［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

「――、――んり、……杏里、大丈夫か？」

透司先輩の声で、ぼくは意識を引き戻された。
夢の中から急に起こされたような感覚。
気が付くとすぐ隣で、透司先輩がぼくの肩を揺さぶっていた。

「あっ、うん、ゴメンね、ぼーっとしてたかも。　うん、ダイジョーブ」

顔を上げて手を振ってみせると
透司先輩の肩越しに、心配そうな顔のガガミネカイチョーと、牡丹の顔も見えた。



そうだった、今ぼくはハザマに来てるんだった。
瓦礫があちこちに転がる道を、南に南にと歩いてきたはずだったけど、
気付いたら一番最初の場所（みんなはベースキャンプって呼んでた）に戻って来ていた。
正直、CrossRoseの通信をしてから、どこをどう歩いて、戦って、戻って来たのかあまり記憶にない。
きっとセンパイたちが上手くやってくれたんだと思う。
何もしなかったんじゃないかって不安になって、透司先輩に「ぼく、ちゃんと戦えてた？」って聞いたら
「別にいつも通りだったけど」って言われた。人間、無意識でもやれるんだなって思った。


次は強い生き物と戦わないといけないそうで。ぼんやりしてちゃだめだ。
制服のポケットに手を入れると、指先につるりとした硬い感触が当たった。
これは緑のガラス片。ぼくが子供の頃拾った宝物。なぜかハザマにも持って来ていた。




石造りの建物に挟まれた、石畳の細い路地が迷路のように入り組んで昼の強い日差しを遮っている場所。
ぼくがこのガラス片を拾ったのは、とある外国の街だった。
縁は丸く摩耗していたけど、表面は滑らかで、おひさまにかざすと石畳に緑の光が落ちるそのガラス片がとても美しくて、ぼくはこれをすぐに持って帰って、きれいに洗って部屋の宝物入れに仕舞った。

ある日、この街で出来た数少ない友達と話している時にこのガラス片の話になった。
とってもキレイなんだよと自慢するぼくに、友達は自分もそれを見てみたい、と言い出して。
もちろんいいよと、次に遊ぶ日にそれを持って来ることを約束した。

ガラス片を見せて、友達が驚く顔が楽しみだ。
わくわくしながら家に帰ったぼくを待っていたのは、お父さんの転勤の話。
つまり、引っ越しの話だった。
次の日からすぐに始まった引っ越しの準備で、ぼくは約束の日に、友達が待つ場所へ行けなかった。
合間を見て、別の日に何度かその場所へ行ってみたけれど、引っ越しの日までついに友達には会えなかった。


そして引っ越し当日。車に荷物を積み込んで空港へ向かう時間になり、
ぼくは少しの間暮らした家を後にした。
ようやく慣れてきた街並みを眺めていると、一瞬、その友達が見えた。
友達はこちらに向けて何かを言っているようだった。
車の窓を開けて話そうとしたけれど、すぐにお母さんに制止されて。
ぼくらの交流は、それっきりになってしまった。






あの日のぼくのことを、あの子は今でも怒っているだろうか。
約束を破って、逃げ出した卑怯者と、許さないでいるだろうか。

もう一度、彼に会いたい。　会ってあの日の事を謝りたい。
けれど、それはぼくが謝ってすっきりしたいだけなのかもしれない。
自分のためだけに、あの子に会いたがっているだけなのかも。

会えないままの方がいいんだろうか。
その方が、あの子も嫌な思い出を思い出さずに済むのだろうか。
それも自分が楽でいるための欺瞞に思えてくる。





ぼくはもう、ぼくのやりたい事すら信じられない。













今あの子がぼくを、卑怯者だと詰って、責めてくれればいいのに。
約束を守らず、逃げ出したずるいやつだと指差して、罵ってくれたらいいのに。

ENo.223 兎乃 とのやりとり


ENo.546 不幸喰らい とのやりとり


ENo.847 四葉 とのやりとり


ENo.885 産姫 とのやりとり


ENo.1223 アンジー とのやりとり

ItemNo.6 やや焦げからあげ を食べました！
　体調が 0 回復！（30⇒30）
　今回の全戦闘において 器用10 敏捷10 耐疫10 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

守護者の姿が消え去った――

　

　

六角形の柱から天に向け、赤色の光柱が立つ。

どうやら次元タクシーで行けるようになったようだ。

具現LV を 10 DOWN。（LV10⇒0、+10CP、-10FP）
料理LV を 5 DOWN。（LV35⇒30、+5CP、-5FP）

領域LV を 15 UP！（LV0⇒15、-15CP）
合成LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）

ガガミネ(181) により ItemNo.10 不思議な石 から防具『熾盛天晴学園制服』を作製してもらいました！
　⇒ 熾盛天晴学園制服／防具：強さ35／［効果1］防御10 ［効果2］－ ［効果3］－

ガガミネ(181) の持つ ItemNo.6 から料理『フルーツサラダ』をつくろうと思いましたが、食材じゃないことに何とか気づけました。

U・D(1203) とカードを交換しました！

ストライク （ストライク）


イレイザー を研究しました！（深度1⇒2）
アイシクルランス を研究しました！（深度2⇒3）
ハードブレイク を研究しました！（深度0⇒1）

リフレクション を習得！
ヘイルカード を習得！
ノーマライズ を習得！
ピュリフィケーション を習得！
ガーディアン を習得！
スノードロップ を習得！
ツインブラスト を習得！
治癒領域 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

杏里(978) は 毛 を入手！
ガガミネ(181) は ボロ布 を入手！
牡丹(433) は 毛 を入手！
ガガミネ(181) は 毛 を入手！
杏里(978) は 皮 を入手！
杏里(978) は 皮 を入手！
ガガミネ(181) は 皮 を入手！
杏里(978) は 皮 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
牡丹(433) のもとに 大黒猫 が軽快なステップで近づいてきます。
牡丹(433) のもとに 歩行軍手 が泣きながら近づいてきます。

次元タクシーに乗り チナミ区 H-16：チェックポイント《瓦礫の山》 に転送されました！


ガガミネ(181) に移動を委ねました。

チナミ区 H-15（道路）に移動！（体調30⇒29）
チナミ区 I-15（沼地）に移動！（体調29⇒28）
チナミ区 J-15（道路）に移動！（体調28⇒27）
チナミ区 K-15（道路）に移動！（体調27⇒26）
チナミ区 L-15（草原）に移動！（体調26⇒25）

採集はできませんでした。
　　 - 透司(304) の選択は チナミ区 H-16：チェックポイント《瓦礫の山》（ベースキャンプ外のため無効）
　　 - 牡丹(433) の選択は チナミ区 H-16：チェックポイント《瓦礫の山》（ベースキャンプ外のため無効）
　　 - 杏里(978) の選択は チナミ区 H-16：チェックポイント《瓦礫の山》（ベースキャンプ外のため無効）

MISSION - 未発生：
　　 - 透司(304) の選択は チナミ区 H-16：チェックポイント《瓦礫の山》（ベースキャンプ外のため無効）
　　 - 牡丹(433) の選択は チナミ区 H-16：チェックポイント《瓦礫の山》（ベースキャンプ外のため無効）
　　 - 杏里(978) の選択は チナミ区 H-16：チェックポイント《瓦礫の山》（ベースキャンプ外のため無効）

［625 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［223 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　





　




チャット画面にふたりの姿が映る。

　











　

　

　









　








ノウレットから遠く離れる白南海。




　

　

　















遠く離れた白南海を手招く。

　

　

　







　

　

　

チャットが閉じられる――