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[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




荒れた道路を歩いていたかと思えば、沼地に平原……目まぐるしく景色が切り替わるハザマの過酷な道行きを一時間も進んだところで、一行はやがて入り組んだ山間へと辿り着いた。
東へ進むには此処を通るしかないらしい。吸血鬼オニキスは山道の入り口を見付けるや否や、一切の躊躇もなく其方へ足を踏み入れた。
二人の少女は黙って男に従い、その後ろをついていく。
程なくして到着したのは、ハザマの怪物や敵対者の気配も無い小さな洞穴だった。
一行にとっては、ベースキャンプ以外で初めて一息つくことの出来そうな場所だ。

「丁度いい。此処で授業の続きをしてやる」

「お前たちは知る必要がある――イバラシティに対する敵。アンジニティについて」

しかし吸血鬼は近くの外壁にその背を預けると、少女たちが座ることすら待たずに口火を切る。
それもその筈だ。男が洞窟へ入ることを選んだのは、少女達への気遣いからではない。
戦争は既に始まっている。それを理解しているからこそ、彼は視界の開けた平原や挟撃の恐れのある山道では立ち止まらなかった。
この男はただ、話をするのに都合がいい隠れ場所を見繕っていただけだったのだ。

「あ、あの」

遠慮がちに小さく手をあげて、おずおずと男の話に割って入ったのはさきだった。

「割り込んですみません。あの、そのお話はちゃんと聞きたいんですけど、その前に。
 お名前もなにも聞いてなかったと思って。聞いてもいいでしょうか」

「私はさき。早生さきです」

怪人は自分が合流する以前のことを断片的にしか知らない。
巳羽とさき、二人の少女が窮地に陥ったのを救ったのがオニキスである……それだけを道中に二人から聞かされていたが――まさか、互いの名前すらもまだ名乗っていなかったとは。
ぜえぜえと息を整える振りをしながら――尤も、実際に体力も回復していない中で足場の悪い道行きを休憩も無しに進むのは堪えたようだが――イデオローグも片隅で岩肌に体重を預けて会話に耳を傾ける。
兄が口を利けない状態にあると判断した巳羽は、さきに倣って自己紹介を続けた。

「……結城巳羽と、兄の、結城伐都です」

二人の話を聴き終えた後、それぞれを順番にじっと見据えて吸血鬼は漸く壁から背を離した。

「嗚呼、そうだったな。『お前達のことはよく知っている』から忘れていた」

「……、覚えてるだろう?シロナミの説明を」

前へ歩み出るごとに、外套に隠されていた骸骨そのものの腕が衆目に晒される。
それは異形である己の姿を知らしめるかのように、悠然と。
鋭い眼光を湛える筈の右眼も――何も無い、虚を示すばかりで。

「アンジニティの虜囚、吸血鬼の王オニキス。そして」

「――『天河ザクロ』。それがイバラシティでの名だ」

「ざっく、先生」

言葉にすることこそ無かったものの、さきの声と瞳の色は如実に感じた戸惑いを示していた。
巳羽もまた、異形の正体に息を呑んでしまっている。二人の視線はかの王に一直線に注がれていた。
怪人がさして驚きもしなかったことは、もはや何の問題にもならないだろう。
イデオローグは黙りこくったまま、己の正体を惜しげもなく明かしたオニキスを鋭く睨め付けていたものの、暫くして静寂を打ち破るように口を開いた。

イデオローグ
「世界と世界の間に侵略戦争を引き起こす何者かの異能、ワールドスワップ……
 そいつによってイバラシティにゃアンジニティの住人が紛れ込んだ。
 そしてヤツらは侵略戦争の為の舞台であるハザマでしかその本性を現さない。そういう話だったな」

合流までの間に白南海が説明していた内容を反芻する。

イデオローグ
「イバラシティを守る為には、嫌でも世界の影響力を賭けて争わなきゃあいけないって訳だ」

「『天河ザクロ』という男は最初から存在しない。ワールドスワップが生み出した、単なる虚像だ」

「ヤツにアンジニティであるという意識はない。純粋なイバラシティの住人として過ごし、この事態を憂慮さえしていた。……まさか自分が“ソレ”だとは思いもしなかっただろうなぁ」

