NOTICE
ENTRY
RULE
RESULT
LOUNGE
CITYMAP
<< 5:00~6:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




第8話 流派、御砕流殺陣術


 目が覚めると、いつもとはちょっと違う見知った天井があった。
 具体的に言うと爪痕が残っている。

ユウ
「トカゲ……どこ行った……」

 目覚めた瞬間に認めたくない現実を突きつけられて、思わず溜息が出た。
 体を起こし、気づく。
 床にも大きな傷があった。
 ベッド脇の棚にあった円錐型の置物は見当たらない。
 シーツもマットも、綺麗な新品だ。ヨダレの跡すらない。
 少し傷の付いていたベッドの手すりも傷一つない綺麗なものになっていた。
 壊れたものを取り換えたのだ。
 夢ではないとしたら、自分をここに運んだ人物がいる。
 当然それは病院関係者な訳で、つまるところ先生しか居ないかった。

ミーシャ
「目を覚ましたようだね」

ユウ
「……はい」

 開きっぱなしの扉から現れたのはミーシャー・イル・シールド先生その人だった。

ミーシャ
「さっそくだが、退院だよ」

ユウ
「……ご迷惑をおかけしました」

ミーシャ
「あぁ。なるほど、そういう勘違いをしたか」

ユウ
「勘違い?」

ミーシャ
「端的に言うと、昨日の夜のことは把握しているよ。監視カメラに写っていたからね」

 悪魔って鏡に映らないんじゃなかったか。
 ものによるということだろうか。何にしろ証拠があってよかった。

ミーシャ
「日常と、非日常の境目は意外と分かりにくいものだけどね、割と生活の直ぐそばに転がっているものさ」

 口角を釣り上げながら、慈愛と狂気をはらませて、先生はそれが当たり前であるかのように告げる。

ミーシャ
「ようこそ、非日常へ」


◆◆◆


 破壊されたロビーを横切り、非常灯の灯る扉を開けると、鉄材で作られた階段が下へと続いていた。
 ミーシャの案内で義足が鉄板と当たる甲高い音を響かせながら、下へ下へと降りていく。
 4フロア分は降りただろうか。ポケットから取り出した鍵がシャラリと音路鳴らすのが妙に響いた。
 金属の擦れる音を響かせながらミーシャが扉を開く。
 と、ひんやりとした空気が首筋を過ぎていった。
 鼻孔をくすぐるのは消毒液と薬品の匂いか。かすかに鉄の匂いも混じっている。

ユウ
「ここは?」

ミーシャ
「私の研究所だね」

ユウ
「研究所?」

ミーシャ
「本業は科学者だよ。その手と足はここで作ったのさ」

ユウ
「あぁ、ここで」

 もはや肉体の代替というだけでなく、命の恩人と言っても過言ではない義手を触る。
 この義手義足との出会いは幸運だった。感謝に耐えない。

 ミーシャ先生に続いて扉をくぐる。

 長い廊下を抜けると、天井の高い部屋へと抜けた。
 実験に使うのだろか、様々な機材が並んでいる。
 ビーカーや試験管に不思議に発光する液体が満たされ、コポコポと音を立てていた。
 事務作業用であろう机には大型のコンピューターとトリプルモニターが設置され、何らかの資料とノートが乱雑に置かれている。
 その他見たこともない計器で一杯だ。

ユウ
「すごい……」

ミーシャ
「普段はここで生活しているからねぇ。多少ちらかっているが簡便してほしいな。さ、こっちで食事ができるからおいで」

 高度な施設に圧倒されながら、近くの木製扉を開ける。
 と、雰囲気が一変し、落ち着いた雰囲気のバーが姿を現した。

 調度品の多くが色調を抑えた作りだが上品さを失っておらず、深い色の木材が落ちついた雰囲気を演出している。
 部屋の中にはJAZZが流れ、サックスの音が耳に心地よい。
 視線を巡らせれば、壁棚に幾つもの酒瓶が並んでいることが直ぐに分かった。
 見せ瓶だろうか、明らかに高級な銘柄が所狭しと並んでいた。
 炊事場も併設されており、品の良い食器棚や大型の冷蔵庫が並んでいる。家電からして一般家庭のそれより明らかに豪華で高性能そうである。

