ケートゥ 「たくさん、やりたいことがあるんだ。だから、」 |
「……怖い図柄、か……」 少年が実際に手にした『潜在』二枚が何であったか、まだ知らぬ長身は、図柄を思い起こすように逡巡を挟み。 矢庭、緩慢な仕草で懐へと片腕を差し入れ、取り出したのは革張りのカードケース。 「開拓初日、己から抜き出された2枚を含め……『潜在』の数とそれを示すカードは、全部で22種存在する。 ……というのは、知っているかね?」 認識の確認も兼ね、そう告げながら、カードケースの中から22枚を取り…… 「………」 ……出し掛けて、不意、眉間に薄い皺を刻むと。一旦動きを止め。 ……数瞬後、再び片腕を黒衣の懐へ差し入れて、何かを取り出すと―― ――眼鏡を掛けた。 ともあれ、明瞭になった視界で、『潜在』と同じ図柄のカード22枚を取り出し、それを緩やかに捲って見せる。 その中には無論、少年の言った怖い2枚とおなじ絵柄のものもある。 「これはレプリカ……図案の複製品だが。『潜在』全22種。同じ概念のある惑星では『アルカナ』と呼ばれる事もある」 「組み合わせはどうあれ……この惑星に来たものは、22種のうちから2種、全員が解離を経験している。 ……俺も初日に、≪隠者≫と≪吊男≫の解離に遭遇した」 つらつらと、話しながら。該当の図柄二枚を見せると……一旦、仕舞い。別のカード――先に見たものより、暗い色彩の強いカードの束を、新たに取り出す。 「……全員が、二枚の潜在持つ中……三枚目を得るものが、十数名いた。 ……来訪当日に『潜在』と共に、来訪後急に増えた、来る前から持っていた、気付いたらあった…… 各自、獲得の時期も方法も、様々だったが……」 「……『潜在』と同じく全22種。対応する22座の具象を示し、『潜在』の対となるもの」 扇のように、少年の目線で広げ見せられる、何処か禍々しさもある22枚の図柄。 それらは、少年の翠の双眸にどのように映るのか。 「存在を知る者は、『虚潜在』または、『ヤルカナ』と呼び…… この22種のうちどれかを一枚を持つ……もしくは…… まだカードとして具現化していなくとも、既に座に就き所有格を有す者を、『ヤルカナレギオン』と呼んでいる」 「………」 「……俺の持つこれは、先の潜在と同じく、レプリカだ。 俺自身は……22座のどれでもなく、ヤルカナレギオンではない。 ……だが……」 「今までに接触した自覚ある『レギオン』の多くは……俺を、同輩扱いする者が殆どだった。 無自覚の者も……親近感を覚えているような反応をしたり……俺が接触した途端に、『目覚める』事もあった。 ……俺自身も……座にある者の気配は、覚醒の有無に関わらず、何故か薄らぼんやりと判る事がある」 「故、俺はヤルカナレギオンではない、が…… ……座の外、虚潜在に関連する、欄外の“何か"ではあるらしい」 ……と、ここでまた、一息分。ゆっくりとした、間を置いて。 「……長話になって仕舞っているが……大丈夫かね?」 一言、気遣いであろう物言いを、添えてから。 「……『ヤルカナカード』が具現化する前と後で、特に変化がないという者もあれば…… 得てから新しい力が使えるようになった、ヤルカナカードから実際に特殊な効果が出せる…… ……各レギオンの証言も様々で、個人差が激しい」 「……俺個人は……貴様から、薄っすらと気配を感じはするが……」 扇に広げ持っていた虚潜在複製22枚を束ね直し、今度は、一枚一枚をゆっくりと捲り見せる。 その最中、僅かな間、≪日蝕≫を示す図柄の折、止まる手元。 「……貴様自身は、どうかね」 もし、少年の求める『今すぐの強さ』が得られる、可能性があとするならば。 心当たるのは、これ位だ――と。言外、色味の悪い面持ちは、そう告げているようでもあった。 |
