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<< 6:00~7:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




 暗がりから近づいてくる人間はどうやら女らしい。
錆びた円匙を引き摺り 近づいてくる。痩せていて 大人にしては小柄で、『黒』と同じ格好をした、―― 即ち『灰掻き』だ。
 緩慢に円匙が振り上げられると、『橙』と『黒』は距離を取った。『橙』はそのまま女と対峙し、『黒』は物陰に身を潜める。

「ねぇ、あんたたち。同じ『灰掻き』なんでしょう?」

 『灰掻き』に見られる癖の少ない口調だと、『橙』にも分かった。

「だったら、おとなしく死んでよ。私は『竜殺し』なのよ……?」
「オマエが『竜殺し』だったとして、それとオレが死ぬのと何も関係ない」
まだ私だけが、ひとりも殺せていないのよ……? 皆は、楽しんでいるのに……。
「だったらオマエがいう『竜殺し』とやらから、足を洗ったらどうだ? 多分、技術とかの方面で『適正』が無い」
どうせ私は『灰掻き』の下っ端よ!

 甲高い声で喚き、円匙を振り下ろした。『橙』は動かない。―― 動かなくても当たらないと、見てすぐに分かったから。
 再び円匙を振り上げようとするが、その隙を『黒』が見逃す筈もない。
 背後から円匙を掴んで奪い、円匙の柄で女を殴り飛ばした。それほど体力が無いのか、それだけで女は動かなくなった。『黒』は女の手首を縛っていく。

「おい、女相手にそこまで……」
「治らないケガさせるほど強く殴りつけてねェ。ってか、実力はともかくテメェを殺そうとしてきた人間相手に何言ってんだ。
しかし、本気で向いてねェな、こいつ。こりゃ『人参』がいてもいなくても大して変わらなかったな」
うるさい、うるさい!

 女は、意識までは失っていなかった。

『灰掻き』から『英雄』なんて出たことは無いって、『名無し』だって知っている!

 叫んでから、女は盛大に噎せている。『灰掻き』は多かれ少なかれ、胸を悪くする仕事でもあった。
 『黒』は、土色をした女の髪を掴んで顔の向きを変える。目を合わせて、話す。
 殺人を『楽しい』と表現する輩に加える慈悲は無いが、そうかといって人の目も見ないで話すような理念は持ち合わせてはいない。

「お前だって、腐っても『英雄候補』のひとりだろうが。……別に自分だけのために生きるなとは言わねぇが、もうすこし考えて見ろよ。
 『灰掻き』出身の『英雄』が居たこと無いから何だ。『灰掻き』になったからってやけっぱちになって誰かを襲って回るのは、本当に『英雄』にふさわしいか? それが本気で『名誉』だと思うのか?」

 この国の人間は全員が 『英雄』になる可能性を秘めている。
 『英雄』とは名誉である。
 そういう建前になっている。
               せんのう
 『声届ける力』による 日々の 信仰 が殆ど効かない『黒』にも、その建前だけは刷り込まれている。

 『黒』の話す間に、もうひとつ近づく気配がある。『黒』は気づいていない。

どうせ無駄なら好き勝手しても良いでしょう!?
「……要するに、自分が『灰掻き』なのを言い訳にして 人を殺そうとしてるだけか」

 これ以上語ることに意味が無いと判断して、『黒』はそのまま女の意識を奪おうとする。
 その時には、もう一つの気配が『黒』に迫っていた。
 『橙』は『黒』を庇うように、間に入る。
 もう一つの気配は壮年の男だ。その手にはナイフが握られている。
 『橙』がそれを視認した時には、既に『橙』の脇腹に深々とナイフが刺さっていた。構えた盾は間に合っていなかった。
 背後で息を呑むのは、おそらく『黒』だろう。
 ここを離れろ、と『橙』が言葉にする前に 走り去る足音が聞こえた。土色の女は先ほど『黒』が縛り上げていたから、おそらくは『黒』だ。『黒』がそうした意図は知らないしどうでもいい。たとえ偶然であろうと自分の望むままの展開になったのだから、それでいい。
 そう考えるまでの時間は さほど経っていなかったらしい。『橙』の身体からナイフが引き抜かれる。借り物のマントも 中に着た肌着も赤く染められる。
 壮年の男は、僅かに口角を吊り上げる。再び『橙』に向けてナイフを振り下ろす。ここに来てすぐに対峙した男よりも幾分早い。それでも『橙』は、そのナイフを掴んだ手首を掴み 持ちこたえる。
 ナイフを持った相手の対処法は、全く知らない訳でもない。最初に対峙した『竜殺し擬き』を相手に捌き続けることが出来たのも、それが理由である。
 しかし、『橙』は成長途上とも言える年頃であり 相手は今まで相手をした者と比べて手練れと見えた。おそらく、長くは持たない。