ミーシャ
「となりの部屋は寝室になっていてね。どうだい、私の研究所は。ちょっとしたものだろ?」

ユウ
「これ完全にここで生活完結させる気満々ですよね」

ミーシャ
「はっはっは。研究が乗ってるときは一月くらい籠ることもあるからねぇ」

ユウ
「一月……」

 呆れるべきか賞賛すべきか分かりかね、とりあえず引きつった笑みを返す。

ユウ
「それにしても、ものすごく豪華ですね」

ミーシャ
「むかし命を助けた富豪がいてね、何か欲しいものはと聞いてくるから研究所を作りたいと言ったらね、まぁ気づいたらこうなっていたのさ」

ユウ
「診療所の下の研究施設……なんか悪の組織みたいだ」

ミーシャ
「防音がしっかりしているのがいいね。まぁ換気が大変でね、24時間換気扇を回してるのが偶に傷かな」

ユウ
「住んでる世界が違い過ぎる……」

ディー
「なに、直ぐに慣れるさ」

 声が聞こえたのは部屋の奥、ワインセラーの裏からだった。

 長身痩躯、端正な顔立ちに身分あやしからざる服装の青年、ディーが歩み出る。

 片手にはワインのボトルが握られていた。
 よく見れば近くのテーブルにはトーストと鳥の照り焼き、スクランブルエッグが置いてある。

ミーシャ
「おや、まだ朝食中だったかい」

ディー
「たまには自分で作るのもいいと思ってね。食材を使わせてもらったよ。今度補充しておこう」

ミーシャ
「君はいつも外食だからねぇ。料理が出来るとは思っていなかったよ」

ディー
「これで海外調査の時はほぼ自炊でね。それなりに得意分野さ。せっかくだ、馳走しよう。座りたまえ」

ミーシャ
「ではお言葉に甘えよう。悠君も」

ユウ
「あ、はい」

 言われて椅子に腰かける。

 ディーは炊事場に行くと冷蔵庫を開けチキンを取り出すと素早く包丁で切り調理し始めた。
 ソースや付け合わせは既に作ってあったものを使う。
 軽く焦げ目がつく程度まで焼いたら裏返して酒、みりん、塩等で味を調整した調味料を加えて煮絡める。
 既にカット済みの野菜を盛りつけ、トーストを焼き、コーンスープを温める。
 片手で持った卵を割って手早くかき混ぜると、牛乳と塩で味付けし、バターを引いたフライパンに投入した。火加減を弱めてフライ返しを使って何度も返した。
 5分後にはお盆に乗った美味しそうな定食が二つ、テーブルに並んでいた。

ユウ
「おかんレベルですよ、これ」

ミーシャ
「確かに見事な手際だったねぇ。まさかディー君にこんな特技があったなんて」

ディー
「ふむ。称賛は当然のこととして、まずは食べようか」

 手を合わせていただきますと言ってから食事に手をつける。
 スープを一口。
 何を隠し味に使っているのか、芳醇な香りが口から鼻に抜け、思わず箸が止まった。
 続いてスクランブルエッグを食べる。
 ふわふわじゃないか、何だこれ。

ユウ
「おぅふ、ホテルで出せるレベルだった……」

ディー
「好きなだけ褒めるといいさ」

 口をナプキンで上品に拭いながら、ワインを手にディーが言う。

 箸の進むままにひたすら食事を詰め込む。
 美味しいものを食べる時、人は無口になるのだなと悟る。
 そんな食事の風景を、両手を組んで顎を置きながら見ていたディーが、おもむろに口を開いた。

ディー
「さて。そのまま食事をしながら聞いてくれたまえ」

 頷いて返す。もごもごしながらで恐縮であった。

ディー
「この世界には科学で証明できない様々な不思議な力に溢れている。昨晩、君が体験した出来事は記憶に新しいだろう。何より、君の再生能力もそうだ」

ユウ
「再生能力……」

 もぐもぐと租借しながらそうもらす。
 言った後で下品だなと一気に食事を飲み込んだ。
 咽た。

ディー
「瀕死の状態からわずか二日で立ち上がり、適合が極めて難しい義手義足を使いこなす。造血作用に細胞分裂、細胞活性。並べればキリがないほど君の身体は超人めいている」