夜桜 「うむ、味のわかる我がいくらでも食べてやるぞ 」 夜桜 「ほう、クロワッサンなるものは食べた事があるが…ぷれっつえるとぶりおしゅは初めて聞くのう」 どれどれと言いつつ、ぽんぽんと出てくるパンを頬張りはじめて 夜桜 「ほう、ふんわりとしながらももっちりとした食感そしていい塩梅の甘さじゃのう」 夜桜 「…まるで我のもち肌のようじゃな」 |
「神の権能を操ることの代償。 人間の努力という物差しとはまた違った概念であり、現象。 ……僕は、そういった存在だ」 「どうして、僕が全部、食べてはいけないの? それが僕というもので、そういう役割で……」 ――どうして? 彼の瞳の紅は、どこまでも虚ろになっていた。 |
「うん、うん…そうだな…」 ぽんぽんと、慰めるように優しく頭を撫でながら、間に短く相槌を入れて、少年の言葉を聞く。 そうして思える家族が、思ってくれる家族が傍にいるというのは、とても幸福なことだ。 そして自分も――それを願っている。 「ああ、行ってくるといい。君なら大丈夫だ。」 「そうだな…ならば伝えたいこと、思っていることを一度書き出してみるのはどうかな。 そこから一番伝えたいことだけを抜き取って、言葉にすればいい。」 「難しく考える必要はない。シンプルでいいんだ。」 「ケートゥ少年が受けた愛をそのまま返してもいい。以前、君がラーフ君にポエムを見せて 言ってもらったという言葉があっただろう?覚えているかな?」 「細かくて伝えきれないことは、手紙にして渡すのもいいだろう。」 「あとはうん、花でも添えれば完璧かな。」 |
ケートゥ 「ジョーカーお姉さんに教えてもらったことは忘れないようにしないと」 |
ケートゥ 「パパみたいに罠を早くたくさんつくれるようになりたいな」 |
ケートゥ 「整理整頓は大事だよね」 |
ケートゥ 「行きたい場所があるんだ」 |
ケートゥ 「この先には何があるのかな」 |
メイナード 「任せたまえ!」 |
ジョーカー 「呼ばれて飛び出て ってね まかせて! 魔弾の雨ってのを見せてあげる」 |
アマリア 「はーい! アマリア、よばれました!!」 |
ケートゥ 「……僕は相手の邪魔をするよ。それと料理で皆を元気づける 」 ケートゥ 「特に序盤は僕が足止めをする。その間に相手をやっつけてほしいな」 |
× | Pno2 Achenbash's [前 / 新 / 集] Eno2 スレイン・F・アッヘンバッハ Eno45 アマリア Eno122 無貌の魔女 Eno136 李紫涵 Eno1 シャラヴィス |
VS | Pno36 ご飯開拓班 [前 / 新 / 集] Eno36 ケートゥ Eno32 ラーフ Eno260 メイナード・ウォーカー Eno259 ジョーカー Eno45 アマリア |
○ |
× | Pno36 ご飯開拓班 [前 / 新 / 集] Eno36 ケートゥ Eno32 ラーフ Eno260 メイナード・ウォーカー Eno259 ジョーカー Eno45 アマリア |
VS | Pno76 クリムゾン・バレット [前 / 新 / 集] Eno76 レガート・ゲイト Eno4 ドリス=ドワイズ Eno44 氷の宰相 Eno25 セレーネ Eno139 エルタ・ボルテック |
○ |
○ | Pno36 ご飯開拓班 [前 / 新 / 集] Eno36 ケートゥ Eno32 ラーフ Eno260 メイナード・ウォーカー Eno259 ジョーカー Eno45 アマリア |
VS | Pno231 うさぎ隊 [前 / 新 / 集] Eno231 うさぎのバニラ Eno159 ケス Eno85 月猫 Eno312 ライラ Eno13 烟玖 |
× |
メイナード 「さて、頑張らねばな。」 |
【銃を構え、雰囲気が変わる・・・そして女の力が吹き上がったッ!】 ジョーカー 「さて・・ひとつやりますか」 |
ケートゥ 「この先へ行きたいんだ。だから、通らせてもらうね」 |
ラーフ 「邪魔をするなら、それ相応の覚悟はあるんでしょう?」 |
メイナード 「それでは始めようか!」 |
