◆メインキャラ
「私も昔はやんちゃだったのです?ええ、いたずらっ子でしたもの。」
【名前】水原ティーナ 【性別】女性? 【年齢】17歳 【身長】148cm
【カヴァー】星の十字教団教祖(相良伊橋高校2年1組ボランティア部)
相良伊橋高校に通う女子高生にして宗教法人『星の十字教団』の教祖。落ち着いた口調でいつもニコニコ、お節介焼きで慈悲深い性格でありながら、時折茶目っ気と天然を発揮する親しみやすさを持つ。だが、その信仰の深さは筋金入りの宗教屋であり、その価値観も若干他者とはズレがある。教祖としては困った人や思い悩んでいる人々に無償で手を差し伸べる姿がよく知られており、叱り導くことはあれど、決してただただ咎め、怒るような事はしない。
そんな生粋の信奉者な教祖様であるが、実は毎週のヒーロ番組を余さず視聴しているほどの、生粋のヒーロー好き。教祖がヒーロー好きなのはどうかということで、本人はそれを必死に隠しているが、もはや公然の秘密レベルで隠せていない。ちなみに一番のヒーローは白妙凛音(ENo.168)。
【異能】天使の後光”エンジェル・ハイロゥ”
神の使いである天使と交霊し、その声を聞き届ける事ができる異能。その名の通り、能力発現時には天使の後光(環)が現れる。
また、天使から一時的に力を借り受けることも可能で、他者の治癒、水をジュースに、土をパンに変える、水面を歩く…などの奇跡を起こすことが出来る。その身に天使を卸すことも可能だが、その場合、憑依中の本人の意識は失われる。
しかし、天使の後光そのものは『天使との会話を行えるだけ』の異能でしかなく、その力の借受や憑依などの能力はまた別の力であり…。
【???】想うが故に我は在り”コギト・エルゴ・スム”
水原ティーナが持つ真なる『生体能力』。異能や魔法などではなく、純然たる身体機能である。細胞単位で自身の認識した自分自身にその身体を作り変え、扱うことが出来る。天使の後光による力の借受による奇跡や天使の憑依などは、この能力による『天使化』の産物に過ぎない。(とはいえ、”天使の後光”なしに天使の力を借り、『天使化』を行使できない為、天使の奇跡は”天使の後光”による能力といっても差し支えは無い。)
水原ティーナの身体そのものが持つ能力であるため、異能や魔法を減衰するような能力の効果を受けず、その能力を発揮できる。
◇星の十字教団
『母にして父なるもの』と呼ばれる神を信仰する教団。某一神教から分かれて設立された宗教法人である。神の御使いたる天使の声を聞くことの出来る預言者…ティーナが教祖であり、彼女が在住するツクナミ区に本教会たる星十字大聖堂がある。
http://lisge.com/ib/talk.php?s=202
◆サブキャラ
「いらっしゃいませー!あ、なんだキミか。それで、注文はどうするの?」
【名前】天衣(あい) 【性別】女性 【年齢】14歳 【身長】122cm
【カヴァー】喫茶店店員(中学生)
ツクナミ自然庭園[ツクナミ区 N-16]にある喫茶店『Stella Rose』で働く小さな少女。星の十字教団が経営する孤児院の育ちであり、星の十字教団の面々とはかかわりが深い。将来の夢は自分の喫茶店を開くこと。
…彼女は過去、両親に虐待を受けており、今でもその身体には跡があり、その影響で発育不良を起こしていたために身体が小さい。だが、本人はそのことを重く気にしている様子はなく、むしろそんな過去がありながらも今を明るく楽しく過ごしている。そんな今があるのは間違いなく教団のお陰だ…と思っている彼女は、その恩を少しでも返す為に教団縁の喫茶店でのお仕事を始めたらしい。
【異能:天衣無縫】
飾り気のないごく自然で完璧な動作で事を成す異能。たとえるのならば『ごく自然に銃弾の雨の中を堂々と歩いているだけで銃弾を回避できる』というような事が可能な能力。どんな事態にも対処できる能力だが、極められた技術相手には見切られるなど、無敵ではない。また、一日に最大三分間しか使用できないという制限もある。
◆源クリス
【名前】源クリス 【性別】女性 【年齢】17歳 【身長】148cm
水原ティーナによく似た誰か。ティーナとは対照的に言葉遣いが荒くて粗暴…だが、何だかんだできちんと面倒を見てくれる。基本的に素直では無い。好きなタイプは生きたがり。嫌いなタイプは死にたがり。