 そこで区切るとワインを一口。「詳細はミーシャ君から資料をもらうといい」と言いながら視線を向ける。既に食事を終えていたミーシャ先生がレポートを差し出して来た。

 医学用語と数値、グラフが並んでおり、あまり内容は分からなかったが、末文の要約に端的に見て男性平均の倍以上の身体能力、人知を超えた再生力を持っていると説明されていた。

ディー
「そして、そんな超常の肉体を持つ君は、超常の存在に狙われる」

ユウ
「超常の存在?」

ディー
「悪魔、妖怪、魑魅魍魎……あるいは天使と呼ばれる存在達さ。その目ではっきり見ただろう?」

 昨晩の悪魔の顔がフラッシュバックする。

 獰猛な牙に鋭い爪、大きな体躯。
 一瞬生まれた恐怖を頭を振って振り払った。

ユウ
「ど、どうして狙われるんですか」

ディー
「実に単純だ。餌だよ」

ユウ
「餌?」

ディー
「彼らにとって君は良い餌だ。存在の強度を高め、次の次元に到達させる。進化に必要な材料と言えば分かりやすいか?」

ユウ
「俺が、進化素材……俺が、餌……」

ディー
「理解出来たかね。そう、君は彼らにとっての餌だ。だが興味深いことに、彼らは君にとっても良い餌になる」

ユウ
「うぇ?」

ディー
「昨晩あの悪魔を消滅させた時から、自分の身体に何か違いを感じないかね?」

ユウ
「……あ。そういえば、お腹がいっぱいです。入院してからあんまり満たされたことは無かったんですけど」

ディー
「それは重畳。では、これを見たまえ」

 テーブルを滑らせてガラスのシャーに乗った金属片を寄越すディーに、いぶかし気な視線を返す。
 ぬるりと光る不思議な光沢感を持ったコインがシャーシに丁寧に保管されていた。

ユウ
「これは?」

ディー
「昨日君が悪魔を倒した後、そこに残っていたものだよ」

ユウ
「外国の記念硬貨、とかですか?」

ディー
「確かに中々見事な装飾が入っているが、重要なのは素材でね。絆石と言う。実に皮肉な名前だが、強制的に悪魔を使役させる為の呪具だよ」

ユウ
「使役するって……」

ディー
「君を明確に狙う存在が居るということだ」

ユウ
「…………」

 ディーの告げる言葉に、常に狙われ続け、やがて殺され食べられる、そんな未来が提示されていることに気づく。

ユウ
「……つまり、俺のこの能力は、誰かに与えられて、それは俺を餌にする為だと」

ディー
「意図的に誰かを餌に変えて狩ることが出来れば、簡単に強大な力を操れると思わないかい?」

ユウ
「人の命を何だと思って!」

ディー
「支配者階級にとっては人命など掃いて捨てるほど手に入る。そういう時代もあったのさ」

ミーシャ
「まるで蟲毒のようだね」

ディー
「ミーシャ君は鋭いね。これは実に面白い取り組みさ」

ユウ
「面白いって、そんな言い方……」

ディー
「あぁ、すまない。他意は無い。不用意な発言はお詫びしよう。ただ、ミーシャ君の言うことはとても的を得ていてね。君の身体の中にあるものは君を疑似的に悪魔に変えるものだ。それは再生力だけじゃない。古文書には悪魔の血肉をすすればすするほど、その霊的な力を得る、とある」

 ディーの目に力が籠る。

ディー
「よく考えるんだ、君の得た、力を」

 恐怖の先に希望が見えた。
 悪魔を撃退して行けば、力を手に入れることができる。
 この最低なイベントを開催してくれた主催者の思惑をぶっつぶせるだけの力が手に入る。