厳然たる事実を、言葉にして繰り返す。敢えて少女たちの想いを踏み躙るかのように、男は冷酷なまでにそう言い切ってみせた。

「世界改変はそれだけの途方もない力を持っている、ってこった。てめえらはまだ、その足許すら見えちゃいない。……話を続けるぞ」

オニキスのアンジニティについての話は、要約すると以下のようなものだった。

・其々の世界から『否定』されて流れつく場所がアンジニティであり、本来外界への脱出手段は存在しない。
・資源が殆ど存在しない不毛の地であり、生き残る為に過酷な争奪戦が繰り広げられていること。

いずれもイバラシティの結城伐都として振る舞い続ける怪人の口からは到底語ることの出来ないものだった。
言葉を噛み締める一同を前にして、男は更に続ける。

「アンジニティの連中は種族も主義もてんでばらばらだが、共通した点がある」

「……奴等は、止まらなかった。否定され、牢獄に堕ち、求められず、理解されずとも、ただ己が為だけに」

″圧倒的な個″――如何なる状況下においても揺るがぬ己の『定義』
「≪否定≫の最大の強みは、そこだ。世界がどうなろうが奴等には関係がない。自分自身の為だけにこのハザマでも歩き続けるだろう。……這いつくばるのがせいぜいのお前らとは雲泥の差だ」

「妙な気を起こさないよう、今のうちに釘を刺しておいてやる。いいか、アンジニティの奴等に和解は絶対に成立しない。否定の方から口にしてきたら必ず虚言だ。『力』。イバラシティとアンジニティの間に通じる規則はそれのみだと魂に刻んでおけ」

「……ていぎ。和解、出来ない」

端々から拾い集める言葉の全てが、この侵略戦争の過酷さを物語っている。
さきはショックから思わず視線を逸らしてしまっていたようだった。

「イバラシティで、どれほどの言葉と思い出を重ねてきたとしても……?」

同様に、巳羽もまだ全てを受け入れられてはいないのだ。
怪人は知っている。男の言葉に何一つの誇張も偽りも無いということを。
だからこそ、イデオローグに出来ることはたった一つしかなかった。

イデオローグ
大丈夫だよ!そんな暗い顔すんなって!

再び重苦しくなりかけたその空気を打ち破ったのは、喧しいほどに大きな声だ。
さきと巳羽の肩を後ろからばしばしと叩きながら、怪人は話を続ける。

イデオローグ
「和解が出来ないからって一方的にやられちまう訳じゃあない。
 おまえさんたち気付いてたか? 今のさきの異能は余裕で重いもんを持ち上げちまうし、巳羽の異能だってイバラシティにいた時に比べてとんでもなく“おまもり”の効力が強まってるんだ。
 さっきの化け物もやっつけられたくらいにね」

イデオローグ
つまり!
 この“ハザマ”とかいう世界はきっと――イバラシティとアンジニティ、二つの世界の存在が対等に戦う為の舞台なんじゃねーのかな。

 確かにオニキスの言う通り、侵略者たちには絶対に譲れねーもんがあるんだろうよ。だから決断が早くて、だから冷酷になれる。侵略戦争においちゃそれほど強い武器はねえ。

 ――だったらさ、おれたちもそういうもんを握りしめときゃいいんだ。自分にとっての『軸』ってもんを、立ち続ける為の理由を。奴らに出来ておれたちに出来ねえことはない……そーだろ?」

イデオローグ
「イバラシティとアンジニティの間に通じる規則は力だけ。
 逆に言や、力さえ示せるんならこっちの言い分も通せるってコト。
 何も命を奪う必要なんて無いんだ。なんならハザマの強い化け物をやっつけて、間接的におれたちの強さを知らしめるってのもアリだ。“世界の影響力”ってのは多分、そういう風に増やしていくんだと思う」

イデオローグ
「話し合いでどうにか出来ないなら、
 それ以外の方法でどうにかすりゃあいい!
 なんとかなるさ、絶対。おれたちが生きてさえいりゃあね」

甘い。甘すぎる。“生きてさえいれば?”
 そんな程度の気構えで希望が見出せる程、このゲームはお優しくねえぞ


打ちのめされる二人を少しでも励ませるようにと取り繕うのも束の間、吸血鬼の怒りすら孕んだ言葉が容赦無くイデオローグを切り捨てる。

「36時間。平和ボケしたてめえらと最初から戦争する気で来たアンジティじゃまるで生かし方が変わってくる。――俺が侵略するつもりなら、まず開幕で、」

『おっくれまして―――ッ!!』

そこで、通信がそれを遮った。



発信者はCross+Roseの管理者アバター、ノウレット。
彼女が“創造主からのメッセージ”として繋げた回線から語られた内容は、まさしくこの侵略戦争の創造主に相応しいものだった。
術者への利を齎すことのない、制御不能の呪い。
それこそがワールドスワップなのだと、黒幕らしき女性の声は言う。
己の世界のために、争え。その言葉を最後に、通信は締めくくられる。

