［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

校舎内に植えられた桜の木々が、淡く染まったその花弁をはらりひらりと散らす春が瞬く間に過ぎて。
瑞々しい青葉が爽やかな風にさやさやそよぐ季節になってきた。
ソラコーの屋上にも暖かな日差しが戻ってきたことだろう。校舎裏の陽だまり目当てに集まる猫の姿も増え始めていそうだ。

ちちち、と聞こえてきたスズメの愛らしい声に、やわらかな綿にうずめていた顔を上げる。
白いレースカーテンを薄く隔てた向こう側では青い空と、降りそそぐまぶしい光が世界を照らしている。穏やかな日和。
カレンダーの日付は平日。
4月の11日、土曜日。チナミ区の植物園に行った日から早くも一ヵ月が過ぎている。
……そういえばこの間はゴールデンウィークだったんだっけ、と時間の感覚が曖昧になった思考で思う。
本来なら休日ではないこの日この時間、この部屋にいるはずのない私はベッドの上で座り込んだまま、ぼんやりと時を浪費していた。
チッ、チッ、と、机上に置いている桃色と白のストライプ模様の時計の針が時を刻む音がやけに大きく聞こえる。
こうやって今日も無為に日が暮れていく。すこしは机に向かおうか、それとも外の空気を吸いに行こうか。ああ、でも学校を休んでいる以上、やっぱり下手にふらふらしているところを誰かに見られたりしたらやだな、なんて。いまさら体裁を気にしていい子ぶる気はまったくないのに、そんな懸念が鎌首をもたげる。
初めから期待などしていない。初めから居場所なんてない。そんなもの持たないほうが、後で失ったときに傷つかずに済む。
ずっと言い聞かせ続けてきた言葉を心の中で唱える。

梅雨入り前にしては蒸し暑く感じる気温なのに、心の奥のほうだけ隙間風が吹き抜けているかのようにうすら寒くて。
薄紫色のマカロンを模したクッションを、ひと際強くぎゅっと抱きしめた。

――夕刻。
ピロン♪　と、携帯がIBARINEの着信を知らせる。
……しばらくして、今度は部屋のインターホンが来客を知らせた。

　初めて遭遇したアンジニティの集団のうちの一人が、同行者である少年らの友人だったのと同じように。少女も例に漏れず、思っていたよりもそれなりの数の知り合いが実際はアンジニティの住人で、イバラシティの住人に擬態して紛れ込んでいたのだと知る。

　アスファルトが続く道に沿って、森の中へ。森を抜けてからさらに北へと進んで、カミセイ区に入った。遅れないようにと歩調に気をつけつつ、数歩先を行く友人の背中を少女はなんとなしに眺める。
　梅楽園の双子の少女の片割れのように、イバラシティの住人でありながらアンジニティ側につく者も出てきている。視界に映った彼らだって心の内は見通せない。こうして同じ道を行きながらも、実は侵略者側に加担している可能性も捨てきれはしない。
　口ではなんとでも言える。嘘を見破る異能でも持っていない限り確たる証拠なんてどこにもなくて、信じたいから信じる、できるのはただそれだけだ。
　昨年の真っ赤な夕暮れ時にイバラシティの多くの住人が聞いたアナウンスから、現在に至るまで。そしてこのハザマでの闘いに決着がつくまで。アンジニティの住人はずっと自分たちを騙し、自分たちも正体を知ることなくずっと騙され続ける。
　偽りが本物に成り代わり、あるいは存在しないはずの者として形を成し、そこに在った時間。それは―――
　仮にイバラシティが勝利し、すべてが終わったあとに元に戻ったのだとしても。自分たちが肩を並べて過ごした時間は、果たしてどちらが本物だと言えるのだろうか。

ENo.35 一深 とのやりとり


ENo.266 うさ子 とのやりとり


ENo.353 にわとり とのやりとり


ENo.546 不幸喰らい とのやりとり

泥蘇光悪渡(150) に ItemNo.12 不思議な雫 を手渡ししました。

『執心』(1192) に 20 PS 送付しました。

制約LV を 5 DOWN。（LV5⇒0、+5CP、-5FP）
具現LV を 15 DOWN。（LV15⇒0、+15CP、-15FP）
百薬LV を 5 DOWN。（LV10⇒5、+5CP、-5FP）

呪術LV を 10 UP！（LV15⇒25、-10CP）
変化LV を 20 UP！（LV5⇒25、-20CP）
料理LV を 5 UP！（LV50⇒55、-5CP）

晴(428) により ItemNo.16 皮 から防具『学校指定のベスト（ベージュ）』を作製してもらいました！
　⇒ 学校指定のベスト（ベージュ）／防具：強さ97／［効果1］反護15 ［効果2］－ ［効果3］－

泥蘇光悪渡(150) の持つ ItemNo.6 不思議な食材 から料理『菜の花のキッシュ』をつくりました！
悠吏(526) の持つ ItemNo.6 不思議な食材 から料理『桜色いちごプリン』をつくりました！
『執心』(1192) の持つ ItemNo.6 不思議な食材 から料理『春野菜とベーコンのブリトー』をつくりました！

泥蘇光悪渡(150) により ItemNo.16 学校指定のベスト（ベージュ） に ItemNo.1 駄物 を付加してもらいました！
　⇒ 学校指定のベスト（ベージュ）／防具：強さ97／［効果1］反護15 ［効果2］活力10 ［効果3］－

ツクシ(581) とカードを交換しました！

加速ボタン （ラッシュ）


ヒートイミッター を研究しました！（深度0⇒1）
ヒートイミッター を研究しました！（深度1⇒2）
ワンオンキル を研究しました！（深度0⇒1）

ディベスト を習得！
敗柳残花 を習得！
アブソーブ を習得！
ウィザー を習得！
ダウンフォール を習得！
ブレイドフォーム を習得！
腐食耐性 を習得！
☆ファルクス を習得！
☆グラトニー を習得！
☆キャリオン を習得！
☆初習得ボーナス：各FPが6増加した！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

泥蘇光悪渡(150) は 薔薇 を入手！
ユイノ(388) は 大蒜 を入手！
晴(428) は 薔薇 を入手！
悠吏(526) は 薔薇 を入手！
悠吏(526) は 韮 を入手！
晴(428) は ダンボール を入手！
晴(428) は 赤い薔薇 を入手！
ユイノ(388) は 毛 を入手！

カミセイ区 I-4（草原）に移動！（体調20⇒19）
カミセイ区 H-4（チェックポイント）に移動！（体調19⇒18）
カミセイ区 H-5（水地）には移動できません。
カミセイ区 I-4（草原）に移動！（体調18⇒17）
カミセイ区 J-4（草原）に移動！（体調17⇒16）

MISSION!!
カミセイ区 H-4：チェックポイント《森の学舎》 が発生！
　　 - 泥蘇光悪渡(150) が経由した カミセイ区 H-4：チェックポイント《森の学舎》
　　 - ユイノ(388) が経由した カミセイ区 H-4：チェックポイント《森の学舎》
　　 - 晴(428) が経由した カミセイ区 H-4：チェックポイント《森の学舎》
　　 - 悠吏(526) が経由した カミセイ区 H-4：チェックポイント《森の学舎》

［787 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［347 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［301 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［75 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

　　　ザザッ――

　

画面の情報が揺らぎ消えたかと思うと突然チャットが開かれ、

時計台の前にいるドライバーさんが映し出された。



　





　







　




　

チャットが閉じられる――

チェックポイント。

仄かな光に包まれた六角形の柱が立っている。

　

･･･柱から滲み出るように、何かが生み出される。



　




それは言葉を発すると共に襲いかかる！