……面倒くせぇ。『灰掻き』の偽物が、抵抗しやがって

 低い声が聞こえる。―― これも、自称『竜殺し』の一派か。
 永遠とも刹那ともつかない硬直が続く。硬直を破ったのは、使い込まれた鎧を着た人物の乱入である。先ほどマロンという人物について尋ねて来た『守護者』だ。棍を手にした彼を見て、男は『橙』を放り棄てて路地に入っていった。

「君はさっきの『灰掻き』、―― いや。その橙の髪、『講堂』で何度か見たな」

 たとえば、『黒』はそのカリの名が現すように黒い髪。
 たとえば、つい先ほど相手をした女は土色の髪。
 たとえば、たった今『橙』にナイフを突き刺した男は白髪交じりの赤銅色。
 ――『橙』は、鮮やかな橙色だ。このような色をした髪は、この国には少ない。

 それを自覚して、マントで 服だけでなく髪を隠していたが。ナイフを刺された直後あたりには、マントがはだけていたのだろう。

「……、アイツを、追わなく て、いいんですか」

 傷口を手で押さえ、『橙』は尋ねる。緊張が解けたことで、痛みに意識が向き始めていた。

「他の仲間が待機していて、捕らえる手筈になっている。君は『名無し』か? ……ここにいる理由は、後ほど聞く」

 存外呆気なく終わりは来るものである。しかし。
 ――随分、長く持ちこたえた。
 嘘や隠し事の類いに適正の無い『橙』は、呆気ないなどとは考えていない。

 ――今の恰好で見つかるのと、それ被ってるのが『名無し』ってバレるのだったら……後者のがヒドい目に遭うだろうな。

 『黒』の言葉が思い出されたが、それでも『橙』はそれ以上抵抗しない。たとえ教官の指示があったとはいえ、自分の行動は紛れもない規律違反に当たるのだ。過ちを犯した人間は罰せられる必要があるのだ。他人も、自分も。

 止血の手当てを受けている間に、『癒し手』と思われる者がひとり。来たばかりの時点で『癒し手』はいなかったが、この惨状に動き出したのかもしれない。
完治とはいかなくとも動ける状態になったところで、土色の女と共に『守護者』に連れられる『橙』である。『橙』が『竜殺し』や『竜殺し擬き』の疑いを持たれているわけではなかったが、違反者か否かという意味で考えればどれも差が無かった。

――ッ、『人参』ッ

 視界の隅、随分離れた位置。『守護者』と一緒にいる『黒』の姿が見えた。自分を呼ぶ声も微かに聞こえたが、『橙』は反応しない。『黒』もまた規律違反を犯す『名無し』のひとりであったが、彼を巻き込むのは違うと考えた。―― 彼から『灰掻き』のマントを借りると選んだのは、他ならない自分自身だ。
 自分の罪を『黒』に押し付けるのは違うと考えた。他の『名無し』に余計なものを渡したという『黒』の罪を自分が被っているとは、気づかなかった。

 最終的に『橙』は普段の素行と 負傷者の救助を手伝っていたことが加わり 罰らしい罰を与えられることは無かったのだが、兎に角 こうして長い夜は明けたのだ。
 当初の目的である教本は、日を改めて買いに行く破目になるだろう。


 ……。














「―― 学び舎担当のヴァネッサ。現時点で、『英雄』最有力候補は?」

「C区では2名。どちらも現時点で10歳。下四桁はそれぞれ0183と0185。しかし『神子』どもの報告を見るに、0183に関しては『声届ける力』の効力があまりに低い。おそらく『赤』の適正が強すぎるのだろう。『銀』の適正も持っているようだが……」

「『神子』の報告なんて宛てにならないよ」

「あながちそうとも言い切れんぞ。『神子』どもが 雛型から逸脱した報告書を出してきた時、それは我々が目をつけた『英雄』候補と概ね一致している」

「話を戻す。0185に関しては?」

「『声届ける力』の効きが強いが、おそらくあれは、完全には塗りつぶされていない。大陸史の中で教本を買うように指示をしたが、誰よりも早くに動いた ―― 随分迷っている様子だったがな。そして今日の 『竜殺し』および『竜殺し擬き』の襲撃での動きから、『銀』の適正も見られる」

