［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

侵攻開始から9時間目の記憶



[DIARY]


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　十さんの異能で、私は自分が死んだ記憶をみた
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　わたしはこんなにいきてるのに　わたしはもう　死んでいるらしい
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✥少女の内界──
　　
エナが死した11月8日。彼女の魂を肉体に繋ぎ止め、記憶に封をかけてから初めて……ハザマ以外
の場所で、天使とエナは相対している。

少女の肉体に宿った墜ちたる天使。アンジニティたる私が《協奏の世界》の中で、自由に干渉でき
る唯一の世界。
群条エナという少女の肉体の内──世界から隔絶された──精神の世界。
外界と隔てられているがゆえに、《アンジニティ》である熾天使が対話を可能とする場所。

十神十の異能《幻想想起》によって、自らの"死の記憶"を取り戻してしまった群条エナ。
彼女を真実から遠ざけて、ただ暖かな日常の中で緩慢な終わりを迎えさせる事は……もはや不可能
に近い。

───それならば。

彼女に全てを打ち明ける事が、天使の出来る唯一の事。
例えそれで、エナが絶望の中で死んでいく事になるとしても───
───否、彼女ならばきっと、それでも前を向き続けていてくれると信じて。


そして、私は全てを告げた。
群条エナという人間は、去年の11月8日に死していた事。
自分がエナの中に宿り、肉体を修復した事。
自分がエナの魂を肉体に繋ぎ止めていなければ、魂と体が分離され、再び死してしまう事。
そして、それには限界があるという事。

　
努めて、ただ事実を滔々と話す。


あと半年。
少女が突如宣告されるには、あまりに少なすぎる時間。そして、絶望と死の恐怖に怯えなが
ら過ごすにはより長く、その絶望を乗り越えるには、酷く短すぎる。
たった16歳の、どこにでもいる普通の女の子に、受け止めろという方が酷な話。

ぼろぼろと、エナの暗い瞳から涙が零れ落ちる。
地面へとへたり込んで顔を覆い、慟哭が響いた。
天使とて、理解していた事だ──そうでなければ、記憶に封をすることなどしない。
十神十の《幻想想起》の力が、まさかここまで強大だと思いもしていなかったのだ。
協奏の民の異能が……神性に近い私の術を破り、記憶を引き出すなどとは。

『エナ、さん──………』

エナへと差し伸ばそうとした手を、そして胸元へと戻す。

「あと……半年、ですよね」

『……はい』

「それより先は……ないん、ですよね」

『……、……はい』

問いに答えれば、沈黙が横たわる。
エナから返ってくる言葉はない。

『責められても、仕方のない事をしたと……思います。
　他者の生に───無暗に、私如きが干渉すべきでなかったと』

彼女の心中に思いを馳せて、目を背けた。
次の言葉は、彼女の慟哭か、怒りか、絶望か───そんな少女を直視する事すら、苦しかったから。
エナの顔を覆っていた手が、涙を拭うように動く。

「天使、さん───」

エナの言葉に、顔を上げる。

「───私は……この6カ月、たくさんの大事なものを貰いました。
　私の歌が好きだと言ってくれる、たくさんの人に出会って。
　私と一緒に居てくれる、たくさんのお友だちが出来て。
　その人たちと過ごして、たくさんの思い出が出来たんです」

だから、と続けて、エナが足に力を込めたのが見えた。

「ありがとうございます、天使さん」

ああ、そうだ。
こんな彼女だからこそ。

「天使さんがくれたこの数か月は……楽しくて、温かくて。
　私の、大切な、一番のたからものです」

私は、貴方を救いたいと願ったのです。

「私は──それを悲しいだけだなんて思いません」

それは彼女の友である氷室尊が、ハザマで天使へと言った言葉。
此方側のエナは、知るはずもない言葉だというのに。
それは一字一句違わず、彼女と同じ言葉だった。

エナが足に力を籠め、立ち上がる。
泣き腫らしたその目は、絶望を映してなどいないかった。
涙を拭い、目の前を真っすぐに見据える。

その目に宿っているのは。
死への恐怖でも、諦観でも、後悔でも、悲嘆でも、怒りでも、絶望でもなく。



「だから──────」
















[DIARY]


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　必死に生きて、そして死のう
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ENo.99 ウォン とのやりとり


ENo.181 ガガミネ とのやりとり


ENo.195 天使様 とのやりとり


ENo.216 ヒビキ とのやりとり


ENo.224 鳴 とのやりとり


ENo.403 絶望の神器 とのやりとり


ENo.513 十神 とのやりとり


ENo.545 東堂玄樹 とのやりとり


ENo.1032 シア＆冬馬 とのやりとり


ENo.1055 ミロスラヴァ とのやりとり


ENo.1288 裏葉 とのやりとり


ENo.1549 ねる とのやりとり

遊具の暴走を止め周囲を見渡すと、

怯えて縮こまる少女を見つける。

　



ロストの少女、ロジエッタのようだ。

恐る恐る振り向き、遊具の様子を確認する。




人形を抱きしめ、周りを警戒する。

　

危険がないと判断したのか、安堵の息をつく。

こちらを見て、わざとらしく咳払い。




若干のしかめっ面で斜め下を向く。

　

　

　





人形を頷かせる。

　

ベンチに座り、そして疲れ果てたのか横たわり眠ってしまった･･･

命術LV を 5 UP！（LV20⇒25、-5CP）
武器LV を 5 UP！（LV55⇒60、-5CP）

ItemNo.20 桜 から射程1の武器『桜色の神輪』を作製しました！
　⇒ 桜色の神輪／武器：強さ175／［効果1］祝福20 ［効果2］－ ［効果3］－【射程1】

魔王(110) の持つ ItemNo.17 桜 から射程3の武器『不朽の桜槍』を作製しました！

スーフェル(182) とカードを交換しました！

エーテルフェザースラスター （アルシナシオン）


ディープブルー を研究しました！（深度0⇒1）
ディープブルー を研究しました！（深度1⇒2）
ディープブルー を研究しました！（深度2⇒3）

コンフィデンス を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

魔王(110) は 鉄板 を入手！
鳴(224) は 栄養ドリンク を入手！
神の力(229) は 栄養ドリンク を入手！
魔王(110) は 毛 を入手！
魔王(110) は 赤い薔薇 を入手！
神の力(229) は 不思議な食材 を入手！
魔王(110) は 赤い薔薇 を入手！
神の力(229) は タイヤ片 を入手！
神の力(229) は 鉄くず を入手！
魔王(110) は ネジ を入手！

特に移動せずその場に留まることにしました。

［816 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［370 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［367 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［104 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［147 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

　

　





　




チャット画面にふたりの姿が映る。

　





　





　








ドライバーさんから伝えられた内容に動揺している様子のふたり。

　





　

　

　

ザザッ――

　

チャットに雑音が混じる･･･

　

　

　




　

ザザッ――

　




　

ザザッ――

　




　




　

　

　

ザザッ――

　

　

　





　

　

　





　

　

　

チャットが閉じられる――