［基本］OK.　［戦闘］OK.　［スキル］OK.　

『私』は死んでしまった。
少なくとも、通信を繋いでいた相手はそれを知っている。

まだ意識だけはある、と伝えたい気持ちはある。
私の死を悼んでくれるような人たちの心の痛みを
少しでも取り除くことができたなら、と。

『できたらいいな』という希望。
『するべきではない』と分かっている。

死んだ者は生き返らない。
それは当たり前の理で、覆すべきではない。

古来より人は『死』から逃れる手段を探してきたが、
その果てには常に悲しい結末が付き纏うもの。
何かを得るためには何かを失わなければならない。
絶対の理を覆すほどの都合の良い何かを得たいなら、
それに見合うだけの大きな喪失が生まれるのは自明。

私には既に失うモノなんて何も残っていない。
だから仮に私が死から逃れられるとしたら、
それは大切な人が重すぎる対価を支払ったときだ。

それくらいなら、私はこのまま『消える』ことを選ぶ。


蝶の群れの末端が制御を失って散っていく。
私が『私』を保っていられるのはあとどれくらい？
きっとこの戦争が終わるまでは保たないだろう。

それでも、少しでも長く。少しでも多くの人を遠ざける。
『私だったモノ』の犠牲者はこれ以上増やさない。

チリチリと意識が灼けるような感覚がある。
何千何万という蝶の全てに意識を割いているのだから
当然だろう。仮に肉体が残っていたら、数秒と保たず
脳が壊れてしまっていたところだ。

残留思念、或いは魂？
今の私を構成するスピリチュアルな何かは刻一刻と
消費されていく。蝶の制御に意識を向けさえしなければ
きっともう少しだけ長く『私』は残るのだろう。
もちろん、今更そんなことをしても意味なんてない。

黒々とした壁の側で躊躇う友人の姿が見える。
もう操作できない通信機の向こうで嘆く後輩が見える。
せめてもの慰めにと蝶に手を伸ばす先輩が見える。

彼らが、彼女らが生き延びてくれたなら。
仮に生きられずとも『私だったモノ』に殺されずに済むなら。

私の『生』には、きっと意味があったはずだ。

ENo.95 暁人 とのやりとり

ItemNo.1 光り輝く茨鞭 を破棄しました。
ItemNo.2 תליון ערבה を破棄しました。
ItemNo.3 張り出した根 を破棄しました。

幻術LV を 5 UP！（LV20⇒25、-5CP）
使役LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）
防具LV を 5 UP！（LV80⇒85、-5CP）

ラ―トゲルダ(386) により ItemNo.14 常夜・月下美人 に ItemNo.6 大軽石 を付加してもらいました！
　⇒ 常夜・月下美人／武器：強さ270／［効果1］闇撃20 ［効果2］幸運10 ［効果3］－【射程3】

ケイ(157) とカードを交換しました！

集中する （タイムリーバー）


コンテイジョン を研究しました！（深度0⇒1）
コンテイジョン を研究しました！（深度1⇒2）
コンテイジョン を研究しました！（深度2⇒3）

サステイン を習得！
ホワイトカード を習得！
ハントトラップ を習得！
リライアンス を習得！
魅惑 を習得！
サンシャイン を習得！
アノイアンストラップ を習得！
ラッキータイム を習得！
夢幻泡影 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

悪夢の苗床(122) は 車前草 を入手！
ナズミ(193) は 蒲公英 を入手！
ラ―トゲルダ(386) は 車前草 を入手！
A-Eye(804) は 蒲公英 を入手！
悪夢の苗床(122) は 鉄板 を入手！
悪夢の苗床(122) は 紅小石 を入手！
ナズミ(193) は 橙小石 を入手！
ラ―トゲルダ(386) は 鉄板 を入手！

ナズミ(193) に移動を委ねました。

マガサ区 J-8（道路）に移動！（体調7⇒6）
マガサ区 J-9（森林）に移動！（体調6⇒5）
マガサ区 K-9（道路）に移動！（体調5⇒4）
マガサ区 K-8（チェックポイント）に移動！（体調4⇒3）
チナミ区 B-4（ベースキャンプ）に戻りました！
体調が全回復しました！

MISSION!!
マガサ区 K-8：チェックポイント《駅舎》 が発生！
　　 - 悪夢の苗床(122) が経由した マガサ区 K-8：チェックポイント《駅舎》
　　 - ナズミ(193) が経由した マガサ区 K-8：チェックポイント《駅舎》
　　 - ラ―トゲルダ(386) が経由した マガサ区 K-8：チェックポイント《駅舎》
　　 - A-Eye(804) が経由した マガサ区 K-8：チェックポイント《駅舎》

［844 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［412 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［464 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［156 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［340 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［237 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［160 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［97 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［41 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［17 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破



　

　

　

　　　ぽつ･･･

　

　

　

　　　　　　　　　ぽつ･･･

　

　

　



　




　

　

　

　　　　　　サァ･･･――

　

　

　

雨が降る。

　

　

　

　

　

　




よく見ると雨は赤黒く、やや重い。

　




降ってくる雨を手で受け止める。

　

　

雨は手に当たると同時に赤い煙となり消えてしまう。

地面にも雨は溜まらず、赤い薄煙がゆらゆらと舞っている。

　

　




　

　

　

チャットが閉じられる――

チェックポイント。



再び現れる守護者。

　　




それは言葉を発すると共に襲いかかる！