力を付けろ。価値を示せ

再び静寂が訪れようとしたところで、吸血鬼の一喝が空気を一変させた。
無機質で冷淡だった声音には、確かに燻る火種の熱が灯っていた。

「アンジティはかつて、世界に否定された。そして今は俺の存在こそがお前達への《否定》の象徴だ」

「根本から覆され、ばらばらに砕かれた存在証明――己を『再定義』してみせろ。それで漸く、“敵”にとっての零時間目だ」

少女たちにとってはどれ程過酷な試練だろうか。
イデオローグは再び言い返そうとしたところで、二人の少女の表情にはっとする。
――彼女らは憔悴こそすれ、絶望はしていないのだ。
幼いながらも受け入れ、抗おうとしている。それはオニキスとの戦いの折にも垣間見られたものだ。
彼女たちは駒ではない。それでも、戦士として覚悟を決めるつもりならば――

イデオローグはそれ以上オニキスに対して反感を示すことは無かった。

「……俺が戻ったらすぐに出発する。準備しておけ」

待ち伏せをされていないか哨戒してくるつもりなのだろう。
オニキスが洞窟から去ったあとの静寂の中で、怪人はただ、己の定義について考え続けていた。







ENo.1 ギンカ とのやりとり

ギンカ
「バツ君……」

意外だった。
自分は、裏切り者なのだ。
ひどいことをしようとしているのだ。

責められたり、恨まれたりすると思った。
なのに、謝られるなんて。

「バツ君…どうしてそんなに、優しいなの?
私、ひどいことしようとしてるんだよ?」

ギンカ
「それに……」

彼は言った。
『地獄に付き合ってやる』と。

「……バツ君も、アンジニティの……人なの?
なら、どうして……イバラシティを、守ろうとするの……?
だって、それじゃあ……バツ君が、幸せに……なれない、の。

なのに、どうして…どうして、ひとのために……全力を、尽くすの……?」

ギンカ
「……イバラシティを守ったからって、アンジニティのバツ君が救われるわけじゃない。
アンジニティが勝ったからって、アンジニティのために戦ってない人までイバラシティにいけるほど、きっと甘くないと思う。


なのに、どうして……


みんなを守っても、守った日常の中には、バツ君はいないのに。
どう、して……そんな、寂しい道を、選ぶの……?」


ENo.42 はふり とのやりとり

はふり
「君は……」

はふり
「……」

はふり
「そうか」

懺悔の言葉が溢れる伐都に対し、はふりの返答は端的だ。
普段の彼女ではありえない。あの雪の日の彼女ともまた別で。
それは——あからさまに、敵対者に向けられる態度である。

得物の柄を握りしめる音が、あるいは通信の向こうにも聞こえるかもしれない。
彼女の表情はあれきり凍りついたまま、アンジニティであるあなたをじっと見つめているだろう。
もし叶うのであれば、はふりは今にでも、伐都を刃の露にしようと思っているのかもしれない。

けれど。

そうだ。彼ははふりが斬るべき敵である。
今まで何十何百とその手で調伏してきた、怪物である。

しからば、祓い、清めて、糾すことこそ。
神実はふりが。『超能力者』が行うべき仕事なのだ。

……それでも。

できなかった。
どうしても、『彼』の姿をした怪物に、白刃を向けようなどと。
そんな考えに至らない自分が、どこか可笑しくも思えて。

それでも——彼にこの凍える心を、伝えるためには。

はふり
「……『信じる』よ、伐都君。今、君が言った言葉をね」

——きっとそれこそが、彼の今までしてきた事への、最も鋭い刃であり。


友人であった彼へ、手を差し伸べる決意でもあるだろうから。


ENo.183 黒い兵士 とのやりとり

黒い兵士
「幸せな脳ミソしてんなオイ。誰が首輪付きだって?
これは契約だよ。何もない荒野に帰った後であの不死と死ぬまで殺し会えるっつーな。
味方だなんて思うなよ。俺は変わらず、ただ殺し続ける為の兵器なんだからよ。