「つまり、『不幸喰らい』候補になり得る」

「そうなるだろう。0183については『象り』候補になるが……こちらは『灰掻き』のマロン然り、他にも候補が見られるからな」

「参ったな……少しでも早く『不幸喰らいの英雄』を選出しなければならないのに、やっとひとり可能性ある人が見つかったばかりなんて。真逆の適正をもった人間なら、斬り棄てるほどいるのに。ねえ、『青』の適正だけを持った人間ではだめなの? 初代ではそうしたと聞いているけれど」

「駄目だ。前回は確かにそうしてシメイも成し遂げられたが、同時に二度目の『災厄』を促した」

「繰り返す訳にはいかない。……一先ず、C-8500185が『不幸喰らいの英雄』としての技術を身に着けられるような仕事を与えられるよう、働きかけるか――」

「待て。アレが『不幸喰らい』候補であれば、職を与えるのは 私のイェルデ史が全て終わった後だ。―― 『不幸喰らいの英雄』が救わなければならない国のことを、知っておいた方が良い」

「では0185に関して、ヴァネッサによるイェルデ史の講義が終わった頃に役目を与えよう。『守護者』あたりが良かろう」

「それはアイツ次第だろう。0183に関しては、現時点『象りの英雄』最有力候補である マロンと近しく在れる役目にするといい。―― あれだけ『赤』の適正が強ければ、勝手に合流するだろう」

「……調和竜がいない中で、そんなこと決めちゃっていいの?」

「決定ではない。あくまで提案だ」

  サンドリヨン
 『灰被る国』で秘密裏に行われた会議から10日後に、『黒』は ノアールという名と『灰掻き』の役目が。20日後に、『橙』は リオネルという名と『守護者』の役目が。それぞれ贈られることになる。








ENo.9 タマキ とのやりとり

タマキ
「あ、いえ!全然大丈夫です!こちらこそ心配してもらったのに…すみません…」

相手の消沈した様子を見て、オロオロと首を横にふる。

「……以前、似たような能力で、右目を治そうとしてくれた人が居たんです。
ただ…その時は上手くいかなかったので…」

タマキ
「…あの、気分を害したりはしてないから、あまり気を落とさず…

えっと、ところで…今更なんですけど、リオネル君は防衛側の私達に協力してくれるんですか?」


ENo.180 ちわわ とのやりとり

ちわわ
「はーーー、じゃあなんだ、お前は神様の道具として、神様の思うがままに生きてるっていうのか。てかお前の世界狂ってんな。その神様とやらをぶっつぶしてやりてぇ。」

流石にこんな姿じゃどうしようもねぇけどな、と呟いて。

「よっくもまあ、大事だって言えるなぁ。つーかそれさあ、神様の道具として作られたからそう思うんじゃねぇの?考え方が神様の想い通り、なら神様の道具のお前はそいつらをよく思うのは当然じゃねぇの?

―― その心は、果たしてお前自身の、道具でもなんでもねぇ『リオネル自身の心』と言えんのか?
ちわわ
「……過去の話しても、お前は神様の道具だったからとか、神様の道具としてとしか意見を答えらんねぇんだろうな。

ってことで、こう聞く。
今お前は、今でも元の世界に生きる奴らが大事だって言えんのか?今の、落とされた今の、侵略戦争に参加している今でもよ。」


ENo.285 日明と月夜 とのやりとり

日明
「思っていいに決まってるでしょう」

語気をまた強めた。またちょっとおこだ。

「どんな姿をしていようが、イバラシティとハザマでの感覚が違ってようがリオネルはリオネルだ。僕の大事な友達だ。何があっても変わるワケないじゃないか。
 次そんなこと言ったら本気で張り倒すよ?
 君もよく知ってると思うけど、僕は元々大分気が短くて手が早いんだからね?ホントにやるからね?
 その鱗一枚は引っ剥がすぐらいはやるからね!」

過激派。

日明
「分かってるとは思えない、というのは仕方ないと思うよ。
 だってずっとその環境で生きてきて染み付いているものを変えようとすることはとてつもなく難しいことだから。
 でもね、もっと難しいのは今君が言っているように本当はわかっていないんじゃないか?って自分に対して疑問を持つことなんだ。そうやって自分自身に疑問を投げかけることができるのはとても大事なんだよ」