身体能力は非常に高く、武芸百般…とはいえその技術は極められているわけではなく、基本的に本人の素質便りであるため、先の先などの先読みは不得意。様々な手札を持つ二流がいいところである。
その正体は『本来の水原ティーナ』。正確には水原ティーナが残した最後の想いが具現化し、それがひとつの命を改めて会得した存在。元もとの水原ティーナにより近しい能力を持っているが、その性質は一側面を抽出した為か、本来の水原ティーナとはその性格や趣向に差異がある。
【異能:真為る言葉(レス・ノン・ウェルバ)】
世界と語らい、その言葉を真実へと変える異能。
正確には『万物と語り合える異能』であり、無機物有機物、この世に存在しえないモノなどを含めて、”会話”ができる。彼女はこの能力を物体や世界そのものに語りかけることで、『語りかけたとおりに世界を歪める』。燃えろといえば物は燃焼をはじめ、見えないと語ればそれは不可視のものとなる。語れる事柄であればおおよそなんでも可能。
とはいえ万能ではなく制限もあり、基本的に事象を弄ることしかできず、無機物や意志の無い者あるいは意志の弱い者にしか『語る』ことで影響を及ぼさせることは出来ない。例えば『凍れ』と語りかけた場合、植物や水の入ったコップは凍らせる事ができるが、人は凍らせる事が出来ない。また、『語る』という能力の都合上、言葉を出せない場所や状況では使用が不可能であり、言葉を発する時間も必要不可欠。さらには原則として『1フレーズ』しか語る事が出来ない為、単純な事象しか起こせない。
◆天使様
【名前】不明 【性別】両性 【年齢】ブラックホールの蒸発を観測できるほど 【身長】可変
かつて何処かの世界の人の世にて『英雄を語るもの』『混沌なる御使い』等の異名で称された両性具有の天使。心優しく、慈愛に溢れ、そして時には諌める…母性も父性も兼ね備えた”母にして父”のような天使。一定の条件を満たした人物の前にしかその姿を現す事が無く、そもそもまず、その声すらも聞く事ができない。だが、時折、水原ティーナの体を借りて顕現する。
その真の姿も水原ティーナに非常に告示しているが…?
●その他
既知ロール等はご自由に。不穏系も歓迎。やばげなのも事前に確認があれば基本、問題なく対応できます。誘拐とかもフリー。
◆アンジニティでのティーナ
ハザマにおいて、水原ティーナは”天使様”にその身体を全面的に貸し与え、その行動を行っている。こちらではその主導権は”天使様”にあり、水原ティーナは助言を行える立場でしかない。イバラシティにおける立場と完全に逆転している状況にある。また、”天使様”の本体は現在、こちらのハザマにあるため、イバラシティにおける”天使様”と完全に記憶が同期している。このため、”天使様”の声を聞くことのできる水原ティーナは、間接的にハザマの状況を知覚する事が可能である。
◆”天使様”
【名前】”ティーナ” 【性別】両性 【年齢】0~∞ 【身長】0~∞
海が枯れ、地はひび割れ、人が去り、天に広がる数多の星々だけが姿を照らす…そんな遥かどこかの世界の未来にて、その人々の終わりを最後まで見届けて…そして数多の世界を渡り歩くようになった放浪者の天使。
数多の世界を観測し、そして記憶し、そして語り継ぐ為に、あらゆる世界において”因果”が紡がれ、そうして何れ、顕現する。そんな、長い長い旅路の末に、《否定の世界》アンジニティへと至った天使は、他アンジニティの住人と同じようにこのイバラシティへと潜入し…その上で、彼女はイバラシティを、そこに住む人々を守る為に動き始めた。
たとえ、どのような結果になったとしても、己が存在が救われる事が無いとしても…たとえ、それがかつて彼女が愛した人々ではないとしても、彼女はその身を捧げ、この世界の人々を守るだろう。ここにいる愛しい人々は…紛れもなく、彼女が守るに値する人々なのだから。
――だから哀しまないで。私は必ず、この世界を残すから。
▼顕現因子
・神子の贄
・神の欠片
・十■の■教団
・死滅願望
・真実なる■
◇真なる正体
それに自我など無い。それに意思などない。無限の質量と、無限の時間を生きるかの存在に、例えわずかな意思があろうとも、無限の前では無に等しい。…されどもここにいるかの者は、たしかに己の意志を得て…そして神の代弁者たる資格を得た。
神であり…天使であり…そして人たる少女の名は――