ENo.299 C・サースター とのやりとり

コースケ?
「大丈夫っすよ、驚きはしたッスけど……此処まで何とかケガもなく。
……そうっスね、異能も変な感じッスしそれのせいみたいッス」

(髪に言及されれば、自分の髪をつまんでみやりながらそう返す。
そして続いた言葉に耳を傾けていたが、長く息を吐けば踵を返して)

「……まるで、悪い夢を見てるみたいッス。
あの侵略戦争とやらの話も、此処も、夢だったら良かったのに」

(背を向けながら、何処かに吐き捨てるように言葉を紡ぐ)」

──ぽたり、ぽたりと

何かが、滴り落ちる音

コースケ?
「ああ、本当に……ふざけている、何もかも」

(背を向けた少年は歩き出す様子もなく、その場に留まりながら言葉を紡ぎ続ける)」

──ぽたり、ぼたり、ぴちゃん

鮮やかなイエローに、マゼンダ。
だらりと下げられた指先から滴り、垂れ落ち、足元を染め始める。

コースケ?
「なあ、"あんた"もそう思わないか?」

──言葉を紡ぐとともに溢れる色、僅かに靴先と溶け合いながら足元に溜まりゆく色彩

「平穏な世界、眩い学生の暮らし。その隣に在った者が、そこに有る者たちが」

──ずるりと、足元にたまった『絵の具』が鋭利な刃の形を得て浮かびあがって

「弱い者から居所を奪おうとしていた、化け物だなんてよ」

-
「なあ、"バットさん"よォ?」

(貴方に振り向きながら放った言葉に、明るさなど含まれていない。
ただそちらに向けられた視線と色彩の刃、そしてその声にははっきりと敵意が滲む)

「そうやって友好的に接して、"弱い者"を誑かしでもするつもりだったのか?」

(──目の前に在るのは後輩で在って後輩ではない。
幾分か人の形を崩した『色彩の怪物』が、敵意と怒りを持って貴方を見据えている。)」


ENo.321 銀貨 とのやりとり

銀貨
「良かった。ここでも君の元気な姿を見れると励まされるね。
 妹さんと、後輩にクラスメイト……。
 彼らの姿形は記憶にあるものと一緒かな?
 どうやらアンジニティ側はイバラシティと姿が違う相手が多いみたいだから」

銀貨
「僕も当面は信頼できる相手と組んで動くよ。こちらは心配しないで。
 それに、僕はまぁ強いから。

 この先、襲われないとも限らないけれど、こちらから手を出すこともあるだろうし。
 戦争だからね。勝たなければ、よりひどい結果が待っているはずだ。」


以下の相手に送信しました

ENo.7
七坂
ENo.277
探偵とアイドル
ENo.606
雀部
ENo.607
我孫子
ENo.1111
仁枝





オニキス(301) から ねばねば を手渡しされました。















熾す魂火、絶えぬ火光
ENo.301
オニキス
ENo.473
巳羽
ENo.474
イデオローグ
ENo.911
さき
ハザマに生きるもの
ハニワA
ぞう
ハニワB
歩行小岩
















熾す魂火、絶えぬ火光
ENo.301
オニキス
ENo.473
巳羽
ENo.474
イデオローグ
ENo.911
さき
夕礼書店調査隊
ENo.392
魔人王モロバ
ENo.673
レオン
ENo.682
キヤハ
ENo.755
シバ
















対戦相手未発見のため不戦勝!

影響力が 2 増加!







道端ガムマン をエイドとして招き入れました!

使役LV5 UP!(LV10⇒15、-5CP)
武器LV5 UP!(LV25⇒30、-5CP)

オニキス(301) の持つ ItemNo.6 何か柔らかい物体 から射程3の武器『ブラックオニキス』を作製しました!
ItemNo.9 ねばねば から射程3の武器『ベトレイヤル』を作製しました!
 ⇒ ベトレイヤル/武器:強さ40/[効果1]衰弱10 [効果2]- [効果3]-【射程3】


巳羽(473) により ItemNo.5 黒手袋ItemNo.8 美味しくない草 を付加してもらいました!
 ⇒ 黒手袋/防具:強さ30/[効果1]防御10 [効果2]体力10 [効果3]-/特殊アイテム

ミキ(614) とカードを交換しました!

