩み、支える役目を持つ者。 神に、全てに恵まれ、救われている事に、気付いた者。 |
ロズ 「……ちょっとやりすぎたかnうわ気持ち悪っ。」 |
ロズ 「……一応訂正しておくと、口から物を食べられないのは胸につっかえるから。果物の絞り汁くらいなら飲めるよ。 腕は、腕から直接臓腑へつながる道ができてるから、食べられるようになったってだけ。」 |
ロズ 「………。」 |
ロズ 「それ、本気で言ってる?」 |
ロズ 「勝手に動く腕が、どんどん変わってく身体が、分かれたくないって?」 |
ロズ 「確かに、今無くしてしまったら、私は生きていけないし、元の場所に戻れないかもしれない。」 |
ロズ 「でも、だからって、この腕があって良いことなんて、無い!!」 |
ロディ 「無作為に選ばれた結果からの予測……というと、ある種のランダム性を解釈するということでしょうか。 『タロット』の用法としてそのようなものを伺ったことはありますし、ぼくも一度そのようなことが可能かと試してみたことはありますが、『タロット』に限られるものではなかったのですね」 ロディ 「機工惑星においても、人々の不安は重大な懸念です。 無論、社会制度や技術によってそれを取り除くことは最優先事項とされていますし……ぼくもまた、そうした目的のもとにつくられています。」 ロディ 「他星からその手段を学ぶことができればより取り得る選択肢は増え、現在の手法では改善できないものへの効果を期待できるかもしれません」 ロディ 「そういえば……エアリスさまは、機工惑星のことをご存じなのですか? 長らく他星との交流がなかった星ですし、その名も星外でそれほど知られているものとは思っていなかったのですが…… 『タロット』のことに限らずとも、エアリスさまは博学な方なのですね」 |
◆◆ 「ッハ、ずゥいぶん正直ネ? 簡潔ナ方が分かりヤすいシ別にイイんだケド。 …ソレにしてもアルカナナイツ、ねえ………」 *言葉の端を濁らせ、僅かに考え込むような雰囲気。* ◆◆ 「―――エェ、えぇ。聞いた事アルわ…大アルカナの座を名乗ル騎士団のコト。アンマリ纏まりのアル集団二は見えナかったケド… 捨て駒 相次ぐ失踪者…『抑止力』ト臨時戦力、オマケに盾と剣ネェ―――」 ◆◆ 「キナ臭いってレベルじゃアないワねぇ、エアリスチャン?エェ。臭スギルにも限度がアルってもんヨォ。」 ◆◆ 「それともワタシが待遇ダのナンだの…ソンなもので釣れルとデモォ? あは、ワタシも甘ァーく見らレタものネェ………」 *笑い声と裏腹。 その声はひたすらに冷ややかだ。隠された視線が刃物のように鋭くなる気配―――* ◆◆ 「―――なァんて、ネ。 普段ならワタシも一蹴シてた…ッテ言うかアンタの事埋メてたケド。」 *は、一瞬にして収まり。 物騒なことは言いつつもまた巫山戯たような口調に戻るが…それでも尚、何処か探るような気配を忍ばせる。* ◆◆ 「ケド………そう、ネ。 ……その話、受けてアゲル。 ワタシに頼む位ナンだからアンタらも相当余裕ナイみたいダシィ、何より―――」 ◆◆ *態々言葉にする必要は無いと言わんばかりに。その先を語る事は無かった* |
エアリス 「ふむ、なかなかに興味深いね…」 |
エアリス 「BUGも、カードを生成できる……のかな。」 |
エアリス 「わたしのチカラ、どう見せてくれるんだい」 |
エアリス 「うぅん、朝は苦手だよ……ふぁあ」 |
無造作にダイスを放り投げた。 |
チェノー 「呼ンだかな」 |
空っぽ 「遊ぶ?遊ぶのかしら???」 |
ヤマツ 「良かろう、朽ちるまで使え」 |
アルザーン 「私に任せておいて貰おう」 |
目玉新カード……【全待機Lv3】【貫命傷冥闇Lv3】【惨命傷冥闇Lv3】
