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迦楼羅 「なんだろ、あれ……」 |
芙苑植物園、噴水塔。
イバラシティでオープニングセレモニーがあった場所。
最初はただ、そこにあるカフェで貰えるソフトクリーム交換券でソフトクリームを食べて
お絵描きでもして帰ろうかなあ、ってくらいだった。
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(そういえば、ソフトクリームをスカリムが買ってくれたのもあの旅行のときだったな……) |
そして出会った、狐面の異形。
あの街では、そういったものはいない、出会わないと思っていた。
ヒーローのAAA、それに怪人なのかな、あの狐面の人……まだ、詳しいことは知らないけれど
イバラシティにはそういうものがいて、テレビの中だけのものって思っていたけど違うらしい。
だとしたら、イバラシティの僕はちゃんと戦えるかな?
こっちの僕より異能の力は弱いから、精々逃げることにしか使えない。
でも、何だっただろう。
あの、少しだけ見た昔の思い出のような、少し昔とは違う記憶。
スカリムはあんなに怖くないし、グノウだって……いつもどおり。
嫌な思い出は、あんまり思い出したくないな。
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(……だいじょうぶ) |
頭がいつも以上にぐるぐるするけど、本物のグノウは僕の目の前にいる。
離れない限り、ずっと一緒。
ふと、cross+roseを開いて見えた、あのときの狐面の異形。
僕は、ただ、聞きたかった。
あのときの苦しそうにしていた、喋らないこの人の、本音をーー
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迦楼羅 「ねえ、キミってあのとき植物園にいた狐さんだよね?」 |
具現LV を
5 DOWN。(LV15⇒
10、+5CP、-5FP)
響鳴LV を
15 DOWN。(LV15⇒
0、+15CP、-15FP)
命術LV を
10 UP!(LV0⇒
10、-10CP)
幻術LV を
10 UP!(LV0⇒
10、-10CP)
使役LV を
5 UP!(LV15⇒
20、-5CP)
合成LV を
5 UP!(LV45⇒
50、-5CP)
ItemNo.11 毛 に
ItemNo.4 ポプリのぬいぐるみ を合成し、
駄物 に変化させました!
⇒ 駄物/素材:強さ10/[武器]攻撃10(LV50)[防具]活力10(LV50)[装飾]体力10(LV50)/
特殊アイテム
グノウ(909) の持つ
ItemNo.12 毛 に
ItemNo.13 毛 を合成し、
駄物 に変化させました!
グノウ(909) の持つ
ItemNo.14 たけのこ に
ItemNo.1 不思議な武器 を合成実験し、
何か柔らかい物体 に変化することが判明しました!
エインモーネ(421) により
ItemNo.10 牙 から射程4の大砲『
牙剥くインク砲』を作製してもらいました!
⇒ 牙剥くインク砲/大砲:強さ90/[効果1]追撃10 [効果2]- [効果3]-【射程4】
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男はあなたの顔をしばし眺めた後に目を伏せた。
「変わらず元気なようでなによりだ」 |
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「……………。 あなたは、なにを目的としてこの戦いに参加している? 同行する彼らとはずいぶん年が離れているようにみえるが、 元の世界からの知り合いか?」
あなたが異世界からの来訪者だと、 男は彼方の世界の記憶から知っている。 そしてイバラシティに与するあなたは、 アンジニティと関わりのない存在と踏んでいた。
純粋に心配をしているのだが、無愛想なので不信感を与えるかもしれない。 |
メリーナ(646) により
ItemNo.11 駄物 から魔晶『
依代の魔力源』を作製してもらいました!
⇒ 依代の魔力源/魔晶:強さ30/[効果1]体力10 [効果2]- [効果3]充填10/
特殊アイテム
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メリーナ 「取引ありがとう。そちらの依頼の品も持ってきたよ。 こんな感じで大丈夫?」 |
めーて(736) とカードを交換しました!
怨
(ワンオンキル)
ポーションラッシュ を研究しました!(深度0⇒
1)
ポーションラッシュ を研究しました!(深度1⇒
2)
ポーションラッシュ を研究しました!(深度2⇒
3)
ウォーターフォール を習得!
ライトニング を習得!
ブレス を習得!
アクアシェル を習得!
ライフリンク を習得!
クリエイト:グレイル を習得!
ホワイトカード を習得!
アクアヒール を習得!
ディム を習得!
ラディウス を習得!
五月雨 を習得!
氷水避け を習得!
鏡像 を習得!
サンシャイン を習得!
スタンピート を習得!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!

[770 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[336 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[145 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[31 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型
―― Cross+Roseに映し出される。
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白南海 「うんうん、順調じゃねーっすか。 あとやっぱうるせーのは居ねぇほうが断然いいっすね。」 |
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白南海 「いいから早くこれ終わって若に会いたいっすねぇまったく。 もう世界がどうなろうと一緒に歩んでいきやしょうワカァァ――」 |
カオリ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、橙色の着物の少女。
カグハと瓜二つの顔をしている。
カグハ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、桃色の着物の少女。
カオリと瓜二つの顔をしている。
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カグハ 「・・・わ、変なひとだ。」 |
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カオリ 「ちぃーっす!!」 |
チャット画面に映し出されるふたり。
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白南海 「――ん、んんッ・・・・・ ・・・なんすか。 お前らは・・・あぁ、梅楽園の団子むすめっこか。」 |
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カオリ 「チャットにいたからお邪魔してみようかなって!ごあいさつ!!」 |
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カグハ 「ちぃーっす。」 |
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白南海 「勝手に人の部屋に入るもんじゃねぇぞ、ガキンチョ。」 |
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カオリ 「勝手って、みんなに発信してるじゃんこのチャット。」 |
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カグハ 「・・・寂しがりや?」 |
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白南海 「・・・そ、操作ミスってたのか。クソ。・・・クソ。」 |
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白南海 「そういや、お前らは・・・・・ロストじゃねぇんよなぁ?」 |
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カグハ 「違うよー。」 |
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カオリ 「私はイバラシティ生まれのイバラシティ育ち!」 |
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白南海 「・・・・・は?なんだこっち側かよ。 だったらアンジニティ側に団子渡すなっての。イバラシティがどうなってもいいのか?」 |
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カオリ 「あ、・・・・・んー、・・・それがそれが。カグハちゃんは、アンジニティ側なの。」 |
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カグハ 「・・・・・」 |
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白南海 「なんだそりゃ。ガキのくせに、破滅願望でもあんのか?」 |
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カグハ 「・・・・・その・・・」 |
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カオリ 「うーあーやめやめ!帰ろうカグハちゃん!!」 |
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カオリ 「とにかく私たちは能力を使ってお団子を作ることにしたの! ロストのことは偶然そうなっただけだしっ!!」 |
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カグハ 「・・・カオリちゃん、やっぱり私――」 |
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カオリ 「そ、それじゃーね!バイビーン!!」 |
チャットから消えるふたり。
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白南海 「・・・・・ま、別にいいんすけどね。事情はそれぞれ、あるわな。」 |
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白南海 「でも何も、あんな子供を巻き込むことぁねぇだろ。なぁ主催者さんよ・・・」 |
チャットが閉じられる――