雷光 (サンダーボルト)


チャージ を研究しました!(深度0⇒1
チャージ を研究しました!(深度1⇒2
チャージ を研究しました!(深度2⇒3

ラッシュ を習得!
ヒールウィンド を習得!
☆初習得ボーナス:各FPが2増加した!

◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!






オニキス(301)藍鉄鉱 を入手!
巳羽(473)平石 を入手!
イデオローグ(474)平石 を入手!
さき(911)藍鉄鉱 を入手!
さき(911)剛毛 を入手!
巳羽(473)何か固い物体 を入手!
オニキス(301)大軽石 を入手!
巳羽(473)何か固い物体 を入手!

▼エイド化候補基本行動にてエイド化可能)
イデオローグ(474) のもとに ぞう がスキップしながら近づいてきます。
イデオローグ(474) のもとに ハニワ がものすごい勢いで駆け寄ってきます。
イデオローグ(474) のもとに 歩行小岩 が興味津々な様子で近づいてきます。






チナミ区 N-7(山岳)に移動!(体調20⇒19
チナミ区 O-7(山岳)に移動!(体調19⇒18
チナミ区 O-8(山岳)に移動!(体調18⇒17
チナミ区 O-9(山岳)に移動!(体調17⇒16
チナミ区 P-9(山岳)に移動!(体調16⇒15







>> これまでのあらすじ


―― ハザマ時間が紡がれる。

 


ノウレット
「またまたこんにちは―――ッ!!」

ノウレット
ショートの金髪に橙色の瞳の少女。
ボクシンググローブを付け、カンガルー風の仮装をしている。やたらと動き、やたらと騒ぐ。


 


白南海
「・・・っつぅ・・・・・また貴方ですか・・・
 ・・・耳が痛くなるんでフリップにでも書いてくれませんかねぇ。」

ノウレット
「はぁい!イヤですッ!!」

白南海
「Yesなのか、Noなのか・・・」


ため息をつく。

 


白南海
「それで、自己紹介の次は何用です?」

ノウレット
「はぁい!今回はロストに関する情報を持ってきましたよーッ!!」

白南海
「おぉそれは感心ですね、イルカよりは性能良さそうです。褒めてあげましょう。」

ノウレット
「やったぁぁ―――ッ!!!!」

白南海
「だから大声やめろおぉぉぉクソ妖精ッッ!!!」


 


ノウレット
「早速ですが・・・・・ジャーンッ!!こちらがロスト情報ですよー!!!!」


Cross+Roseにロスト7名の容姿と簡単なプロフィールが映し出される。

 

アンドリュウ
紫の瞳、金髪ドレッドヘア。
体格の良い気さくなお兄さん。
料理好き、エプロン姿が何か似合っている。

ロジエッタ
水色の瞳、菫色の長髪。
大人しそうな小さな女の子。
黒いドレスを身につけ、男の子の人形を大事そうに抱えている。

アルメシア
金の瞳、白い短髪。褐色肌。
戦闘狂で活動的な少女。
鎧を身につけハルバードを持っている。

ソージロウ
黒い瞳、黒いもじゃもじゃ頭。
常にダルそうな猫背で長身の青年。
デニムパンツにTシャツを着ている。

フレディオ
碧眼、ロマンスグレーの短髪。
彫りが深く、男前な老翁。
黒のライダースジャケットを身に着けている。

ミヨチン
茶色の瞳、桜色のロング巻き髪。
ハイパーサイキックパワーJK。
着崩し制服コーデ。

マッドスマイル
乱れた長い黒緑色の髪。
両手に紅いナイフを持ち、
猟奇的な笑顔の仮面をつけている。


 


白南海
「ほぅほぅ、みな人間・・・のような容姿ですね。ハザマの様子的に意外なようでもあり。
 彼らの願望を叶えると影響力が上がり、ハザマでの力も高めてくれる・・・と。」

白南海
「どんな願望なのやら、無茶振りされないといいんですが。
 ロストに若がいたならどんな願望もソッコーで叶えに行きますがね!」

ノウレット
「ワカは居ませんよ?」

白南海
「・・・わかってますよ。」

白南海
「ところで情報はこれだけっすか?クソ妖精。」

ノウレット
「あだ名で呼ぶとか・・・・・まだ早いと思います。出会ったばかりですし私たち。」

白南海
「ねぇーんですね。居場所くらい持ってくるもんかと。」


 


