
一番最初は、溺死でした。
幼稚園に通うようになったころ、家族と共に、別荘地の川辺を歩いていたときです。
突然の高波にさらわれて、そのまま――
刺すように冷たい水が、たくさん肺に入って
くるしくて、こわくて、何度も、何度も、"パパ"と"ママ"を呼んでいました。
川辺で助け起こされたわたくしには、傷ひとつなく、衣服も塗れていなかったそうです。
かつて、大雨で氾濫したその川にさらわれて亡くなった少年がいたと、あとになってわかりました。
わたくしは、その少年の《霊》に触れてしまったのです。
それが始まりでした。
二度目は、初等部に上がった頃。
"父さん"に、火のついたタバコを押しあてられ、何度もお腹を蹴られました。
何度も、何度も、何度も。
"母さん"は、まるでわたくしが見えていないかのように、そっぽを向いていました。
痛くて、悲しくて、寂しくて、涙をながす力もなくなって、そのまま――
しばらくは心を病んでしまって、本当のお父様とお母様のお顔を見ることもできませんでした。
三度目は、それから半年ほどあとの頃。
やさしかったはずの親戚の"おにいちゃん"に突然殴られて、押さえ込まれました。
衣服をはぎとられ、なにをされているのかわからないまま、首を絞められて――
それからも、何度か。
覚えているだけでも10回ほど、《霊》の記憶に触れてしまいました。
お腹の赤ちゃんと共に、車にひかれてしまったこともあります。
学校でのいじめを苦に、屋上から飛び降りたこともあります。
忘れたくても、忘れられません。
ふとした折に、その記憶はよみがえります。
いつ、どこで、どんな《霊》に触れてしまったのか
はっきりと覚えています。
ただ一つを除いて――
この記憶だけは、いつ触れたのか
どのような《霊》だったのか
どうしても思い出せません
これは、だれの記憶だったのでしょう――
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瑠璃子 「…………」 |
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黒咲 「……そんな!一体どうして!!」 |
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ナレハテ 「ア゛ア゛ア゛ア゛ァァ・・・・・」 |
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狗神 「……こいつの仕業か!」 |
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黒咲 「嗜虐色の"赤"! こちらに明確な敵意を向けています!」 |
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狗神 「いそげ!コイツは俺が引き受ける!」 |
懐から拳銃を抜き、不定形の怪物に向けて発砲を開始する。
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瑠璃子 「…………」 |
胸部を圧迫し、心臓マッサージを繰り返す黒咲。
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黒咲 「……脈、戻りません! 出血が酷すぎて、心肺蘇生が困難です!」 |
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狗神 「治癒能力者(ヒーラー)をあたれ! 白スーツの話が事実なら、他の異能者も飛ばされているはずだ!」 |
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黒咲 「了解!止血後に搬送開始します!」 |
致命傷であろうと、治癒専門の異能者にかかれば、まだ望みはある。
護衛対象を諦めるという選択肢は、二人にはなかった。
ハンカチと糸を取り出し、手際よく止血を行う。
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ナレハテ 「ア゛ア゛ア゛ア゛ァァ・・・・・」 |
装填の隙をついて、怪物の身体から伸びた触手が狗神を狙う。
身を捻って、胸への直撃を避けたが、触手は左脚を貫いた。
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黒咲 「所長!!」 |
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狗神 「構うな!!行け!!」 |
うつ伏せに倒れながら、発砲を続ける。
しかし怪物は止まらず、接近を開始した。
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ナレハテ 「ア゛ア゛ア゛ア゛ァァ・・・・・」 |
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狗神 「……くそったれ」 |
―――― リン
どこからか響く、鈴の音色
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狗神 「……」 |
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黒咲 「……」 |
鈴が鳴り響いた瞬間、その場の空気が変わった。
身体にのしかかる名状しがたい重圧。
肌を撫でる冷気。
目に映る光景から、色彩は失せ、
思考が泥のように澱んでいくのがわかる。
―――― リン
―――― リン
―――― リン
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黒咲 「(鈴の音が……近づいてる?)」 |
応急処置を終えた瑠璃子を背負い、周囲を警戒する。
すると――
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ピチャ |
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黒咲 「……!?」 |
黒崎の足元に、足跡が出現した。
濡れた右の素足で踏みしめたような足跡が。
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ピチャ |
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ピチャ |
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ピチャ |
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黒咲 「(……"移動"している!?)」 |
全身が粟だった。
この空間に、"何か"がいる。
足跡が向かっていく方向。
そちらを視線で追うと、目に入るのは不定形の化け物。
倒れている狗神。
そして――
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黒咲 「…………!!」 |
狗神の背後に、それは居た。
佇んでいた。
最初からそこに存在していたかのように。
瑠璃色に燃える昏い瞳で
狗神を
黒咲を
見つめていた――

666 PS を周囲にばらまこうとしましたが、そんな量のPSなんて持ってなくてがっかりしました。
瑠璃子(985) に ItemNo.666 を送付しようとしましたが、何を渡したかったのか忘れました。
すごい木材(400 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
すごい石材(400 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
すごいお肉(400 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
すごいお魚(400 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
すごいお野菜(400 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
呪術LV を
20 UP!(LV0⇒
20、-20CP)
合成LV を
20 UP!(LV0⇒
20、-20CP)
ItemNo.4 不思議な牙 に
ItemNo.5 不思議な石 を合成実験し、
何か柔らかい物体 に変化することが判明しました!
⇒ 何か柔らかい物体/素材:強さ10/[武器]治癒10(LV20)[防具]命脈10(LV25)[装飾]防御10(LV20)/
特殊アイテム
ItemNo.1 不思議な武器 に
ItemNo.2 不思議な防具 を合成実験し、
駄物 に変化することが判明しました!
⇒ 駄物/素材:強さ10/[武器]攻撃10(LV50)[防具]活力10(LV50)[装飾]体力10(LV50)/
特殊アイテム
ItemNo.1 不思議な武器 に
ItemNo.4 不思議な牙 を合成実験し、
駄物 に変化することが判明しました!
⇒ 駄物/素材:強さ10/[武器]攻撃10(LV50)[防具]活力10(LV50)[装飾]体力10(LV50)/
特殊アイテム
飢餓の魔女(394) により
ItemNo.6 不思議な食材 から料理『
不思議なサラダ』をつくってもらいました!
⇒ 不思議なサラダ/料理:強さ30/[効果1]器用10 [効果2]敏捷10 [効果3]耐疫10/
特殊アイテム
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飢餓の魔女 「ど うぞ」
不思議な食材は、色とりどりとはいかないがおいしそうなサラダへと調理された。
「おいし かった ら いい な」 |
アイリ(893) とカードを交換しました!
渇望のカード
(ピンポイント)
ホーリーサークル を研究しました!(深度0⇒
1)
アマゾナイト を研究しました!(深度0⇒
1)
アウトレイジ を研究しました!(深度0⇒
1)
カース を習得!
ダークネス を習得!
☆闇の祝福 を習得!
☆ダウンフォール を習得!
☆初習得ボーナス:各FPが4増加した!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!