ジョーカー 「風穴を開けられたい人から前に出なさい サービスするわよ?」 |
アマリア 「やっつけちゃうぞ! ……アマリアのおともだちがね!!」 |
ロディ 「お時間をいただきありがとうございます、みなさま。ぼくはこの惑星の調査を進めなくてはなりません」 |
アマリア 「やっつけちゃうぞ! ……アマリアのおともだちがね!!」 |
ケス 「さて、何が出てくるやら……」 |
コガレ 「流石にそろそろ真面目にやらないとな?」 |
System 「外部記録装置からの補助プログラム読み込みを開始……」 |
ケートゥ 「ちぇっ」 |
コガレ 「あっ……ぶなッ!」 |
System 「カード制御プログラムに不明なエラーが発生……」 |
ロディ 「さあ、どうぞ皆さま。ご注目を」 |
System 「衝撃分散化フィールドの構築を継続中。 まもなくプロセスを終了します」 |
System 「カード登録データ改竄プロセスを完全終了。 点衝撃に対する分散化フィールドの展開を開始します」 |
System 「敵対者のカードプログラムへの接触に成功。 カード登録データの改竄を開始します」 |
ロディ 「やはり、ぼくよりもあなたさまの方が上手なのですね」 |
アマリア 「へっちゃらだよー!」 |
【空気を漂う魔素を自分の力へと変換していく】 ジョーカー 「避けたところで弾は無限よ? 絶望して死んでいきなさい」 |
【自身で増幅した力が彼女を包み、仲間にも散らばってゆく】 ジョーカー 「さーてひと踏ん張り、頑張りましょうか」 |
【離脱用に敵陣側に爆弾を仕込んだ】 ジョーカー 「いざとなったらこれで・・ボンッってね」 |
【自己の能力を応用して防御壁を張る】 ジョーカー 「焼け石に水だろうけどないよりマシでしょ それ!」 |
【大きく深呼吸】 ジョーカー 「・・ふぅ よし、やりましょう」 |
【耐衝撃機構を調整しながら】 ジョーカー 「銃を調整してくれたはいいけど、ピーキーすぎてたまらないわね」 |
【魔銃に仲間の情報を入力 魔弾の制御をおこなう】 ジョーカー 「これで大丈夫 みんなは弾は気にしないで戦ってちょうだい」 |
メイナード 「むぅ…!」 |
ケートゥ 「こっちだよ」 |
ご飯開拓班 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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BUG Chain |
System 「カード制御プログラムに不明なエラーが発生……」 |
ケートゥ 「こっちだよ」 |
ジョーカー 「わたしにすら当てられないなんてね 出直しなさい」 |
ケートゥ 「こっちだよ」 |
メイナード 「ハハハ、甘いぞ!」 |
アマリア 「へっちゃらだよー!」 |
【罠を狙撃しつつ、本人は突撃の態勢を整えた】 ジョーカー 「わたしの前で罠を使うなんて覚悟はできているのかしら?」 |
【ジョーカーの闘気が場の空気を侵食する】 ジョーカー 「泥臭い戦いになればわたしが勝つ 布石を打たせてもらうわ」 |
メイナード 「むぅ…!」 |
メイナード 「むぅ…!」 |
【動かなくなった罠を見てドヤ顔である】 ジョーカー 「その罠、さっき撃ち抜かせてもらったわ 残念ね?」 |
アマリア 「あわわ……これ、すっごく難しいよ……!」 |
ケートゥ 「……ちっ……」 |
【女の周りの空間が視認できるほどに歪んでいくッ!】 ジョーカー 「あなたたちの力、悪くないわね でもココじゃ無意味よ!」 |
【愛銃ヴェスラインを自己の魔力回路にコネクトさせる】 ジョーカー 「オートロックシステム、魔弾生成・・どっちも稼働っと♪ さて、やるわ!」 |
アマリア 「あわわ……これ、すっごく難しいよ……!」 |