あの小型犬系少女の環境を憂い、変えようと思っている貴方ならば。
この少年の親友である青年がどのような人物であるかを知っている貴方ならば。
この少年の言っていることがどれだけの意味があるのかをきっと理解できるだろう。
例え、イバラシティでの自身との違いに乖離感を覚えていたとしても。

日明
「大丈夫。今本当に理解できていないかもしれないとしても、きっといつかわかるようになる日がくるよ。
 いつになるかはわからないけど……君は僕と違ってたくさん友達がいるじゃない。
 みんなそれぞれに考えがあって、理念があって、意志があって。たくさんの人との関わりの中でどういうものかを知っていくものだよ。

 だから、リオネルは大丈夫。不安にならなくてもいいんだよ」

して別回線。

日明
「ホント君って素直じゃないn殴りたさすぎるにも程があるんじゃない???
 僕は流石に一発で済ませてあげたい。鱗引っ剥がすぐらいの痛い奴にするけど。

過激派が過ぎるんだよなあー。

日明
「そんなこと言っておきながらなんだかんだで誰かの為に動く人なんだよね、僕知ってるー。
 自分にとって親しい誰かの為に何かすることが自分の為にもなることなんだよね。だから全部君自身のためなんだよねー」

にっこにっこ。完全にどういう印象か決まりきっているぞこいつ。

日明
「そうだね、それが当たり前の場所で育ってきたからそれ以外がわからないんだと思う。稚環さんと同じだよ、自分の置かれている環境に誰も疑問を投げなかったから完全に染み付いちゃってるんだ。
 でも、リオネルはそれがおかしいって気づけてるから僕は大丈夫だと思ってる。疲れるのは申し訳ないとは思うけどそうしてあげて欲しい。僕たちが近くにいれば手伝ったんだけどそうもいかないみたいだからね。

 もし何かあったらいつでも連絡してね、僕も月夜さんも絶対に力になるから」


ENo.358 テレーゼ とのやりとり

テレーゼ
「硝子の竜を見上げる。その姿を美しくも、どこか切なく感じた──」

テレーゼ
「「では、私達は争わなくて良いのだな。
良かった…違う人の記憶みたいな物なのに、おかしいな…テレーゼとしての私もお前をクラスメイトのサンドリヨンと今この時も思っているみたいだ」」

テレーゼ
「「頑張ろう、とは言わない…無事でいような」」


ENo.360 瑞稀 とのやりとり

瑞稀
「やっぱりリオネルはリオネルだよ。
 俺が知ってる、リオネルも今のお前も。同じ部分があるなら」

寂しさはある。それでも、彼はきっと彼なのだ。

瑞稀
「…………」

その言葉にしばらく考えるように黙り込んだ。

瑞稀
「怪我してもすぐに治るからってそんなこと言うなよ。
 治ったからいいって訳じゃないんだ。
 痛いものは、痛いだろ。
 心遣いはありがたいよ。でも俺は、友達が痛い思いをするのは嫌だ」

そうはっきりと言った。

「…だからさ。
 怪我したら飛んで来て話し相手になってくれよ。
 一人より一緒にいた方が、俺はいいな」


ENo.545 東堂玄樹 とのやりとり

東堂玄樹
「それなら取り敢えず良かった……安堵したぞ?
……後回しはまぁ否定はしないが、色々心配されているのわかるから
最低限は気をつけるさ」

東堂玄樹
「お前みたいに飛んでいくことは出来んが
俺も手伝えることがあれば力貸すから言えよ?


ENo.881 えるざ とのやりとり

えるざ
「なんか、風景変わっちゃってるけど、ここ、イバラシティらしいじゃん?
だったら、とりま南…オオキタへ行って、メツ校とか、自分の家がどうなってるか確認しなきゃだもんね。」

えるざ
「もし、アンジニチーがうちらの地元荒らしてたら、やっつけなきゃでしょ!

地元愛はヤンキーのお仕事!」


ENo.978 杏里 とのやりとり

「うん! ……あっ――」

短い一言を残し、切れる通信。
この世界での己の役目を“分かっている”と答えた
リオネルは、これからどうするつもりなのだろう。
戦いに赴くのだろうか。 誰と? どちらと?