創英角ポップ体かつ虹色で全待機3を掲げて巻き寿司型惑星を走り回りたいですね。 ぐしゃ 「いやさすがにそれはない 」 そうですか。 〇今回はさらに敏捷を伸ばします。 目的は、先発干渉カードを回避し待機の失敗を防ぐため。 もう一つ、チェノー氏の先手を取り、デコイの低コストカードを一掃すること。 でもあんまり伸ばして自傷が自分に当たらないのやだな…… 瀕死になるのこいつにとって将来的に重要なんですよね とかいってると罠傷Lv3とかでぶち抜かれるのが油断ならんですが 〇全換投射3と全無投射3を獲得しているシンセミアさんが事象にとっての脅威ですね。 そして事象の中で一番目立ってる火炎は惨一発で剥がしてくるのがズルい…… まあ私も普通に対策札持ってるんですけどねー(貫自傷やら惨傷痕やらを構える) 突刺で同じような札を得たアンブロジアさんはAnother戦だそうで。 でも次回からは、同じく大いに注意すべき方です 〇貫傷も待機もひどく警戒されてると思うんですよ。 ・じゃあそれ以外の戦術取ればいいじゃん、ってなると、継戦能力の低さが響いてきますね。 Lv2カードならある程度続けて振れるんですが、さすがに壁が鬱陶しいかな? あと、先発枠。待機以外に入るものがないんです酷いなこれ。 ・じゃあ、それを理解したうえで、対策の対策を取っていこうと。 待機対策……Go多め云為高コストカード白紙確変……の対策。 速攻対策……発動魅了混乱防回避バフ命中デバフ……の対策。 あたまが痛くなってきますね。 とくに猛毒勢。どうすればいいんだ……? ○がっかけいかく 18~20回 料64、神64、盗60 臨機応変対応、フルマーキングは狙わなくともよい。 料理…増活気、全鎮静、復帰など 神術……全強精神、全○○補強、全狂除封殺、全復活など 盗術……罠命/侵食/自傷、罠全○○減弱、冥闇吸魔、添活気、隠密、全収束など 次のメイン上げ期 冥術:320もしくは360、1.5~2更新 地学:200、1.25更新 算術:80、0.5更新 次のサブ上げ期 心理:120、0.75更新。呪はおさらばするかも 火術:160、1.25更新。突はおさらばするかも 料理/神術/盗術:120、0.75更新。必要に応じて。 工芸?全弱精神/生命、各種補佐、刳傷、などなど。 奇術?対○○に全低下/云為/確変、散○○、制御操作、そして💥爆散💥。いやそこまで前のめりになれん ○今後のビジョン。一応の完成形の青写真 開幕で瀕死条件を満たし、鬼のようなバフデバフと全収束を展開してゆくサブアタッカー。 速攻寄りではあるが、継戦能力も比較的高い方。大きく分類して、 1.長期戦型侵食アタッカー:待機、封殺、侵食、吸魔、血路 2.速攻型命自傷アタッカー:全収束、全補強/境、窮/命/自傷 の2タイプのロールを行う。 傷レベルは低めであるが、壁の少なさ、換壁の突破力からさほど気にならないはず |
○ | Pno80 夢の埋火に集うは [前 / 新 / 集] Eno80 エアリス・フローレンシア Eno7 チェヌリョーザイーミエ Eno89 地獄の髑髏妖 Eno202 ヤマツ Eno209 黒点のアルザーン |
VS | Pno356 野良猫PT [前 / 新 / 集] Eno356 野生化した猫 Eno110 アーノルド Eno119 ツァラ・ツァラン Eno245 メゴロオオザリガニ Eno307 ひとさしゆぴ |
× |
× | Pno80 夢の埋火に集うは [前 / 新 / 集] Eno80 エアリス・フローレンシア Eno7 チェヌリョーザイーミエ Eno89 地獄の髑髏妖 Eno202 ヤマツ Eno209 黒点のアルザーン |
VS | Pno254 へろーにうわーるど [前 / 新 / 集] Eno254 螺寿雲 Eno13 烟玖 Eno103 ながれぼしのミリウ[前回設定推奨] Eno18 シセラ(連れ出しは前回設定で) Eno159 ケス |