ユウ
「逃れられないなら、腹をくくって悪魔を倒せ、と言いたいんですね」

ディー
「聡い子は好きだよ」

ユウ
「……武器が必要です。悪魔を滅ぼせる武器が」

ディー
「立派な武器があるじゃないか」

 ディーの視線の先に義手があることを感じて手を持ち上げる。金属質な手の平には綺麗に磨かれた光沢があった。

ユウ
「この義手と義足ですか? 確かにこいつには助けられましたけど……」

ディー
「使い方はプロフェッショナルに教わると良い。なぁに、乗りかかった船だ。きっと協力してくれるさ」

ユウ
「プロフェッショナル?」

ミーシャ
「ふぅ……仕方がないねぇ。一日4時間、リハビリの時間をそのまま武術の授業にしようか。幸い肉体作りはしなくてよさそうだ。多少壊しても直ぐに治るしね」

ユウ
「物騒な発言が……って、えぇ!? 先生武術できるんですか」

ディー
「総合格闘術、御砕流殺陣術の家元だよ、彼は」

 思わず二度見してしまった。

ミーシャ
「あぁ、言わなくてもいいよ。よく言われるんだ、まったくそう見えないってね」

 言ってミーシャ先生はニヒルに笑って見せた。






ミーシャ(1059) から ネジ を手渡しされました。
ミーシャ
「このネジを使えば、ぐーんとパワーアップっさ。」















ヒロインメモリーズ
ENo.1049
ユウ
ENo.1057
サクモ
ENo.1059
ミーシャ
ENo.1238
チヨミ
ハザマに生きるもの
ジャンボゼミA
ダンデライオンA
ダンデライオンB
ジャンボゼミB
















ヒロインメモリーズ
ENo.1049
ユウ
ENo.1057
サクモ
ENo.1059
ミーシャ
ENo.1238
チヨミ
蓮の葉は、瑠璃色に
ENo.144

ENo.360
瑞稀
ENo.847
四葉
ENo.983
ヤエコ
















カミセイ区 H-4:チェックポイント《森の学舎》


ヒロインメモリーズ
ENo.1049
ユウ
ENo.1057
サクモ
ENo.1059
ミーシャ
ENo.1238
チヨミ
立ちはだかるもの
守護者《SNAKE》A
守護者《SNAKE》B
守護者《SNAKE》C
守護者《SNAKE》D







カミセイ区 H-4:チェックポイント《森の学舎》


守護者の姿が消え去った――

 

 

六角形の柱から天に向け、赤色の光柱が立つ。

どうやら次元タクシーで行けるようになったようだ。





チヨミ(1238)40 PS 送付しました。

すごい木材(400 PS)を購入しました。
駄石(50 PS)を購入しました。
駄石(50 PS)を購入しました。
エナジー棒(30 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
エナジー棒(30 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。

幻術LV5 DOWN。(LV15⇒10、+5CP、-5FP)
合成LV10 DOWN。(LV10⇒0、+10CP、-10FP)

解析LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)
付加LV15 UP!(LV35⇒50、-15CP)

ItemNo.2 防弾ベストItemNo.1 駄物 を付加しました!
 ⇒ 防弾ベスト/装飾:強さ110/[効果1]風柳15 [効果2]体力10 [効果3]-

サクモ(1057) の持つ ItemNo.7 ポケットに入ったコインItemNo.1 駄物 を付加しました!
サクモ(1057) の持つ ItemNo.12 国家社会主義ドイツ労働者党制帽ItemNo.16 爪 を付加しました!

麺屋の龍人(1595) とカードを交換しました!

カタメ (タイムリーバー)


クイックレメディ を研究しました!(深度0⇒1
インパクト を研究しました!(深度0⇒1
クリエイト:ジャイアントフィスト を研究しました!(深度0⇒1

マジックミサイル を習得!
レイ を習得!
ブロック を習得!
フェイタルポイント を習得!
コンセントレイト を習得!
ライトジャベリン を習得!

◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!






サクモ(1057) を入手!
サクモ(1057) を入手!
ミーシャ(1059)花びら を入手!
チヨミ(1238)花びら を入手!
サクモ(1057)毒牙 を入手!
ユウ(1049)毒牙 を入手!
ユウ(1049)毒牙 を入手!
サクモ(1057)毒牙 を入手!






