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ルドの一週間

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Diary
夢の終わり。
 戦いの夢は、辛く、悲しい夢だと思う。
 その中であっても、色々な人と出会った事によって自分にとっては幸せな夢となった。

 だから、この夢の世界を救いたいという想いよりも、出合った人々を護りたいという想いが強くなっていった。
 傍に居る人達、大事な人達を護りたいからこそ戦った日々だった。

 この世界にぼくを呼んでくれた召喚師さんにはとても申し訳ないけれど、ぼくはこの想いと戦いの日々の夢の記憶を大事にしたいと思う。

 きっと忘れない。
 そしてまたいつか、再会して、この夢の事を語り合いたい。

 きっと、また…。



 眠り続けるルドを見守るように、白い青年が傍に佇んでいる。
「……願いは受諾した」
 すっと目を閉じ、そして次の瞬間には開いた瞳が金色に染まり。
「ここからは、オレがキミに出会う事が無い『もしも』の世界。
 無限に存在し、平行する世界の一つ。
 コーラルとしては存在はしないけど、フィーとしてキミの傍に居るよ…そして、願いを叶えてあげる…。
 キミが望むままに。またこの世界へと――」
Message(Personal)
取引メイ
「……こんばんは。メッセンジャーサービスです」
取引メイ
「……メッセージの送信ですね。承ります」
取引メイ
「……3件のメールが届いております」
  • いちご(E-No.245)からのメッセージ……
      ――手紙とぬいぐるみが、届いた。
      差出人は…いちご?

      「勝負はお預け
       だから、これをくれてやりますにょ。」

      ハロウィンの勝負のことだろうか…?
  • ジュリエッタ(E-No.297)からのメッセージ……
      ジュリエッタ
      「・・・お疲れ様でした、フィー様・・・ルド様。
      またいつか何処かでお逢い出来る事を、願ってますわ。

      最後に・・・一度だけ。
      (うぎゅーっとルド氏を抱き締め、続いてうぎゅーっとフィー氏を抱き締めた)」
  • ルーシィ(E-No.491)からのメッセージ……
      ルーシィ
      「信じたくは無かったのですが……どうやら一時撤退、再度召集の後に再進攻という噂は事実のようですね……

      折角お友達も増えてきて、何よりルドちゃんに出会えたのに……
      同じ世界から召喚された、なんて都合の良い話があるとは思えませんし、ずっと終わらないで欲しかったのに……」
      (※前々回、途切れる前の部分より。リンケが無いので全部此方にてお返事を)
      フィーちゃんを差し出されて複雑な表情をした後、溜息と共に呆れを含んだ笑顔へと表情を変遷させる。
      白猫を抱き上げながら
      ――そうですね、此処は人気が多すぎますし。
      いつか二人きりになった時にでも、またおねだりしてみる事にしましょう――
      そんな事を、悪戯っぽく呟いた
      赤面したままお見合い状態。
      其処に掛けられた可愛い言葉に嬉しそうな表情になるルーシィ。
      修練を積んだ人間には、ぱたぱた千切れんばかりに振られている尻尾が幻視できたとか出来なかったとか。
      「ルドちゃんったら……ホントに可愛いんだから……ありがとう」
      お返しの連鎖に悩みだすルドちゃん。
      嬉しいお誘いを受けて周囲まで幸せ色に染めそうな彼女は、一も二も無く即答した
      「是非そうしましょう。そうする為にも頑張って、元気なままで突破しなくちゃいけませんね」
      残念ながら次の戦まで暫く間が空いてしまうのだがそんな事彼女は知らないのだが……

      「でもね、ルドちゃん。私は嫌じゃないですよ。お返しの連鎖。
      そういう気持ちって、やっぱりお互いに伝え合えて、毎回そういう気持ちになれる事って、凄く良い事なんじゃないかなって、思うんです。」
      優しい微笑みを湛えて、恥ずかしがる事も無く彼女は彼(?)に囁いた。
      フィーちゃんにチラっと向けた視線。
      何処と無く、悪戯っぽい笑顔で同意している様だった。
      そして同時に、『美味しいところは譲れません』と、牽制している様でもあった。
      なかなか良いライバルになりそうな二人と、ソレを知らない哀れな中心人物。
      (幸せ真っ只中のルーシィ)
      嬉しい返事に全身を歓喜に震わせた後、我慢しきれずその綺麗な頬に口付けて、ありがとう、と、万感を込めて囁いた。
      ハンカチのお陰で、とても見せられない様な状況からは脱したものの、それでも泣き腫らした痕が見て取れてしまう顔にちょっと躊躇いながらも、顔を見たい気持ちが勝り、ほんのちょっとだけ残念そうに抱擁を半ば解いた。

      「そんな大事な物を……」
      手渡された白いサークルを、そっと遠慮がちに、しかししっかりとその手に納め
      「ありがとう……大事にしますね」
      と、色々と言いたいのだけれど、何と伝えていいか判らなくなってしまった彼女は、それだけをやっとの気持ちで伝えた。
      そして、何か思い付いた表情になり、腰のベルトポーチから皮ひもを一本取り出した。
      貰ったサークルに紐を通し、そのまま自分の首の後ろで紐を結ぶ。
      即席のペンダントが出来上がっていた。

      「こうすれば……ずっとルドちゃんと一緒に居られる気がします。似合いますか?」
      悪戯っぽく囁いて、そのペンダントを持ち上げてみた彼女は、とても嬉しそうにはにかんでいた
      今の今まで、涙に濡れていたとは思えない程幸せそうに。
      ルーシィは、幸せそうな表情から一転。
      突然真面目な表情になって、ルドの目をじっと見つめだした。

      暫し、何かを言おうと口を開いては、何も言い出せず口を閉じる事を繰り返して居たが、幾度目かで、言葉少なに、思いを紡いだ。

      「ルドちゃん……好きです。大好きです。
      …………私の…………恋人になってくれませんか?」

      その瞳は、とても不安げで、そして、とてもまっすぐで。
      人付き合いの少ない、彼女の精一杯の愛の告白だった。
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    最終選択
    召喚士
    「ここでお別れね」
    召喚士
    「アナタを構成していたモノに強制帰還の魔法を掛けるわ。それなら『彼女』も干渉できないから……」
    召喚士
    「いままでご苦労さま」
    レンフィールドの意識はそこで途切れました。
    その後……この世界でその姿を見た者はいません。
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