怪我をしないでほしいし、できれば相対する立場では会いたくない。
結局、今の自分には友達の無事を祈ることくらいしかできない。
覚悟の決まっている友達と比べ、己の情けなさが身に染みた。

リオネルとの通信が切れたしばらくの後。
着信のコールと共に賑やかな声が飛び込んでくる。

「えっ……サエ? サエなの?? こっちに来てたんだ……」

今どこにいるの? ケガとかしてない?
そう尋ねようとした矢先に、怒涛の如く言葉を浴びせかけられた。

「ネックレスぅ……」

そう、以前来店した冴はシンプルなプレート付きネックレスを買ってくれたのだった。
まじまじと映像を眺めると、確かに首元には何も着けていない。
しかし、ハザマの環境やワールドスワップという衝撃の宣告よりも、買ったアクセサリーが持ち込めなかったことを嘆く冴のマイペースさについ笑いが出てしまった。

「そんなことあるんだ~?
 でもぼくも家に置いてたはずの物を持って来てたから、
 ここだとそういう事があるのかもね?
 けど冴は自由だなあ~、ネックレスよりも自分の安全のシンパイしなきゃだよ。
 今ダイジョーブ? 危ないことない?」

笑いを堪えきれずにいつもの調子で会話を続ける。
胸の奥のこわばりが少し和らぐのが、自分でも分かった。


ENo.1104 刀崎 依良 とのやりとり

「……確かに、話す機会、ないから、ね」

一通り話を聞き、一瞬だけ映るものが目に入る

「…大丈夫。最初の時に、伝えられたこと、ある。
敵と味方、所属だけじゃ、判別できないって、こと。

そして、途中から、私の端末、どっちについてるか、判別できるように、なった。

だから、安心して、リオネル。必要になったら、声、かけるね」


以下の相手に送信しました

ENo.19
翠眼の怪物
ENo.302
秋桐誠司
ENo.388
ユイノ
ENo.414
レスター
ENo.581
ツクシ
ENo.658
天弖





特に何もしませんでした。















防衛がんばるぞい
ENo.11
シエ
ENo.546
不幸喰らい
ハザマに生きるもの
骨ウルフ
スケルトン
















たんていごっこ
ENo.1626
まなと
ENo.1628
メイリ
防衛がんばるぞい
ENo.11
シエ
ENo.546
不幸喰らい
















対戦相手未発見のため不戦勝!

影響力が 4 増加!







領域LV5 UP!(LV15⇒20、-5CP)
装飾LV5 UP!(LV0⇒5、-5CP)

ノラ(1606) とカードを交換しました!

アクアヒール (アクアヒール)


フォースフィールド を研究しました!(深度0⇒1
ポイゾナスブラッド を研究しました!(深度0⇒1
アスティオン を研究しました!(深度0⇒1

インヴァージョン を習得!
覇気 を習得!

◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!






シエ(11)ガラス瓶 を入手!
不幸喰らい(546)ガラス瓶 を入手!






チナミ区 I-10(森林)に移動!(体調23⇒22
チナミ区 I-11(森林)に移動!(体調22⇒21
チナミ区 I-12(森林)に移動!(体調21⇒20
チナミ区 I-13(道路)に移動!(体調20⇒19

採集はできませんでした。
   - 不幸喰らい(546) の選択は チナミ区 E-5:チェックポイント《出発地》(ベースキャンプ外のため無効)







>> これまでのあらすじ


[787 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[347 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[301 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[75 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型



―― Cross+Roseに映し出される。

 

 

 

   ザザッ――

 

画面の情報が揺らぎ消えたかと思うと突然チャットが開かれ、

時計台の前にいるドライバーさんが映し出された。

ドライバーさん
次元タクシーの運転手。
イメージされる「タクシー運転手」を合わせて整えたような容姿。初老くらいに見える。


 


ドライバーさん
「・・・こんにちは皆さん。ハザマでの暮らしは充実していますか?」

ドライバーさん
「私も今回の試合には大変愉しませていただいております。
 こうして様子を見に来るくらいに・・・ですね。ありがとうございます。」


 


ドライバーさん
「さて、皆さんに今後についてお伝えすることがございまして。
 あとで驚かれてもと思い、参りました。」

ドライバーさん
「まず、影響力の低い方々に向けて。
 影響力が低い状態が続きますと、皆さんの形状に徐々に変化が現れます。」

ドライバーさん
「ナレハテ――最初に皆さんが戦った相手ですね。
 多くは最終的にはあのように、または別の形に変化する者もいるでしょう。」

ドライバーさん
「そして試合に関しまして。
 ある条件を満たすことで、決闘を避ける手段が一斉に失われます。避けている皆さんは、ご注意を。」


 


ドライバーさん
「手短に、用件だけで申し訳ありませんが。皆さんに幸あらんことを――」


 

チャットが閉じられる――












防衛がんばるぞい
ENo.11
シエ
ENo.546
不幸喰らい
ハザマに生きるもの
大蛇
ネギさん




546 434


1st
大蛇




4th
ネギさん

















決闘不成立!

