○ようせいの添削
今日はこの３つを覚えましょう。
・文章の区切りには「、」、文章の終わりには「。」を付けましょう。
・大文字と小文字を使いわけましょう。主にはっきりと発音しないものを、小文字にします。（例：ふあい→ふぁい、につき→にっき）
・「お」と「を」を使いわけましょう。「お」は主に物の名前等に、「を」は文章を繋げるときに使います。



【にっき　２】ふぁい

ようせいの、てんさく、っていうの、みて、かく。おぼえる、こと、いっぱい、あって、むずかしい。
きょう、は、ぶきを、つえ、じゃなくて、かま、っていうのに、かえた。おふる、っていうのを、おかねで、かった。
かま、ぼくより、おおきい。

もつと、くらくら、ってなって、ころぶ。けど、つかえないと、たたかうの、できない。
だから、もつ、れんしゅう、する。

れんしゅう、してる、あいだ、ようせい、ボクの、まわり、ずっと、とんでた。
なんで、って、きいたら、だいじょうぶ、って、いってた。
いっぱい、ころんでたら、はねも、ボクの、ちかくに、きた。

はねは、たたかって、かって、けいやく、っていうのを、した、エンブリオ。

しつもん、したら、はね、おはなし、しなかった。
なんで、って、おもったら、ようせいが、こたえた。

ようせいに、いわれた、ことを、やってみた。そしたら、かまが、ふわふわうかんだ。

はねは、ぴょんぴょんした。

ようせいは、うごくの、とめてた、けど、ボクを、みたのは、えがお、っていうの、になってた。

どうして、びっくり、したのか、わからなかった。
けど、ボクは、ほめられて、うれしい、って、おもって、
あと、かまで、たたかえるの、できる、から、うれしいって、おもって、
だから、ようせいに、なんで、きいて、なかった。けど、それで、いい、って、かんがえた。


にっき　おわり





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　無事に名前を口にすることが出来なあなたを見ると、柔和な笑みを浮かべた。

　

しばし、考えこむ素振りを見せて

そう言うと、頭をぽむりと一撫でして。

ようせいのほうに目を向け、またすぐにファイに視線を戻す。

ファイを諭すと言うよりも、独白のように薙疾は続ける

私は突然の質問に思わず変な声を出してしまった。

こんな子供まで一揆に参加してるのねー……。いやまぁ見た目の割に年齢喰ってる人もいたような気はするけど、この子は喋り方からしてあれだし

自分のことだけど自信がないとかちょっと恥ずかしい……

折角の機会だし、もうちょっと話してみようかな

気が付くと、ファイと呼ばれた少年とパンダバンヤは安らかな寝顔を見せていた。

しばらく考え込んでいたユメルであったが、不意に顔を上げると、表情を緩めた。

少し悲しげな表情を浮かべたユメルがパンダバンヤの方を見ると……

大好物の肉を食べる夢でも見ているのであろうか、滝のような涎を流している。

思わず噴き出したユメル。
その高らかな笑い声は、晴れた空へと吸い込まれていくのであった。

ポケットからの強烈なアッパーカットがいつものようにキーシュの顎に炸裂する

いつも通り飄々とした笑顔を浮かべるケンドリック。
しかしその笑みはどこか固い。

銛を素早く逆手に持ち変え、弓を引き絞るように右手は後ろへ左手は前へ。
深く腰を落とし、“漁”の構えを取った。