ご飯開拓班 Chain 全活気Lv3(1) 全殺傷突刺Lv3(2) 惨殺傷天光Lv4(3) 遠殺傷投射Lv4(4) 列治癒活気Lv3(5) 全治癒活気Lv3(6) 惨殺傷突刺Lv3(7) 列殺傷天光Lv4(8) 運命Lv3(9) 連治癒活気Lv3(10) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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BUG Chain ?(1) ?(2) ?(3) ?(4) ?(5) |
アマリア 「敵さんすっごくつよいみたい……!」 |
アマリア 「敵さんすっごくつよいみたい……!」 |
【動かなくなった罠を見てドヤ顔である】 ジョーカー 「その罠、さっき撃ち抜かせてもらったわ 残念ね?」 |
コガレ 「伏せた手札の答え合わせと行こうか」 |
ジョーカー 「わたしにすら当てられないなんてね 出直しなさい」 |
コガレ 「ッは、随分ととろいじゃないか!?」 |
【ジョーカーの闘気が場の空気を侵食する】 ジョーカー 「泥臭い戦いになればわたしが勝つ 布石を打たせてもらうわ」 |
【女の周りの空間が視認できるほどに歪んでいくッ!】 ジョーカー 「あなたたちの力、悪くないわね でもココじゃ無意味よ!」 |
ジョーカー 「ここで攻めるわ ついてきて!」 |
ケートゥ 「いくよ」 |
メイナード 「お。ありがとう!」 |
ジョーカー 「一休みしましょ あなたも・・ね?」 |
アマリア 「ありがとう! とっても元気になった!」 |
ジョーカー 「追撃のセカンドブリット!」 |
【高笑いと共に敵陣に特攻しながら、弾幕を張って血路を開いていくッ!】 ジョーカー 「ふふ・・あははは! イヤーーーーー!! ッハーーーーーーー!!!」 |
ジョーカー 「あら?ここが弱いの? それじゃ追加で持っていきなさい!」 |
『身体を貫く』、あの感触―― |
ジョーカー 「あら?ここが弱いの? それじゃ追加で持っていきなさい!」 |
アマリア 「こ、このくらいじゃ泣かないんだから……!」 |
ジョーカー 「いい当たり・・私の魔弾からは逃げられないのよ?」 |
メイナード 「まだまだぁ!」 |
メイナード 「む。避けられたか…」 |
コガレ 「あっ……ぶなッ!」 |
ラーフ 「見えた!」 |
メイナード 「お。ありがとう!」 |
メイナード 「すまない!助かる!」 |
ジョーカー 「生き返るわー・・なによ まだわたしは若いわよ?」 |
ジョーカー 「生き返るわー・・なによ まだわたしは若いわよ?」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
メイナード 「お。ありがとう!」 |
メイナード 「お。ありがとう!」 |
ジョーカー 「生き返るわー・・なによ まだわたしは若いわよ?」 |
ジョーカー 「ありがとね おねーさん助かっちゃう☆」 |
アマリア 「ありがとう! とっても元気になった!」 |
アマリア 「ありがとう! とっても元気になった!」 |
ジョーカー 「幸運のセブンスブリット!」 |
【魔力のこもった弾丸が、敵陣を翻弄するように弾道を描いていく】 ジョーカー 「一発で何度だって楽しませてあげる あははは! 踊りなさい!」 【さらに守りを削らんと音弾が連射された】 |
ジョーカー 「いい当たり・・私の魔弾からは逃げられないのよ?」 |
アマリア 「きゃっ……!」 |
ジョーカー 「あら?ここが弱いの? それじゃ追加で持っていきなさい!」 |
瞬間、目前で弾けるスペクトル。 |
メイナード 「負けていられないな!」 |
メイナード 「私はやる時はやる男だ!」 |
メイナード 「私はやる時はやる男だ!」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
ジョーカー 「あーもうじれったいわね! 全弾もっていきなさい!!」 |