対戦相手が見つけられなかった!

不戦勝扱いになります。
















防衛がんばるぞい
ENo.11
シエ
ENo.546
不幸喰らい
TeamNo.50
ENo.50
カザミさん
ENo.808
アリス




362 316











ENo.546
リオネル・サンドリヨン
イラスト1:リオネル(イバラの姿)
イラスト2:リオネル(ハザマでの姿)(有償にて依頼しました!ありがとうございます!)
イラスト3:サブキャラ冴

リオネルは何か年齢変わらない不思議な時空、冴は普通に進級という措置を取っています。

……。

■メインキャラ
 リオネル・サンドリヨン(Lionel・Cendrillon)

相良伊橋高校2年4組
195cm 91Kg 11月6日生まれ

性別:男
髪:夕焼け色、ハーフアップ
目:銀色
他の特徴:そばかす
好き:ちわわ(Eno.180)、和食、辛いもの(でも弱い)、友人との雑談、家族、世界史、体育
嫌い:蜂蜜、空腹、普通自動車、善意を盾にして脅す奴、理由の分からぬ喪失、英語(得意科目ではある)
微妙:ディストピアSF(でも読んじゃう)

こんな見た目だが母国語は日本語である。英語とフランス語の日常会話が可能。
将来の夢とか未定。焦る。とりあえず進学してそこから先は後で考えることにしている。
性格はだいぶ真面目な方。気性穏やかで、臆病な本質ゆえに争いごとは得意ではない。それでも、仲間が傍にいるのであればいかなる窮地でも共に在ろうとし、仲間が貶められることがあれば相応に激昂し、仲間に危機が迫れば周りを驚かせるような行動に出ることもある。
過去に色々あったようで、どちらかというと抱え込みやすい気質。しかし、色々な人との出会いを経て、少しずつ改めようとしている。

   カラミティ イーター
異能≪不幸喰らい≫
・誰かの代わりに『不幸』を引き受けることができる。
・発動のためには、その『不幸』を何らかの形で認識する必要があり、『不幸喰らい所持者』の認識と実情に齟齬があると発動が不完全になる。
・異能が発動した際『蜜のような味』がする。異能の使用後、食欲が失せることもある。
・異能『所持』の代償で不幸体質になっている。異能『使用』の代償で、不幸が悪化する。それは誰かの代わりに受けた『不幸』とまた別である。この不幸は基本的に『不幸喰らい所持者』に向けられる。例外もある。


■サブキャラ
 恒川 冴(ヒサシガワ サエ)

貝米継高校1年→2年
170cm 55~59㎏で頻繁に変動 3月24日生まれ

性別:男
髪:上は鳶色、下だけ空色
目:髪と同様
他の特徴:シンプルなイヤーカフ、右手首のミサンガとブレスレット
好き:自由、時間帯問わず晴れた空、甘いもの、卵料理、RPG等のレベリングや周回
嫌い:煮干し、束縛、休憩無しの勉強、度を超えた努力、家族
微妙:自分自身

我が道を突き進む高校生。不良高校に通ってはいるが、こいつ自身は不良というよりヤル気が無いだけ。喧嘩は売られたら癪なので買うけど別段強くはないし好きでもない。
基本的にひねくれ者。面倒ごとは嫌いな割に 目の前で誰かの危機が迫っていれば助太刀くらいはしようと考えるし、一度決めたことはそうそう曲げない。表情の変化は少ない方だし 自身の感情に疎い部分も見られるが、内面はそれなりに普通の少年。

   イデア クラフト
異能≪無形象り≫
・形の存在しないものを具現化する。それは武器や鎖 等々になる。具現化したものを砕くと一時的にそれが弱体化する。
・具現化するのは『誰かに紐づいたもの』でなければならない。
・発動対象の『名前』および『同意』が必要。
・代償は体力。使うと疲れる。何か食べて眠れば治る。代償の徴収タイミングは、異能の効果が切れた時。
・トリガーは『恒川冴が 具現化したいものを 左手を使って文字に記す』こと。
・記した文字が裂かれると異能の効果が切れる。
・よく使うのは『欲望』と『理念』。最近物騒なので毎日この二つは具現化して指輪にしている。




■サブキャラ(敵)
 恒川 昇(ヒサシガワ ノボル)