次元タクシーに乗り カミセイ区 H-4:チェックポイント《森の学舎》 に転送されました!
ドライバーさん
「・・・はい到着ぅ。気をつけて行きな。」


カミセイ区 I-4(草原)に移動!(体調30⇒29
カミセイ区 J-4(草原)に移動!(体調29⇒28
カミセイ区 J-5(草原)に移動!(体調28⇒27
カミセイ区 K-5(草原)に移動!(体調27⇒26
カミセイ区 L-5(森林)に移動!(体調26⇒25

採集はできませんでした。
   - ユウ(1049) の選択は カミセイ区 H-4:チェックポイント《森の学舎》(ベースキャンプ外のため無効)
   - サクモ(1057) の選択は チナミ区 H-16:チェックポイント《瓦礫の山》(ベースキャンプ外のため無効)
   - ミーシャ(1059) の選択は チナミ区 H-16:チェックポイント《瓦礫の山》(ベースキャンプ外のため無効)
   - チヨミ(1238) の選択は チナミ区 H-16:チェックポイント《瓦礫の山》(ベースキャンプ外のため無効)

MISSION - 未発生:
   - ユウ(1049) の選択は カミセイ区 H-4:チェックポイント《森の学舎》(ベースキャンプ外のため無効)
   - チヨミ(1238) の選択は カミセイ区 H-4:チェックポイント《森の学舎》(ベースキャンプ外のため無効)







>> これまでのあらすじ


[770 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[336 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[145 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[31 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型



―― Cross+Roseに映し出される。

 

 

 


白南海
「うんうん、順調じゃねーっすか。
 あとやっぱうるせーのは居ねぇほうが断然いいっすね。」

白南海
「いいから早くこれ終わって若に会いたいっすねぇまったく。
 もう世界がどうなろうと一緒に歩んでいきやしょうワカァァ――」


 

カオリ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、橙色の着物の少女。
カグハと瓜二つの顔をしている。

カグハ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、桃色の着物の少女。
カオリと瓜二つの顔をしている。



カグハ
「・・・わ、変なひとだ。」

カオリ
「ちぃーっす!!」


チャット画面に映し出されるふたり。

 


白南海
「――ん、んんッ・・・・・ ・・・なんすか。
 お前らは・・・あぁ、梅楽園の団子むすめっこか。」

カオリ
「チャットにいたからお邪魔してみようかなって!ごあいさつ!!」

カグハ
「ちぃーっす。」

白南海
「勝手に人の部屋に入るもんじゃねぇぞ、ガキンチョ。」

カオリ
「勝手って、みんなに発信してるじゃんこのチャット。」

カグハ
「・・・寂しがりや?」

白南海
「・・・そ、操作ミスってたのか。クソ。・・・クソ。」


 

 

 


白南海
「そういや、お前らは・・・・・ロストじゃねぇんよなぁ?」

カグハ
「違うよー。」

カオリ
「私はイバラシティ生まれのイバラシティ育ち!」

白南海
「・・・・・は?なんだこっち側かよ。
 だったらアンジニティ側に団子渡すなっての。イバラシティがどうなってもいいのか?」

カオリ
「あ、・・・・・んー、・・・それがそれが。カグハちゃんは、アンジニティ側なの。」

カグハ
「・・・・・」

白南海
「なんだそりゃ。ガキのくせに、破滅願望でもあんのか?」

カグハ
「・・・・・その・・・」


 


カオリ
「うーあーやめやめ!帰ろうカグハちゃん!!」

カオリ
「とにかく私たちは能力を使ってお団子を作ることにしたの!
 ロストのことは偶然そうなっただけだしっ!!」

カグハ
「・・・カオリちゃん、やっぱり私――」

カオリ
「そ、それじゃーね!バイビーン!!」


チャットから消えるふたり。

 

 

 


白南海
「・・・・・ま、別にいいんすけどね。事情はそれぞれ、あるわな。」

白南海
「でも何も、あんな子供を巻き込むことぁねぇだろ。なぁ主催者さんよ・・・」


チャットが閉じられる――












廃病院の地下から囁く声
ENo.1049
ユウ
ENo.1057
サクモ
ENo.1059
ミーシャ
ENo.1238
チヨミ
ハザマに生きるもの
大蛇
ゴブリン
大蛇
ダンボールマン




315 536


1st
大蛇


2nd
大蛇





6th
ゴブリン



8th
ダンボールマン

















廃病院の地下から囁く声
ENo.1049
ユウ
ENo.1057
サクモ
ENo.1059
ミーシャ
ENo.1238
チヨミ
侵攻災害区域
ENo.135
『異形』
ENo.313
ネルヴァリオ
ENo.483
『柩狼』
ENo.809
アイリス




