名前:寸原 鈴 (スンバラ リン)
性別:女
年齢:16
種族:人間
所属:イバラシティ
異能:念動力
趣味:刀剣蒐集・鑑賞
愛刀:大神成(オオカミナリ)
部活:帰宅部
「私はれっきとした人間。耳と尻尾は・・・訳があるの。あんまり気にしないでほしいのよね。」
イバラ創藍高校に通う少女。
イバラシティにある古くから続く剣術道場、詠心一刀流の師範の一人娘。
黒髪黒目、ショートヘアの女子高生。
種族は人間だが、狼様の耳と尻尾が生えている。
何故か首輪をつけている。
性格は真面目でやや堅物。
人の話はきちんと聞こうとするが、本人は無自覚であるが最終的には力で解決しようとするやや脳筋なきらいがある。
幼い頃より鍛錬に明け暮れその才覚を早々に開花させてきた。
鈴の異能はシンプルな念動力。同時に3点まで力を発現させることが出来、その出力は発現する念動力の数だけそれぞれ分散する。
範囲は己の腕の1.5本分程度。それより外側になると離れる程極端に出力が落ちていく。
最近は、身に着けた詠心一刀流をベースに、念動力を用いた自己流多刀術を編み出すことに研鑽している。
最高で両手の二刀流と宙に浮かせた三刀の合わせて五刀流まで可能。
常に愛刀の「大神成」を携えて行動する。
この大妖刀「大神成」は使い手を選ぶ代わりに、選ばれた使い手に獣の如き力を与え、その一閃は雷を操ると言われている。
実際雷を操れるかはわからないが、刀身をびりびりばちばちさせることはたまにできた。
この刀を鈴は常に携えているが、本人が望んで常に携えているわけではなく、この大妖刀の呪いのようなものである。
3年前、田舎の蔵の奥にあった「大神成」を見つけた鈴はこの刀に選ばれてしまう。
この刀に選ばれた鈴は狼様の耳と尻尾が生え、刀その傍を離れようとしなくなったのである。
選ばれてしまった当初は方々に掛け合ってお祓いや解呪を試したが
この刀の力が強いこと、邪悪なものでないことから効果は無く、現在は諦めている。
首輪は強くなり過ぎた聴覚や嗅覚を常人レベルに落とすための呪具である。
これがないと、数時間で頭痛が起き始め、数日で床に臥せることになる。
当初は腕輪や指輪、ネックレス等の日常で違和感のないアクセサリの形で作られたが刀に拒否されたようで
すぐに壊れてしまった、おふざけで付けた首輪が壊れずにすんだためこれをつけている。