リオネルと同学年
180cm 69㎏ 4月10日生まれ

性別:男
髪:黒
目:上が黒、下が緑
好き:自分、両親、自分以外を見下す瞬間
嫌い:弟、自分が見下されること

リオネルの元友人?であり、冴の兄。こっそりイバラシティに来て、弟を何らかの形で『駄目』にしようと目論んでいる。
異能は不明。有無を含めて不明。






























・・・。


『不幸喰らいの英雄』は、ある世界に伝わる『御伽噺』だ。
 平和だった国に災厄が訪れ、その災厄を英雄が全て『喰らい』一か所に集め、その英雄をどこかの世界に放り出す。これにより、再び国は平和になった。
 そんな、英雄という名の生贄の物語。
 それは断じて全てが真実というわけではないが、同時に『ただの御伽噺』と切り捨てていいものではない筈だった。しかし人々は、それが作り話だと思い込んだ。過ちは繰り返され、平和になった国に再び災厄が訪れた。
              サンドリヨン
 色の無い竜は、傘下にある『灰被る国』より素質ある若者を選んだ。
 彼は争いを好まぬ穏やかな気質をしていた。
 彼は他者の痛みを自分の痛みとして捉えるほどの『善良』な人間であった。
 彼は守護者と呼ばれる 治安維持にまつわる仕事を与えられており、荒事に慣れていた。
 彼の名は、リオネルといった。

 彼はその力で各地の不幸を喰らい宿し、その身をもって銀の竜に捧げるシメイを課された。

 彼はそのシメイを引き受け。
 それが果たされることは、無かった。


・・・。


リオネル・サンドリヨンの正体はアンジニティの咎人である。『四肢に鎖をつけ、体内に瘴気を宿した硝子の竜』のような出で立ちをしており、負傷しても欠損しても時間を置くことで再生する。
その力を使うことで、病を、傷を、痛みを、怒りを、悲しみを、時には争いそのものを『喰らい』腹を満たす化け物。
争いごとがあるたびに近寄ってくることから、災厄の象徴のような扱いを受けているかもしれない。

『不幸を喰らう』際には腹を満たすだけでなく、その不幸を硝子の竜が引き受けているというのに。

否定される前、滅亡に瀕したとある国を救うシメイを賜った。侵略を阻止することもまたシメイの延長線上にあると考えていたが、今はそれに意味が無いことを自覚している。
自覚した上で、立ち止まることが出来ずにいる。
彼は、かつての「シメイ」と 自分自身の意志が混ざったまま区別出来ていない。

時折、傷を『喰らう』という形でイバラシティに与する者の治療を行う姿が見られるかもしれない。自らの姿が人間から見て異質であると自覚し、守ると決めた者たちから敵対される覚悟を決めて。


・・・。


ハザマの地にて。
リオネルは防御、支援を。
恒川冴は攻撃、妨害を担当する。
つまりはどちらも『防衛』の参加者である。
19 / 30
238 PS
チナミ区
I-13
行動順6【堅固】DF・HL↑
13402
475







