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D R E A M Y ❁D R E A M E R
すきなこととまいにちのこと
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新学期!
杏莉だよ!٩(*´︶`*)۶
あっという間に春休みも終わって、
新学期になりました!・.。*・.。*
みんなは新しい授業とか、どうだった?
私はやっぱり理数がだめだ〜〜:;(∩´﹏`∩);:
このままだと、留年もあるかもしれない……
みんな、私が後輩になっても
今まで通り仲良くしてね……壁lω・`)
なんちゃって!(๑´ڡ`๑)
理数がダメなのは分かりきってたから、
春休みのうちにちょーっとお勉強、してたもんね!
いぇい✧٩(ˊωˋ*)و✧
杏莉ちゃん、賢いっっ!笑
そんなこんなで始まった新学期、
進路についてとかも、ちゃんと考えないとだよねҨ(´-ω-`)
大学とか短大とか専門学校とか……
いろいろあるけど、悔いがないように挑んでいきたいよね!
私も頑張るから、みんなも、頑張ろー!(ง •̀_•́)ง
以上!杏莉の近況でした!(≧∇≦)
あっ
イバブル始めました、弱くてよければフレ募集してます(>_<;)
2019 / 04 / 21
杏莉
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安里杏莉 「……あれ。通信……今度は誰からだろ」 |
Cross+Roseを使っての通信にもようやく慣れた頃。
届いたその通信は、安里杏莉にとって意外な人物からだった。
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安里菜々 「おねーちゃん。生きてる?」 |
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安里杏莉 「菜々?!」
「えっ、待って、菜々もいるの?!」 |
妹。安里菜々。
この春中学生になった、4つ年下の少女だ。
……まさか彼女までこのよく分からない『犯罪』に巻き込まれているだなんて思ってもいなかった。
少しだけ、背が凍る。
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安里杏莉 「……大丈夫?怪我とかしてない?」 |
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安里菜々 「ん。安心して。すごい元気」
「おねーちゃんこそ生きてるようで何より」 |
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安里杏莉 「本当?いま、どこ?」
「こっちは朱火ちゃんたちや、海老原さんが一緒だから」 「合流しよう」 |
すぐさま、『いいよ』と返事が返る、と、思っていた。
だが───
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安里菜々 「大丈夫。心配しないで」
「あたしは平気だから、おねーちゃんはおねーちゃんで、無事がんばって」 |
その言葉に、一瞬、思考が止まる。
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安里杏莉 「……菜々?」 |
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安里菜々 「………」 |
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安里杏莉 「ねえ、菜々?隠さずに教えて」
「今誰かと、一緒に居るの?」 |
そうでなければ。
自分ですら、まず誰かとの合流を求めたのに。
あの聡い妹が、自分との合流を拒むはずなんて、有り得ない。
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安里杏莉 「ねえ、菜々ってば!」 |
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安里菜々 「………ごめん。おねーちゃん」
「それは、答えられない」 |
───え?
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安里菜々 「じゃ。そういうことだから。生きてるなら、よかった」 |
妹は、あまり嘘はつかない。
馬鹿正直だと言っていい。嘘をつく代わり、こうして黙り込む。
安里杏莉はその姉だ。妹のことは、よく知っている。
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安里杏莉 「ま、待って。菜々……菜々っ!」 |
だから、妹が、黙り込むということは。
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安里菜々 「頑張ってね。おねーちゃん」 |
───そこに、『自分には正直に言えない何か』があるということ。
通信が、切れる。
To Be Continued ────