白南海
「ちなみに、ロストってのは何者なんで?
 これもハザマのシステムって解釈でいいのかね。」

ノウレット
「ごめんなさい!私はCross+Roseの妖精なのでハザマのことはよくわかりません!!
 Cross+Roseに送られた情報を伝えることしか・・・・・」

白南海
「・・・まぁそーか。仕方ないが、どうも断片的っすねぇ。」


 

 


白南海
「そんじゃ、チェックポイントを目指しがてらロスト探しもしていきましょうかね。」

ノウレット
「レッツゴォォ―――ッ!!!!」


 

大きな打撃音と泣き声と共に、チャットが閉じられる――












熾す魂火、絶えぬ火光
ENo.301
オニキス
ENo.473
巳羽
ENo.474
イデオローグ
ENo.911
さき
ハザマに生きるもの
土偶
土偶
オオヤマアラシ
オオヤマアラシ




153 316


1st
土偶


2nd
土偶





6th
オオヤマアラシ


7th
オオヤマアラシ


















決闘不成立!

対戦相手が見つけられなかった!

不戦勝扱いになります。
















狭間シティ防衛線
ENo.15
来訪者たち
ENo.284
フェル
ENo.290

ENo.302
秋桐誠司
熾す魂火、絶えぬ火光
ENo.301
オニキス
ENo.473
巳羽
ENo.474
イデオローグ
ENo.911
さき




141 542



2nd














ENo.474
結城伐都
結城 伐都(ゆうき ばっと)

愛称はバツ。熾盛天晴学園の高等部に在籍。
不健康そうな隈の深い目、細い身体に吐血癖。
制服を肩に羽織るようにして着ている猫背の男。
無造作ヘアに赤黒ブロックチェック柄のバンダナを巻いている。
熾盛天晴学園の昼の校内放送『ハレ高Balmy hour』のDJであり、イバラシティ内のクラブハウスでDJをやることも多い。
お祭り好きの情報通であり、面白そうな気配を嗅ぎ付ければ方々に顔を出す。
生徒会にも広報として席を連ねており、内申の為に日々雑用をこなしている。

中等部に巳羽という妹がいる。兄妹仲は良好。


異能:『踊る阿呆に見る阿呆(バッド・トリップ・ダイブ)』
精神干渉系異能。『使役』に分類されるこの能力は、音楽に暗示を乗せる力を持っている。
「かけた音楽で気分をアゲたりサゲたり出来る、便利な異能だよ」とは本人の弁。
人間の精神に深く作用させるには対象者の合意が必要であり、そういった運用はなかなか難しいらしい。










というのは、侵略の為に創られたイバラシティの中だけの架空の存在である。
その正体は、蝙蝠と人間の特徴を併せ持った異種族。
澄んだ空気の中でしか生きられぬ脆弱な身体を持つ代わりに、彼らは『心を惑わす音を操る』という権能を持っていた。
ある時は力を危険視されて狩り立てられ、ある時はその力を独占すべく囚われ、他の全ての同胞が命を落としても、この個体だけは逃げ延びた。
いつしかヒトに付けられた名前は、虚構の扇動者――イデオローグ。
それは最早、他に同族を持たぬ彼の種族名であり、個体名である。

イデオローグは生まれ落ちた世界から否定され、数年ほど前にアンジニティへ堕ちてきた。
それ以降、彼は人を騙し、裏切り、常に強者へと媚び諂うことで生き延びてきた。
正義を知らぬ彼に貫くべき道義はなく、愛を知らぬ彼に守るものはない。
もしもかの世界であなたが彼を見かけたことがあるのならば、強者として利用され裏切られていたり、略奪の対象として襲われていたり、あるいは返り討ちにしていたことも、あるのかもしれない。