アンジ出身イバラ陣営の集い
6
相良伊橋高校
2
死なない。
1
ハザマにこにこ刑務所
6





Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4古びた足枷防具30活力10
5罪悪滔天武器20回復10【射程1】
6ガラス瓶素材20[武器]反射15(LV30)[防具]反反10(LV25)[装飾]舞反10(LV25)
7ド根性雑草素材15[武器]防狂10(LV20)[防具]反護10(LV25)[装飾]復活10(LV25)
8ボロ布素材10[武器]闇纏10(LV20)[防具]敏捷10(LV20)[装飾]耐闇10(LV20)
9ギャンブルワッフル料理135攻撃10防御10強靭15
10ガラス瓶素材20[武器]反射15(LV30)[防具]反反10(LV25)[装飾]舞反10(LV25)
11何か固い物体素材15[武器]攻撃10(LV20)[防具]防御10(LV20)[装飾]共鳴10(LV20)
12夕日色の執念防具60命脈10
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術20身体/武器/物理
具現5創造/召喚
変化10強化/弱化/変身
領域20範囲/法則/結界
防具50防具作製に影響
装飾5装飾作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
其の『欲望』で砕け
(ブレイク)
5050敵:攻撃
『欲望』を翻す
(ピンポイント)
5050敵:痛撃
其の『理念』で刻め
(クイック)
5050敵:3連撃
『理念』で薙ぐ
(ブラスト)
5050敵全:攻撃
『傷喰らい』
(ヒール)
8050味傷:HP増
『恐怖』は命綱
(ドレイン)
5050敵:攻撃&味傷:HP増
『欲望』で絶つ
(ペネトレイト)
5050敵貫:痛撃
『欲望』は撓る
(スイープ)
5050敵列:攻撃
練1其の『欲望』で狙え
(ストライク)
5050敵:攻撃+自:連続減
練1『理念』の剣よ、降れ
(アサルト)
5050敵:痛撃+自:連続減
其の『理念』を降らす
(クリエイト:タライ)
5050敵:攻撃&混乱
守護者の防御術
(ガードフォーム)
50100自:DF増
竜の翼、硝子の盾
(リフレクション)
5050自:反射
練3『弱さ』に背け
(デアデビル)
5060自:HP減+敵傷4:痛撃
其の『理念』は堅牢なりて
(クリエイト:シールド)
72200自:DF増+守護
牽制の一撃
(クリーンヒット)
5060敵:痛撃&次与ダメ減
絡め取る『欲望』の鎖
(コンテイン)
5050敵列:精確攻撃&次与ダメ減
阻む『欲望』の鎖
(クリエイト:チェーン)
50100敵3:攻撃&束縛+自:AG減(1T)
守護者の護るべきは何れ
(カプリシャスナイト)
5050敵:痛撃&護衛
空色の執念
(ローバスト)
50100自従:MSP・AT増
研ぎ澄ませ、空色の剣
(クリエイト:ウィング)
50130自:追撃LV増
守護者の回避術
(プロテクション)
5080自:守護
練1彼の『理念』は誰が為に
(チャージ)
50100敵:4連鎖撃
強欲の一撃
(ディベスト)
5070敵:強化奪取+痛撃
『矛先喰らい』
(ガーディアン)
7050敵:攻撃+味傷:護衛
守護者の心得
(ガーディアンフォーム)
50200自:DF・HL増+連続減
硝子の竜の逆鱗
(カウンター)
60130自:反撃LV増
矛先祓い
(ワイドプロテクション)
50300味全:守護
練3空色の斧
(イレイザー)
50100敵傷:攻撃
『不幸喰らいの化物』
(ツインブラスト)
50220敵全:攻撃&麻痺+敵全:攻撃&盲目
夕日色の執念
(エスコート)
60100自:次受ダメ減+味列:護衛
練3空色の大剣をひとつ
(ハードブレイク)
51120敵:攻撃
インヴァージョン50150敵全:攻撃&祝福を猛毒化

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
『弱さ』を砕く
(猛攻)
550【戦闘開始時】自:AT・DX増
竜守の盾
(堅守)
550【戦闘開始時】自:DF・AG増
『鈍さ』を捨てる
(攻勢)
550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
其は嘗ての願い
(守勢)
750【戦闘開始時】自:DF増+AT減
其は調和竜の呪縛
(献身)
750【戦闘開始時】自:HL増+LK減
『不幸喰らいの英雄』
(太陽)
750【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
『気配』を砕く
(隠者)
550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
覇気540【被HP回復後】敵全:精確攻撃
最大EP[20]




被研究カード名/スキルEPSP説明
癒しの調べ
(ヒール)
050味傷:HP増
ペッカー光るやつ
(カレイドスコープ)
0130敵:SP光撃&魅了・混乱
呪符:誰かの怖いもの
(ブレイク)
050敵:攻撃
変化/散布:治療液(致命傷特化)
(リザレクション)
0150味傷:HP増+瀕死ならHP増
燃え盛る火炎
(バーニングチューン)
0140自:炎上+敵5:火撃&麻痺
アクアヒール
(アクアヒール)
070味傷:HP増+炎上を守護化





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]ラッキータイム[ 2 ]ヴィガラスチャージ[ 1 ]クリエイト:メディカルリキッド
[ 1 ]プロテクション[ 1 ]リザレクション[ 1 ]アリア
[ 1 ]クリエイト:ジャイアントフィスト[ 1 ]アスティオン[ 1 ]ポイゾナスブラッド
[ 1 ]コンセントレイト[ 1 ]クリエイト:ウェポン[ 1 ]フォースフィールド
[ 1 ]クリエイト:ミラー[ 1 ]クリエイト:マシンガン[ 1 ]タイムリーバー
[ 1 ]ファーマシー[ 1 ]キーンフォーム[ 1 ]エスコート
[ 1 ]パワーブースター[ 1 ]ポーションラッシュ



PL / logi_minamo