126 326















ENo.1049
大鳥 悠
大鳥 悠(おおとり ゆう)
17歳 / 176.5cm / 62.8kg

ツクナミ区にある男女共学・3学期制の公立高校、相良伊橋(そうらいばし)高校に通う2年生。2年1組所属。

1年生のある日、謎の男にもらったクリスマスプレゼントが原因で、血が不思議な力を発する結晶になっていくという難病にかかってしまう。

この血の結晶(以下血晶)を求めて怪物や謎の組織から狙われるようになってしまった。

怪物に襲われ、右腕、左足を失い焼け死にそうになった所を考古学者を名乗る男に救われ、辛うじて一命を取り留める。腕と足を取り戻す為、闇医者に紹介され、改造手術を受けることに。義手、義足
を手に入れる。

血晶の力に引き寄せられた悪魔を倒したことで、逆に悪魔に取りつかれ、契約することに。

契約した悪魔から力を借り受け、結晶化する血をエネルギーに、改造された体を武器に、なんとか普通の生活をするのが当面の目標。

考古学者を名乗る男のアジトを拠点に、闇医者に色々と師事しながら変わっていく自分の肉体と精神と向き合い、生きる道を模索する。

異能「鋼の意思」
どんな不幸にあってもめげない。
どんな状況にあっても前を向ける。
本人が気づいていない生来の異能。

異能「超再生」
寄生虫によってもたらされた異能。
宿主は超人的な再生力を得る代わりに血管が詰まって死ぬ。
後天性の異能

異能「悪魔との契約」
悪魔と契約したことによって異能を奪い、集める力を得る。
ただし集めれば集めるほど人間ではなくなっていく。
後天性の異能
25 / 30
25 PS
カミセイ区
L-5
行動順4【特攻】AT・DX↑
12390
450







【うちの子】貸し借りOKコミュ
3
チキンレース
21
相良伊橋高校
3
毎更新必ず何かしらやらかす
10





Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1毒牙素材20[武器]猛毒15(LV30)[防具]反毒15(LV30)[装飾]耐疫15(LV25)
2防弾ベスト装飾110風柳15体力10
3不思議な装飾装飾10
4鋼鉄の義手武器30攻撃10【射程1】
5鋼鉄の義足防具30防御10
6美味しい草食材10[効果1]治癒10(LV10)[効果2]充填10(LV20)[効果3]増幅10(LV30)
7石英素材15[武器]光纏10(LV20)[防具]加速10(LV30)[装飾]地纏10(LV25)
8鋼鉄の義手:追加武装/粘着弾武器45列撃10【射程3】
9指ぬきレザーグローブ装飾90舞盲10
10鋼鉄の義足:超硬スパイク追加装備防具67防御10
11花びら素材10[武器]混乱10(LV25)[防具]舞魅10(LV10)[装飾]祝福10(LV20)
12鋼鉄の義足:バネ刃追加装備防具82反護15火纏10
13ネジ素材15[武器]貫撃10(LV25)[防具]地纏10(LV25)[装飾]舞乱10(LV25)
14すごい木材素材30[武器]攻撃20(LV40)[防具]敏捷20(LV40)[装飾]回復20(LV40)
15駄石素材10[武器]体力10(LV20)[防具]防御10(LV20)[装飾]幸運10(LV20)
16駄石素材10[武器]体力10(LV20)[防具]防御10(LV20)[装飾]幸運10(LV20)
17毒牙素材20[武器]猛毒15(LV30)[防具]反毒15(LV30)[装飾]耐疫15(LV25)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術15身体/武器/物理
魔術15破壊/詠唱/火
幻術10夢幻/精神/光
解析10精確/対策/装置
付加50装備品への素材の付加に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5050敵:攻撃
ピンポイント5050敵:痛撃
クイック5050敵:3連撃
ブラスト5050敵全:攻撃
ヒール5050味傷:HP増
ドレイン5050敵:攻撃&味傷:HP増
ペネトレイト5050敵貫:痛撃
スイープ5050敵列:攻撃
決2ストライク5050敵:攻撃+自:連続減
決3ティンダー5050敵:火撃&炎上
ウィンドカッター5050敵3:風撃
決3ライトニング5050敵:精確光撃
決3アサルト5050敵:痛撃+自:連続減
決3クリエイト:タライ5050敵:攻撃&混乱
エチュード50120味全:DX増(4T)
決3リフレクション5050自:反射
決3プリディクション50120味列:AG増(3T)
レッドショック6080敵:3連鎖火撃
エアブレイド50100敵列:風撃
サンダーショット5080敵貫:光撃&麻痺
デアデビル5060自:HP減+敵傷4:痛撃
クリエイト:シールド52200自:DF増+守護
マーチ60100味全:AT増(4T)
コンテイン5050敵列:精確攻撃&次与ダメ減
フィジカルブースター50180自:MHP・DX・自滅LV増
エアブラスト5050敵全:風撃
サンダーボルト5080敵痺:光痛撃&麻痺
アリア520自:SP・次与ダメ増
クリエイト:ダイナマイト50120自:道連LV増
マジックミサイル5070敵:精確火領撃
フラッシュ50120敵全:盲目
クリエイト:グレイル6070味傷:精確光撃&HP増&祝福
レイ5030敵貫:盲目
クリエイト:チェーン50100敵3:攻撃&束縛+自:AG減(1T)
ミラー&ミラー50100味傷:HP増+反射状態なら反射
決3チャージ50100敵:4連鎖撃
ファイアボルト50100敵貫:火痛撃
アゲンスト50120敵貫:風領撃&DX減(2T)
ディム5050敵:SP光撃
ブロック5080自:守護+DF増(2T)+味傷:護衛
デストロイ50100敵:守護減+火痛撃
パリィ550自:AG増(2T)+SP増
ムーンサルトプレス50120敵:光撃&MSP減
フェイタルポイント5080敵:精確痛撃
マインドボム51100敵:SP火撃
コンセントレイト5030自:次与ダメ増
ライトジャベリン50150敵貫3:光痛撃
決2イレイザー50100敵傷:攻撃
ディバインランス50150敵傷:光痛撃&朦朧&自:朦朧
ブレイクダウン50140自:連続減+敵:光撃&敵全:火撃
決2ハードブレイク51120敵:攻撃
イグニス50120敵傷3:火領撃
スカーレットスキュア50180敵列:火痛撃