異能:『冒涜の奏者(ディフェム・プレーヤー)』
精神干渉系異能。『使役』に分類されるこの能力は、“心を惑わす音”を操る力を持つ。
この異能は対象の『猜疑心』が強ければ強いほど効果を強めるというもので、信頼されていればされているほどその効果は弱まってしまう。
弱点は強靭な精神。過酷な世界であっても揺らぐことの無い強固な意志を持つ相手にはこの力は通用しないことが多い。
あるいは、ハザマで強化された異能を持つイバラシティの市民に対しても、生来の抵抗力を以ってして無効化される恐れがある。
また、結城伐都の人格と共に生まれた異能である『踊る阿呆に見る阿呆』は併用が可能。
こちらは逆に対象者の信頼、信用が必要となる。
幻覚を見せたり洗脳したりといったことは出来ないものの、プラシーボ効果を過剰に強化して治癒能力を高めたり、味方同士と認識している相手の異能を強化することが出来る。


☆ハザマでのチャットについて
あなたがハザマ世界において不安を抱いている状態で通信を繋げば、“冒涜の奏者”は彼に「結城伐都」の姿を纏わせてVR空間に出現させるでしょう。

あなたがハザマ世界においても強靭な精神を持った状態で通信を繋ぐ、あるいは元々イデオローグの存在を知っているならば、“冒涜の奏者”はその力を十全に発揮出来ずに「イデオローグ」としてVR空間に出現します。
15 / 30
137 PS
チナミ区
P-9
行動順1【瞬速】DF↓
5000
350







ログまとめられフリーの会
チキンレース
36
【うちの子】貸し借りOKコミュ
5
カード報告会
12
使役者達の宴(使役コミュ)
3





No.1 道端ガムマン (種族:道端ガムマン)
要求SP521
MHP2428MSP232
▽効果 射程5
火撃10 器用10 復活10 反撃10 命脈10 幸運10
被研究スキル名LVEPSP説明
ペネトレイト5050敵貫:痛撃
スコーピオン5050敵:痛撃&衰弱+痛撃&朦朧
アサルト5050敵:痛撃+自:連続減
猛攻550【戦闘開始時】自:AT・DX増
殺界540【攻撃命中後】対:LK減(1T)
先制560【戦闘開始時】自:連続増
隠者550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
最大EP[20]




Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4Weasel装飾30体力10
5黒手袋防具30防御10体力10
6まんまるちょこ料理35器用10敏捷10耐疫10
7さんかくちょこ料理35器用10敏捷10耐疫10
8平石素材15[武器]器用15(LV25)[防具]防御10(LV10)[装飾]治癒15(LV25)
9ベトレイヤル武器40衰弱10【射程3】
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
時空15空間/時間/風
使役15エイド/援護
武器30武器作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
強撃
(ブレイク)
5050敵:攻撃
痛撃
(ピンポイント)
5050敵:痛撃
トリックプレイ
(クイック)
5050敵:3連撃
怪音波
(ブラスト)
5050敵全:攻撃
キュー
(ヒール)
5050味傷:HP増
インスパイア
(ドレイン)
5050敵:攻撃&味傷:HP増
襲爪撃
(ペネトレイト)
5050敵貫:痛撃
ジャグリング
(スイープ)
5050敵列:攻撃
ソニックブーム
(ウィンドカッター)
5050敵3:風撃
キャスリング
(サステイン)
5050敵:攻撃&味傷:守護
バッド・トリップ・ダイブ
(ヴィガラスチャージ)
50100味全:次与ダメ増
アゲンスト50120敵貫:風領撃&DX減(2T)
ブルーゲイル5080敵従傷:風撃+凍結
練1ラッシュ50100味全:連続増
ヒールウィンド5080味列:HP増+AG増(2T)

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
アンプリファイア
(猛攻)
550【戦闘開始時】自:AT・DX増
ウーファー
(堅守)
550【戦闘開始時】自:DF・AG増
アップテンポ
(攻勢)
550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
スローテンポ
(守勢)
550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
ヒーリング
(献身)
550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
陽動
(太陽)
550【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
悪知恵
(隠者)
550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
魅惑550【戦闘開始時】自:使役LVが高いほど戦闘勝利時に敵をエイドにできる確率増
風の祝福550【戦闘開始時】自:時空LVが高いほど風特性・耐性増
最大EP[20]




被研究カード名/スキルEPSP説明
お帰りなさいませご主人様
(ヒール)
050味傷:HP増
ブラッククロニクル
(ヴィガラスチャージ)
0100味全:次与ダメ増
雷光
(サンダーボルト)
080敵痺:光痛撃&麻痺





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 3 ]アリア[ 3 ]ヒールハーブ[ 3 ]チャージ



PL / せい