○ |
○ | Pno66 ジェイドPT [前 / 新 / 集] Eno66 ジェイド=サザンクロス Eno9 アウラ・アウレリーラ Eno252 アルジオキサ Eno270 シェルシェーリィ・M・ウェーハスハール Eno330 サンマ |
VS | Pno80 夢の埋火に集うは [前 / 新 / 集] Eno80 エアリス・フローレンシア Eno7 チェヌリョーザイーミエ Eno89 地獄の髑髏妖 Eno202 ヤマツ Eno209 黒点のアルザーン |
× |
誰にも知覚されない死角── もしかすると、彼女が『いるかもしれない』場所に、 幻術士は、音もなく現れていた。 ■■■■ 「こんにちは、こんばんは。 始めまして、お久しぶり。 教えてくれるかい、わたしの名前を」 |
ヤマツ 「あぁ忌々しい。地獄の釜で熔(と)け落ちよ」 |
エアリス 「きみが、わたしを止めるというのなら。 その『意志』、しっかりと示して欲しいんだ。」 |
チェノー 「よシ、行こウ」 |
空っぽ 「鬼ごっこするんだって。わらわら鬼ね!」 |
ヤマツ 「我はヤマツなり。 “哲学者”のカード。“隠者”のカードの逆さ裏。 」 ヤマツ 「────自由に使うがいい…… 愚者より愚かな隠者ども」 |
アルザーン 「君は美しい。もっと近くで見せてくれないか」 |
メイカ 「さぁーて、いっちょやりますかー」 |
ザナ 「サクサクっといきましょう。さ、俺達のためにくたばってくださいBUGさん達!」 |
烟玖 「……準備は……出来てる」 |
ミリウ 「白黒…つける…」 |
覆い隠すかのように。 |
首巻がたなびく。 |
エアリス 「第1章88節。『好意の返報性は絶対ではない。 これは何も相手に限った話ではなく、自身でさえその対象となる。 私達は今まで、幾つの好意を無下にしてきたのだろうか。 幾つの機会を無駄にしてきたのだろうか』」 |
/ なんでーっ \ |
/ なんでーっ \ |
/ なんでーっ \ |
エアリス 「あらら。」 |
ヤマツ 「よもや──── この期に及んで“此れ”の対策を講じていないとは言うまい?」 ヤマツ 「くっくっ、それでは答え合わせといこう」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
ヤマツ 「わたしのいう通りに動きなさい」 |
チェノー 「あレッ」 |
カードは枯れ朽ちてしまった。 |
夢の埋火に集うは Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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BUG Chain |
全ての存在には寿命がある。『信頼』や『親愛』も、その例に漏れない。 |
ヤマツ 「……?はて…… 何をしようとしていたのだったか……」 |
ヤマツ 「わたしも衰えたな……」 |
メイカ 「いったいなぁもー」 |
メイカ 「いったいなぁもー」 |
アルザーン 「今のは効いただろう?」 |
アルザーン 「今のは効いただろう?」 |
メイカ 「いったいなぁもー」 |
烟玖 「痛……」 |
アルザーン 「そこが弱いようだね」 |
アルザーン 「今のは効いただろう?」 |
アルザーン 「今のは効いただろう?」 |
アルザーン 「そこが弱いようだね」 |
カードは枯れ朽ちてしまった。 |
カードは枯れ朽ちてしまった。 |
エアリス 「あたた、予想外の方向から来たね」 |
ヤマツ 「やめろ、鬱陶しい」 |
ヤマツ 「────“そこを狙え”」 |
ヤマツ 「うむ……そう来たか」 |