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
鋼鉄の義手
(猛攻)
650【戦闘開始時】自:AT・DX増
鋼鉄の義足
(堅守)
650【戦闘開始時】自:DF・AG増
悪魔の契約
(攻勢)
550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
悪魔の契約
(守勢)
550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
悪魔の契約
(献身)
550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
超再生
(太陽)
550【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
超再生
(隠者)
650【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
悪魔の契約
(精神変調耐性)
530【戦闘開始時】自:精神変調耐性増
悪魔の契約
(瑞星)
530【クリティカル後】自:反射
火の祝福550【戦闘開始時】自:魔術LVが高いほど火特性・耐性増
光の祝福550【戦闘開始時】自:幻術LVが高いほど光特性・耐性増
獄炎陣550【ターン開始時】自:前のターンのクリティカル発生数だけD6を振り、2以下が出るほど獄炎LV増
最大EP[20]




被研究カード名/スキルEPSP説明
ぶれいく
(ブレイク)
050敵:攻撃
APRIL
(ファーマシー)
0110味傷:HP増+肉体精神変調減
命の渇望
(ドレイン)
050敵:攻撃&味傷:HP増
鬼焼き改
(レッドショック)
080敵:3連鎖火撃
決2
ナックルダスター
(ハードブレイク)
1120敵:攻撃
熱狂
(インスージアズム)
0120敵4:風撃+自:重傷なら連続増
カタメ
(タイムリーバー)
010自:混乱+瞬発LV増





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 2 ]マーチ[ 1 ]クイックレメディ[ 1 ]ヘイルカード
[ 1 ]ワンオンキル[ 2 ]アクアヒール[ 1 ]クレイジーチューン
[ 1 ]ヒートイミッター[ 1 ]イグニス[ 1 ]インパクト
[ 1 ]ブレイブハート[ 2 ]五月雨[ 1 ]コールドウェイブ
[ 1 ]ファーマシー[ 1 ]デアデビル[ 1 ]クリエイト:ジャイアントフィスト
[ 1 ]アンダークーリング[ 1 ]ハードブレイク[ 1 ]アサルト



PL / Ranarou