
[Side:A]
自分は愛されて育ったほうだ。
一人っ子の自分は、地主の息子として丁寧に育てられた。
一通りの教育を受け、両親の愛情を独り占めにし、惜しみない金品を与えられて自分と言う人間ができた。
そんな自分ができることと言えば、その愛に応えること。期待に背かないこと。立派な跡取りになること。
そのくらいだろうか。
一般的に成功した方だと思う。大人になった自分は、いわゆる成功者と言われる部類に位置する人間になった。
ただ、一点どうにもならないことがあるけれど。
立派な大人にはなれたろう。だけど、跡取りとしては全然だめだ。
子供の時は、きっと“普通に恋愛して普通に出会い普通に結婚する”と思っていた。
でも普通と言うのは難しいもので、自分も色々と苦労したが、この一点だけはどうにもならない。
自分は異形の顔をしているらしい。
そう気づいたのはいつだったか。
少年の時分には既にそのことに気づいていた。でも、今ほどではなかった。
成長するにつれておかしいと思い知らされた。自分は“普通ではない”と思い知らされた。それに呼応するように『この眼も普通ではなくなっていった』。
せっかく愛されたのに。せっかくここまで生きて来たのに。
理不尽だ。親の愛の結晶が、どうしてそんなことになるんだ。自分が何をしたって言うんだ。どんな理由があるっていうんだ。
そう、色々考えた。だけれど、考えたところで何も変わらないし、鏡の中の自分は変わらず恐ろしい顔をしている。
先日、彼女にフラれた。そう、恐ろしいと言われて、耐えられないからと縁を切られた。
そうだろうな、と自分も思った。だってオレだって怖いよ。
だから平気だというわけじゃないけれど、何度目かのそれにため息をついて、友人に愚痴を言って。
仕方がないと、そう言い聞かせたはずなのに。
「この眼は異常だ。何か普通ではない、異能とかそういうものだ」
本当はそうではなかった?
これはなんとかできることだった?
今までオレが苦悩してきたことは?
この耐えがたい苦痛は?
今まで耐えてきた意味は?
オレさ、疲れちゃったよ。
せっかく頑張ったのにさ、徒労だったかもしれないって。
もっと、単純だったらいいのにな。もっとさ、白黒はっきりしてて、全部わかりやすく決まってればよかったのに。
だからさ、なあ。
そういうの、面倒くさい事全部なかったことにしちゃってさ。
全部全部、もっと簡単に考えよう。
合成LV を
5 DOWN。(LV5⇒
0、+5CP、-5FP)
制約LV を
5 UP!(LV0⇒
5、-5CP)
料理LV を
10 UP!(LV20⇒
30、-10CP)
ItemNo.6 不思議な食材 から料理『
ありあわせ』をつくりました!
⇒ ありあわせ/料理:強さ40/[効果1]器用10 [効果2]敏捷10 [効果3]耐疫10/
特殊アイテム
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ネリネ 「料理苦手なんだよなあ」 |
ItemNo.3 不思議な装飾 に ItemNo.9 毛 を付加しようとしましたが、LVが足りないようです。
ItemNo.1 不思議な武器 に ItemNo.4 不思議な牙 を付加しようとしましたが、LVが足りないようです。
ケムルス(719) とカードを交換しました!
旅の魔術師シェリアル(復刻版)
(ファイアボルト)
ムーンサルトプレス を研究しました!(深度0⇒
1)
ムーンサルトプレス を研究しました!(深度1⇒
2)
ムーンサルトプレス を研究しました!(深度2⇒
3)
アサルト を習得!
デアデビル を習得!
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