アルザーン 「今のは効いただろう?」 |
アルザーン 「今のは効いただろう?」 |
アルザーン 「そこが弱いようだね」 |
メイカ 「サーンキュー!」 |
夢の埋火に集うは Chain 全自傷冥闇Lv3(1) 列傷痕冥闇Lv3(2) 全付封殺Lv2(3) 貫自傷冥闇Lv3(4) 惨侵食冥闇Lv3(5) 列付封殺Lv2(6) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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BUG Chain ?(1) ?(2) ?(3) ?(4) |
カードは枯れ朽ちてしまった。 |
/ なんでーっ \ |
ヤマツ 「傷つく準備のひとつも出来ていないのなら、どれ、 わたしが拵(こしら)えて差し上げよう」 |
アルザーン 「砂漠の湧き水もいつか涸れるものさ」 |
アルザーン 「そこが弱いようだね」 |
個は自己の繁栄を至上とする。妨げとなる他を排除することに何の異議があろう? |
メイカ 「サーンキュー!」 |
烟玖 「……ありがとう」 |
エアリス 「んー、目が覚めてきたよ。」 |
手首をほぐすように、鎌を振り回す。 |
ヤマツ 「……」 |
メイカ 「温まってきてるかなー?」 |
ミリウ 「ここからかな…」 |
メイカ 「サーンキュー!」 |
呼吸を整える。 |
アルザーン 「そこが弱いようだね」 |
夢の埋火に集うは Chain 全自傷冥闇Lv3(1) 列傷痕冥闇Lv3(2) 全付封殺Lv2(3) 貫自傷冥闇Lv3(4) 惨侵食冥闇Lv3(5) 列付封殺Lv2(6) 列素傷冥闇#事象Lv1(7) 付封殺Lv2(8) 全反動活気Lv1(9) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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BUG Chain ?(1) ?(2) ?(3) ?(4) ?(5) ?(6) ?(7) ?(8) ?(9) ?(10) |
カードは枯れ朽ちてしまった。 |
チェノー 「あレッ」 |
エアリス 「にゃあ”あ”あ”あ”!!!痛いって!」 |
チェノー 「ウグッ……!」 |
2'nd chain!! |
エアリス 「ごめんね、こうするしかないんだ。さっくり、切り取らせて貰うよ。」 |
メイカ 「いったいなぁもー」 |
虚像が掻き消える。 |
チェノー 「イズレは枯レ」 |
呼吸器が嫌悪の形で鳴らす警鐘。 |
5'th chain!! |
きみの血は、何色なのだろうね。 |
烟玖 「痛……」 |
エアリス 「きみの弱点、苦手、トラウマ、ぜんぶわたしに委ねてほしいんだ」 |
チェノー 「吹キ抜ケル風ニ声はなイ」 |
チェノー 「虫除ケ? さあ、どウだろウネ」 |
チェノー 「汎ゆル色は消エ去ろウ」 |
小さな死。 |
エアリス 「……ほんとは、わたしにそこまでする必要なんて、ないんだよ。」 |
チェノー 「はー、肥エルー」 |
ヤマツ 「………………ありがとう」 |
アルザーン 「ありがとう」 |
エアリス 「すごいね、まるで回復されてるみたいだよ!」 |
チェノー 「はー、肥エルー」 |
ヤマツ 「………………ありがとう」 |
アルザーン 「ありがとう」 |
Over drive!! |
エアリス 「あらら。」 |
アルザーン 「今のは効いただろう?」 |
アルザーン 「私に出来る最大の応急措置だ」 |
アルザーン 「これで最後だ」 |
アルザーン 「余所見はいけないな」 |
アルザーン 「君のことを過小評価していたようだ」 |